リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

どれもこれも安全な旅のためと思えばえんやこら

2021年10月10日 | 日々の風の吹くまま
10月9日(土曜日)。☁🌧☂。三連休初日は寒々とした何ともしょぼい天気。朝ご飯を食べて、コーヒーを飲みながらメールをチェックしていたら、あら、また英国航空から。何じゃいなと思いつつ開いたら、 えええっ。月曜日から、海外からイギリスに到着する場合にPLF(乗客位置確認票)の提出が義務付けられることになって、空港を出ないで別便に乗り換える場合でもイギリス到着前48時間以内に必要だって。おいおい、この差し迫ったときに何なのよ、もう。イタリア行きのPLFはとっくに提出してあるけど、イギリスはEUから脱退しちゃってるから、EUのは使えないってことかな。まあ、ヒースロー空港の同じターミナルで同じ英国航空のローマ行き乗り換えるので、フライトの情報があればいいんじゃないかな。それにしても、ほんっとにくるくると変わるから、めんどくさっ。

まじめ掃除の日だけど、洗濯とモップかけは明日に回して、ごく簡単な床掃除。カレシが誰かとスカイプしている間に、シーラに払うお金を出しに銀行へ。入口に2台並んでいるATMの1台に手書きの「故障中」の張り紙。もう1台が開いたので、カードを入れて必要な金額を引き出そうとしたら、いつまでも「処理中」の表示が出たままで、機械は何かごとごと言ってるけどお金が出て来ない。前の人が「すごくのろくさいよ」と言っていたので、気長に待っていたけど、そのうちいきなり「カードを入れてください」。カードを入れ直して、念のために「残高照会」を押したら、あぁら、引き出しの記録がないじゃないの。別の場所にある3台目のATMがあいていたので、そこで念のため2回に分けて引き出したらすんなり。あっちのATMはお金がなくなっちゃったのかな。連休前だしね。

午後1番でシーラが来たので、長期駐車パスと留守番サービス料と郵便箱の鍵を渡して、しばらくおしゃべり。去年から心臓を悪くして、カレシと似たような薬を飲んでいるけど、カレシより10日年上なだけなのに、会えないでいる間にずいぶん老けちゃった感じ。掃除代行サービスにはドクターストップがかかっているので、留守の間に大掃除をしようなんてゆめゆめ考えるんじゃないよっと念を押しといたけど、掃除のプロのシーラのことだから、私たちが見逃していた汚れが気になって、今日はここ、明日はあそこという具合にちょこちょこと掃除しちゃうんじゃないかな。でも、いつも安心してのんきに長い旅行に出られるのは、シーラが泊まり込みで留守番をして、カレシの鉢物の世話をしてくれるから。ほんとに持つべきものはいい友だちだね。

これでそろそろ荷造りの算段を始められるかと思っていたら、カレシがちょっと動揺したような口調で「エールフランスは医療用マスクをしていないと乗れないって」。まぁた、急にそんなぁ。「うちのは医療用なのかな」。用意してある黒い不織布マスクは一般用。「それじゃあダメじゃないか」。ダメだろうね。「どうするんだよっ」。買えばいいじゃないの。落ち着きなって。とにかくその場でググってみたら、フランスでは医療用マスクの着用が義務になっているようで、画像を探したら、あ、水色のあれか。すぐに買いに行くことにしたら、カレシが「外の空気を吸いたいから、オレも行く」。ということで、雨の中をまずは道路向かいのLondon Drugs(おいてない)、次にモールの真ん中のShopper’s Drug Mart(一般用のみ)、そしてモールの端っこのウォルマートでやっと見つけたのが、医療衛生用品メーカーの「Medical grade」と書いてあるマスク。その隣にあった別のブランドのは「非医療用」となっていたけど、どっちも同じブルーの不織布マスクで見分けはつかない。まあ、エールフランスに乗るのは帰りだし、いざとなったらフランスの寄港地で買えるだろうし、もしかしたら船に用意してあるかもしれないし、もうほんっとに臨機応変で行くしかないよね。でも、どれもこれも自分たちの安全のためなんだから、めんどうが多いほど安心度が高まるというもじゃないのかな。



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