ITSを疑う

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警視庁が安全走行支援システムの実証実験

2006年09月20日 | ITS
警視庁交通管制課は都内4カ所で安全走行支援の実証実験をする

これは、首都高速参宮橋カーブで行われている実証実験と同じように、VICSの光ビーコンを利用して見通しの悪い前方の状況などをナビゲーション画面に表示する、というやつだ。

参宮橋実験についても以前から否定的な意見を述べてきた。簡単に言えば、わざわざそんなことしなくても、単純に路側の電光表示をつかえばすべてのドライバーに注意喚起できるはずだ、というのが私の論旨だ。

さて、今回の警視庁の実験でどうしても理解が出来ないのは、国会前の横断歩道である。(写真の左側にある二ヶ所の横断歩道のどちらかだろう)
カーブ先の危険な横断歩道で実験する、ということらしいが、いったいなにを馬鹿なことを言っているのだろうか。危険だと認識しているなら、今すぐ信号をつけるべきではないのか!

実験中に、VICSの付いていない車が歩行者をはねて死亡させたらどうなるのか。警視庁は「支援システムの有効性が見事に確認された」とでも発表するのだろうか?


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