みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ユニモデルのM4シャーマン直視バイザー付き その2

2008年11月03日 23時57分16秒 | AFV(米)
 さて、バリエーションのため別部品にされたバイザー周りを、車体にはめ込んで仮組みしてみました。左が直視バイザー付きのもの、右が直視バイザー廃止後の角張ったフードのものです。実際はどちらかを選ぶのですが、ここでは両方の写真を撮ってみました。いずれにせよこのままでは、車体パーツとの間にかなりの隙間が空くことが分かります。バイザー周りのパーツも、車体側の窪みも、どちらも抜きテーパーがかかっていますので、そのままではなかなかはまりにくい。これでも結構削ってからはめたのですが、きちんと馴染ませるには、さらに奥の方を削らなければならないようです。
 さらにきちんとはまったとしても、その合わせ目の処理には気を遣います。もっとも、シャーマンの前面傾斜装甲は、当初はフードや機銃マウントなどをブロックに分けて生産し、後で溶接して一枚にしたそうですから、実車でもその接合線が見える場合があります。だからこの合わせ目を完全に消さずに生かす、という手もあるわけです。ただその場合も、単にパーツの合わせ目が見える、というのでは格好悪いので、いかにも分割線でございます、と見えるように整えて、さらに機銃マウント周りの分割線も増やしてやらなければならないでしょう。もし合わせ目を消して平らにするならば、せっかくの直視バイザーを損傷しないように、慎重にやらなければなりません。また直視バイザーの無い方のフードには、見事なヒケがありますので、これもきちんと埋めてやらないといけません。
 この車体上部に関しては、全体的によく出来ている感じはしますが、こうした変則的な部品分割のおかげで、かなり手間は増えそうです。まあせっかくの直視バイザーつき車体ですから、慎重に組み立ててやりたいものですね。


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