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平和のための名言集ー早乙女勝元さん

2012-09-19 22:52:04 | 平和・9条

西伊興在住の作家、早乙女勝元さんが「平和のための名言集」を出版されました。平和の糧となるような名言・名句を一日一言として一年365ページに収め、その言葉を発した人となりの解説をつけて一冊にしたものです。

 

武器でなく言葉を持とう

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」

                         宮沢賢治

「一人を殺せば残忍な殺人者であり、100万人殺せば英雄だ」 

                         チャップリン

表紙に掲載されている言葉ですが、平和を願うすべての人へ贈る珠玉の一冊です。

出版 大和書房 定価1800円 です。

 


ツイッター議員のコミュニケーション講演会

2012-09-16 23:28:01 | パソコン・IT関連

昨日、「ツイッター議員のコミュニケーションー定量分析からの考察」と題する講演会に参加しました。主催したのは株式会社「きかんし」で区議団のホームページを管理している会社です。

講演とシンポジウムでしたが、時間がなかったので、講演のみ参加しました。講演したのは西田亮(Ryosuke NISHIDA)立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授でほかにも、東洋大学・学習院大学・デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師など務めています。

西田亮教授は「ツイッター議員(ツイッターを使っている国会議員)というと、ツイッターを使って国民とやりとりしながら政治に関する新しい情報を積極的に発信していたり、新しい情報に対する感度の高い議員という印象があるかもしれません。ところが、ツイッター議員の中でおよそ半数はツイッターにおいて伝搬力をあまりもたず、同じく国民とのコミュニケーションもあまりしていないのが現状です。」と指摘しています。

議員には、伝搬力が弱いがコミュニケーションをしている議員、コミュニケーションはしていないが伝搬力がある議員、コミュニケーションをしていて伝搬力もある議員に分類することができます。それぞれのグループの議員についてより詳細な分析を行っています。

18ページに及ぶパワーポイントによるプレゼンテーションをしてくれたのですが、ネタバレになるので内容は差し控えさせていただきます。


そぶえ元希13区予定候補と街角演説会

2012-09-15 23:08:56 | 日本共産党・後援会

今日は地元3か所で街角演説を行いました。

西竹ノ塚1丁目には25名の聴衆が集まりました。私が大境公園に防災井戸、トイレ、太陽光LED照明の3点セットができますと話すと自治会の役員さんらが、出てきて大喜び「よく質問してくれた」と感謝されました。

はじめて共産党の演説に耳を傾けてくれる人もいました。

ライフ竹ノ塚店前では30名の聴衆がそぶえさんの訴えに耳を傾けてくれました。

演説後、そぶえさんが聴衆と握手していました。

今日は三か所で合計65名の街角演説会となりました。


高校・大学の無償化へ大きな前進

2012-09-14 23:38:23 | 教育・子ども

日本政府は13日までに、高校・大学までの段階的な無償化を定めた国際人権A規約(13条2項b、c)の適用を留保してきた問題で、「留保撤回」を閣議決定し、国連に通告しました。国民の運動や日本共産党のたたかいに押されたもので、日本は文字通り、中・高等教育の無償化を国際的にも迫られることになります。

 同規約は1966年に採択され、日本は1979年に批准しましたが、中・高等教育への「無償教育の漸進的導入」の規定については留保。締約国160カ国(2012年8月現在)のうち、留保しているのは日本とマダガスカルだけになっていました。外務省は、高校・大学の経済的負担の軽減策をあげて、「留保の撤回は可能と判断」したとしています。

 日本共産党は一貫して教育無償化を主張し、留保の撤回を求めてきました。2012年2月にも、宮本岳志衆院議員が衆院予算委員会で「無償で教育を受ける権利を保障するのが世界の常識だ」と同規約の留保を批判。玄葉光一郎外相は留保撤回を表明し、「準備が整い次第、速やかに行いたい」と答弁していました。

 国民の運動と論戦の成果

 宮本岳志議員の話 今回の政府の決定は、1979年の条約批准以来、30年以上にわたって営々と続けてきた学生、教職員、父母、国民各層の運動と、国会での日本共産党の論戦の重要な成果です。ともに喜びあいたいと思います。

 今後は、給付制奨学金の実現、大学の学費の無償化、私立高等学校の就学支援金の拡充などをすすめ、名実ともに留保撤回にふさわしい施策が実施されるよう、引き続き国民の運動と連帯して取り組みます。


平和と安全の都市宣言10周年記念講演会

2012-09-13 23:30:59 | 平和・9条

今日は足立区が2002年10月に制定した「平和と安全の都市宣言」の10周年を記念して講演会が開かれました。

 

記念講演を行ったのは国連広報センター広報官の妹尾靖子さんでした。長らくパレスチナ問題に携わってきた方で、イスラム社会やアラブ問題に詳しい方で、話の前半はパレスチナ問題にかかわった経緯を述べていました。

 後半は国連事務総長がめざしている核兵器のない平和な社会、国連の優先課題としての5年間の取り組みなどをプロジェクターを使って話されていました。

 最後に妹尾さんが参加者に配布した資料から事務総長のあいさつを紹介します。

広島平和記念式典における潘基文(パン・ギムン)国連事務総長あいさつ(和文)
2010年08月06日

広島の皆さま、こんにちは。おはようございます。

私たちは今、この神聖な場所に身を置き、自らの目で見て、感じ、吸収し、そして深く考えます。

私は初の国連事務総長として、この悲劇的な日から65周年を迎える平和記念式典に参加できたことを光栄に思います。そして今、深い感動に包まれています。

広島と長崎に原爆が投下された当時、私はまだ1歳でした。私がここで何が起きたのかを十分に把握したのは、しばらく後になってからのことでした。私は少年時代を朝鮮戦争のさなかに過ごしました。炎上する故郷の村を後にして、泥道を山中へと逃れたことが、私にとって最初の記憶の一つとして残っています。多くの命が失われ、家族が引き裂かれ…、後には大きな悲しみが残されました。それ以来、私は一生を平和のために捧げてきました。私がきょう、ここにいるのもそのためです。

私は、世界平和のために広島に参りました。

私たちは65年前に命を失った人々、そして、その一生を永遠に変えられてしまったさらに多くの人々に対して哀悼と敬意の念を表するため、一堂に会しているのです。命は短くとも、記憶は長く残ります。

皆さんの多くにとって、あの日はまるで、空を焼き尽くした閃光のように鮮明に、また、その後に降り注いだ黒い雨のように暗く、記憶に残り続けていると思います。私は皆さんに、希望のメッセージを送りたいと思います。皆さんの一人ひとりに、平和のメッセージを送りたいと思います。より平和な世界を手にすることは可能です。皆さんの力は、それを実現する助けとなります。被爆者の皆さん、あなた方の勇気と不屈の精神で、私たちは奮い立つことができました。次の世代を担う皆さん、若い世代の皆さん、あなた方はよりよい明日の実現に努めています。

皆さんは力を合わせ、広島を平和の「震源地」としてきました。私たちはともに、グラウンド・ゼロ(爆心地)から「グローバル・ゼロ」(大量破壊兵器のない世界)を目指す旅を続けています。それ以外に、世界をより安全にするための分別ある道はありません。なぜなら、核兵器が存在する限り、私たちは核の影に怯えながら暮らすことになるからです。

そして、私が核軍縮と核不拡散を国連の最優先課題に掲げ、5項目提案を出した理由もそこにあります。

私たちの力を合わせる時がやって来たのです。私たちには至るところに新しい友や同志がいます。最も強大な国々もリーダーシップを発揮し始めました。国連安全保障理事会でも、新たな取り組みが生まれています。また、市民社会にも新たな活力が見られます。ロシアと米国は新しい戦略兵器削減条約に合意しました。私たちは4月にワシントンで開催された核セキュリティーサミットで重要な進展を遂げることができました。その成果を踏まえ、次回のサミットが韓国で開催される予定です。

私たちはこの勢いを保たなければなりません。私は9月に国連本部で軍縮会議の取り組みを支援するハイレベル会合を招集する予定です。そのためには、核軍縮に向けた交渉を推し進めなければなりません。それは、包括的核実験の禁止に向けた交渉です。また、兵器用核分裂性物質生産禁止条約(カットオフ条約)に向けた交渉でもあります。また、被爆者の証言を世界の主要言語に翻訳するなど、学校での軍縮教育も必要です。地位や名声に値するのは核兵器を持つ者ではなく、これを拒む者であるという基本的な真実を、私たちは教えなければならないのです。

皆さん、

65年前、この地には地獄の炎が降り注ぎました。今日、ここ平和記念公園には、一つのともしびが灯っています。それは平和のともしび、すなわち、核兵器が一つ残らずなくなるまで消えることのない炎です。私たちはともに、自分たちが生きている間、そして被爆者の方々が生きている間に、その日を実現できるよう努めようではありませんか。そしてともに、広島の炎を消しましょう。その炎を希望の光へと変えようではありませんか。核兵器のない世界という私たちの夢を実現しましょう。私たちの子どもたちや、その後のすべての人々が自由で、安全で、平和に暮らせるために。

どうもありがとうございました。