昨日は『くじゅう高原の旅』で雷雨とヒョウに見舞われたお話をしました。
雨上がりの『ゆつぼ亭』の夕。
楽しみにしていたヒグラシの鳴き声を食事処の窓の向こうに聞きながら夕食を頂いた後、前庭を部屋へと戻る夜の空には冴えわたった細身の六日の月。
私が離れの部屋の玄関を開けようとした時、水場でペットボルに水を汲んでいた女房の「ホタルよ」と弾んだ声。
踵を返して水場に行き女房の指差す方に目をやるとチカチカと点滅するホタルの光。
誘われるようにその光の動く方向について行くと、ほの暗い山際の竹林と木立の間のあちこちにホタルの点滅。
コロナ騒動でホタルの季節を逸しての今回の宿泊でしたがホタルも待っていてくれたのでしょうか。
コロナの『まん延防止等重点措置』の解除を待ちかねてアクションを起こした私たちへのご褒美だったのでしょう。
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