レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

左利きアンケート第14回 貴方の利き目は右左どちらですか のお知らせ

2005-02-26 | 左利き
2月27日より、<左利きプチアンケート>の第14回「貴方の利き目は右左どちらですか」の受付を開始します。

今回は、利き目の調査です。

<左利きプチアンケート>第14回 貴方の利き目は右左どちらですか

人間には利き手と同じように、利き足、利き目、利き耳があるといわれています。また脳科学者には利き脳という考えもあります。ヒトの体は左右対称形になっています。その左右に等しくある器官ではどちらか一方が優位となる、利きという現象が見られます。

利きは、偏側性もしくは一側優位性などとも呼ばれるようで、体のどちら側を優先的に使うかということを表しています。

利き手の存在はどなたも皆ご存知でしょう。利き足は、ボールを蹴るなどの動作で確認します。
それでは利き目は、どうでしょうか。
こういう方法があります。

身の回りのあるものに指で狙いをつけます。そして交互にどちらか片目をつぶります。
一方は、目と指と目標が一致していますが、他方ではずれて見えます。
一致する方が利き目です。

他にも、カメラのファインダーや、単眼の望遠鏡や顕微鏡をのぞく時にどちらの目を使うか、銃の照準を合わせる、板塀の節穴からのぞく、などなどの測定方法があります。

利き目は、利き手と違い、70パーセント程度の人が右といわれています。

※参照:『右利き・左利きの科学 利き手・利き足・利き眼・利き耳…』前原勝矢 講談社ブルーバックス(1989)

では、貴方の利き目はどちらですか。右ですか、左ですか。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。(どちらかの手が不自由等で必ずしも利き手を使っていない人は、実際に使っている手の方で投票にご参加ください。)

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 (右利きの投票者)右
2 ( 〃 )左
3 ( 〃 )その他(目が不自由、など)
4 (左利きの投票者 〃 )右
5 ( 〃 )左
6 ( 〃 )その他(目が不自由、など)

*
投票は、お手数ですが、「レフティやすおの左組通信」「表紙」のアンケート欄よりお願いいたします。
過去に実施したアンケートも、同じ欄からご覧になれます。

結果だけをみる

※本稿は、ココログ版「レフティやすおのお茶でっせ」より転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
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左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ―その4・幼児期には利き手の確立を―

2005-02-25 | 左利き
―幼児期には利き手の確立を―

昨今では、左利きに対し、ひとつの個性として肯定的なイメージを持つ人が増えてきています。
ところが、いざ自分の子供が左利きとなると、子供さんの左利きに対し、右手使い/右利きに直す、と考える親御さんが少なくありません。
左利きに対するイメージは好転しているにもかかわらず、実際の子育ての場面では左利きを認める人が減ってしまうのです。

世の中は右利きが便利にできている右利き社会であり、その中で生きてゆくには左利きは不利である、子供にはそのような苦労はさせたくない、というのが主な理由のようです。
全部が全部直せなくても、せめて字を書くこととお箸ぐらいは右手で使えるようになって欲しい、と。
また、いまだに左手使いは「見た目が良くない」あるいは「無作法である」という考えを持ち、「矯正」すべきだ、という人もいます。

確かに、現実に左利きの人が生活していると左利きゆえに不便なことがあります。
しかしそれは、左利きの人の責任でしょうか。その人の生活の仕方に問題があるのでしょうか。
それは違います。本来、その人個人の責任ではないのです。
自分の意志で左利きを選んで生れた来たのではありません。
性別や血液型を選べないように、利き手というものも自分で選ぶことはできません。

では、個人の責任でないことにまで、個人が責任を取らなければいけないとすると、それはやはりおかしいのではないでしょうか。
左利きの子に右手使いを強制的に指導するのは、そういう個人の責任の及ばない領域にまで、個人に責任を取らせることではないでしょうか。

一方、左利きの有名人やスポーツ選手の活躍により、左利きに良いイメージを持ち、あこがれる人も増えています。そういう人の中には、わが子を左利きにしようと考える親御さんもいます。

このように、世の中は右利き用にできているからと右利きに、あるいは左利きはカッコイイといって左利きに、と子供の利き手を変えようとする親御さんがいますが、これはとんでもない間違いです。

なるほど訓練した特定の動作はできるようになるかもしれませんが、手の運動神経はそれで非利き手が利き手並みになるわけではありません。
逆に、利き手を使う機会が減ることによって、利き手の運動神経が十分発達せず、運動能力も鍛えられず、不器用な利き手になってしまいます。
こうして、結局、どちらの手も使えるけれど不器用だ、といった中途半端な結果になってしまうことになります。

これは以前から、利き手の変換(「矯正」)指導の弊害のひとつとして言われています。

先日(2.18)の記事「産経新聞1/24記事「こども大変時代・右利きと左利き」」にもありましたように、幼児期において最も大切なことは、右利きであれ左利きであれ、それぞれの子供の固有の利き手の運動能力を最大限に発揮できるように、利き手を確立することだと言われています。

これがすみやかに行われないと、先ほども申し上げましたように、一生その子の利き手は非利き手並みの運動能力しか獲得できないと言われています。どちらの手も不器用な人間になってしまうのです。

幼児期においては、右利きであれ左利きであれ、その子の利き手を十分に発達させられるように、干渉せず自然に任せ、伸びやかに育てて欲しいものです。

利き手が確立したのち、必要を感じたその時点で、意思の力で自分を変えてゆくことは可能です。それからでも遅すぎる事はありません。

※参照:タジのウェブサイトH. Taji's Website「利き手矯正の身体発達への影響」

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朝のあいさつから始めよう!―良い習慣その一

2005-02-23 | 新しい生活のために
いろんな人の言葉を総合してみても、やはり良い習慣の一番にあげるべきことは、あいさつでしょう。
特に朝のあいさつ
朝起きて一番にすることといえば人それぞれあるでしょうが、その中でも特に注目すべきことはあいさつです。
個人的なこと―おトイレとか、乾布摩擦とか、歯磨き洗顔、水を飲むなど―は別にして、対人関係、あるいは自分の精神面を考えたとき、最も大事なことはこの朝のあいさつです。

人より先に、人の顔を見たら、いや姿を見たら、すかざず積極的に声をかけてみましょう。明るく元気な声で行う、これが大切です。
すると不思議なもので雰囲気が変わってきます。
あたりがパーっと明るくあったかく活気が出てきます。自分の心も軽く明るくあったかく元気になって来ます。

まずは親兄弟など、いっしょに住んでいる家族から始めます。
夫婦で、あるいは親子で、家の中で朝のあいさつなんて、という人もいます。
しかし、一日の始まりをきちんと区切ることが大事です。
朝のあいさつは、さあ、今日という新しい一日が始まりましたよ、という宣言です。
みんな今日も一日精一杯がんばるぞーっ、ということです。エイエイオーッ、という気合のようなものです。まあ、そこまで熱くならなくてもいいのですが…。

せっかくあいさつをしていても、口の中でもぐもぐと、おはざいます、といった感じで声がフェイドアウトして行くような人もいます。
これはです。

あまり損得でものをいいたくないのですが、せっかくあいさつしても相手にきちんと伝わらなければ、ホントに無駄になります。
それならやらないほうがまし、とはいいませんが、もったいないですね。
せっかくあいさつしているのなら、もう少し、勇気を出して相手に伝わるようにしましょう。

あいさつは自分がここにいるという宣言でもあります。また、相手に対して、貴方がそこにいるのを認めましたよという宣言でもあります。

学校でも、職場でもどこでもそうですが、いつの間にか現れてその場にいる人が居ます。
こういう人を見つけると一瞬ハッとしますね。人によっては、こういう人は怖い、あるいは気持ち悪いという印象を持ちます。これも損です。お互いの関係を悪くします。
たとえ遅れてきても、きちんとあいさつする方が、いい印象を与えます。もちろん人の邪魔にならないようにタイミングに気を配る必要はありますが。

逆に言えば、朝のあいさつをきちんとできる人は、あまり遅刻するということはありません。
毎日心がけていれば、自然とそういう風になって行くものです。

これが良い習慣の力です。

さて、えらそうなことを書いてきましたが、あんたはどうやねん? とおっしゃる方もいるでしょう。
こういうことは実は誰でも知っていることですね。
私もそうです。心の中でやらなきゃと思うのです。
でもいざとなると、ちょっと恥ずかしい。躊躇してしまいますね。

でも、そこをがんばって勇気を出して始めてみる。すると、だんだんとやりやすくなります
一日目より二日目、二日目より三日目・・・と、これが習慣の持つ力です。

私も朝起きた時、家族に対しては、初めは照れくさかったりして、正面きって大きな声では言っていません。
でも、ちょっと声をかけるだけでも、雰囲気が変わります。
徐々にいうようにしていけば、家人も気にしなくなり、構えずにできるようになります。

職場など外では、もっとはっきりと言うようにしています。
他のことはいい加減なところのある人間ですが、朝のあいさつだけは分け隔てすることなく、別の部署の人にでもあいさつします。
知らない人でもいつも顔を合わす人には会釈ではなく声をかけます。
初めはちょっと怪訝な顔をしていた人でも次からは態度が改まります。気軽に声に出してあいさつを交わすことができるようになります。
すると、何かの機会に仕事のことで話す時などまったく違ってきます。知り合い同士という関係になっています。
これなどは、あいさつによる実利ということになりますね。

でも、それは考えてしたことではありません。
結果です。
こういう余得もあるよ、ということです。

大事なことは損得抜きで、自分の表現として自然に行うことです。
人を見たら、勝手に口から出るようにすることです。
あいさつとは、相手を思い、自分を思う、そういう心の反応です。

明日の朝は、元気に「おはようございます」から始めましょう!
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産経新聞1/24記事「こども大変時代・右利きと左利き」

2005-02-18 | 左利き
産経新聞2005年1月24日付朝刊、文化面の企画もののページ「生命ビッグバン/こども大変時代/第一章・だだいま成長途上/右利きと左利き」という篠田丈晴氏の署名入り記事が出ていました。

氏の前説部分におっと思う記述がありましたが、それはまた別の機会ということで、本文を詳しく紹介してみます。

混合利き
20年前の豪・メルボルン大学のタン博士の四歳児の利き手調査で、利き手が決まった子に比べ、決まっていない子の動作がぎこちなかった。512人中23人。
日本でも昨年、射手矢岬・東京学芸大学助教授(体育科学)の幼稚園児での利き手調査によると、右利き178人、左利き7人、決まっていない子10人。
(この利き手が決まったいない子を射手矢助教授は、"混合利き"と呼んでいる。)
「投げる、走る、ジャンプするなどの運動能力を調べると、混合利きの子は利き手が確定した子に比べ、おおむね点数が低い」という。
牛来(ごらい)万里子さん(現・千葉県東金市立嶺南幼稚園教諭)の五年前の五―六歳児246人のソフトボール投げの調査でも、フォーム、距離とも利き手の確立したこの方が平均で上回っていた。

脳の機能分化
射手矢助教授―「利き手は三歳児ごろからはっきりしてきますが、混合利きの子は左右どちらを使おうか迷っている段階」で、混合利きは、脳の運動プログラムが未発達な状態と考えられ、脳の運動プログラムはいずれ発達していくため、「親は必要以上に心配する必要はありません」
利き手の獲得は、「自然な形で運動の機会を与えてほしい。体をよく動かし、ボールや鉛筆、おもちゃをいじっていると、自分で左右どちらが心地よいかわかるはず、この過程で脳の回路づくりが始まり、利きも決まってきます。」

一方、利き手が決まっていても動きがぎこちない子が増えている。
森司郎・鹿屋体育大学助教授(スポーツ心理学)によると、最近十年、右投げの際に、通常は左足を前に踏み出して投げるが、右足を踏み出す子が増えている。投げる経験が少ないのが原因だが、外で遊ぶ経験が全体に減っていることが背景にある。投げる行為では、手と足の間の協調が必要で、脳神経回路を健全に発達させることが大切である。「子供の中枢神経系の働きが低下している。体を動かしたくなる場を多く作ってほしい。」

強制は危険
野球のスイッチヒッターも利き手はきちんと決まっている。一方が確立したから、今度は反対側を使おうという発想である。
右利きが便利な社会だから、有名スポーツ選手に左利きの割合が多いなどの理由で、利き手を最初から操作したいと考える親も多い。

森助教授「脳が機能分化していないのに、本来右のものを左にするのは子供に精神的なストレスがかかり、発達的にリスクが大きい」
射手矢助教授「より正確に、速く、強くなどの運動の質を高めていくのは小学校高学年から中学以降でいい。幼児期により高度な活動を求めると、大脳発達のアンバランスを生じさせる危険性があるという考え方もある」
小西行郎・東京女子医科大学教授(小児神経科学の立場から)「当然ながら右利きでも左手の役目は大きい。それに投げるのは左でも、箸は右という人もいる。人には柔軟性があり、動きやすい方法で動いています。そういう意味では利き手の左右はあまり気にしないほうがいい」

―私の感想―
左利き右利きに関わらず、運動能力というものは子供の頃に作られた神経系の発達の上に伸びてゆくものだと思います。
まずはその基本となる神経系をうまく発達させて欲しいものです。

その神経系の設計図というのは人それぞれ持っているものです。人によりその設計図は異なるでしょうが、その持っている潜在能力を十分に発揮できるように、元になる神経系をまず確立させるべきでしょう。

右利きは右手、左利きは左手という、その子のもって生れた設計図通りの利き手をまず確立させる。
その後、人により、趣味や仕事との絡みなどで反対側の手なり足なりを使うようにしてゆけば良いと思います。

しかし、あくまでも利き手は利き手として、非利き手は非利き手として、その持てる能力を十分に引き出してゆけばよいと思います。

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左手/左利き用ワイン・オープナー

2005-02-12 | 左利き
最近はワインを召される方も多くなったようです。
ワインといえば、やはりワイン・オープナーまたはコーク・スクリューと呼ばれる、コルク栓抜きが必需品です。

これにもちゃんと左手/左利き用があります。
私は専用品は持っていないのですが、いつもポケットに入れているウェンガーのスイス・アーミー・ナイフの左手/左利き用である、レフトハンダー・シリーズのひとつ、ハイカー・レフトには左手/左利き用のワイン・オープナーがついています。

これだけ見ると、右手用とどこがどう違うのかわからないでしょうが、見比べてみると一目瞭然です。
螺旋の方向が逆なのです。
右手/右利き用では、右回り=時計回りに回すと食い込んでゆくようになっています。
左手/左利き用では、左回り=反時計回りに回すと食い込んでゆきます。

そういえば、一月に参加した左利きサイトのオフ会でも、これが話題になりました。

さて、このワイン・オープナーに関して、うっきーさんが「左利き用コルク抜き」という記事を書いておられます。

ん~、ついつい慣れで反対に回しそうになる。
中学の理科の時間に「右ねじの法則」を習うまでは、こういう「回しもの」(ねじ、ボルトなど)はいちいちどちらに回すのかいつも混乱していたし、右回り=時計回りということもなかなか覚えられなかった。
それを思い出してしまう感覚。
で、使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。

「ついつい慣れで反対に回しそうになる」感覚、よくわかりますね。知らず知らず右になじんでますからね。
「使いやすいかどうかは・・・??よくわからなかった。」とのこと。
えーっと、これはですね。以前「レフティサーブ」36号で渡瀬さんが書いてらしたことなのですが。

手の甲を上にして前に出してみてください。そして内側、外側の順に回してみてください。どうでしたか。
人間の手は内側(左手の場合は右回り=時計回り、右手なら左回り=反時計回り)には、あまり回せないのです。せいぜい45度ぐらいか。
でも反対に外側(左手なら左回り、右手なら右回り)には、半回転ぐらい回せるのです。
このように順手でワイン・オープナーを持って、内側に回そうとすると小刻みにしか回せませんが、外側にはグーっと回せるのです。

そこで、右手/右利き用を左手で使うと、右回りに使うようにできているので、内側に回さないと食い込んでゆきませんから、同じ角度すすめるのに何回も小刻みに動かさなければいけません。
それが左手/左利き用だと、左回りに使うので外側へ回せばよいことになり、少ない回数でいっぺんに開けられるという理屈です。

きっと慣れると便利なはずです。

私は、手に持ってグリグリ使うちっこい鉛筆削り、あれの左手/左利き用を持っていたのですが、便利さがわからずほったらかしにしていました。
この腕の回し方の話を聞いて理解できました。同じ理屈でした。
(参照:5.20「50にして知る左手用/左利き用鉛筆削りの快感」

右手には右手用、左手には左手用の道具が便利です。当たり前のことです、がね。

よーくできてるでしょ、道具って。
何事も知らないと損してますよ、どっかで。



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10マス計算ドリル 左利き用2種 3月8日発売予定

2005-02-09 | 左利き
PHP研究所『子どもの学力がぐんぐん伸びる家庭楽習』、学習研究社『家庭楽習でわが子は変わる―鉄人の学力向上法』の著者、杉渕 鐵良氏の『10マス計算ドリル』が学習研究社(学研)から3月に発売されるというニュースは昨秋から聞いていました。
どうやら予約受付が始まったようです。
『右利き用』と『左利き用』とが、それぞれ「たし算ひき算」と「かけ算わり算」の2種類ずつ用意されるようです。

10マス計算ドリル 左利き用たし算ひき算
10マス計算ドリル 左利き用かけ算わり算

ともに、著者名:杉渕鉄良 出版社名:学研 発売予定日:2005年3月8日 予定価格:525円(税込) ただ今 予約受付中
本の内容
計算力アップの魔法の練習問題がこの「10マス計算ドリル」。本書はたし算ひき算/かけ算わり算の左利き用。100ます計算まで手が届かない子だけでなく、100ます計算で1分を切れない子もこの10マス計算で訓練すると確実に計算力が伸びる。杉渕先生オリジナル教材。

杉渕氏は、いきなり100マス計算はつらい、というお子さんでも気軽に取り組めるということで、「10マス計算」を提唱されています。

10マス計算は、100マス計算の縦一列分だけとお考えください。基本的には同じ方法で行います。
簡単すぎるようですが、説明を読んでみますとなかなか応用も利くようで、奥深いものがあります。

100マス計算のときにも書きましたように、10マス計算でも、筆記する手の違いがハンディキャップになる、使いにくいものになるわけで、このような利き手別のドリルを用意する配慮は必要でしょう。

初めからこういう利き手を配慮されたものが出版されて標準化されるのは、非常に良いことです。
杉淵氏の教育者としての細かな目配りに好感を持ちました。

ただ私としては、ムダは覚悟の上で「左右共用」のものを作り、その意味をも子供たちに教えるようなものにすれば、また違う次元の教育にもつながり、より有用な教材になるのでは、という気がします。

その点はともかく、左利きにとってまた画期的な出版物が現れるようで、うれしく思います。


* 10マス計算 (教育の鉄人 保護者 編)
** 杉渕鉄良氏のホームページ「教育の鉄人 ねっけつ教師 編」

*** 100マス計算に関する「―お茶でっせ」記事
2004.6.16左手書き(左利き)に優しい改良版「ユニバーサル百マス計算」のすすめ
2004.6.16改良版「UD百マス計算」が紹介されました
2004.8.3左利き対応100マス計算ドリル「文字がうかぶ100マス計算プリント 小学( )年生」

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フィスカース(Fiskars) キッズはさみ

2005-02-04 | 左利き
「左利き用エジソンのお箸オレンジ」に続き、もうひとつ「左きき屋」さんから―

「フィスカース(Fiskars) キッズはさみ」の紹介です。

フィスカース(Fiskars) キッズはさみ 左利き用 ソフトグリップ ポイントティップ 商品番号 9433(写真)
―先のとがったタイプ
フィスカース(Fiskars) キッズはさみ 左利き用 ソフトグリップ 商品番号 9421
―先が丸くなったタイプ

の2種類が出ているようです。共に 価格 800円 (税込840円)、対象年齢5歳以上。

取っ手の指を入れる穴の部分がやわらかくなっている、ソフトグリップが特長のようです。
従来のフィスカース社の子供用のハサミは、取っ手の指穴には指にそったカーブが付けられていましたが、硬いプラスティックでした。


※フィスカース(FISKARS)は1649年、フィンランドで創業されたという歴史のあるハサミと工具の会社です。
日本でも、長年右手用のハサミを使いなれた人のために作られた、取っ手部分は左手に沿い、刃は右手用のそれという赤い取っ手の「左利き用」ハサミが有名です。
5.28記事「左利き用ハサミって?―『とんちんかん道具館』より」

左きき屋の日記

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『若き商人への手紙』ベンジャミン・フランクリン

2005-02-02 | 新しい生活のために
こちらで書くべき本論である「新しい生活を始めよう!」の記事が途切れたままになっています。
久しぶりに元に戻って、良い習慣について考えて見ましょう。

『若き商人への手紙』ベンジャミン・フランクリン ハイブロー武蔵訳・解説 総合法令(2004)から―

フランクリンは「人は何のために生きているかを問い、それはすべての人が自分の価値を大切にし、自由を享受し、なりたい自分を実現するためである、ということを初めて説いた」人でした。

キリスト教徒のフランクリンは、神は、一人一人の人間が人格を磨き、人間として成長し、他人や社会に役立つことで自らも幸せになることを祝福してくれている、と考えていました。
そのためには、十三の徳を身に付けるべきだと考えました。
身に付けるためには、習慣の力を利用するのが良いと考えたわけです。

では、その十三の徳とはなんでしょうか。

それは、 
節制 沈黙 規律 決断 節約 勤勉 誠実 正義 中庸 清潔 冷静 純潔 謙譲
です。

羽目をはずさない。他人や自分の利益にならないこと話さない。仕事は時間を決めて行う。決心したことはやり遂げる。他人や自分に役立つことにお金を使う。時間を無駄にしない。だまして人に害を与えない、清く正しく思考する。不正や義務不履行で他人に損害を与えない。何事も極端に走らない。不正を受けても我慢した方が良いときは我慢する。身体衣服住居を不潔にしない。つまらないことやありがちな事故、避けられない事故にに心を乱さない。性におぼれ、平和な生活を乱したり、信用をなくしたりしない。イエスとソクラテスを見習う。

これらの十三の徳を身に付けてゆく過程こそが、その人が本当になりたい自分を実現できる道なのだ、ということを発見し自ら実践し、大成功を収めたのが、フランクリンその人でした。

「人として求められる良き人格をつくりあげていく中で、豊かな実りの多い経済生活が実現できる」本物の商人、資産家になれる、というのです。

最後にハイブロー氏はいいます。
世の中には自分の思うようにいかないことがある。しかし、自分自身は自分がどう生きていけるかを選択できる。どんなつらい状況があっても、苦しみがあっても、自分の心の持ち方、日々の勉強、習慣で大きな宝物に変えていける、と。

明日に希望を持って、今日の自分を変える努力を始めましょう。自分だけが自分を変えられる唯一の人間なのです。
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