レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

神事及び宗教と左利き(2)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii351号

2013-02-14 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第351号のお知らせです。

 ・・・

第351号(No.350) 2013/2/9「左利きとマナー(12) 神事及び宗教と左利き(2)」は、
<左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その19―>「左利きとマナー(12) 神事及び宗教と左利き(2)」をお送りしました。

 ●一般化、習慣化したタブーは?
 ●どの程度に不便かを考慮する
 ●配膳について
 ●外国での宗教的タブー
 ●“慣れ”の問題

宗教と左利きについては、まだまだ不勉強な私ですので、考えの至らぬところもあるかとは思いますが、現時点での私の考えを書いてみました。

詳細は本誌をお読みください。↑

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「神事及び宗教と左利き(2)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii351号」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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“左手で書写チャレンジ”阿久津直記『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』

2013-02-13 | 左利き
帯に「左利きにも対応!」と謳った“字がうまくなる本”が出ています。

『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』阿久津 直記 (宝島社新書 2013/2/9)

著者のブログ記事2013.1.31【宝島社新書より出版】にはこうありました。
私は毎回必ず、「業界初」の内容を盛り込もうと決めています。/ 今回は、/左利きの書き方を考察すること。/ 業界ではタブーと言いますか、/中々考えられることのなかったことですが、/これからは教え方も考えなければならないものだと/私は考えています。/ 特に小中学校の先生には参考にしていただけるかな/と思います。

ここで、《(左利きの書き方の)教え方も考えなければならない》という意見には賛同します。


以前、同じ著者の『恥をかかない 手書きできれいな字が書ける本』に書かれていた「左利きは、こうすれば左から右への横書くが書きやすい」を紹介したことがあります。

・メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第268号(No.266) 2011/7/9「左利きの教本について考える(4)『恥をかかない 手書きできれいな字が書ける本』」
・『恥をかかない 手書きできれいな字が書ける本』阿久津 直記 (中経出版 2011/3/1)

左手書き左利きの人向けのきれいな字の書き方について書かれた本がない、という記述には同感し、大いに期待したのですが、内容的にはほんのワン・ポイントの注意のみで、しかもあまりに他愛ない(と思える)助言にがっかりしたことがありました。

今度は一章(「第3章 “左手で書写チャレンジ”から考察する上達のポイント」)を割いて、「書写」講師としての解説があるらしいので、もう一度騙されてみることにしました。
字がうまく書けない人は書き方をカン違いしている/字がうまい人は書き方を知っている!/それを理解するだけです!/コツがわかればうまくなる!/左利きにも対応!/美文字ブームがきています。ただし、字がうまくなるには練習が一番ということで、現在出版されているほとんどの本がただの練習帳です。それも大切ですが、もっと大切なのは、自分の意識を変えることとちょっとしたコツ。それを解説したのがこの新書です。まず、だれでもちょっとしたコツでうまくなることを解説。意識改革をします。次に基本。線をまっすぐ書くこと。縦線、横線、それがまっすぐ書ければ誰でもうまくなります。そして、ちょっとしたコツの解説。言ベンの文字は、言の文字の右側をまっすぐにするだけで上手く見えるとか、三は上二つの横線の長さをそろえるとうまく見えるとか、そんなコツのいくつかを覚えれば、誰の文字でもいつの間にか美文字へと変わっています。著者は「2時間で字がうまくなる」をテーマに書写の講師を務める阿久津氏。実戦で鍛えた本当の解説です。
宝島社新書 たった2時間読むだけで字がうまくなる本

ちらっと立ち読みしただけですので、正確なところは判断できません。

「第3章 “左手で書写チャレンジ”から考察する上達のポイント」では、実際に一週間、自分で左手書きを試してみた様子を入れて解説されています。

右利きの人が左手で書いているものですので、左利きの人とはそのまま比べることはできないでしょう。
ただ、より不得手な人が書いているわけですから、参考にはなると思います。

まだまだ“左手書き専門のアドバイス”になっているわけではありませんので、その辺は割り引いて読むべきでしょう。

しかし、ここでも書いておられるように、文部科学省も左手書きについての指針といったものを出していません。
ましてや書道家/書家といわれる人たち、および書写の教科書を製作している人たちも、“左手書きの教科書”を作っていないのが現状です。

そういう中で、数少ない書写の“専門家”による研究として、見るべきものはあるのではないか、と評価しています。


私も納得できるアドバイスの例を書いておきます。

それは字を書く前に、まず“線”から練習する、ということ。
もう一つは、やはり道具―筆記具(ボールペンなり筆ペンなり)を選ぶ、ということの二点です。

弘法筆を選ばず、ということわざがあります。
確かに上手い人は多少ダメな筆でもそれなりにきれいな字を書けるものです。
そうは言っても実際には、上手い人ほどいい道具を使っているものです。

ましてやヘタな人は、道具を選ばなければダメでしょう。

左手書き・左利きの場合には、特にこの道具選びが大事なポイントになると思います。

本書には、左手書き専門ではありませんが、その辺の道具選びのアドバイスも書かれているようです。


うたい文句にあるような左利き対応のものになっているかどうかは、ぜひご自分でお確かめ下さい。

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「“左手で書写チャレンジ”阿久津直記『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』」を転載したものです。
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澁澤龍彦「左利き」『私の少年時代』より

2013-02-12 | 左利き
サド裁判やエロティシズム、幻想文学の紹介等で有名なフランス文学者・評論家、澁澤龍彦(1928年(昭和3年)5月8日-1987年(昭和62年)8月5日)氏のオリジナル編集の自伝エッセイ集、
『私の少年時代』澁澤龍彦/著 (河出文庫 2012.5)
に収録されている<少年時代>の思い出を綴ったエッセイに「左利き」という小文があります。


昨年夏ごろにこの文庫本が出ていると知ったのですが、近所の本屋にはなく、現物を見る機会がないままになっていました。
(調べてみますと、これは新版で、以前から旧版は出ているようです。)

昨日大阪市内の本屋に行った際見つけました。
でも結構薄い文庫本なのに千円近いということで、結局今回は買わず、立ち読みですましておく、ということにしました。

肝心の「左利き」というエッセイも2~3ページぐらいの小文なのです。

記憶で、だいたいの内容をメモしておきましょう。


文字だけは右手で書くように母親からうるさく言われた。
始めは左手で書いていたが、母親から言われるとすばやく右手に持ち替えて書いていた。
そのうち右手で書くようになった。
今では左手では書けない。
理由は、字は右利きに向いているようで、左では書きにくいせいではないか。

それ以外は大抵左。
それで特に困ったこともない。

腕時計は右手にはめる。
(これって、字を書くとき邪魔にならないのかなあ?、と思うのですが…。)

でも、一つだけつらいことがあった。
それは左利き用のグローブがなかったこと。
右利き用のグローブの小指を入れるところに親指を入れて使っていた。

それと、刃物類も左利きには使いづらい。
昔は切り出し小刀で鉛筆を削ったりした。
右手用の小刀を左手で使うと、刃が裏返しになる。

ヨーロッパ諸国に行った時でもナイフとフォークは逆に持ち替えていた。
左手でナイフ、右手でフォーク。

末尾で、外国人の誰やらによると、左利きは頑固で偏屈、変わり者が多い。
とにかくそういう性格的にあまりよからぬ所があるという。
これは当たっていそうな気がする。
しかし左利きには犯罪者が多いという意見には、これはどうか?

 ・・・

改めて書いておきますが、一度読んだだけの記憶で書いています。
なので、正確な引用ではありません。
間違いがあればご容赦ください。

それでも、だいたいの内容は伝わったかと思います。

1928年(昭和3年)生まれと言いますから、戦前の左利きの子供の一例といえるでしょう。


ウィキペディアなどを見ていれば、澁澤龍彦という人がいかに変わり者とされているかがわかります。
私に言わせれば、これもやはり「左利き」の人の一つの性格と言えるでしょう。

なぜそうなるのか、なぜ変わり者扱いされるのか?

それはこういうことでしょう。

「左利き」の人というのは、ただそれだけで既に人とは違うと認識されてしまう、ということです。
右手より先に左手が出る、等の行動だけで。

自分にとっては自然なことが自然でないと見なされることへの違和感から、人とは異なった反応を取らざるを得ない、ということです。

自分は(あ)だと思っていることを、他人は(い)だと言えば、当然、あれっ? って気になりますよね。

そういうことを積み重ねれば、どうなるか。
自分の意見を出せば、その都度「違う」と言われてしまうとなると?

素直な人であればあるほど、このギャップには悩まされることになるのです。

それを外から見れば、変人とか変わり者ということになるのではないでしょうか。
そんな気がします。

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「澁澤龍彦「左利き」『私の少年時代』より」を転載したものです。
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今年もまた<左利きグッズの日>でした

2013-02-10 | 左利き
今日も残り少なくなりましたが、2月10日は「左利きグッズの日」です。

この一年の間に<左利きグッズ>に関するニュースとして取り上げるに足るものといえば、「左利きグッズの日」記念第7回<LYGP>2013でも紹介しています、左利き用品開発計画【無印良品 プロジェクト ハートフル・左利き】ぐらいでしょうか。

『お茶でっせ』
2012.4.4 Project01左利き~空想無印cuusoo muji商品化企画の試み
2012.7.20 無印良品プロジェクト ハートフル・左利き

しかし、これもその後どうなっているのでしょうか。
製品化に向けて水面下で進行中なのでしょうけれど…。


最近の話題としましては、やはりキヤノンの新しいコンセプトのコンパクト・デジカメ「Canon PowerShot N」でしょう。

左右どちらの手でもズームやシャッターが切れるというのは、左利きの人には魅力です。

スペシャルサイト Canon PowerShot N

『お茶でっせ』
2013.1.30 左利きも楽しめる新カメラ、キヤノンPowerShot N4月下旬発売
2013.1.28 左(利き)右(利き)の手を選ばないカメラCANON PowerShot N

残念ですが、他にはこれといったニュースはありません。
 
ただ今「左利きグッズの日」記念イヴェント【第7回<LYグランプリ>2013】読者大賞のアンケートをメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」実施中です。

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「今年もまた<左利きグッズの日>でした」を転載したものです。
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LGPJ左利きが使いやすいカッターナイフ編(1)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii350号

2013-02-07 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第350号のお知らせです。

350号。
一つの区切りですね。

週刊で7年超やってますから、この数字は不思議ではありませんが。

自分ながらよくやったと思います。
(自画自賛!)

ということで、これからもよろしく!定期購読もよろしく!

【『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』新規購読者募集中!】

まぐまぐ!『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 ・・・

第350号(No.350) 2013/2/2「レフティ・グッズ・プロジェクト<左手・左利き用品を考える>第10回 カッターナイフ<1>」は、
━レフティ・グッズ・プロジェクトLGPJ━<左手・左利き用品を考える>第10回のカッターナイフ編「左利きが使いやすいカッターナイフを考える<1>」をお送りしました。

━レフティ・グッズ・プロジェクトLGPJ━ ..第一土曜日掲載
 <左手・左利き用品を考える>第10回
左利きが使いやすいカッターナイフを考える<1>

 ●カッターナイフの種類
 ●問題点:出っ張りがてのひらに当たる
 ●二つ目の問題点:始めはみな「右手・右利き用」
 ●左右対称型と左手専用型

◆ロータリーカッターの例
「オルファ ロータリーカッターLL型 136B」
◆小型・中型左右両用(対称)型カッターナイフの例
「オルファ 小型カッター A+ 215B」
◆左手・左利き専用大型カッターナイフ
「オルファ レフティL型」
「タジマ サウスポー LC-504」


詳細は本誌をお読みください。↑

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「LGPJ左利きが使いやすいカッターナイフ編(1)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii350号」を転載したものです。
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