レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

左利きグッズを切り口にする文具店「菊屋」浦上裕生

2007-12-26 | 左利き
本日発行のメルマガ、
「ランチェスター戦略『一点突破の法則』」第207号 2007/12/26

に左利きグッズの菊屋さんの若旦那、ひろおさんのことが書かれていました。

ランチェスターで斬る・・・「左利きグッズを切り口にする文具店」


きくやねっとのひろおさん(神奈川県相模原市の左利きグッズ常設販売店、菊屋浦上商事・浦上裕生)、および菊屋さんについては、今までにも何度か紹介させていただきました。

最近では、

先日の記事「12月13日放送TV「アメトーーク」で左利き芸人特集」
2007.12.13 お茶でっせ版新生活版

では「今日本で一番左利きグッズの普及に努めている人物」、「新聞に雑誌にテレビにラジオに、と最も精力的に動いている人」と紹介しました。

大学に「左利き用メモ台付折り畳み式パイプ椅子」
2007.03.16 お茶でっせ版新生活版
を納品した実績もある方です。

このメルマガでは、彼が三代目として“さびれた商店街の構造不況業種の文具店”「菊屋」再興を手がけた様子が描かれています。


メルマガの記事の中に、まちがい発見!

ところが、浦上裕生さんの名刺には「左利きグッズ」とあり
左側からメモリのあるモノサシが印刷されています。
これは印象に残ります。
「左側からメモリのあるモノサシ」
―これでは普通の右利き用です。
{0→1→2→3→ …}

正解は ↓ です。
「右端始まりの目盛のモノサシ」
{… ←3←2←1←0}

左利きの人は右から左へ線を引く(←)ほうが書きやすいのです。
そこで当然目盛も右端から始まるものの方がわかりやすいのです。

左利き用ができるまでは、逐一引き算をしていたわけです。
{15cm定規で4センチの線を引くときは、15-4=11
 ∴11のところで鉛筆を止める}

うっかり坊やの私なんか、間違うことはしょっちゅうでした。
1センチ余分だったり足らなかったり…。

こいつアホやろ、と思っていた人もいるかもしれません。

でも、ちゃんと理由があったのです。

左利きの人って、結構こういう辛い部分があるのですよ。...


この記述の間違いを見てもわかりますが、右と左の違いというのは意外に間違いやすいもの

言葉から来る間違い―
「左利き用」→(連想)→「左側から…」

また、身体と頭では、これまた感覚が微妙に異なります。

左と右の違いの感覚―。

これは、意外に気付かない落とし穴です。

これは左利きの人に限らず、右利きの人でもあるのです。

特に、右利き用と左利き用品の構造の違いに気付かない人は、意外に多いのです。
みんな同じように思っている人も少なくないのです。


だからこそ、左利きの人はもちろん、右利きの人にも左利きの実体―真実というものをしっかり知っていただきたいのです。
(だからこのブログやメルマガ「週刊ヒッキイ」も読んで欲しいのです。)

ひろおさん、これからも「菊屋」と左利きグッズ共々、左利きについての広報にガンバってください。

※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「左利きグッズを切り口にする文具店「菊屋」浦上裕生」を転載したものです。

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*『R25』左利き関連記事でコメントが紹介されました! ↓
「右利きが左利きより多いのはなぜ?」
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