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左利き者の証言から~21 川口和久『反逆の左腕』(3)-週刊ヒッキイ第576号

2020-08-03 | 左利き
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第576号 別冊編集後記

第576号(No.576) 2020/8/1
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~21 川口和久『反逆の左腕』から(3)」



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左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第576号(No.576) 2020/8/1
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~21 川口和久『反逆の左腕』から(3)」
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 過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というテーマの
 21回目です。

 元広島カープのエース・川口和久投手が
 引退後に出版された異色の野球本で、
 左利き必読ともいうべき、左利きの人の特徴や性格、
 左利きの投手の心理やらなにやらから考察した
 “サウスポー(左腕投手)論”の著書『反逆の左腕』から、
 私がとても気になった部分を紹介する3回目です。


『反逆の左腕  サウスポー投手、極上の一球は、
  マウンドで自分の世界にはいったときに生まれる』
 川口和久/著 ネコ・パブリッシング 2001.8

目次
第1章 マウンドの芸術家―サウスポーは勝負だけではなく、
 投球の美しさを追究する
第2章 左のエースと右のエース―サウスポーは投球術ではなく、
 感性でバッターを制圧する
第3章 サウスポー使いの名人達―サウスポーは
 自分の長所を伸ばしてくれる人間には頭が上がらない
第4章 左対左・左対右の醍醐味―サウスポーは
 最強の敵を相手にしたとき、思いがけない力を発揮する

金田正一、江夏豊、大野豊、新浦寿夫、石井一久…
人々を魅了してきたサウスポーには、
とんでもない個性があった!これは暴論か?あるいは新理論か?
かつてない野球論、ここに誕生。

史上に残る名投手・金田、三振にこだわった・江夏、
現役では工藤、石井など、左投手には右投手にはない魅力がある。
「三振こそ投手の華」を貫いた川口和久が語る新たな投手論。

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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 21
  ◆ 「サウスポー」は特別な言葉 ◆
  サウスポーによる、サウスポーのための、サウスポーの本
川口和久『反逆の左腕』から(3)微妙な感覚
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今回も、
「第1章 マウンドの芸術家―サウスポーは勝負だけではなく、
 投球の美しさを追究する」
から。

 ●野球――右利き用に作られたスポーツ
 ●なぜ、左利きのキャッチャーは存在しないのか
 ●ファースト以外の内野手は右利き

 《左利きの人間が右利きの人間に比べて
  ハンデを背負わなくてはいけないのが、
  野球というスポーツの始まりであり、
  それは野球というスポーツが生まれた当初は、
  左利きの人間が必要とされなかったことを
  証明しているのではないでしょうか。》

 ●ベースランニングも右利き用

 《すべての左利きの人間は、
  右利きの人間と同じ条件の元で走ることが
  余儀なくされているわけです。》

 《もし、世の中で左利きの人間のほうが一般的なら、
  野球はベースを時計回りに走るスポーツになっていた
  のではないでしょうか。
  現在は、諸事情から左ピッチャー左バッターが
  有利な時代といわれていますが、
  野球のルールを、打ってから三塁方向に走る競技に変えたら、
  右利きの方はすぐに対応できるでしょうか。》

 ●野球が「右利きのためのスポーツ」である証明
 ●サウスポーのハンデは左利き用のグラブにある

 《イチロー君の諸要求に応えようと、
  完璧に近いグラブを作ってくれるのは、
  彼が右利きであるがゆえなのです。》

 《残念ながら、サウスポー用のグラブでは、
  そうはなりません。理由は簡単です。
  グラブを作る職人さんが右利きだからです。
  つまり、右利きの職人さんが、
  自分では決して使うことのない
  左利き用のグラブを作っているところに
  微妙な問題が生じてくるのです。》

 ●右利きの人では修正できない微妙な感覚
 ●右利きの人間には理解できない感覚

 《職人さん達が「これだ」と思っても、
  実際の左利きの人とは違う感覚といえるでしょう。
  力のはいり具合、抜け具合はわずかに違うからです。/
   もちろん、同じ左利きといっても、
  グラブの好みに個人差があります。(略)
  右利きの人間と左利きの人間の持つ感覚の差は、
  そんな個人差、誤差を越えてしまっているのです。》

 《その道のプロであっても、
  絶対に右利きの人間には理解できない感覚だと思います。
  (略)右利きの人間と左利きの人間とは、
  右手と左手の力のバランス、
  握力がまったく正反対といえます。
  そこに問題点が存在しているのです。》

 《ほとんどのサウスポーは、
  僕と同じ苦労をしていると思います。(略)
  左利きで、しかも野球経験のある職人さんが
  サウスポーのグラブを作ってくれる日は
  果たしてくるのでしょうか。》

 ●単純な左右反転だけでは左用にはならない
 ●字を書く場合
 ●左利き自身が左利き用品をつくろう

左利き用品は、左利きの人の意見を反映したものにして欲しい、
というのが、願いです。

製品のモニターだけでなく、
できればデザイナーさんや設計者、職人さん自身が、
左利きであれば最良なのだろう、と思います。

製作の初期の段階から、
左利きの人自身が、積極的に声を出し、
正しい意見を通して行ければ、と思います。

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本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23― 左利き者の証言から~21 川口和久『反逆の左腕』から(3)」を紹介しています。

野球が右利きのために作られたスポーツだという川口さん。
内野の守備や走塁の方向など。

そして、左利きのハンデはグローブにあるという。
名人の右利きの職人さんであっても、その作る左利き用グラブには問題があるという。
それは、自身が左利きではないために、右利きと左利きの微妙な感覚の差がつかめないのだ、と。

そこで、私の結論が上に一部示した言葉です。

本紙からの転載は、一部のみで、省略した部分が色々あります。
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
左利き者の証言から~21 川口和久『反逆の左腕』(3)-週刊ヒッキイ第576号
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