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針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

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ラ・フォル・ジュルネ2013

2013-05-05 23:45:43 | 文化・芸術・映画

今年もラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンがやってきました。今年は「パリ、至福の時」がテーマでフランスとスペインの作曲家のみが対象ということでしたが、有料公演1つと無料のエリアコンサート2つを鑑賞しました。

午後2時から有楽町の交通会館1階の「オープンカフェ」エリアでフルートと弦楽器による四重奏を聞きました。新幹線が通るので雑音が入り残念でしたが、ハイライトシーンはビデオで紹介します。

午後2時30分から東京国際フォーラム前の「キオスク」ステージで女声合唱を聞きました。これもハイライトシーンを撮りました。

最後にAホールで3時から「パリとスペインのマリア―ジュ」を鑑賞しました。こちらは有料コンサートなので録音、録画禁止なのでハイライトシーンもありませんが素晴らしかったです。


あまり知られていない三國連太郎さんの一面

2013-04-17 23:55:54 | 文化・芸術・映画

俳優・三國連太郎さんが亡くなりました。享年90。日本映画界を支え続けた重鎮でした

▼何度かお会いする機会がありました。実際の三國さんは「釣りバカ日誌」の「スーさん」のような好々爺(こうこうや)。甘い物が好きでした。半面、心から嫌ったのは、権力。その反骨精神は筋金入りで、10代の頃、旧制中学の軍事教練が嫌で海外へ逃亡。捕まり中国に出征したものの、実弾を一発も撃たずに終戦を迎えました。自身はそんな自分を“不忠の民”と話していました

▼赤旗で繰り返し平和憲法への思いを語りました。必ず口にしたのはお孫さんのこと。「この子が大きくなった時、日本はどうなっているのか空恐ろしい気がします。あれだけの犠牲を出して構築した平和憲法だけは、守っていかなきゃいかんと思います」

▼「赤旗」創刊80周年の折には、こう激励してくれました。「『赤旗』にしても日本共産党にしても、人間主義という出発点が、本来の成り立ち…。『赤旗』は、その遺志を継いでおおいに本当の報道を伝えていただきたい」

▼役者も作品を通して生き方が投影される、というのが持論でした。1951年に木下恵介監督の映画「善魔」でデビュー。転機となったのは、家城巳代治(いえきみよじ)、山本薩夫、今井正といった独立プロの監督との出会いでした。3人の監督からは、「物づくりの良心、人生の羅針盤のようなものを学んだ」と語っています

▼それにしても、もう一度、お話を聞きたかった。今の改憲の動きを、どうみているか…。無念です。(しんぶん「赤旗」4/17潮流より)


「東京家族」が100万人

2013-02-09 23:47:45 | 文化・芸術・映画

先日、山田洋次監督の映画「東京家族」を見に行く前に小津安二郎監督の「東京物語」を観ました。山田監督の日本の映画100選に選ばれたとか。

ところで本日の「潮流」に紹介されていた「東京家族」を取り上げることにしました。

http://www.tokyo-kazoku.jp/

映画「東京家族」の観客動員数が100万人を突破し、興行収入も10億円をこえました。地味な作品の健闘ぶりに、配給元の松竹も期待通りと評価しています▼瀬戸内の小島に暮らす老夫婦が子どもに会うため東京へ。久しぶりに家族全員が顔をそろえたものの、都会で忙しく生きる子どもたちとだんだんすれ違いが―。ひとつの家族の姿を通し、現代社会がかかえる問題をあぶりだします▼老父役を淡々と演じた橋爪功さんは「一人ひとりの胸のなかに何かがストンと落ちる作品」といいます。ほぼ同年代の役。子どもたちはそれぞれ独立して、もう期待していないし、ある意味、人生をやり終えたという思いを抱いている、とその心情を語ります▼大家族から核家族、そして個々に生きる時代へ。家族の移り変わりは、日本社会の変化を映し出します。長時間労働で家族だんらんの時間がもてない。社会から置き去りにされた人たちの孤独死。他人とうまくつきあえない若者…▼「どこかで間違ごうてしもうたんじゃ、この国は」。映画のなかの主人公が叫びます。家族をテーマにして映画を撮ってきた山田洋次監督は「いま日本がいちばん考えなくてはいけないのは、ほんとうの幸せは何かということ」▼東日本大震災後の東京を描きたいと、山田監督は撮影をいちど延期しました。美しい瀬戸内海が映る。その向こうに祝島があって、その対岸は原発の建設予定地。「そんなことがあっていいのかと思いながら、ぼくたちはフィルムを回した」しんぶん「赤旗」2013.2.9より


レ・ミゼラブルのみどころ

2013-01-20 23:57:26 | 文化・芸術・映画

レ・ミゼラブルを観てきました。ついにシニア料金でみられることはうれしい反面、歳をとったのだという面は少し寂しい気もする。さて、映画の感想ですが、実は11年前にロンドンのミュージカルをみようと劇場に出かけたが、満席でチケットがとれず、「キャッツ」を観たことがある。しかも、ロンドンのミュージカルは労働者に配慮しているので、夜の公演は午後7時30分からで3時間を超えるこのミュージカルは終わるのが10時30分を過ぎてしまう。

前置きはさておき、公式サイトのイントロダクションではこの映画を次のように紹介しています。

愛、勇気、希望―世界が泣いた、永遠に語り継がれる物語

1985年の初演以来、ロンドンで27年間にわたり上演が続き、今なおロングラン記録を更新し続ける『レ・ミゼラブル』。世界43カ国、21カ国語に翻訳され、6000万人を超える観客を動員しているこの作品は、まぎれもなく世界で最も愛されているミュージカルの最高峰だ。

本作は、その舞台の興奮と感動を、超一級のキャストとスタッフの手によって丸ごとスクリーンに封じ込めて完全映画化。舞台版をこよなく愛するファンには歓びを、舞台を見たことのない観客には驚きを、そしてすべての人々に生涯忘れられない映画体験をもたらす至高の感動作だ。


原作は、文豪ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した大河小説。150年の時を経ても、現代の私たちにも通ずる物語は、格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀フランスを舞台に展開する。主人公のジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間投獄された男。仮釈放されたものの生活に行き詰まった彼は、再び盗みを働くが、その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、市長の地位に上り詰める。そんなバルジャンを執拗に追いかける警官のジャベール。

そして、不思議な運命の糸で結ばれた薄幸な女性ファンテーヌ。彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。そんな中、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発し、誰もが激動の波に呑まれていく…



自分を偽る生き方を強いられながらも、人としての正しい道を模索し、波乱万丈の人生を歩むバルジャン。彼の心の旅を軸に多彩な登場人物の運命が交錯するドラマは、絶望的な環境にあってもよりよい明日を信じ、今日を懸命に生き抜く人々の姿をリアルなまなざしで描き出す。~中略~

生きるのが難しい時代だからこそ輝きを増す人と人の絆。誰かのために生きることの尊さ。困難に立ち向かっていく勇気と、希望を持つことの大切さ。それらを高らかに謳いあげた『レ・ミゼラブル』― いまの私たちが心から欲し、共感できる映画がここにある。と結んでいる。今の世界と日本にも通じる映画でした。パリ・コンミューンの最後の場面には涙がとまりませんでした。

キャストでは主人公のヒュー・ジャクマンは「ニューヨークの恋人」で素敵な俳優でしたが、全編うたで語る映画なのでこんなに歌がうまいとは思いませんでした。アン・ハサウェイは名前がいい。シェイクスピアの妻の名前を芸名にしたのであると思われますが、貧困の中でついに身を売るという悲しい場面には憤りを感じました。

http://lesmiserables-movie.jp/

このサイトから予告編も見られます。


「善徳(そんどく)女王」の面白さー「ミシル」の存在

2013-01-18 23:54:01 | 文化・芸術・映画

韓国ドラマ「善徳(そんどく)女王」は2009年度のドラマで視聴率57%を韓国で記録したというものですが、昨年末からDVDを借りてみています。『宮廷女官 チャングムの誓い』や『朱蒙』を制作した脚本家・演出家を揃えており、ストーリーは見所満載です。

「善徳女王」の魅力は、ストーリーの面白さとしっかりしたキャラクターの個性です。とくにトンマンと敵対する悪女ミシル役のコ・ヒョンジョンには、表情ひとつでぞくっとするほどの威圧感を感じ、この女優さんは本当に演技が上手な人なんだなと思いました。

双子で生まれるがその誕生の凶事により侍女と宮中から逃れシルクロードの砂漠地帯で育つが、自分の父の手がかりを持つ男(国仙ムンノ)を探し朝鮮半島にたどり着いて紆余曲折がありながらも宮中の花朗(ファラン)となる。そして自分が王の子であることに気付き女王となっていくサクセスストーリー。

 


足立うたごえ祭典

2012-11-25 23:47:58 | 文化・芸術・映画

第34回あだちうたごえ祭典が西新井小学校で開催されました。区議団は未来を創る合唱団をつくり参加しました。

日本の国家にしたいと評判の「ふるさと」を合唱しました。

このほか、宇都宮けんじさんで「人にやさしい都政を」のうたごえを橋本のぶよさんが披露しました。また、障がい児の作業所である花畑作業所のみなさんの合唱は感動をよびました。

ビデオを見るには画像の再生ボタンか下記のアドレスをクリックして下さい。

http://youtu.be/aActLsEVpXQ

シンガーソングライターの島田順平さんのカントリーロードなどもビデオに収録しました。


西伊興嶋澄代さんの絵画展

2012-11-20 23:36:14 | 文化・芸術・映画

西伊興3丁目在住のアマチュア画家の嶋澄代さんが個展を開いたので行かせてもらいました。

これは入谷2丁目在住の阿久津稔さんが区民農園で栽培した「亀戸大根」です。泥がついたままの大根。見事に描いています。

 これも地元に咲いていたからすうりだそうです。

 

 嶋さんとはいつも、竹ノ塚駅西口で針谷みきお区政通信「ささのは」を配布しています。

 荒川放水路で釣ってきた「手長エビ」これも西伊興の清水市郎さんの作品を描いたものです。

 これは「花四景」となずけられた屏風です。作品は30点くらいありましたが、お客さんがたくさん来ていましたが、アマチュア画家とは思えない見事な個展でした。