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[Liga 2] Vit.Guimaraes 0 - 1 Benfica

2009年08月24日 20時07分54秒 | Liga08-09プレビア&レポート
ジェスス監督がアイマールを何故交代させたか聞かれて答えたのは、「怪我ではない。結果が出ていなかったから。」でした。subrendimentoというポルトガル語に引っかかっていましたけれど、「成果が出ない」とか要するにプレーが悪いということですね。

いつも不思議なんですが、ぼやけた小さな途切れ途切れのネット画面でも、アイマールが良い出来だと感じるときは後でダウンロードしたファイルで、もう少し大きい画面で見直しても良い出来だし、駄目だなと感じたときは、やっぱり後で見直しても悪いんですよね。今日の試合をライブで見ていたとき、確かにパブロはすごく良くはなかったけれど、すごく悪いわけでもなく、(後半に期待かな、疲労が心配だけれど)という程度でした。だから55分に交代になったときはものすごくびっくりして、でもパブロ自身は特に驚いた様子もなく交代していたので、(怪我? それとも罰??)なんていろいろ考えてしまいました。で、さっきDLしたファイルを見直したところ、やっぱり交代させられるほどには悪くはないと思います。(だんだん時間経過とともにボール・キープができなくなっているけれど)

うーん、一体なぜ?と悩みつつO Jogoを読んだらこんな記事が。
「試合の前、私は何人かの選手を先発させるのにためらいを感じていた。私はリスクを冒したが、やはり彼らは木曜日の試合での努力から疲れていた。」として、ジェスス監督はアイマールとサビオラがそれらの選手のうちの2人であることを認めた。
なるほど~、試合前からパブロたちはコンディションが悪かったけれど、少し無理をさせて先発、でもやっぱり調子が悪そうなので早々に諦めたということですね・・・。それならわかるかも。でも、試合終盤、11人のベンフィカは10人のギマランエス相手にほとんどチャンスを作れませんでした。引き分けまたは負けていたら、ジェスス監督の采配は批判されたことでしょう。

実際、アイマールの前半30分ごろのプレーとか結構いいし。このあたりでさっくり点が取れていれば、後半20分ぐらいまでプレーして交代と、何の問題もなかったはずです。ベンフィカはちょっとチャンスで外しすぎですよね。もちろんアイマールも含めて(泣)。パブロのシュートは、キーパーは触っていないように見えます。キーパーが触れないくらい上手くタイミングを外したけれど、コースが・・・とか? でもパブロ自身はコーナーだと思っているから違うか。

試合のダイジェストはこちら:



Correio da Manhaによるとギマランエスのシステムは、3-6-1だったそうです。そ、そんなシステムが・・・。まともにサッカーの試合をできるのは、ポルトとスポルティングと、後ニチームぐらいしかないのはわかっているので、なんとか良い策があるといいのですが。決めるときにちゃんと決める、それに尽きるかも。そういえば、PKのキッカーとしてカルドーソを起用し続けるか聞かれて、ジェスス監督は「他のオプションを考えるかもしれない。」と言っています。記者から「アイマールとか?」と質問されて、「それも私の考えに近い。」 ええっ~、パブロは駄目でしょう~、他の選手のPKも正視できないのに自分が蹴るなんて絶対に無理。ただ、他の記事では「カルドーソが続ける。」とも言っているようなので、ほっ。カルドーソもこれだけ失敗すると癖になりそうで怖いですけれど。

今日の試合で良かったのは、アイマールの顔は綺麗だったこと。あっ、もちろん最終的にベンフィカが勝ったことが一番ですけれどね。

俳優にだって余裕でなれそうです。


同じく。


同じく。


これは、前半の最後、カルドーソに出したパスが思い通りに行かなくて。


ダイジェストにもありましたが、シュートを外してがっくりするパブロ。Cheer up, Pablo!


(今日はこの写真セクションしか本当は書きたくなかったです・・・)

各紙の採点:

Bola-Jogo-MF/5点満点
Quim 5-4-3
Amorim 6-6-3
Luisao 6-5-3
D.Luiz 7-6-4
Shaffer 6-5-3
Javi Garcia 5-5-3
Ramires 7-7-3
Di Maria 6-6-4
Aimar 5-5-2
Saviola 4-4-2
Cardozo 4-4-2
(Nuno Gomes 4-3-2)
(Fabio Coentrao 6-5-4)
(Keirrrison 3-3-2

大体同意ですが、ケイリソンがアイマールと同じ点というのはないかな。後半45分間ずっとほとんどいるかいないかわからないぐらい消えていたので。

な、なんとか勝ちましたが・・・

2009年08月24日 09時09分32秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート
90分(!)、コエントロンのFKからラミレスのヘディング・ゴールで、ぎりぎり0-1の勝利。

木曜日の試合を見たときからやばいんじゃないかと思っていましたが、やっぱりアイマール、全然普通にプレーできませんでした(泣)。二日では全く疲労から回復できなかった感じ。なんと55分に交代になってしまって。ジェスス監督もベンフィカTVに「怪我ではなく、疲労のため。」と認めています。また、試合後の記者会見で、「何人かの選手のプレーぶりは良くなかった、アイマール、サビオラ、ディ・マリアの場合のように。彼らには木曜日の試合の疲労があった。」と話しました。

加えてカルドーソもよくなかったためにベンフィカの前半は、ギマランエスに試合を支配され、心が冷え冷えするような出来。その中でも唯一のゴール・チャンスはパブロがGKと1対1になった場面だったのに、見事に外してしまって、最悪の印象を与えることになりました(鬱)。後半10分で替えられたときには、決定機を外した罰?とさえ思いましたよ・・・。あれは入れないと・・・って本人が一番良くわかっているでしょうけれど。

試合はその後、誰が見ても明らかな相手ディフェンスのハンドでベンフィカがPKをゲット。しかしカルドーソがまたこれを外して・・・もう今日はベンフィカの厄日?と思えるような最低の展開です。ハンドをした選手が二枚目イエローで退場したためにギマランエスは10人になったのですけれど、カルドーソのPK失敗ショックが甚大で、ベンフィカはほぼチーム壊滅状態に。10人のギマランエスのほうが二度決定的なチャンスがあり、まさかの敗戦を覚悟しました。もう引き分けで御の字だあと冷や汗だらだらの90分、たぶん最後のチャンスであっただろうFKからラミレスが決勝点を入れて、終わってみればベンフィカの勝利です。アイマールがピッチにいないほうが運はあるのかも・・・。試合結果に納得できないギマランエスのファンたちが暴れて警官が介入しましたが、まあファンたちの気持ちはわかりますね。

もちろんパブロ、厳しく批判されています。「こんな出来では、これからはベンチだあ!」とか。でも、どちらかというと、アイマールが良くないとベンフィカのパフォーマンスも最悪になることがよくわかる試合だったんじゃないかと。
もうSerbenfiquistaに試合のファイルがアップロードされているので、後でそれを見てから夜にもう一度書こうと思います。

Estádio D. Afonso Henriques, em Guimarães

Árbitro: Pedro Proença (AF Lisboa)

V. Guimarães: Nilson; Andrezinho, Sereno, Gustavo Lazzaretti e Desmarets; Moreno, Flávio Meireles e Nuno Assis; Jorge Gonçalves (Alex, 59m), Targino e Douglas.

Suplentes: Serginho, Roberto, Rui Miguel, Marquinho, Custódio e Tiago Alencar.

Treinador: Nelo Vingada.

Benfica: Quim; Rúben Amorim, Luisão, David Luiz e Shaffer; Javi Garcia (Nuno Gomes, 74m), Ramires, Di Maria e Aimar (Fábio Coentrão, 55m); Saviola (Keirrison, 46m) e Cardozo.

Suplentes: Moreira, Luís Filipe, Sidnei e César Peixoto.

Treinador: Jorge Jesus.

Golos: Ramires (0-1, 90m)

Disciplina: Cartão amarelo para Javi Garcia (28m), Flávio Meireles (52m), Nuno Assis (72m), Fábio Coentrão (90+2m). Cartão vermelho a Flávio Meireles (60m), Nuno Assis (90+2).

Ao intervalo: 0-0.

Resultado final: 0-1.