今日の朝日新聞「声」欄から。投書者は世田谷区の61歳主婦です。
『電車にベビーカー区域設けて』
「ベビーカー、邪魔ですか」(12日夕刊)という記事を読みました。私は以前から、電車内のベビーカーは邪魔どころか、危険なのではと思っていました。
電車が急停車をした時、ベビーカーが暴走したり、あるいは周りの乗客がベビーカーの上に倒れこんだりして、赤ちゃんや乗客がけがをしたら、だれが責任を取ってくれるのでしょう?
でも、これはマナーとか思いやりといったソフトで解決を図る問題ではなく、ハードで対応できることだと思います。以前は駅の階段をベビーカーを抱えて上り下りしていたのが、エレベーター設置で解消されました。今度は、車内にベビーカーのスペースを作り、できればそこに、ちょっとした囲いと親御さんが座れる椅子があれば、軋轢(あつれき)は減るのではないでしょうか?
乗客を安全に目的地まで運ぶことが鉄道会社には期待されていると思います。鉄道会社のみなさん、検討して頂けないでしょうか?
(引用終)
ちなみに12日夕刊の当該記事の閲覧には一部要ログインです。
ラッシュ時を含めた終日設定しろという意見なら暴動が起きそうなレベルですが、そこまで書いていないので納得して読めました。ちなみにベビーカーが暴走したらストッパーを掛けなかった側にも責任を問われますので念のため。
さて、私も女性専用車を含めて反対はしませんけど、実際に運用されるとなったら様々な疑問が生じます。
まず、「使われるのか」
かつて東横線の特急・急行で8号車(横浜方)に女性専用車が終日設定されたとき、日中の利用は疎らでした。隣の7号車に乗っていて女性のグループが、8号車に空席が多くあるにもかかわらず座って談笑していたときは拙者でさえ腹が立ったものです。
すべての車輌に設定することは不可能でしょうし、乗降駅のエレベータ位置の都合などで利用しない人も多く出てくるでしょう。そうすると次の疑問も生じます。
「周囲の理解を得られるのか」
ベビーカー区域以外に乗ってこられたら周囲からいっそう白眼視されませんかね。前の疑問と重なりますけど、車椅子スペースもあまり活用されている光景を目にしません。スペースがあってもなぜか介助の駅員さんは乗務員室の隣に案内するということが多い。さすがに以前は見られた出入り口鎮座というのはなくなったよう。それではお互いに気まずかろう。かたちだけのバリアフリーではかえって迷惑でしかない。
なによりベビーカーが問題視されるのは、混雑することが分かりきったラッシュ時でも平然と乗り込んでくる、ドア付近を占拠して乗降を妨げる(特にグループだと顕著)、また、記事にもありましたが閉まりかけたドアに突っ込んでくる、といったことでしょう。特に最後のは子供の命より目の前の電車に乗ることが重要という考えの表れで、論外の行為です。
とりあえずすぐにできる策としては、やはり車椅子スペースの活用でしょうか。旧型車が多い南武線ではまだ4分の1程度の編成にしか備えられていませんが、京浜東北線など全編成に備えられている路線も多くなりました。しかも大抵はひと編成に複数箇所あります。そこをベビーカースペースとしても案内し、利用してもらえばいいのでは。車椅子の人も常にいるわけではありませんから。
そして利用者サイドも、時間に余裕を持って行動することや、急行などが走る路線なら比較的すいている各駅停車を利用するなど、できることはあると思います。
ところで拙者は乳幼児にとってよほどの“珍生物”なのか、よく凝視されます。
そんなときはちょっと遊ぶと泣き騒ぐこともないし親御さんも喜んでくださるし、楽しいひと時を過ごせるものです。
『電車にベビーカー区域設けて』
「ベビーカー、邪魔ですか」(12日夕刊)という記事を読みました。私は以前から、電車内のベビーカーは邪魔どころか、危険なのではと思っていました。
電車が急停車をした時、ベビーカーが暴走したり、あるいは周りの乗客がベビーカーの上に倒れこんだりして、赤ちゃんや乗客がけがをしたら、だれが責任を取ってくれるのでしょう?
でも、これはマナーとか思いやりといったソフトで解決を図る問題ではなく、ハードで対応できることだと思います。以前は駅の階段をベビーカーを抱えて上り下りしていたのが、エレベーター設置で解消されました。今度は、車内にベビーカーのスペースを作り、できればそこに、ちょっとした囲いと親御さんが座れる椅子があれば、軋轢(あつれき)は減るのではないでしょうか?
乗客を安全に目的地まで運ぶことが鉄道会社には期待されていると思います。鉄道会社のみなさん、検討して頂けないでしょうか?
(引用終)
ちなみに12日夕刊の当該記事の閲覧には一部要ログインです。
ラッシュ時を含めた終日設定しろという意見なら暴動が起きそうなレベルですが、そこまで書いていないので納得して読めました。ちなみにベビーカーが暴走したらストッパーを掛けなかった側にも責任を問われますので念のため。
さて、私も女性専用車を含めて反対はしませんけど、実際に運用されるとなったら様々な疑問が生じます。
まず、「使われるのか」
かつて東横線の特急・急行で8号車(横浜方)に女性専用車が終日設定されたとき、日中の利用は疎らでした。隣の7号車に乗っていて女性のグループが、8号車に空席が多くあるにもかかわらず座って談笑していたときは拙者でさえ腹が立ったものです。
すべての車輌に設定することは不可能でしょうし、乗降駅のエレベータ位置の都合などで利用しない人も多く出てくるでしょう。そうすると次の疑問も生じます。
「周囲の理解を得られるのか」
ベビーカー区域以外に乗ってこられたら周囲からいっそう白眼視されませんかね。前の疑問と重なりますけど、車椅子スペースもあまり活用されている光景を目にしません。スペースがあってもなぜか介助の駅員さんは乗務員室の隣に案内するということが多い。さすがに以前は見られた出入り口鎮座というのはなくなったよう。それではお互いに気まずかろう。かたちだけのバリアフリーではかえって迷惑でしかない。
なによりベビーカーが問題視されるのは、混雑することが分かりきったラッシュ時でも平然と乗り込んでくる、ドア付近を占拠して乗降を妨げる(特にグループだと顕著)、また、記事にもありましたが閉まりかけたドアに突っ込んでくる、といったことでしょう。特に最後のは子供の命より目の前の電車に乗ることが重要という考えの表れで、論外の行為です。
とりあえずすぐにできる策としては、やはり車椅子スペースの活用でしょうか。旧型車が多い南武線ではまだ4分の1程度の編成にしか備えられていませんが、京浜東北線など全編成に備えられている路線も多くなりました。しかも大抵はひと編成に複数箇所あります。そこをベビーカースペースとしても案内し、利用してもらえばいいのでは。車椅子の人も常にいるわけではありませんから。
そして利用者サイドも、時間に余裕を持って行動することや、急行などが走る路線なら比較的すいている各駅停車を利用するなど、できることはあると思います。
ところで拙者は乳幼児にとってよほどの“珍生物”なのか、よく凝視されます。
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一応ベビーカー使用での乗車は
禁止だったらしいのですが
バリアフリー法などゴタゴタで世論的に
今に至るらしいです
確かにベビーカーの集団などで乗車されると
オイオイって思っちゃいますね
そんな集団に限ってマナーが悪いもんです
あるやんごとなき家の若奥様(日本じゃあの方かあの方しかいないw)が、すでに乳児から幼児になった娘さんを片手で抱き上げているのを、嫁はんは目を丸くして見ていました。
俗世じゃそんな体力のある親御さんもいないんでしょうかね。