レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

利き手と非利き手の使い分け―左利きプチアンケート:週刊ヒッキイhikkii226

2010-08-28 | 左利き
無料メルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」8月28日発行第226号は、「最近の<左利きプチ・アンケート>の結果(前)」です。

第4土曜日は、●<左利きプチ・アンケート>●です。
今回は、「最近の<左利きプチ・アンケート>の結果から感じたこと(前編) 5/1~ 再版第35回 5/22~ 第65回」です。

「5/1~ 再版第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
第209号(No.209) 2010/5/1「<左利きプチ・アンケート>再版第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」掲載)

「5/22~ 第65回 洗剤雑巾右手左手どっちがどっち?」
第212号(No.212) 2010/5/22「<左利きプチ・アンケート>第65回 洗剤雑巾右手左手どっちがどっち?」掲載)
の二つのアンケートの現在の結果の紹介と、その感想です。


「欄外 おまけコーナー」は、2件。

【左利きの嘆き】"左利きは迷惑ですか?かわいそうですか?" は、
利き手の違いが直接作業に支障をきたすわけでもないのに、「右利きに合わせて!」という先輩。ある左利きさんの愚痴。
【左/右利き両用タイ】月刊ピアノ9月号プレゼント鍵盤ボウタイ は、
右利きで結ぶ時と左利きで結ぶ時でそれぞれ異なったロゴが現れる、左右で二通りに楽しめるボウタイ。


・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第226号(No.226) 2010/8/28「<左利きプチ・アンケート>最近の<左利きプチ・アンケート>の結果から感じたこと(前)」

─目次―
欄外 おまけコーナー
【左利きの嘆き】"左利きは迷惑ですか?かわいそうですか?"
【左/右利き両用タイ】月刊ピアノ9月号プレゼント鍵盤ボウタイ
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
  最近の<左利きプチ・アンケート>の結果から感じたこと
  (前編) 5/1~ 再版第35回 5/22~ 第65回


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※【本誌で取り上げた本】●<左利きプチ・アンケート>●
『手と脳―脳の働きを高める手』紀伊国屋書店(1982/4/30)
―私の“左利きの教科書”の一つ。脳科学の第一人者による、手の働きと脳の働きの関連性についての名著。
『脳力を手で伸ばす』久保田競/著 PHP文庫(2010/6/1)
―『手と脳』を易しく書き直した旧著の文庫化。《手を使って脳を活性化させる簡単で効果的な方法を紹介》


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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「利き手と非利き手の使い分け―左利きプチアンケート:週刊ヒッキイhikkii226」を転載したものです。(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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今週の-週刊ヒッキイhikkii225名作の中の左利き(番外編)はさみ

2010-08-21 | 左利き
無料メルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」8月21日発行第225号は、「《矯正/直す》表現に思う(5)前」です。

第3土曜日は、≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■です。
今回は、「(番外編)「はさみ」岩井礼子」です。
「左利きの人」ではなく、「左利き用」のハサミを使う人の思い出話と、それに絡めて「左利き用」と「左手用」表記のことを考えてみました。


「欄外 おまけコーナー」は、3件。

【左利きの替え歌】「ケータイもってないブラザーズ篇」SoftBank は、
8月14日から放映されている、「ケータイもってないブラザーズ」の3人組が「わたしの彼は左きき」の替え歌(「わしらケータイもってない もってない~♪」「わしら少数派として生きていく~♪」)を歌うテレビCM。《少数派》つながりで「左利き」が登場となったようです。
以下の二つは、8月13日の「左利きの日」関連の報告。
【左利きの日】8月13日は左利きの日 2010(れっどあらあと) は、
毎年「左利きの日」に左利きネタの記事を書いている、おもちゃ好きの管理人『れっどあらあとの玩具日記』から、左利きの話題。
【左利きの日】8/13(レフチャスデイ)のお礼(lefteous.) は、
お箸の向きを左右逆さに置くだけ、というシンプルなレストランでの左利きの日イベント"Lefteous day(レフチャスデイ)"の2010版の報告。


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左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第225号(No.225) 2010/8/21「名作の中の左利き(番外編)「はさみ」岩井礼子」

─目次―
欄外 おまけコーナー
【左利きの替え歌】「ケータイもってないブラザーズ篇」SoftBank
【左利きの日】8月13日は左利きの日 2010(れっどあらあと)
【左利きの日】8/13(レフチャスデイ)のお礼(lefteous.)
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■ ..第三土曜日掲載
  ―番外編― 「はさみ」岩井礼子


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※【本誌で取り上げた本】■名作の中の左利き■―番外編―
・『最高の贈り物―'98年版ベスト・エッセイ集』日本エッセイストクラブ/編 文春文庫(2001/08)


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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「今週の-週刊ヒッキイhikkii225名作の中の左利き(番外編)はさみ」を転載したものです。(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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今週の-週刊ヒッキイhikkii224《矯正/直す》表現に思う(5)前編

2010-08-14 | 左利き
無料メルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」8月14日発行第224号は、「《矯正/直す》表現に思う(5)前」です。

第2土曜日は、▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲です。
左利きにおける《矯正/直す》表現の使用についての考察「―その17― 《矯正/直す》表現に思う(5)言葉より本質? ―前編―」です。
<左利きプチアンケート>再版(第11回)「利き手(左利き)の矯正・直す」という言葉をどう思いますか
の結果を踏まえて考えています。


「欄外 おまけコーナー」は、3件。
(今回は、昨日のブログで一部紹介済みですが…。)

【左利きの日】 8月13日は「左利きの日」"LEFTEOUS."5年目HP は、
"LEFTEOUS."プロジェクトの歴史がようやくサイトにまとめられたようです。「Activities」では2006年(に始まっていた!)以降の取り組みを紹介。プロジェクトの指針といったものも紹介しており、左利き活動を進める上で参考になります。
【左か右かの物語】しゃばけシリーズ9『ゆんでめて』畠中恵/著 は、
ご存知人気小説の最新作。ゆんで(弓手・左手=弓を持つ方の手の意)めて(馬手・右手=馬の手綱を持つ手の意)のタイトルどおり、左右Y字に分かれた道に立つ若だんな、その行く着く先は? 
【左利きのブログ記事】「右利き? 左利き?」参加記事15000超 は、
amebloの左利き関連ブログネタ「右利き? 左利き?」の募集が7月28日から8月11日まで実施され、参加数は何と15503を数えました。意外な関心の強さにびっくり!というところです。


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左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第224号(No.224) 2010/8/14「《矯正/直す》表現に思う(5)言葉より本質?―前編―」

─目次―
欄外 おまけコーナー
【左利きの日】 8月13日は「左利きの日」"LEFTEOUS."5年目HP
【左か右かの物語】しゃばけシリーズ9『ゆんでめて』畠中恵/著
【左利きのブログ記事】「右利き? 左利き?」参加記事15000超
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第ニ土曜日掲載
 ―その17― 《矯正/直す》表現に思う
  (5)言葉より本質? ―前編―


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※【本誌で取り上げた本】欄外 おまけコーナー
・しゃばけシリーズ最新第九弾『ゆんでめて』畠中恵/著 新潮社(2010.7.30)


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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「今週の-週刊ヒッキイhikkii224《矯正/直す》表現に思う(5)前編」を転載したものです。(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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13日の金曜日はナント…左利きの日

2010-08-13 | 左利き
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【追記】2010.8.14
(本稿は、左利きの日の由来を記す趣旨のものではないこともあり、由来について曖昧な書き方をしました。
文章を補っておきます。詳細は下記の「左利きの日を祝おう!」のページをご覧ください。)

元の文:
1976年アメリカの左利き用品販売店のおっさんが、一年後に、左利きの会を設立し、左利きの人たちの生活向上を願い、左利き用品の普及のために、左利きの日を設け、社会にアピールしようと始めたものと言われています。

変更後の文は、青文字で表記しています。また、英語版Wikipediaのリンクを追加しています。
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今年8月の13日の金曜日―きょうは、タイトルにも書きましたように、
ナント、ナント、ナ~ント……
国際的な「左利きの日」INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAYだったんですね!

これは1976年、前年に左手・左利き用品店を始めたアメリカのDean R. Campbell氏が、開店一周年を記念して左利きの人のための専門雑誌"Lefthander Magazine"を発行する左利きの組織Lefthanders Internationalを創設し、お店の開店記念日である8月13日を「左利きの日」と定め、左利きの人の生活向上のために左利き用品を普及させようと言う趣旨でイヴェントを始めたのが最初と言われています。

その後、1992年8月13日、イギリスの左利き用品専門店ALHの顧客を中心に作られたLeft-Handers Clubにより、同趣旨で「8月13日は左利きの日」としてイヴェントを始め、以来現在に至っています。
(※1)

日本では、残念なことに今までは、あまりこれといった活動はなかったようです。


(以下、明日発行の無料メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第224号(No.224) 2010/8/14「《矯正/直す》表現に思う(5)言葉より本質?」』おまけコーナーの情報を先取りしていますが。)

しかし、2007年に報道された「TOKYO LEFTEOUS PROJECT~左利きのキモチになってみる日~」は、その後も(一般にはほとんど報じられませんでしたが)毎年継続され、参加店も拡大。
昨年はとうとう「自動改札」のパフォーマンスも行われた、といいます。

通常と違い、箸を左右逆さまに置くというだけの一見ささやかな、地味~な活動ではありますが、毎年参加店を募り継続実施していく、というこの姿勢は非常に素晴らしいものです。
(「第二回<LYグランプリ>2008 審査員大賞」に選んだ者としても、鼻高々といったところです。)

今年は、過去の活動がサイトにまとめられ、そうだったのか、と他の地方の左利きの活動に関心のある人にも情報が伝わり、うれしく思います。(※2)


先日まで(7/28-8/11)、amebloのブログネタ「右利き? 左利き?」が実施され、これまたナントナント、実に「15503件」の投稿がありました。
一日平均で千件以上。左利きの人だけでなく、多くの右利きの参加者がありました。(※3)

7月前半に東京・世田谷で開催された、デザインから左利きの問題を考える展示会「DESIGN for LEFTY」展も期間中3400名の入場者を記録し、一地域での催しとしては思いのほか盛況であった、と聞いています。
(※4)

利き手や左利きに関する興味、関心を持つ人がそれだけ増えているのだとすれば、長年左利きの活動に関わってきた者として、これは非常にうれしいことです。

この機会に、利き手について、左利きについて、さらに関心を持っていただければ、幸いです。

(※1)【左利きの日 INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY 情報】
International Lefthanders Day (英語版Wikipedia)
Left-Handers' Day 2009(UK)
「左利きの日を祝おう!」(『左利きを考える レフティやすおの左組通信』)

(※2)【LEFTEOUS. 情報】
LEFTEOUS.
2007.8.13 8月13日は「左利きの日」! 左利きのキモチになる
2007.8.14 少数派の気持ち伝える「左利きの日」企画開催される
第二回<LYグランプリ>2008 審査員大賞(『左利きを考える レフティやすおの左組通信』)

(※3)【amebloブログネタ「右利き? 左利き?」 情報】
クチコミつながり-ブログネタ:「右利き? 左利き?」
2010.8.11 強い左/右利き? 弱い左/右利き?

(※4)【「DESIGN for LEFTY」展 情報】
「DESIGN for LEFTY」展
10.07.28 デザインは進化しているか? 利き手から考えるデザイン
2010.6.30 7月1日からの左利きイベント「DESIGN for LEFTY」展のお知らせ

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「13日の金曜日はナント…左利きの日」を転載したものです。(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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強い左/右利き? 弱い左/右利き?

2010-08-11 | 左利き
左利きライフ研究家20年目として、アメブロ開設者6年目として、やはりこのブログネタ「右利き? 左利き? 」に投稿しておく必要があるでしょう。

私は、様々な利き手・利き側テスト(『左利きを考える レフティやすおの左組通信』<左利きプチ・アンケート>↓参照)の結果でも、「強い左利き」です。

--
<左利きプチ・アンケート>目次
【利き手テスト:旧版】
・第20回 05.9.4 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
・第22回 05.10.30 エディンバラ利き手調査
・第23回 05.11.27 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
・第24回 05.12.25 利き手調査第4回chapman利き手テスト
【利き手テスト:新版・再版】
第33回 06.9.24 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
09.8.23 再版(第33回)
第35回 06.11.26 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
10.5.1 再版(第35回)
第37回 07.1.28 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 07.3.25 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 07.5.27 新版・利き手調査第5回―マクマナスの利き手テスト
-
【利き目テスト】
・第14回 05.2.27 貴方の利き目は右左どちらですか
第49回 08.1.2 新版・利き目は右左どちらですか
-
【利き足テスト】
・第28回 06.5.7 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト
第51回 08.3.23 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト
--

私自身、昔は私のような「強い左利き」とその裏返しである「強い右利き」の二つに分かれるのだろう、と思い込んでいました。

しかし色々と本を読んで勉強してみますと、実際は、その間に「弱い左利き」「弱い右利き」といった傾向の人たちが連続体として存在するというのです。

電気のスイッチの「オン」と「オフ」のような、まったく正反対の二つの性質があるというわけではなく、その間に境目のない連続する微妙に性質の異なる人たちが存在するのだ、というのです。


ただ大別すれば、ほとんどの人は左・右どちらかに分類されるということのようです。

そういう意味では、右利きと左利きに分けること自体は間違っていない、ということになります。

けれども、そんな単純にどちらか一方に決められるものではない、ということは、強調しておきたいと思います。


もちろん、私のような例もありますので、はっきりとどちらかに分類できる人もいるのです。

人口比で言いますと、まあ、ざっと半数ぐらいの人は、右利き(この場合は、あくまで「強い右利き」です)。

そして、5%程度が左利き(これも「強い左利き」です)。

残りの45%程度の人は、「弱い右利き」もしくは「弱い左利き」ということになります。

これが様々な利き手についての研究書などを読んで、私が総合的に判断した数字です。

 ・・・

一般に「利き手」といいますが、実際には「利き側」と呼ぶべきでしょう。

「利き手」では、「手」(もしくは「腕」)だけのことになります。

しかし実際に人間の持つこの性質「利き」は、身体全体の傾向を指します。


「利き」という性質は、学術的には、「一側優位性」「偏側性」と呼ばれます。

身体の左右に対称的に存在する器官のどちら側を「好んで用いるか」という、左右の体側の使い方の偏り具合を言います。

その偏りの度合いを調べるのが、利き手・利き側テストです。


この場合の「好んで」とは、好きだ嫌いだという心の働き的なことではなく、無意識にどちらを優先的に使用するか、という考え方です。

無意識に動かす、反射的な動作とでも言えば分かりやすいでしょうか。

物を落としたときにひょいと手を伸ばすときや、お店でパッと目についた物を手に取るとき、などです。


意識的に身に付けた性質―学習や訓練によって習得した技術などは除外する方がよい、と私は思います。

たとえば、文字を書くことや箸を使うことなどは、その典型でしょう。


昔の日本では、字を書いたり箸を使う際に右手を用いるのが正しい作法であり、左手を使うことは間違いであり、不作法なことである、という考えから、左利きを右利きに変えることが正しい教育であるとして「矯正」と呼び、躾の一環として強制的に行うことが日常的でした。

そういう事情を加味し、八田武志先生らが開発された「H.N.利き手テスト」では、書字を項目から外しています。

 ・・・

一般によく言われる「両利き」は、「弱い右利き」もしくは「弱い左利き」という分類は当たります。

実際に「両方」が「利く」というのは、言葉としても変です。

中には、本当に左右両側で同じように作業がこなせるという人も非常にまれにいるようです。


しかし、大部分のいわゆる「両利き」という人たちは、特定の学習や訓練によって身に付けた作業のみ、左右同じようにこなせるという程度のものです。

たとえば、両手で字が書ける、箸が使える、といったことです。

いってみれば、左右「両使い」です。

サッカー選手が右足でも左足でもボールを蹴れるのと同じです。


いわゆる「両利き」―「弱い右利き」もしくは「弱い左利き」に相当する人は、二つに分類できると思います。

一つは、作業により使う手/側が左右異なる、私の言葉で言いますと、「混合利き」

字を書くのは右だが箸は左、といった右と左が混じっている人。
作業によって左右を使い分けする人。

例として、タレントの国分太一さんは、右利きですが、箸のみ左手使い。

テニスのクルム伊達公子さんは、字は左ですが、ラケットは右、テレビ番組で見せたダーツ投げも右でした。

また、先に挙げた「矯正」を受けた左利きの人たちには、字を書いたり箸を使ったりするときだけ右手、その他のハサミや包丁、ボール投げは左という人も多いのです。


プロ野球の左利き選手の中には、字を書いたり箸を使ったりは左でも、投げるのは右という人がいます。

楽天イーグルスの岩隈投手は右投げ、阪神タイガースの鳥谷選手は右投げで左打ち、読売ジャイアンツの坂本選手は右投げ右打ちの左利きです。

よく左利きの代表選手のように言われる、大リーグのイチロー選手や松井秀喜選手は、バッティングのみ左の右利きです。

松井選手は左手を怪我したときに、不便でしょうと問われて、自分は右利きなので特に困ったことはないと答えていました。


もう一つは、利き手は右だが利き足・利き目は左、といったように器官により利き側が一致しない、これも私の言葉で言いますと「交差利き」

言ってみれば、「ねじれ国会」のようなものです。

現在の国会は、衆議院では与党が多数を占め優位を保ち、参議院では逆に野党が多数を占めて優位に立っています。


一般に、利き手の比率は、左利きが12-3%程度(おおざっぱに約一割)と言われています。

それに対して、利き足や利き目は、六-七割程度が右と言われています。

この差に当たる人は、利き手は右でも利き足や利き目は左という、利き側が不一致な人となります。

サッカーの中村俊輔選手は、右利きですが足は左。

以前、宮里藍選手が注目され始めたとき、新聞に載ったそのニュース記事に藍選手を狙うカメラの砲列の写真が出ていました。
カメラを構える姿勢から利き目を判断してみると、10人中6人が右目、3人が左目、不明一人でした。

左目利きの人がそのまま左手利きとは言えないでしょう。


お笑い芸人・ダウンタウンの松本人志さんは、「弱い左利き」のようです。

字を書くのは左のようで、おおむね左利きのようですが、テレビ番組でジェンガという積み木ゲームをするとき、右手を使ったり左手を使ったりしながら、自分でもどちらが利き手かわからない、と発言されていました。

こういう人たちは、「弱い右利き」もしくは「弱い左利き」に相当する、典型的な例といえる人でしょう。

 ・・・

考えてみますと、「弱い右利き」もしくは「弱い左利き」に相当する人は、従来利き手はみな、強制的に「右へ習え」させられていましたので、大抵は「右利き」になっていたと考えられます。

しかし昨今は、「左利きは持って生まれた性質で、個性として尊重しよう」という考えが広く浸透し、強制的に変換させることは少なくなってきました。

そのため、街角でもよく左手で字を書く人箸を使う人を見かけるようになりました。

見掛け上の左利きが増えたように感じるのは、そういう理由があるようです。

だからと言って、実際に左利きの人が増えているのかどうかは、なんとも言えません。


ただ、このブログネタの参加者を見ましても、左利きに対する偏見が減り、左利きに憧れているというような、左利きを肯定的に見る意見が増えています。

従来は、自分のことを「右利き」に分類していた「弱い右/左利き」の人たちが、自分の中にある「左利き」の要素を積極的に評価して、自分を「左利き」と判定しているのではないでしょうか。

その結果、全体としての「左利き」の比率が増えているのではないか、という気がします。


私のように、「左利きは才能であり、それを活かして生きるのが一番」と提言しているものとしては、仲間が増えることで、社会の左利きへの対応がよい方向に変化してゆくのではないかと考えますと、うれしい結果でもあるといえます。


わが子を「両利き」にさせようとする親もいるといいますが、幼児期には「まず利き手の確立を」と言われます。

これを怠りますと、一見、両方の手を使えるので「両利き」に見えるけれど、実は両方とも満足に使えない「両利かず」(どちらも不器用)に陥る危険性もあります。

「両方使えると便利だね」という人もいますが、それはあくまでも大人になってからで十分なわけで、かえって大人になってからなら(脳神経系も確立しているので)弊害も少なく、成功の比率も高いように思います。


強い右利き・左利きであれ弱い右利き・左利きであれ、どちらにしろ、自分の本来の姿を見極めて、自分らしい生き方をしてほしいと願っています。


ちなみに明後日、8月13日は国際的な「左利きの日」INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAYです。
(『左利きを考える レフティやすおの左組通信』「左利きの日を祝おう!」
利き手について、左利きについて、今少し関心を持っていただければ、幸いです。

※参考文献:
・前原勝矢/著『右利き・左利きの科学―利き手・利き足・利き眼・利き耳… 』講談社ブルーバックス(1989/06)
・八田武志/著『左ききの神経心理学』医歯薬出版(1996)
・八田武志/著『左対右 きき手大研究』化学同人社(2008)
・クリス・マクマナス/著『非対称の起源―偶然か必然か』大貫昌子/訳 講談社ブルーバックス(2006/10/21)
・デイヴィッド・ウォルマン/著『「左利き」は天才?―利き手をめぐる脳と進化の謎―』 梶山あゆみ訳 日本経済新聞社(2006/07)
・スタンレー・コレン/著『左利きは危険がいっぱい』石山鈴子訳 文藝春秋(1994/01)

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※本稿は、ameblo『レフティやすおの作文工房』から転載しています。
※本稿は、ココログ『レフティやすおのお茶でっせ』に転載しています。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載先『お茶でっせ』(↓下段参照)のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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今週の-週刊ヒッキイhikkii223<LHM>宣言!左利き紳士・淑女録(3)

2010-08-07 | 左利き
無料メルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」8月7日発行第223号は、「<LHM>宣言!左利き紳士・淑女録(3)」です。

第1土曜日は、━<左利きムーヴメント>宣言!━です。
今月も、【新企画】“左利き紳士・淑女録”の第3回。

(1)実在の人物 編は、7月26日、お昼のテレビ番組に出演した際、左利きの悩みを訴えられた、【プリンセス天功・PRINCESS TENKO】さん。
(2)架空の人物 編は、新津きよみさんのホラー小説「左手の記憶」の主人公、【佐伯郁弥】さん。


「欄外 おまけコーナー」は、4件。

【左利きの展示会】JDN/「DESIGN for LEFTY」展リポート は、
JDN/ニッポンの家具デザインのサイトでのくろだあきこさんによる、7.1-14開催されていた同展示会の詳しいリポート。
【左利きの卓球選手】モロッコ・オープンで石川佳純、単複2冠 は、
石川佳純選手(ミキハウスJSC)が女子シングルス・ツアー初優勝。女子ダブルスでも優勝し、2冠に。
【左利きの書字研究】左手書字研究ブログ「左文字のすすめ...」 は、
左利きで、字を書くことに違和感を感じていたという「takugo」さんの「左文字」(通常の文字を反転させた文字)研究ブログ。
【国際的左利きの日】8月13日は「左利きの日」LEFTHANDERS DAY は、
来週の13日の金曜日(なんと!)は、左手・左利き生活者に優しい、左手・左利き用品を普及させようという国際的な左利きの日。


・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第223号(No.223) 2010/8/7「<LHM>宣言!“左利き紳士・淑女録”(3)」

─目次―
欄外 おまけコーナー
【左利きの展示会】JDN/「DESIGN for LEFTY」展リポート
【左利きの卓球選手】モロッコ・オープンで石川佳純、単複2冠
【左利きの書字研究】左手書字研究ブログ「左文字のすすめ...」
【国際的左利きの日】8月13日は「左利きの日」LEFTHANDERS DAY
━<左利きムーヴメント>宣言!━ ..第一土曜日掲載
  【新企画】“左利き紳士・淑女録”(3)


☆━━━…‥・ ☆━━━…‥・ ☆━━━…‥・ ☆━━━…‥・

※“左利き紳士・淑女録”(2)架空の人物編作成参考文献
「左手の記憶」収録短編集
・新津きよみ/著『指先の戦慄』角川ホラー文庫(2010.6.23)
・新津きよみ/著『左手の記憶』出版芸術社 ふしぎ文学館(2005.11)

◆「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii(レフティやすおの左組通信メールマガジン)」の
「登録(無料)及び解除(配信中止)」は、こちら、「最新号」は、こちら
* ローレン・ミルソム/著『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』東京書籍(2009.4)「参考資料」欄に掲載されました!
* 渡瀬けん/著『左利きの人々』中経の文庫(2008.12)「参考サイトその他」欄に掲載されました!(『レフティやすおの本屋』)
* 親野智可等・発行「親力で決まる子供の将来」No913 2007/12/26号で紹介されました! 
*『R25』2007.12.06(No.170)"ランキンレビュー"「右利きが左利きより多いのはなぜ?」で紹介されました!

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「今週の-週刊ヒッキイhikkii223<LHM>宣言!左利き紳士・淑女録(3)」を転載したものです。(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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