みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ARTモデルのYak-36フリーハンド、キタ~!!

2009年08月09日 00時03分19秒 | 航空機(露・軍用機)
 ミグ15の機首の話の途中ですが、ウクライナのHobbyTerraからの荷物が届きました。待ってました、Yak-36垂直離着陸実験機「フリーハンド」です。
http://www.hobbyterra.com/product.asp?idProduct=1981
メーカーはARTモデル。1/72でF8F-2ベアキャットやBlohm und Voss 155V2を出していたところですね。日本での輸入発売のアナウンスがなかったので、HobbyTerraに発注しました。でも今見たらバウマンに予告が出ていました。
 さて、パーツを見ると、うん、なかなかいい感じです。透明部品は、やや厚めだけど良好。で、意外なことに、一部パーツはレジン製でした。ジェットノズル、ロケット弾ポッド、射出座席、それに脚の一部がレジン製です。インジェクションパーツでは細かく再現繪出来ないパーツがレジンになっているわけでして、これは歓迎すべきことでしょう。
 脚のパーツはレジンの色が白で、非常に細いので、うっかり見落とすところでした。あぶない、あぶない。ロケット弾ポッドは、旧ソ連がよくやったテですが、実験機やプロトタイプにわざとらしくぶら下げて、いかにも実戦配備したかのように見せる、というやつです。まあそれほどのつもりではなくて、単なるアクセサリーだったのかもしれませんが…。いずれにせよ、フリーハンドと言えばロケット弾ポッドというイメージですね。パーツの発射口は綺麗に抜けています。でも後端は発射ガスを逃がすための穴になっているので、湯口をカットした後で加工しなければなりません。
 ジェットノズルは非常によく出来ています。しかし欲を言えば、せっかくのレジンパーツだから、もうちょっと奥まで出来ているとよかったかな、と。機体パーツとの合いは、まだ確かめていません。K-36射出座席は、NeOmegaのパーツに似た感じで、これもよく出来ています。
 Yak-36フリーハンドと言えば、以前「赤とんぼワークス」さんから名作レジンキットが出ていました。最近になって、アニグランドからも出ました。ついでにYak-141フリースタイルも…。こんな実験機がインジェクションキットでやっと出たわけですから、うれしいことです。AモデルのYak-38フォージャーと並べてやりたいものですね。