南斗屋のブログ

基本、月曜と木曜に更新します

弁護士任官

2009年04月05日 | 未分類
4月になって、挨拶状が届きだしました。
ある弁護士からは独立したとの連絡が、ある弁護士からは裁判官になったとの連絡が来ていました。

弁護士から裁判官になることは、まれですがあります。
業界用語では「弁護士任官」と呼んでいまして、「任官」というのは、”裁判官になること”です。

日本弁護士連合会では”弁護士任官”を推進しています。
日弁連のHP

弁護士から裁判官になった方の数については、最高裁のHPで公開されています。
最高裁HP

毎年5~8名程度であり、多いとはいえませんが、毎年着実に任官されている方はいるようです。

弁護士から裁判官になる場合は、弁護士業は廃業しなければなりません(裁判官は公務員ですので兼職ができません)。

これまでの依頼者との関係をすべて精算しなければならず、そのような作業がなかなか大変であるため、弁護士任官の数が急に増えるということにはならなさそうです。
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