みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ミリキャスト・バトルフィールドのチャーチルMk.9/10/11

2008年04月12日 16時11分34秒 | AFV(英・チャーチル)
 またチャーチル戦車の話に戻ります。ミリキャストのバトルフィールドシリーズのチャーチル、先日Mk.7の車体と砲塔の写真を掲載しました。今度は全体の部品構成をご覧いただくために、同じバトルフィールドシリーズの新製品BB84「Mk.XI/X/XI」の写真を見てみましょう。ご覧のとおりで、かなり一体化された部品構成になっています。ミリキャストの従来製品と比較すると、部品がずいぶん少なくなっています。
 車体、砲塔、それに前部泥よけ、機銃、操縦手バイザー、スモークディスチャージャー、それに主砲。それだけです。ハッチが二枚見えますが、これは小さい袋に詰められて折れていたもので、本来は砲塔と一体成形の装填手ハッチです。主砲は三種類、6ポンド砲、75ミリ砲、95ミリ砲が入っていて、Mk.9/10/11を作り分けられるようになっています。
 ここで、チャーチルの強化型についておさらいしてみましょう(以前ブログで整理したんですが、私も記憶が曖昧に…)。Mk.9/10/11はいずれもMk.4/5/6の再生車輌で、新造されたものはありません。すでに配備されているMk.4/5/6にアップデートの改造を施して、Mk.7の仕様に近づけよう、というものです。Mk.9/10/11の共通点は車体と砲塔で、いずれもMk.4/5の車体にアップリケアーマーを装着して装甲を強化し、さらにこれにMk.7の新型砲塔を載せています。
 一方その相違点は武装で、
●Mk.9は6ポンド砲(つまりMk.3/4と同じもの)
●Mk.10は75ミリ砲(Mk.6/7と同じ、いわゆるQF=クイックファイアー・速射砲)
●Mk.11は95ミリ榴弾砲(Mk.5と同じもの、つまり近接支援用)
を、それぞれ装備しています。つまり、主砲のパーツが三本入っていれば、いずれのタイプも製作可能なんですね。


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