リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

もう、いやぁ~んっ

2017年08月06日 | 日々の風の吹くまま
   
   Bad moon rising・・・ゆうべのお月様

8月5日(土曜日)。煙。朝っぱらから頼りないオレンジ色の太陽を見るのもこれで5日目。も
ういやぁ~んという気分。高気圧がでぇ~んと居座って動いてくれないもので、風が通らなく
て煙も行き場がない。気圧配置が変わらなければどうしようもないんで、それこそお天気ま
かせ。でも、少し風向きが変わったのか、ポートマン橋がぼんやり見えるし、バーナビーマ
ウンテンの頂上やコクィットラム、川向こうのサレーなどのマンション群もおぼろげながら見
えて、南東向きのバルコニーではちょっといいそよ風。午後2時の天気は煙(その上は晴れ
ときどき曇り)、南の風1.5メートル、気温23度、湿度は65%でちょっと高め・・・。

この煙、バンクーバー島のビクトリアから西側のポートアルバーニやトフィノにまで広がって、
とうとう南は230キロ先のアメリカのワシントン州シアトルにも広がって、大気汚染注意報が
出されたという話。さらにはバンクーバーから500キロも離れたオレゴン州ポートランドにま
で届いているらしい。大規模な森林火災(最大級は110平方キロ)が燃えているのは350
キロも内陸の地域だから、太陽がかすむほどの煙が1000キロも先まで流れているわけで、
北海道の山火事の煙が東京の空を覆っているようなものだから、自然の威力はいやは
や・・・。

シアトルの人たちも「カナダ直輸入」の大気汚染にうんざりしているかもしれないけど、2年
前の8月下旬、引越し日程が全部無事に終わって間もない頃に、ワシントン州での大規模
森林火災の煙がメトロバンクーバーに広がって来て、大気汚染注意報が出たことがあった
から、ま、ここはお互い様ってことかな。あのときの煙は1日で消散したけど、夜バルコニー
に出ると煙臭かった。 またその前月には今と同じく内陸の火災の煙が広がって来てAQHI
が上昇していた。でも今年の森林火災は件数や規模で過去60年で最悪の事態だそうで、
今のバンクーバーの大気汚染はスモッグが名物のロサンゼルスや北京や上海よりもひど
いとか・・・。

BCデイの三連休が始まった今日、国境はアメリカへ行く車の列で待ち時間が2時間以上。
そりゃあ誰だってこの煙から逃げ出したくもなるよね。ほとんどの人は近場のベリンハムと
かシアトルへ行くんだろうけど、車でせいぜい2時間ほどの目的地へ行くために2時間以上
もエンジンをふかし続けるってのも何だかなあ。大気汚染、ひどくならないの?

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