レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

『左組通信』復活計画[12]<左利きプチ・アンケート>(12)利き手調査(2)第22回-週刊ヒッキイ第617号

2022-04-17 | 左利き
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第617号 別冊編集後記

第617号(No.617) 2022/4/16
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(12)
「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」



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◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第617号(No.617) 2022/4/16
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(12)
「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」
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 <利き手調査アンケート>編の3回目です。

第607号(No.607) 2021/11/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その18)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [9]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(9)
利き手調査アンケート編について」

2021.11.20
『左組通信』復活計画[9]<左利きプチ・アンケート>全公開(9)
利き手調査-週刊ヒッキイ第607号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/11/post-704e5d.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3b856686f18f324f7a5b3603d4f92249

第613号(No.613) 2022/2/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
 第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」

2022.2.19
『左組通信』復活計画[10]<左利きプチ・アンケート>(10)
利き手調査(1)第20回-週刊ヒッキイ第613号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/02/post-86d257.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/9481895bb9dfd4e2a3c430b0a7db8e3b

第615号(No.615) 2022/3/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [11]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(11)
「利き手調査」その1-2(新版・再版)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
再版第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」

2022.3.19
『左組通信』復活計画[11]<左利きプチ・アンケート>(11)
利き手調査(1-2)第33回 新版・再版-週刊ヒッキイ第615号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/03/post-2ef3cc.html

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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その20)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(12)
  「利き手調査」アンケート編・その2
  第22回 05.10.30-11.26
  利き手調査2回目―エディンバラ利き手調査
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 ●「利き手調査」アンケート編・その2

利き手調査アンケートの第二弾です。

今回は、広く普及して利き手を調べるテストとして活用されてきた、
利き手テストの代表格の「エディンバラ利き手調査」を紹介しています。


 第22回 05.10.30-11.26
  利き手調査2回目―エディンバラ利き手調査

当初、「4 はさみ」の調査項目を欠落するというミスをしてしまい、
役の立たぬものを配信してしまい、
読者からのご指摘を受け、改めて「訂正版」を発行したものでした。

今回は、訂正版を初めに、
後段で「初出」版の異なる文章の部分のみ紹介しています。


 ●第22回 利き手調査2回目―エディンバラ利き手調査

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査
(初出)2005.10.30(最終)
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<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)
------------------------------------------------------------------


(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』のメイン・コンテンツの一つ<左利きプチ・アンケート>「第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」のページのヘッド部分)

10月9日のasahi.com の<be on Sunday>「ののちゃんのDo科学」で
「なぜ右利きが多いの?」という記事が掲載されました。
この中で、利き手の判定法として「エディンバラ利き手調査」が
紹介されています。


(画像:asahi.com「ののちゃんのDo科学 なぜ右利きが多いの?」記事の冒頭(一部加工))

それぞれの項目でどちらの側(の手、足、目)を使うかを調べ、
その点数により、あなたの利き手/利き側、およびその利き手度
(ラテラリティ係数=側性係数 Laterality Quatient:LQ)
を判定するものです。

▼調査項目:
1 書く 
2 描く 
3 投げる 
4 はさみ
5 歯ブラシ  
6 ナイフ 
7 スプーン 
8 ほうき 
9 マッチをする 
10 箱を開ける 
11 蹴る時の足 
12 片目で見る時

▼判定方法:
ほとんどの場合に使う方に「1点」、
常に決まって使う、好みがはっきりしている場合は「2点」、
どちらも使う人は、 両方に「1点」。

 常に右・・・(右2)
 ほとんど右・(右1)
 両方・・・・(右1:左1)
 ほとんど左・(左1)
 常に左・・・(左2)

右左それぞれの側の点数を合計し、
その合計点の(右-左)を(右+左)で割り、
その「プラス」「マイナス」で、「右利き」「左利き」と判定。
その値が、あなたの利き手度
(ラテラリティ係数=側性係数 Laterality Quatient:LQ)です。

▼計算式:
「(右の総点数)-(左の総点数)」(これをxとする)
÷「(右の総点数)+(左の総点数)」(これをyとする)
=(+)or(-)・(x/y)

【例】
「プラス(+)何%」の場合は、右利きで、
その右利き度は、何%となります。

 +(数値a)= 右利き、右利き度 a×100 %
 -(数値b)= 左利き、左利き度 b×100 %

 ・・・ ・・・ ・・・

では、あなたの利き手度はいくらだったでしょうか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*今回は利き手調査のため、利き手別投票ではありません。(手の
不自由な方は、それぞれの判断で考慮の上、投票に参加不参加を決
定してください。)

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の「ご意
見ボード」をご利用ください。もっと言わせて、という方は掲示板
もご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 90以上~100
2 80以上
3 50以上
4 0以上
5 0
6 0以下
7 -40以下
8 -80以下
9 -90以下~-100

現在の結果をみる
________________________________________

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

その他のアンケートを見る ↓
 <左利きプチ・アンケート>目次
________________________________________

※アンケートを訂正しました。
先のアンケートには、エディンバラ利き手調査の項目に
(4 はさみ)が抜けていました。
改めて、修正版をアップしました。

先にご協力いただきました方々には、謹んでお詫び申し上げます。
どうもすみませんでした。
修正版での再投票をお願いいたします。
 ―レフティやすお(10月30日14時14分)

*このアンケートは、10月29日発行のメルマガ
「左利きで生きるには 週刊ヒッキイ」第五号で、先行紹介、
および投票受付が実施されました。
が、調査項目の記述に不備があり、
30日午後、訂正の上、再投票をお願いしています。
*「初出」版は下に掲載しています。↓

==================================================================
投票結果
実施期間2005.10.30-11.26(総数:13)
------------------------------------------------------------------
1 90以上~100 2
2 80以上 2
3 50以上 0
4 0以上 1
5 0 0
6 0以下 1
7 -40以下 1
8 -80以下 3
9 -90以下~-100 3

==================================================================

1 1 90以上~100 7
2 2 80以上 12
3 3 50以上 2
4 4 0以上 4
5 5 0 3
6 6 0以下 5
7 7 -40以下 6
8 8 -80以下 5
9 9 -90以下~-100 5

==================================================================
<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=37060

1 90以上~100 164
2 80以上 125
3 50以上 201
4 0以上 163
5 0 168
6 0以下 160
7 -40以下 182
8 -80以下 130
9 -90以下~-100 140

16:14 2012/06/21 (2016.9.11)

*参照:
・『レフティやすおのお茶でっせ』2005.10.11
「ののちゃんのDo科学」なぜ右利きが多いの?
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2005/10/post_c5d3.html 2005年10月11日 午前 12:07
http://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/96230b96cc83b738a6366ed6e318308e 2005-10-11 00:01

・asahi.com「ののちゃんのDo科学」なぜ右利きが多いの?
https://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200510110089.html

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.4.7(追記)

結果について見ておきましょう。

今回は、ご意見がありませんでしたので、コメントの紹介はありません。

2012年6月の最終結果をみますと、
両端の、強い利き手の偏りのある人が少なく、どちらかといいますと、
中間的な人が多いようです。

私が思うところでは、
こういうテストを受けてみよう、という気持ちになるのは、
利き手の傾向がはっきりしている人よりも、
どちらかよくわからない人に多いのではないか、ということです。

その結果、中間的な人が多くなっているのでないか、
という疑いですね。

今後、他の調査結果も追々紹介しますので、
そういう傾向が強く出てくるのかどうか、検討してみてください。

 ・・・

次回、この利き手調査の新版を紹介します。

「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」

素晴らしいことに、
調べてみますと、この<プチアンケート>はまだ稼働しているようです。

まだ確認していませんが、
稼働するなら改めて受付できるように、
投票URLを公表、投票の場を設置しよう、と思います。

以前に投票済みの方もいらっしゃるでしょうけれど、
新たに読者になられた方もいらっしゃるでしょうから、
累計になりますが、少しは変化も見られるかもしれません。

現在こういう場がないようですので、おもしろいかもしれません。

昔、「ミクシィmixi」の左利きコミュニティで
私の「利き手調査」アンケートが紹介され、
大量のメンバーが参加されたことがありました。

今は稼働している投票の場がないので、投票はありませんが、
場があればまた変わるのかなと思ったりしています。

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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
------------------------------------------------------------------

第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

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 「★600号までの道のり」は、お休みです。
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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12] <左利きプチ・アンケート> 全公開(12)「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」と題して、今回も全紹介です。

利き手調査(利き手テスト)の第二弾、エディンバラ利き手調査のアンケートです。

今回のものは、asahi.com の<be on Sunday>「ののちゃんのDo科学」で掲載されました「なぜ右利きが多いの?」という記事から流用しました。

八田武志『左ききの神経心理学』(医歯薬出版 1996/11/1)
などで紹介されている利き手調査のみの10項目のものとは異なり、利き足や利き目についての項目を含めた12項目の調査です。


(画像:八田武志『左ききの神経心理学』の本と、そこに紹介されているエディンバラ利き手テスト)

利き手と利き足・利き目は連動している人が多く、60~70%程度の相関関係にあるといいます。
そういう意味では、身体全体の「利き側」を調査する部分があり、そういう意味ではこちらの方が少し興味深いかもしれません。

今では、利き手だけのバージョンも必要かもしれない、という気持ちになっています。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』


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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
『『左組通信』復活計画[12]<左利きプチ・アンケート>(12)利き手調査(2)第22回-週刊ヒッキイ第617号
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私の読書論156-読書家・蒐書家・愛書家-『ミステリマガジン』[本の話]第5回から-楽しい読書316号

2022-04-16 | 本・読書
 ―第316号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2022(令和4)年4月15日号(No.316)
「私の読書論156-読書家・蒐書家・愛書家
―『ミステリマガジン』連載コラム[本の話]第5回から」


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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2022(令和4)年4月15日号(No.316)
「私の読書論156-読書家・蒐書家・愛書家
―『ミステリマガジン』連載コラム[本の話]第5回から」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 今回は、私の愛読誌の一つである『ミステリマガジン』(早川書房)に
 連載されている湯川豊さんのコラム[本の話]の連載第5回
 「内田魯庵・本を読む人」から、
 <読書家・蒐書家・愛書家>の違いについてを紹介しましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 - 私の読書論156 -
  ◆ 本の価値 ◆
  ~ <読書家・蒐書家・愛書家>の違い ~
  ――『ミステリマガジン』連載コラム[本の話](湯川豊)
  第5回「内田魯庵・本を読む人」から
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●内田魯庵―<読書家・蒐書家・愛書家>の違い

湯川豊さんの『ミステリマガジン』連載コラム[本の話]の
第5回「内田魯庵・本を読む人」(HMM2021年9月号(no.748))に
こんな話が出てきます。

<読書家・蒐書家・愛書家>の違いです。

「東西愛書趣味の比較」(『魯庵随筆 読書放浪』所収)に――

 《読書家と蒐書家がどう違うか。読書家はややもすれば
  「つんどく先生」である蒐書家を軽侮するが、それはどうか。
  本が保全され、善書が読書家に届くのは
  ともすれば蒐書家がいるからではないか。》

 《また愛書家というのがいて、
  これは読書家とも蒐書家とも違っている。
  この種の人は、わずかに二、三冊の本を限りなく熱愛する。
  そしてだんだんに成長して読書家や蒐書家になるばあいもあるが、
  そうでないこともあり、とにかく見つめているほかはない、
  というのだ。》

*参考:
『ミステリマガジン』2021年9月号(no.748) 早川書房 (2021/7/21)


(画像:『ミステリマガジン』2021年9月号(no.748)(早川書房 2021.7.25)連載コラム・湯川豊[本の話]第5回の冒頭部分)

 ●<読書家・蒐書家・愛書家>―私のイメージ

(略)

 ●私の場合は……

(略)

 ●愛書家として

(略)

 ●本についての私の格言――【どんな本でも役に立つ】

十分書き切れたかどうか分かりませんが、
最低限度書きたかったことは書けたかな、と思います。

いつもの比べてちょっと短いので、
最後に私なりの本に関する格言を紹介しましょう。

 ・・・

本についての格言――その一

 【どんな本でも役に立つ】


《どんな本にも役に立つ部分があるよね》というもの。

ちょっとカッコイイ言葉、決まる表現にはなっていませんが、
私のいいたいことは伝わっていると思います。

前回、紹介しました
荒俣宏さんの『喰らう読書術』(ワニブックスPLUS新書 2014/6/9)
にも、

 (4)本はクズでも毒でも、思いがけない価値がある

というくだりがありました。

それに共通する部分ですが、これはいえることです。
一見ムダな本、役立たずな本に思えても、よくよく読んでみると、
役に立つフレーズの一つや二つは見つかるものです。


 ●例「欠点を気づくことも才能のうち……」

例を一つあげましょう。

ここでこの本のことをその例――一見クズ本でも実は役に立つ――
としてあげると、著者や出版社の方々に申し訳ないのですけれど、
偏見を持っているつもりはありません。

世間的な見方によれば、そういう目で見る人も居るよね的な本です。
「たかがAV女優ごときの書いた本」などと。

それは、元AV女優(今風にいいますとセクシー女優)の
蒼井そらさんの『ぶっちゃけ蒼井そら』というエッセイです。

私が見つけた名言――

 《欠点を気づくことも才能のうち。下手なら努力すればいい。》p.89

このまえに、

 《でも「下手」がわかってよかったと思う。/
  自分の下手さや欠点がわからず
  「こんなものだよね」と自己満足してたら、
  その先に成長はなかったと思います。》

とあります。

どんな分野でも、成長できる人とできない人がいるものです。
その差はどこにあるのか、というと、こういうところなのでしょう。

*参考:
蒼井そら『ぶっちゃけ蒼井そら』ベスト新書 2009/9/9


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ★創刊300号への道のり(15) 2021(令和3)年1-6月(14年目前半)

(下段URL:ブログ『レフティやすおのお茶でっせ』、
 goo版『レフティやすおの新しい生活を始めよう』
 掲載【別冊 編集後記】)


286.
2021(令和3)年1月15日号(No.286)
「私の読書論140-私の年間ベスト3・2020年(後編)フィクション系
『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロッグ」

2021.1.15
私の読書論140-私の年間ベスト3・2020年(後)
フィクション系-楽しい読書286号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/01/post-50c1d0.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/77189c18b01371dbeee3c48a7451aecf

287.
2021(令和3)年1月31日号(No.287)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(6)
『楚辞』(4)屈原の他の作品「九章」」

2021.1.31
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(6)『楚辞』(4)-楽しい読書287号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/01/post-62755d.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/5df8119cefb5cbb6eeda8bb493d59085

288.
2021(令和3)年2月15日号(No.288)
「私の読書論141-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(5)
ハヤカワ文庫の50冊(3)NVの数々」

2021.2.15
私の読書論141-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(5)
ハヤカワ文庫の50冊(3)NVの数々-楽しい読書288号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/02/post-5af022.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/bd2863095641ce166963a6aabc7405c8

289.
2021(令和3)年2月28日号(No.289)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(7)
『楚辞』(5)屈原「九歌」「漁父」」

2021.2.28
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(7)『楚辞』(5)-楽しい読書289号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/02/post-361c76.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/6e9eaaa081df9735e2be1975a9d0ff57

290.
2021(令和3)年3月15日号(No.290)
「私の読書論142-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(6)
ハヤカワ文庫の50冊(4)ミステリ文庫」

2021.3.15
私の読書論142-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(6)
ハヤカワ文庫の50冊(4)-楽しい読書290号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/03/post-0574cb.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/5fb379dedfe0c35721ff8cc2b4dbabd4

291.
2021(令和3)年3月31日号(No.291)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(8)『楚辞』(6) 宋玉」

2021.3.31
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(8)『楚辞』(6)宋玉
-楽しい読書291号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/03/post-03ddff.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/6b35c57d2c3bdf25c3158e78ff4a85a5

292.
2021(令和3)年4月15日号(No.292)
「私の読書論143-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(7)
ハヤカワ文庫の50冊(5) ノンフィクションその他」

2021.4.15
私の読書論143-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(7)
ハヤカワ文庫の50冊(5)NF他-楽しい読書292号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/04/post-cde3df.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/7a3190d6f5084d5747d6d068bbe27bee

293.
2021(令和3)年4月30日号(No.293)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(9)漢代(1)項羽と劉邦」

2021.4.30
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(9)漢代(1)項羽と劉邦
-楽しい読書293号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/04/post-4b639f.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/6dfa35eb01ce468d12a1b6e80ba0e6c7

294.
2021(令和3)年5月15日号(No.294)
「週刊ヒッキイコラボ企画:私の読書論144<左利きミステリ>その後」

2021.5.15
私の読書論144-<左利きミステリ>その後
-週刊ヒッキイ595号&楽しい読書294号コラボ企画
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/05/post-e0ec7a.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/400a7921be1d016f8bfbff350762971a

295.
2021(令和3)年5月31日号(No.295)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(10)漢代(2)武帝」

2021.5.31
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(10)漢代(2)武帝-楽しい読書295号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/05/post-f8c653.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/d31b50fcf279c28162a752e01ad8b80e

296.
2021(令和3)年6月15日号(No.296)
「私の読書論145-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(8)
ハヤカワ文庫の50冊(6)拾遺・蔵書以外の名作傑作・
 ミステリ編(1)本格ミステリ」

2021.6.15
私の読書論145-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(8)
ハヤカワ文庫の50冊(6)拾遺ミステリ編(1)-楽しい読書296号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/06/post-04b31f.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/a9e30ce5eb0f87cf109b659f937f17e3

297.
2021(令和3)年6月30日号(No.297)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(11)漢代(3)司馬相如」

2021.6.30
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(11)漢代(3)司馬相如
-楽しい読書297号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/06/post-aa5f70.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3785ab87310dd8b989acb0d12f973c69

 ・・・

2021年前半の1-6月分です。

この年の月末「古典紹介編」は、古代中国の文芸、
「漢詩を読む」編で、『楚辞』を終え、漢代の詩を取り上げています。

月半ばの「私の読書論」号では、引き続き、
「私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年」と題して、
1970年に創刊され、私の一般向け読書の期間とほぼ同じ、
50年を迎えたハヤカワ文庫から、
今現在も手持ちの「お気に入り」の本を紹介しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「私の読書論156-読書家・蒐書家・愛書家―『ミステリマガジン』連載コラム[本の話]第5回から」をお届けしています。

今回も一部見出しだけで、全文紹介ではありません。
あしからず!

見出しから「おもしろそうだな」と感じられた方は、ぜひ、弊誌のご購読を!

 ・・・

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

『レフティやすおのお茶でっせ』

〈メルマガ「楽しい読書」〉カテゴリ


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--
『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
私の読書論156-読書家・蒐書家・愛書家-『ミステリマガジン』[本の話]第5回から-楽しい読書316号
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左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ(25)楽器における左利きの世界(2)-週刊ヒッキイ第616号

2022-04-03 | 左利き
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第616号 別冊編集後記

第616号(No.616) 2022/4/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(2)演奏時の腕の移動方向」



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第616号(No.616) 2022/4/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(2)演奏時の腕の移動方向」
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 「左手・左利き用楽器」による左利き楽器演奏について考える、
 の2回目です。

 演奏の際の腕を動かす方向という観点から、
 右手・右腕演奏と左手・左腕演奏の違いについて考えてみます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界 (1)
  ◆ 左手・左腕の流れは「右から左」 ◆
   ~ 左利き演奏という選択肢 ~  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●左利き用ピアノ

今回は、初めに「左利き用ピアノ」について少し書いておきます。

「鳥」さんのブログ↓

左利き用ピアノ
2020-08-13 12:26:00
https://ameblo.jp/haibisukasu-kawaii/entry-12617423050.html

には、
左利きピアニストで、自分で左利き用ピアノを作り演奏している
クリストファー・シード(Christopher Seed)さんを紹介しています。


シードさんの演奏動画も紹介されています。

Left-Handed Piano
https://youtu.be/uIgO4LqvU-0

The Left Handed Piano
https://youtu.be/v8wCS4d02TU

左利き用のピアノは、世の中にないわけではないのです。
しかも、シードさんは何の苦もなく弾き分けておられるように感じます。

鍵盤の配置についてはよく観察できませんが、
左用は、逆転しているのでしょう。
右用で習得した技術・技能であっても、
左利きの人は、左用が自然と弾けるのではないでしょうか。

要は、「ないからできない」というだけの話のようです。


 ●演奏時の腕の移動方向

ピアノ演奏で思うことは、
メロディラインを右手で伴奏を左手で、といったこともですが、
音階のキーボードの並び順についてです。

音階を弾くとき、「ドレミ~」と上がって行き、
「ドシラ~」と戻って(下がって)きます。

これはあくまでも私の個人的な感じ方かもしれませんが、
「ドレミ~」と上がってゆくときは、
心が伸びやかに上昇してゆくような高揚感を持ちます。

一方、「ドシラ~」と下がってくるときは、
逆に気分が落ちてゆくような、沈んだ感じを受けます。

で、ピアノを弾く場合、音階を上がってゆくのは、
「左から右へ(⇒)」と鍵盤を移動してゆきます。
右腕を「引く」ような方向に動かします。


【右用ピアノの鍵盤】

(音階が上がる)⇒⇒⇒
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(左)ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド(右)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(音階が下がる)←←←
   
(左腕を押す)⇒┃    ┃⇒(右腕を引く)
(左腕を引く)←┗(身体)┛←(右腕を押す)


字を書くときの横画や横書きの時の方向と同じです。
この方が右腕の自然な滑らかな動きになるように思います。

一方、左利きの場合、
この「左から右へ(⇒)」の方向は腕を押すように動かします。

字を書くときも、左から右へ横画を引いたり、横書きする場合、
ペンを押すような「押し書き」になり、
左手や左腕に必要以上に力が入るような書き方となりがちです。

ピアノで鍵盤を弾く場合も、「左から右へ」の場合は、
どうしても左手や左腕に力が入る動きになるように感じます。
滑らかさよりも力強さが勝ってしまうような気がします。

右利きの人は、この「左から右へ音階を上がっていく」方が
演奏の方法として正解のように思います。

しかし、左利きの場合は、ぎこちなさが出やすいように思います。


 ●<きき手による運動機能の違い>

視覚と運動の面でこういう説があります。

八田武志さんの『左ききの神経心理学』の「第2章 きき手について」
[5.きき手と動作]<きき手による運動機能の違い>p.31 によりますと、

 《きき手による運動機能の違いは左右手や足だけにとどまらない》

といい、眼球の動きについての研究についても記述されています。

読書の際の眼球の動きは、滑らかに文字を追うのではなく、
所々で停留したり飛越したりするのがふつうで、

 《この眼球の飛越運動は読書習慣によって
  左から右方向へ向かう方が逆の方向よりも速いのであるが、
  (略)
  その運動潜時すなわち飛越運動が生じるまでの反応時間を、
  左ききと右ききの成人で比較したのである。
  その結果、右ききの被験者は
  左から右方向への飛越運動の潜時が速かったが、
  左ききでは運動方向による差異がみられなかった。》

といいます。

 《このような結果を
  右ききでは右方向への眼球の運動系を支配している左脳が、
  逆方向の運動を支配している右脳よりも優れるが、
  左ききでは
  眼球の運動系に関係する左右の脳機能に差がないためである
  と説明している。》

とあります。

外国の研究ですので、当然読書の習慣は左から右への横書きです。
日本でも近年、学校の教科書などは、
国語科以外は横書きになっているようですので、
同じ傾向だろうと想像できます。

特に音楽では和楽器以外は、みな横書きの楽譜です。


で、手や腕、足だけでなく、眼球の動きにも、
利き手の違いによる運動能力の左右差が生まれる、
という考えは興味深いものがあります。

ここでも右利きの人においては、
「左から右への方向性」が有利だとされています。


この研究では眼球の運動に関して、
左利きの人の場合、右利きの人の場合ほどの偏りはないといいますが、
それでも全くゼロとはいえないのではないか、
という疑問が私にはあります。

左が利き目だとしますと、視覚的にも右方向に進むよりは、
左方向への進行の方が左利きには向いているように思われます。

左利きの人において、視覚的にも左優位が存在するとすれば、
腕や指の動きという面でも左方向への進行が優位と思われますので、
左方向に音階を挙げてゆくという音階順のキーボード配置の方が
左利きの演奏者には向いているように思うのですけれど、
どんなものでしょうか。


*参照:
『左ききの神経心理学』八田武志/著 医歯薬出版 1996.11
―左利き研究の専門書。
 20年余の左利き・利き手研究を研究をまとめたもの。
http://www.amazon.co.jp/dp/4263233174/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22



 ●左利き演奏者の場合の音階順

音階の並び順を左右逆の入れ替えてみればどうなるでしょうか。


【左用ピアノの鍵盤】

(音階が上がる)←←←
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(左)ド・シ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ド(右)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(音階が下がる)⇒⇒⇒
   
(左腕を押す)⇒┃    ┃⇒(右腕を引く)
(左腕を引く)←┗(身体)┛←(右腕を押す)


左利きの人の場合、音階の方向を、
「左から右へ(⇒)」「ドレミ~」と上がっていくのではなく、
逆に、左から「ドシラ~」と下がっていく逆の配置にすると、
左手で弾くとき、腕を引く方向で「~ミレド」と
滑らかに上がってゆくことができるのではないでしょうか。

右手はそれを追うように、
右腕を押すように動かすので、伴奏の際も力が弱くならないで、
力を入れやすい形になる(?)のではないでしょうか。


そういう風に考えてゆきますと、
左利きの演奏者の場合は、従来の音階順ではなく、
その逆の左方向に音階を上がってゆく
逆転型のキーボードが適切ではないか、と考えます。


 ●利き手別理想の音階順キーボード例

利き手別の理想の音階順キーボードの例を下に示してみます。


<右利きの演奏者の場合>
(右手・右腕)【右に引く方向(⇒)】
ド⇒レ⇒ミ⇒ファ⇒ソ⇒ラ⇒シ⇒ド


<左利きの演奏者の場合>
(左手・左腕)【左に引く方向(←)】
ド←シ←ラ←ソ←ファ←ミ←レ←ド


こういうキーボードが誕生すれば、
左利きの人はきっとこちらの方が扱いやすい、
と感じるのではないでしょうか。

当初は、違和感があるかもしれませんが、
しばらくいじっていれば、自然となじんでしまうのではないか、
と思います。

これは私自身の経験から感じることでもあります。

私自身は、右用のハサミ(を左手で使う)で育ち、
30代半ば過ぎから左用を使うようになって、
その時の経験では初めの数回はうまく使えなかったのですが、
すぐに慣れてしまいました。
特に線にそって切るという場合などは、
線を自然な角度で実際に見ながら切れるので、感激でした。

また、半田付けなどの作業でも、初めは右手で教えられ、
その方法を身につけましたが、
すぐに自己流に左手でやる方法に慣れました。

左手は利き手なので、右手でやるうちに、
自然に脳内で左手でのやり方もマスターできているように思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「★600号までの道のり」(12)第231号 ~ 第240号

第231号(No.231) 2010/10/2「創刊6年目に当たって」
 『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
  創刊6年目に当たって

第232号(No.232) 2010/10/9
「《矯正/直す》表現に思う(6)親御さんへ」
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第ニ土曜日掲載
 ―その17― 《矯正/直す》表現に思う
  (6)左利きの子を持つ親御さんへお願い

第233号(No.233) 2010/10/16
「名作の中の左利き(10)「左ぎっちょクラブ」ギュンター・グラス」
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■ ..第三土曜日掲載
  ―その10― 「左ぎっちょクラブ」ギュンター・グラス
ギュンター・グラスの短編小説「左ぎっちょクラブ」
  (『僕の緑の芝生』飯吉光夫訳 小沢書店 1993.10.20)

第234号(No.234) 2010/10/23
「<左利きプチ・アンケート>第67回50年後21世紀後半はどんな社会?」
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
第67回 50年後21世紀後半はどんな社会?

第235号(No.235) 2010/10/30
「<LYグランプリ>2011候補・2010年左利きの人・事・物」
 第5回<LYグランプリ>2011読者大賞候補・
  2010年左利きの人・事・物 総ざらい(part1)
   <LYグランプリ>2011候補を総点検。2010年ここまでの
   左利きの人・事・物を総ざらいしてみましょう。

第236号(No.236) 2010/11/6
「<LYグランプリ>2011候補・2010年左利きの人・事・物(2)」
 第5回<LYグランプリ>2011読者大賞候補・
  2010年左利きの人・事・物 総ざらい(part2)
   <LYグランプリ>2011候補を総点検。2010年ここまでの
   左利きの人・事・物を総ざらいしてみましょう。(part2)

第237号(No.237) 2010/11/13「左利きの教本について考える(1)
 ある幼児向け生活技術教本の不思議(前編)」
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第ニ土曜日掲載
 ―その18― 左利きの教本について考える
  (1)ある幼児向け生活技術教本の不思議(前編)
内容:某社から出版されて、好評だという生活技術を教える図鑑。
   この本の目次にはある注意書きが示されています。
   これが一見当然? その実、非常に恐ろしい!内容で…。

第238号(No.238) 2010/11/20
「名作の中の左利き―番外編―2 夏目漱石『坊っちゃん』は左利き?」
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■ ..第三土曜日掲載
  ―番外編―2 夏目漱石『坊っちゃん』は左利き?

第239号(No.239) 2010/11/27「<左利きプチ・アンケート>
再版 第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?」
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
再版 第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?
 前回の●<左利きプチ・アンケート>●
  第67回 10.10.23 50年後21世紀後半はどんな社会?

第240号(No.240) 2010/12/4「<LYグランプリ>2011候補・
2010年左利きの人・事・物(3)」
 「第5回<LYグランプリ>2011読者大賞候補・
  2010年左利きの人・事・物 総ざらい(part3)」 
内容:
   <LYグランプリ>2011候補を総点検。2010年ここまでの
   左利きの人・事・物を総ざらいしてみましょう。7-8月。


――10号ずつの紹介です。
 第一土曜は、<LYグランプリ>2011候補の紹介
 第二土曜は、<左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ>
《矯正/直す》表現に思う → 左利きの教本について考える
 第三土曜は、≪左利き学入門≫ 番外編
 第四土曜は、<左利きプチ・アンケート>
 第五土曜があるときは、臨時増刊で、バックナンバーの紹介

引き続き、この時期は欄外で、【おまけコーナー】として、
最新の左利き情報をメモ的に紹介していました。


*各号のタイトルを見て、「これ気になるなあ、読んでみたいなあ」
 というものがございましたら、リクエストをお願いいたします。
 再配信なり、現時点での加筆・修正を行っての配信など、
 改めてお届けすることも考えています。
 リクエストは、本誌に返信してください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25― 楽器における左利きの世界(2)演奏時の腕の移動方向」と題して、今回も全紹介です。

今号もバックナンバーの紹介は、10号ずつとしました。

内容は、音楽・楽器と左利き対応についてで、ピアノのキーボード――音階の配置についてです。

初めに左利き用のピアノについて書かれているブログを紹介し、そこに東上する左利きのピアニスト、クリストファー・シードさんにふれています。

この方については、もうずいぶん昔に一度紹介した記憶があります。
調べ直すのが面倒でチェックをおこたっていますが、どこかでまたチェックし直しておこうと思います。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載

" target="_blank">左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ(25)楽器における左利きの世界(2)-週刊ヒッキイ第616号

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中国の古典編―漢詩を読んでみよう(15)漢代(6)妻に贈るの詩-楽しい読書315号

2022-04-02 | 本・読書
 ―第315号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」【別冊 編集後記】

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2022(令和4)年3月31日号(No.315)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(15)漢代(6)妻に贈るの詩」



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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2022(令和4)年3月31日号(No.315)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(15)漢代(6)妻に贈るの詩」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「中国の古典編―漢詩を読んでみよう」の15回目です。

 グッと時代を進めて、
 後漢の時代のある夫婦の相聞歌を紹介しましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆ 私的感情を歌う ◆
 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(15)漢代(6)
  後漢・妻に贈るの詩
  ~ 男女の情愛 ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回の参考文献――

『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』
 江原正士、宇野直人/著 平凡社
「四、民の訴え――後漢の古楽府」より

 ●ある夫婦の相聞歌――五言詩の登場

ここでは紹介していませんが、
後漢の「古楽府(こがふ)」という漢詩の民謡を集めたものがあります。

前漢の武帝が文化政策として
「楽府(がふ)」という音楽を司る役所を設け、政治の参考にするため、
民間でどのような歌謡が流行っているかを集めて研究した。

ただ前漢が滅びた際に、それらのものは失われ、
後漢の時代のものが残っていて、
それらを「古楽府(こがふ)」といいます。


『詩経』『楚辞』「古楽府」というのが、漢詩の歴史の流れで、
このあたりが漢詩の歴史の本格的な始まりとなるといいます。

武帝の儒教政策が100年ほどたって浸透し、
儒教思想は教育や読書等の学問を重視するので、農村でも塾ができ、
比較的裕福な家の子はそこで学んで役人になるなど、識字率も高まり、
これまでの大勢で共有する仕事歌や演劇風の歌が多かったのが、
人間同士の気持ちや私的感情を歌うものが現れるようになりました。

当時の歌は大きく三種類に分けられるといいます。

つらい世の中を反映し、
(1)さまざまな生活苦を扱うもの
(2)戦争や労役の苦しみを歌うもの
そんな世の中だからこそ人々は愛に望みをかけた
(3)男女の情愛の種々相を扱うもの


次に紹介するのが、秦嘉(しんか/147年ごろ在世)という
お役人が妻に贈った詩。


「贈婦詩 三首」  秦嘉
 妻に贈るの詩 三首

其一    其の一

人生譬朝露 人生(じんせい)は朝露(ちょうろ)に譬(たと)ふ
居世多屯蹇 世(よ)に居(を)れば屯蹇(ちゆんけん)多(おお)し
憂艱常早至 憂艱(ゆうかん)は常(つね)に早(はや)く至(いた)り
歓会常苦晩 歓会(かんかん)常(つね)に苦(はなは)だ晩(おそ)し

 人が生きるということは朝露のように消えやすくはかないもので
 この世にいると、災いやつまずきばかりである
 心配ごとや難儀なことは、いつだってとかく早くやってくるが、
 楽しく会っている時間はいつもなかなか訪れない

念当奉時役 念(おも)ふ 当(まさ)に時役(じえき)を奉(ほう)じて
去爾日遙遠 爾(なんぢ)を去(さ)ること
      日(ひ)に遙遠(ようえん)なるべきを
遣車迎子還 車(くるま)を遣(つか)はして
      子(し)を迎(むか)へ還(かへ)らしめんとせしに
空往復空返 空(むな)しく往(ゆ)いて 復(また)空(むな)しく返(かえ)る

 今この役目をお受けして、
 君の居場所から日に日に遠くなってゆくに違いないことを、
 私はじっと考えてしまう。
 私は馬車をやって実家にいる君を迎え、
 こちらに帰らせようとしたが、馬車はむなしく戻ってきた 

省書情悽愴 書(しょ)を省(み)て 情(じょう)悽愴(せいそう)
臨食不能飯 食(し)に臨(のぞ)むも 飯(はん)する能(あた)わず
独坐空房中 独(ひと)り空房(くうぼう)の中(うち)に坐(ざ)し
誰与相勤勉 誰(たれ)と与(とも)に相(あひ)勤勉(きんべん)せん

 君の手紙を読んで、我が心は悲しみ痛み、
 食事にのぞんでも喉を通らない
 今は一人、君の居ない部屋にぽつんと座るばかりで、
 誰と一緒に日々の生活を頑張ればいいのか

長夜不能眠 長夜(ちょうや) 眠(ねむ)る能(あた)はず
伏枕独展転 枕(まくら)に伏(ふ)して独(ひと)り展転(てんてん)す 
憂来如循環 憂(うれ)ひの来(き)たつて
      循環(じゅんかん)するが如(ごと)し
匪席不可卷 席(むしろ)に匪(あら)ず 卷(ま)く可(べ)からず

 長い夜じゅう、私は眠ることもできず、
 枕に頭をつけて、一人ぼっちで寝返りを打っている
 心配や悩みばかりが次々に湧き起こって、ぐるぐる渦を巻くようだ
 その悩みはむしろではないので、
 巻き取って片付けることはできないのだ


この詩は、西域に転勤する秦嘉が、
長患いで実家に帰っている病床の妻に、
別れの前に一目会いたいと思い馬車を送るが、
馬車にも乗ることもできず、会えないまま出発することになり、
妻に手紙を書き、その手紙の付録として贈った詩だといいます。

最後の「心はむしろではないから巻き取れない」というのは、
儒教で重視された『詩経』からの引用――
 邶風(はいふう)―柏舟(はくしゅう)「我が心 石に匪(あら)ず/
 転ず可(べ)からざるなり/我が心 席(むしろ)に匪ず/
 巻く可からざるなり」
で、読む側も『詩経』を読んでいることが前提となっており、
儒教の浸透を感じさせる、といいます。


 ●秦嘉妻答詩 一首(叙淑)

次に紹介するのが、その奥さんの返事の詩です。


「秦嘉妻答詩 一首」  叙淑
  秦嘉の妻の答詩 一首

妾身兮不令 妾(しよう)が身(み) 令(よ)からず
嬰疾兮来帰 疾(やまひ)に嬰(かか)りて来(きた)り帰(かえ)る

 私の体の調子が悪く、病にかかってここにかえって参りました

沈滞兮家門 家門(かもん)に沈滞(ちんたい)し
歴時兮不差 時(とき)も歴(ふ)るも差(い)えず

 実家でぐったりと休んでいますが、長い月日が経過しても治りません

曠廃兮侍覲 侍覲(じきん)を曠廃(こうはい)し
情敬兮有違 情敬(じょうけい)違(たが)ふ有(あ)り

 お側であれこれお世話をすることからも遙かに遠ざかり、
 あなたに愛情と敬意を抱いているのに、
 その心にそむく状態が続いています


君今兮奉命 君(きみ) 今(いま) 命(めい)を奉(ほう)じ
遠適兮京師 遠(とお)く京師(けいし)に適(ゆ)く

 あなたは今、命令を受けて遠く都へと出発なさいます

悠悠兮離別 悠悠(ゆうゆう)たる離別(りべつ)
無因兮叙懐 懐(おも)ひを叙(じよ)するに因(よ)る無(な)し

 私たちはますます遙かに遠い、生き別れの暮らしとなります
 この思いを述べようとしても、拠り所がつかめません

瞻望兮踴躍 瞻望(せんぼう)して踴躍(ようやく)す
佇立兮徘徊 佇立(ちょりつ)して徘徊(はいかい)す

 あなたのおられる方角をずっと眺めるうち、胸騒ぎがして、
 じっと佇んだり、うろうろ歩き回ったりしてしまいます

思君兮感結 君(きみ)を思(おも)うて 感(かん)結(むす)ぼれ
夢想兮容輝 容輝(ようき)を夢想(むそう)す

 あなたのことを思うと胸がつかえ、苦しくなってしまいます
 あなたの素敵なお姿を夢の中にばかり見ています


君発兮引邁 君(きみ) 発(はつ)して引邁(いんまい)し
去我兮日乖 我(われ)を去(さ)つて日(ひ)に乖(そむ)く

 あなたがこれから旅立てば、私の居場所から遠ざかり、
 日ごとに反対の方角へ進んで行くでしょう

恨無兮羽翼 恨(うら)む 羽翼(うよく)の
高飛兮相追 高(たか)く飛(と)んで 相(あい)追(お)ふ無(な)き

 恨めしく嘆かわしいのは、
 空高く飛んであなたを追いかける鳥の翼がないことです
 
長吟兮永嘆 長吟(ちようぎん) 永嘆(えいたん)し
涙下兮霑沾 衣 涙(なみだ)下(くだ)つて衣(ころも)を霑(うるほ)す

 私はこうして長い歌を歌い、いつまでも歎き、
 涙はさめざめと流れて衣をうるおすのです


二世紀半ば頃の夫婦の姿です。
この夫婦のあり方が支持されて、今日まで残っているのだといいます。

こちらは、真ん中に「兮」の文字が入り、楚調になっています。

最初は四言詩でつくったものを、古い形だと思い、
真ん中に「兮」をいれて五言詩にしたのかも、と宇野直人さんの解説。

それだけ五言詩が浸透してきた証拠といえます。


現代と違い、この時代の距離感とその離別の大きさは、
まさに生き別れの暮らしとなり、もう会えないかもしれない、
という感情の大きさ、感動につながるのでしょう。


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 ● 漢詩の入門書等を読む

★『漢詩入門』一海知義/著 岩波ジュニア新書 1998.6.22

▲★『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』
江原正士、宇野直人/著 平凡社 2010/4/20
―漢詩の歴史をたどるシリーズ全4巻。第1巻は『詩経』から屈原の
 『楚辞』、漢や三国時代を経て東晋の陶淵明まで。
 俳優・声優の江原正士が専門家の宇野直人を相手に、代表的な詩
 を対話形式でわかりやすく読み解く。

★『漢詩入門』入谷仙介/著 日中出版 1979/01
―漢詩の有名作をたどりながら、その歴史と構造を解く漢詩入門。

 ▲マークは、本文で取り上げた本
 ★マークは、筆者のおすすめ本です。本選びの参考にどうぞ。
 (基本的に、筆者が“偶然”手にしたものを取り上げています。)

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 ★創刊300号への道のり(14) 2020(令和2)年7-12月(13年目後半)

(下段URL:ブログ『レフティやすおのお茶でっせ』、
 goo版『レフティやすおの新しい生活を始めよう』
 掲載【別冊 編集後記】)

274.
2020(令和2)年7月15日号(No.274)
「私の読書論134-「いつか読む本」こそ買おう!」
2020.7.15
私の読書論134-「いつか読む本」こそ買おう!-「楽しい読書」第274号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/07/post-dfa022.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/877b45841222d8dcb38cf515fd11460b

275.
2020(令和2)年7月31日号(No.275)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (1)
【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹」
2020.7.31
新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から(1)『東京奇譚集』
-「楽しい読書」第275号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/07/post-3a52bf.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/107b52adfdab5c569da25fbd2b79bb43

276.
2020(令和2)年8月15日号(No.276)
左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(2)
×左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii(No.577)
20.8.15
ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(2)-「楽しい読書」第276号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/08/post-ec0ad2.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/245bddeded4348e10aaa4a027a6fab18

277.
2020(令和2)年8月31日号(No.277)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (2)
角川文庫『今昔百鬼拾遺 河童』集英社文庫『短編工場』」
2020.8.31
新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から(2)
『今昔百鬼拾遺 河童』『短編工場』-「楽しい読書」第277号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/08/post-217ffd.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/4a1e25cde4747c5e4b1c07b7c01d3867

278.
2020(令和2)年9月15日号(No.278)
「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」
2020.9.15
私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)-楽しい読書278号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/09/post-93a384.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3df333247f5640e098891d55ddaaccd5

279.
2020(令和2)年9月30日号(No.279)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)
 『楚辞』(2)「離騒」前編」
2020.9.30
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(4)『楚辞』(2)「離騒」前編
-楽しい読書279号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/09/post-a9bc2d.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/69a03a861ab11437b3e548aa7417dfb9

280.
2020(令和2)年10月15日号(No.280)
「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)」
【私のお気に入り7】
2020.10.15
私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)
私のお気に入り7-楽しい読書280号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/10/post-0f243e.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/56a232216e800eaf561dd1f4904b2cce

281.
2020(令和2)年10月31日号(No.281)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)
『楚辞』(3)「離騒」後編」
2020.10.31
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(5)『楚辞』(3)-楽しい読書281号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/10/post-6275d5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/49d8229c141f532a6d330c2e1fb45b74

282.
2020(令和2)年11月15日号(No.282)
「私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
【私のお気に入り7】に続くもの ハヤカワ文庫の50冊(1)」
2020.11.15
私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
ハヤカワ文庫の50冊(1)-楽しい読書282号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/11/post-3a6f3e.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/85364a4c9cf932ced296000daefccee2

283.
2020(令和2)年11月30日号(No.283)
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(10)
「ファンダーハーフェン老人の遺言状」メアリー・E・ペン」
2020.11.30
クリスマス・ストーリーをあなたに~(10)
「ファンダーハーフェン老人の遺言状」ペン-楽しい読書283号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/11/post-b1f27c.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/32ad800de583f407aaa4dab7f8b3c849

284.
2020(令和2)年12月15日号(No.284)
「私の読書論138-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(4)
ハヤカワ文庫の50冊(2)SF系の拾遺」
2020.12.15
私の読書論138-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(4)
ハヤカワ文庫の50冊(2)SF系の拾遺-楽しい読書284号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/12/post-6dcf8b.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/d5d58cdf2b456f12649ebad3b8f8c3d5

285.
2020(令和2)年12月31日号(No.285)
「私の読書論139-私の年間ベスト3・2020年(前編)リアル系
現代にも通用する古典エッセイ『モンテーニュ』宮下志朗」
2020.12.31
私の読書論139-私の年間ベスト3・2020年(前)リアル系
-楽しい読書285号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/12/post-51d5c1.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/d82cb19c9d2c5ed9cf59b1816b0fe294

 ・・・

2020年後半の7-12月分です。
この年の月末「古典紹介編」は、古代中国の文芸、「漢詩を読む」編は、
『楚辞』「離騒」を取り上げています。

月半ばの「私の読書論」号では、7・8月は恒例の
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020」から。

「私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年」と題して、
1970年に創刊され、私の一般向け読書の期間とほぼ同じ、
50年を迎えたハヤカワ文庫から、
今現在も手持ちの「お気に入り」の本を紹介しました。

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本誌では、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(15)漢代(6)妻に贈るの詩」をお届けしています。

今回も全文転載です。

弊誌の創刊300号までの歴史をたどる「★創刊300号への道のり(14) 2020(令和2)年7-12月(13年目後半)」で、今回からブログでの「別冊編集後記」のURLも掲載しました。
今回のように、全文を転載している場合もありますので、弊誌の詳細を知ることができます。

弊誌のバックナンバーから弊誌に興味を持っていただくこともあるかと思います。

お気に召した方はぜひ、弊誌のご購読を!

 ・・・

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

『レフティやすおのお茶でっせ』

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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載

" target="_blank">中国の古典編―漢詩を読んでみよう(15)漢代(6)妻に贈るの詩-楽しい読書315号

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