ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

夏野剛氏のApple Watch評

2015年06月10日 | モバイル・ウエアラブル

東洋経済オンライン「夏野剛のググっても絶対出ないハナシ」 Apple Watch、使い倒して分かった強みと弱点

読んでいただくとわかるが、強味は「時計機能」、「デザイン」と「UI」。弱みは「別に必要ない」「腕がつかれるので長く使えない」。氏もかなり厳しい見方をしてるということになる。いうまでもなく、時計機能なら時計のほうがいいし、デザインは好みの問題。四角い時計という制約の中ではかなり頑張ってきれいに作ったとは思うが、私はこのデザインの時計はいらない。また、UIがいくら良くても使うアプリがなければ意味がない。

とりあえずの結論として、UIはいいんだからこの先キラーアプリが出れば、というようなことになっているのだが果たしてあるのだろうか。ポケットからiPhoneを取り出す以前に即座に確認しなければならない情報を表示する、というニーズがそれほどあるとは思えない。

氏は「iPadとの連携」に可能性があるといっている。これは当然の話で、取り出すのに手間がかかる大型画面の母艦に対する腕時計型の表示器ならば意味がある。

私も2014年1月のエントリーで同じことを書いているのでご一読ください。 ウェアラブルについて思うこと