マタドールの改造パーツ
英国のマタドールというメーカーから、マッチボックスのチャーチルMk.IV AVRE用改造パーツが出ていたのをご存じでしょうか。現在でも通用するものとしては、写真のメタルパーツが挙げられます。何に使うか分かりますか? AVRE架橋戦車用の突撃橋を、中折れ状態にするためのパーツなんですね。写真右の上がマタドールのメタルパーツ、下がマッチボックスのプラパーツです。マッチボックスのキットをストレートに組むと、突撃橋をまっすぐ延ばしてこれから架橋しようとしている状態になりますが、このパーツをキットのものと置き換えると、橋を途中で折り曲げて構えている、戦車の移動中の状態にすることができるんです。写真の左半分の表紙イラストのようになるわけですね。ただキットの説明書きだけではワイヤーの張り方がいまひとつわかりにくいのが困ります。
マタドールからは他にも、マッチボックスのAVREを通常の戦車型にするためのパーツがいくつか出ていたようです。砲塔や車体のパーツを置き換えるんですね。今はエッシーのキットとそれに使う改造パーツ、あるいはミリキャストのフルレジンキットが揃っていますから、特にマッチボックスから改造する必要もないわけですが、まともなチャーチルのキットがマッチボックスしかなかった時代には貴重だったのでしょう。
英国のマタドールというメーカーから、マッチボックスのチャーチルMk.IV AVRE用改造パーツが出ていたのをご存じでしょうか。現在でも通用するものとしては、写真のメタルパーツが挙げられます。何に使うか分かりますか? AVRE架橋戦車用の突撃橋を、中折れ状態にするためのパーツなんですね。写真右の上がマタドールのメタルパーツ、下がマッチボックスのプラパーツです。マッチボックスのキットをストレートに組むと、突撃橋をまっすぐ延ばしてこれから架橋しようとしている状態になりますが、このパーツをキットのものと置き換えると、橋を途中で折り曲げて構えている、戦車の移動中の状態にすることができるんです。写真の左半分の表紙イラストのようになるわけですね。ただキットの説明書きだけではワイヤーの張り方がいまひとつわかりにくいのが困ります。
マタドールからは他にも、マッチボックスのAVREを通常の戦車型にするためのパーツがいくつか出ていたようです。砲塔や車体のパーツを置き換えるんですね。今はエッシーのキットとそれに使う改造パーツ、あるいはミリキャストのフルレジンキットが揃っていますから、特にマッチボックスから改造する必要もないわけですが、まともなチャーチルのキットがマッチボックスしかなかった時代には貴重だったのでしょう。
そんじょそこらのチャーチルフリークとは
対象へのイレコミの深さがちがいます。
私敬服です!
このような製品が存在していたことなど
今日のいままで知りませんでした!
また、側面から正対した画像を掲載くださってありがとうございます。
さっそくスクラッチしてみます。
自分も、やはり折りたたんで渡河点までははこぶんだろうなー、
あるいは、ひし形の中央がジョイントで、
陸揚げまえは、ボルトで結合しないで互い違いに重ねて別に舟艇につんできて
作戦地域で展開する直前にくみたてるのだろうか?橋を前面に掲げておれば、被弾よけにもなっていいか?などとおもったり
いやいや、そんなことは、前方が見えなくなるから操行ができないはずだし・・・・
などと疑問に思っておりました。
いくらトラス ラーメン構造で軽量につくってあっても、あれだけの長さのものを正面に掲げて、よくもない地面を走行すれば
前後左右に揺さぶられて超危険でしょうし、
古今の架橋車両も、やはり折りたたんで積載し、渡河点で、油圧でブームを伸長して、
渡渉桁部を展開するものがほとんどですものね。
いやーまたも大変参考になる資料を
公開いただき感謝に堪えません。
次回は、折りたたんだ状態をゼヒ
制作してみたいと思います。
過分なるお褒め恐れ入ります。それほど網羅的に集めたりしているわけではないので、お恥ずかしい…。たまたま手持ちのものでいろんなバリエーションを作ってみようと思っているだけなんですよ。
確かに突撃橋はどの時点で展開するのか、揚陸艦上では既に装着していたのか、操縦手はちゃんと前が見えたのかなど、考えるといろいろ気になってきます。正直そこまで考え至っていませんでした。さすがに陸上堂殿はAVREを作り込んでおられるだけありますね。ノルマンディー上陸作戦では、たぶん突撃橋をチャーチルの前に装着した状態で揚陸艦に搭載したんだと思います。上陸直後の海岸で装着の作業を行う余裕はないと思われるからです。そして前進時は誰かが車体の上に出て操縦手を誘導したのではないでしょうか。その辺もうちょっと調べてみます。さらに海岸から防波堤を越えて内陸部へ上がるには、橋を運んで架けるのではなく、砲塔を廃止した車体自体を橋にして、他の車輌に自分の上を登らせるARKという車輌も使ったようですね。
突撃橋の運搬方法や展開方法については、次のブログでいくつか画像を挙げようと思っていますので、お待ち下さい。
おいでです。
拙者などかないません。
私のチャーチル制作上の座右の銘は
もう40年もまえの中学時代にこずかい2か月分(600円)つぎ込んで買った
サンケイ第2次大戦ブックスの 英米機甲師団発進せよ!(原題 Tank Forces)に収録のいまみると超プアーなイラストやモノクロの画質の悪い記録写真カット、
それとタミヤパチ特別冊資料集の チャーチル戦車写真集です(こいつは買って当たりだったです、ガキだった拙者には通販の400円はドキドキもんの投資でした。はずかしながら1ヶ月の小遣いはたった300円 通販で、・・・通販でなくとも 勉強に関係ないもの とくにプラモデルなんかに関係したものに金をつかおうものなら ほぼいまなら「虐待」にちかいような体罰が待っていた・・・)もう表紙も センタフォルドのとこから真っ二つにちぎれちゃって、それくらいぼろぼろになるまで参照し倒しました。
これと第2次大戦各国陸軍小火器写真集と、ww2ドイツ軍戦場写真集の1,2巻の4冊はT宮が発行したパチ特別冊中でも史料価値の高い傑作といまでも座右の書として、こまると戻って参照する リファレンスブックになっちょります。
いやー、ほんとそういやチャーチルにも
タレットとっちゃって、タイコ橋みたいな、車両を渡してやる走路桁を車体上面に2列装着された、ARK特装車両ありましたよね!!さすが管理人様はよく見ていらっしゃるなー!!
資料画像アップ期待してます!!
ああ、ありました、ありました!
本棚の奧から引っ張り出してみると…
120ページにチャーチルのイラストが載っています。これ、今にして思うと、Mk.IIIの初期型ですね。上部フェンダーは未装着で、砲塔のみ新型。
ついでに124ページの写真も有名です。よく見ると車体両側面の吸気口カバーが外れていますが、これは揚陸艦の幅に合わないので取り外していたんだそうですね。
タミヤの『チャーチル戦車写真集』もなつかしい。私最近古本屋さんで見つけて買ったんです。実にいい写真が載っていました。