南斗屋のブログ

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実際に介護を依頼するには~家政婦紹介所

2007年08月10日 | 未分類
 介護に関する全般的なコーディネーター役がいれば、一番よいのですが、そのような社会的資源がほとんどない状況下では、家族が介護のマネージメントをしなければなりません。

 これはこれで大変なことですが、家族が介護のマネージメントと実際の介護の双方を担当するよりは負担の軽減がされると思います。
 
 では、実際にどのようなところに介護を依頼したらいいのかということが問題になってきます。
 
 私もどこがベストなのかというは、現在も手探りなので、利用できそうなものについて順不同であげてみます。
 
 今回は、家政婦紹介所です。

 すがも家政婦紹介所さんのホームページによると、

Q.家政婦紹介所とはどのようなところですか?
A.職業安定法により認められている民間の有料職業紹介事業のうち、家政婦を紹介する事業所です。

となっていて、職業安定法という法律で定められた事業所であることがわかります。
それでは、家政婦とはどのような人かといえば、同ホームページによれば、

Q.家政婦とはどういう人(労働者)のことをいうのですか?
A.職業安定法により、”家政一般の業務、患者・病弱者等の付添いの業務を行う者”と定められております。
(補足:介護保険制度導入に伴い、ヘルパーと呼ばれる労働者が増えております。仕事内容などの面では家政婦とあまり変わりありませんが、家政婦は広く一般の人を対象に病人の付添いや家事の手伝いを行うのに対して、ヘルパーは高齢者の為の介護や家事援助を主に行うと捉えられているようです。)

と記載されており、家事だけでなく、付添業務も行えることがわかります。
 ”家政婦”というと「家事」というイメージが強いですが、付添業務も行えるので、障害者の介護も可能になるのではないかと思います。

 もっとも、この点については家政婦さんの得意分野もあるでしょうから、全ての障害者に対応可能なのかはわかりませんが、お近くの問い合わせてみる価値はあるのではないでしょうか。

 ただし、料金については、結構かかります。
 再びすがも家政婦紹介所さんのホームページを引用しますが、

通勤(8時間)の場合 @9,600~/1日
通勤(7時間)の場合 @9,100~/1日
通勤(6時間)の場合 @8,400~/1日
パート(3~5時間)の場合 @1,500~/1時間
パート(2時間)の場合 @1,700~/1時間
住込みの場合 @15,000~/1日

という料金になっており、これに交通費と家政婦紹介所への紹介料(家政婦に支払った総賃金に対して10.5%)等がかかるそうです(詳細はこちら

 これをみると、職業介護は家政婦さんへの支払額だけで日額1万円、交通費や紹介手数料も含めると1万2000円はかかるということになりそうです。
 ただし、この料金でどんな障害をどこまで介護してもらえるのかということは全くわかりませんから、その辺は個別の相談ということになるでしょう。

コメント (1)
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