地方公務員の定年退職日は条例で決まります。
地方公務員法では、「定年に達した日以後における最初の三月三十一日までの間」で条例で定めると規定しています(同法28条の2第1項)。
千葉市を例にとります。
千葉市では3月31日が退職日とされていますので(千<葉市職員の定年等に関する条例2条)、職員は年度末に一斉に定年退職することとなります。
定年は60歳。ただし、医療業務に従事する医師や歯科医師の定年は年65歳です。一般の職員よりも5歳長くなっています(同条例3条)。
最近、国家公務員の定年を段階的に65歳に引き上げるという方針が政府から示されていますが、地方公務員の定年は条例により決められていますから、国家公務員の定年につき法律改正があっても、自動的に定年が引き上げられることにはなりません。
もっとも、定年を条例で定めるにあたっては、「国の職員につき定められている定年を基準として条例で定めるものとする」とされていますので(地方公務員法28条の2第2項)、国家公務員について法改正があれば、それに応じて条例を改正する自治体が増えてくるものと思われます。
定年は60歳。ただし、医療業務に従事する医師や歯科医師の定年は年65歳です。一般の職員よりも5歳長くなっています(同条例3条)。
最近、国家公務員の定年を段階的に65歳に引き上げるという方針が政府から示されていますが、地方公務員の定年は条例により決められていますから、国家公務員の定年につき法律改正があっても、自動的に定年が引き上げられることにはなりません。
もっとも、定年を条例で定めるにあたっては、「国の職員につき定められている定年を基準として条例で定めるものとする」とされていますので(地方公務員法28条の2第2項)、国家公務員について法改正があれば、それに応じて条例を改正する自治体が増えてくるものと思われます。