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とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

消えて増えてくよ、夏が来ようとも

2021年05月31日 | とのさまの休日
  5月を振り返ろうかということで。

  3日はたまプラーザの東急百貨店へ。昭和~平成の小物雑貨を展示、販売する催しを見に行きました。結果として何も買わずだったのですが。

  

  往路の田園都市線は今や新車への置き換えが進み少数となった8500系が。ちなみに乗車したこの編成は3日後の6日に運用離脱、回送されました。

  

  見物後は百貨店内をうろうろ。デパートはテンション上がりますな。 スドージャムは東急ストアが扱わなくなり、いくらか安くなってたためあれうれしやと手にしました。

   お酒売り場で五一わいんも

  

  翌4日に武蔵小杉の居酒屋「まるみ」の前を通ると、道沿いにジョッキや徳利が置かれ、ご自由にお持ちくださいと。家で🏮赤提灯気分だけ楽しめますけど、早くお店で美味しいものが食べられる日が来ればと願うや切!

  

  18日はイトーヨーカドーのハッピーデーで帽子を買いました。加齢のせいなのかなんなのか、しばしば髪に変なクセがつくようになり、みっともないので隠したほうがよかろうと。 外出時は時節柄マスクもしているため、あまり不審者に見えなそうな明るい色にしました。

  なかなか遠出もままなりませんが日帰りか1泊でもどこか行きたいものです。

ご近所探訪 ~「CHARBRO」

2021年04月13日 | とのさまの休日
  🍔ハンバーガーなるハイカラなものが食べたいなと思った。それもマ〇ドやロッ〇リアのようなファストフードではなく本格的なのを。
  武蔵小杉なんてあんだけ店が並んでるんだから1軒くらいあるだろうと探したら果たして。北口によさげなお店があるではないか。

  店の名は「チャーブロ」、どういう意味かと思うも「炭火で焼く」を意味する「charbroil」の短縮形だろうか。昨年8月に入った「天浜」の隣です。2018年に開店したらしい。

  拙者の前を、近くのオフィスから出てきた男女4人組が入店し、これは期待できそう。1階がカウンター、2階がテーブル席のようで、カウンターに座ります。

   

  ランチメニューには軽飲料が付き、350円の追加で🍺ハートランドに変更可とのことだが、コーヒーをお願いしてビの字は別途オーダーとする。(580円)
  初めてなのでスタンダードにプレーンバーガー(1050円)を。

  

  キッチンには30代と思しき男性2名、どことなく元住吉「けんもつ屋」の大将を彷彿とさせる。 ケチャップやマスタードはテーブルに置いてありお好みで。挟まれた野菜の相性も抜群、そしてポテトの量がそこそこあり、けっこうお腹にたまる。ランチとはいえこれで1050円とはかなりのサービス価格ではないかな。
  拙者には珍しく小洒落たお店でした。
  なお月曜定休のようです。

   食後のコーヒーも美味しうございました

幻の銘酒2020

2020年12月22日 | とのさまの休日
  2014年に「新子安」と出会って6年、2周目に入った感ですが相変わらず情報がほとんどなく、未入手の店があるのではと思いつつも手探り状態です。

  まずは東急バス杉06で道中坂下へ。東山田営業所へ歩いて(速足で5分程度)南31でセンター南へと向かいます。杉06が東山田駅へ行かなくなったのが地味に痛い。

  ここの相鉄ローゼンをのぞいてみるものの見当たらない。開店の時だけだったのだろうか。それはそれで貴重だったが残念なり。

   みなきたウォーク

  歩いてセンター北のモザイクモール内にあるローゼンにもなし。長居は無用なので地下鉄で中山、バスで鶴ヶ峰へと転進します。ここで1本入手していずみ野へ。ツイッターのフォロワーさんから情報があったので、ここも間違いなくありました。

  昼食(後述)がてら通りすがりに酒屋さんがあったので入ってみます。

  

  そこで買ったのがこちら。初見なので楽しみです。

  

  再びローゼンへ戻り、改めて売り場を回ると、タカラ缶チューハイのベイスターズラベルがありました。中身は変わらないでしょうけれど記念になります。

  


【今日の昼食】
le cafe de naco Dondurma(泉区和泉町6236-6) 
 ☆本日のランチ 780円+ブレンドコーヒー 200円
   店名は「ル・カフェ・ドゥ・ナコ・ドンドルマ」と読むらしい。北口を出て郵便局の手前にあります。今日のランチはコロッケ、冷凍ではなく自家製のようです。お椀は豚汁で具だくさん、お冷やと思ったらお湯でした。お風呂よりやや低い温度でしょうか。寒い日にはありがたいサービスです。頼めばお水をいただけるのだと思いますが。☕コーヒーは所定400円のところ、ランチとセットだと半額に。過去にいずみ野でランチした記録がほとんどなく、ショッピングセンター「フォンテ」にあった中華屋がほぼ唯一だったよう。新たに中華のチェーン店もできてますが、こういうお店があるのも嬉しいものです。

   コロッケの定食
   コーヒー

ご近所探訪 ~「松月」

2020年10月05日 | とのさまの休日
  川崎じもと応援券利用、今回は丸子橋近くのお蕎麦屋さん「松月」を訪ねました。ご近所というにはちと足伸ばしですかね?



  

  13時近くに入ると先客無し。入り口付近にテーブル席、奥に座敷があります。お蕎麦屋さんなんですがランチの定食もいろいろあります。ご多分に漏れずラーメンも、600円とこの手のお店にしてはちょい高め? 次回に回してミックス定食を頼みます。メンチカツ、アジフライ、コロッケから2種類を選ぶもの。前者ふたつにしました。

  

  お約束のビの字は神奈川県内広域麦酒企業団、中瓶600円ながらおつまみ付き。イカフライに大学イモがひとつ。大学イモがなかなかうまい。
  ちびちび傾けていると来客が。ひとり目はアジフライ定食、次いで入ってきたご老体はいきなりウーロンハイ、方々で目にしてきた光景ですが、一応お蕎麦屋さんです。

  

  定食はこちら。メインの他に焼き鮭(左上)と田楽らしきもの(右上)が。その正体は、キャベツが入ったお好み焼き風を串に刺したもの。どれも美味しくテーブルに置かれたソースも減塩タイプ、味付けも控えめで拙者好み。川崎や横浜のお店ってサービス良すぎませんかね これで計1250円ですから。
  ではもう2~3軒どころか、すっかり満腹して退出、新丸子駅前のベンチで小休止して帰途につきました。

  営業時間は11時~2030時、火曜定休、お手洗いは共用で洋式でした。

ご近所探訪 ~「天浜」

2020年08月11日 | とのさまの休日
  川崎じもと応援券というものを買った。千円券13枚綴り、販売価格1万円で1万3千円分使える。ところがどうにも不人気で、発行数の3分の1くらいしか売れなかったらしい。先着順でなく抽選制だったが無抽選当選となってしまった。

  地元資本以外の店では使えないため大手のスーパーや家電店、チェーンの飲食店は基本的に不可、ただフランチャイズ(大手の看板を出してても実際の経営は地元個人店)だと使えるので、コンビニでも使えるケースは多い。取扱店舗についてはガイドマップかわさきのサイトから「川崎じもと応援券利用店舗」をご参照あれ。

   表紙
   券面

  そんなこんなで網戸の張替えにも使い、今日はランチとしゃれこみます。武蔵小杉駅北口を出て通りを渡り川崎方向へ。徒歩2分てところか。

  13時過ぎに入ると先客無し。ランチメニューは天ぷら定食(700円)と天丼(650円)の2種類、今回は定食とします。

   お約束ヽ(・∀・)ノ

  ビの字で喉を潤す。中瓶600円は今どき普通と思うが街外れの蕎麦屋や中華屋が安いのでなんとなく金銭感覚が狂う。

  

  出てきたのがこちら。小ぶりながら海老が2尾、他に鱚、イカ、海苔、エノキ、野菜のかき揚げとなかなか豪華です。海苔はそこそこいいものを使っているのではないかな。ごはんも美味しく、大きな釜(炊飯器じゃありませんよ)が見え、それで炊いてるのかな。

  券は来年1月まで有効なので、またどこか訪ねてみようと思います。

  

  (蛇足)
  ドトールでアイスコーヒーを買ったら、ふたをひっくり返すとコースターになることに気づきました。ローソンもそうでしたし、結露が垂れてテーブルや床を濡らさずにすむんですよね。考えたデザイナー氏は素晴らしいと思います。👏👏👏

午前3時に寝かさない

2019年09月20日 | とのさまの休日
  劇団新和座さんの新作「午前3時の西の空」を観に行ってきました。場所は中板橋の新生館スタジオ、最寄り駅は東武東上線ですが都営三田線板橋本町駅からでも歩けない距離ではない。池袋での乗り換えの煩わしさと運賃面からそちらにしました。ちなみに夜勤明けです。

  駅を出てまずは新板橋郵便局へ。新板橋駅とはずいぶんと離れてますな。 用を済ませると局員さんから、今日だけですでに5~6人の貯金活動家が来訪したとのこと。何かイベントでもあるのかと問われるがはて?

   実に自然体

  西へ歩を進め石神井川を渡り中板橋商店街へ。事前に耳にしてはいたが焼鳥屋が目に付く。とはいえ今から飲むわけにもいかず、ここは忍の一字とする。ここまで来てラーメン気分ではないし、持ち帰り専門店は不向き。そんな中でいいお店を発見したので、それは最後に記します。

   先頭に「お」、末尾に「い」をつけてはいけません

  スタジオに着いて14時の回の受付を。事前にサイトから予約だけしておき、チケット代はここで支払います。
  さて内容はというとオムニバス形式、小説なら同一テーマで書いた短編集という感じです。パンフレットにあらすじが記され、7部構成になっています。タイトルだけ列挙しますと

  「オープニング」
  「告白」
  「死神はじめました」
  「AI=AI」
  「鬼のことば」
  「Some beautiful -dutiful- day」
  「エンディング」

  ベースとなっているのは「罪」だろうか。軽犯罪から重大犯罪、嘘をつくこと、心理的に人を傷つけること、誰かに“借り”を作ること、そこから生まれる様々な愛憎が描かれているように感じました。

  個人的に印象深かったのは「AI=AI」です。近いか遠いか未来にアンドロイド(スマホのOSではなく人型ロボット)がニンゲンの世話をしてくれる。一方で仕事を奪われたと恨む者も現れる。でも今後の社会に登場するのは、喜怒哀楽もなくプログラム化されたことしかできないロボットなのか、それとも某ネコ型みたいに感情豊かで人間の食べ物を好むタイプなのだろうか。

  ユラという名の世話役ロボットを演じた北川純子さんの淡々としたセリフ運びが、かえってオトコノコ心をくすぐり、リース料はおいくら万円なんだろうと、半ば真剣に考えてしまいました。

  三嶋(みつしま)座長は星新一とか加藤和彦とか好きなのかなと。「死神~」に登場した神様は、帰ってきたヨッパライの神様を彷彿とさせましたし。

  終演後に少しあいさつ(あいさつできなかった方々、申し訳ありませんでした)、そのまま帰るのももったいなく思い一計を案じました。板橋本町へ戻り、近くの大和町バス停から懐かしの要町を目指します。そうです、例のレトロスペクティブチャイニーズレストランです。😋

   開いててよかった
   うぇーいヽ(・∀・)ノ

  ビの字650円、値上がりした?と思いつつ過去記事を調べたら据え置きでした。ただ200円だったギョーザは300円に。帰って晩ごはんがあるし軽食でと思い焼きそばを。刻んだシイタケが入って450円、醤油味で素朴な味わいでした。 でもエアコンがない店内、今日は涼しかったですが真夏日はどんな感じなのだろう?


【今日の昼食】
蒔田鮨(板橋区中板橋18-11) 
 ☆ちらし寿司 700円
   店名の読みは「まきた」のよう。お昼を何にしようかと商店街をうろうろ。スタジオの近くまで来てランチでお寿司700円の表示を見て即決しました。カウンターに座るとまずお新香が出され、次いで丼が。これだけでも豪華ですが、ひと口ふた口と手をつけたところで汁物が、そしてサラダまで出てきました。
  
  サラダには刻んだ蒲鉾が乗せられ、ポン酢がかかって歯ごたえが良く、いいアクセントになっています。値段からそう高級なネタは乗ってませんが近所にあったら間違いなく通いそう。次の機会があれば「にぎり 1.5人前」にしてみようかな。
  供されたばかりがこちら

ニュー津田山

2019年08月26日 | とのさまの休日
  書きたいこともなく、4箇月も放置してしまいました。

  通勤定期の継続をしたいがどこへ行こうか。6月に津田山駅が新装開店したことを思いつき、それではと相成った。

  武蔵溝ノ口の隣に位置するものの地味で静かな駅です。発車チャイムが鳴った覚えがないような。廃止されたんですかね?

   階段はここだけ

  エスカレーターは無く、立川寄りにエレベーターが設置されています。利用実態からすればこれで足りるのでしょう。降りた人も僅かでした。

   旧駅舎への階段は解体中

   改札口

  南口はまだ建設中で今は北口のみ。券売機が2台あるだけで窓口はなく、長距離乗車券や指定席券は扱っていないよう。定期券の継続はできるのでそこは難なく。今日びはネットでも買えますし、駅の需要も減っていくのでしょう。旧駅舎へ行ってみるとこのとおり。跡地には何ができるのかな?

   もはや跡形もなく


【今日の昼食】
南甫園(高津区溝口2丁目7-3) 
 ☆瓶ビール大 600円+五目チャーハン 650円
   津田山駅周辺にはお昼を食べられる飲食店がなく、てれてれと溝の口まで戻ります。入ったのは初か、はたまた数十年ぶりか記憶にありません。 ランチサービスのカツ丼が安いものの、もう少し軽めがいいなとチャーハンを。量は手ごろでお味は可もなく不可もなく。昼下がりの店内は近在と思しきご隠居と、スーパーの制服を着た人が昼休みに入っている程度で“近所のふらりと入れるお店”の風情です。テレビの影響もあってすっかり人気店になった新丸子もいいですけど、時にはこちらも捨てがたく感じます。
  

うまいこと考えたのか?

2019年01月08日 | とのさまの休日
  

  昨年暮れ、新聞の折り込みに入ってたあるディスカウントスーパーの求人広告です。

  まず上の矢印、土日ともに出られなければ時給はマイナス50円ですと。土日に加算するケースは多く見られますが削るというのは他に覚えがありません。どういう理由でこんな設定をしているのか。

  これでは例えば土日のどちらかは地域のボランティア活動に参加したいという人が薄給に甘んじなければならないわけで、ちと理不尽に感じます。

  次いで下、4時間勤務のうち5分休憩とはなんぞや

  あくまで推測と断っておきますが、働いていればトイレにも行きたいだろうし、特に夏は水分補給も必要になるだろう。でもそのための時間は休憩扱いで給料から引きますよということだろうか。

  時給千円なら5分間は83.3円に相当し、4時間勤務なら1時間当たり約21円となって実質時給は979円に。昨年10月からの神奈川県の最低賃金は983円なので、合法的に最賃以下で働かせることが可能になる。安売りで定評と人気が高いスーパーだが、低価格実現のための“細かい工夫”と考えるか、せこく労働力を安価に使い倒す方策と考えるかは人それぞれだろう。

  「お前もスーパーマーケットで働いてるからこんなこと書くんだろ」と言われるなら全くそのとおりで、こうしたことがまかり通るなら賃上げどころか理由をつけて給料が減らされかねない。加えてそれなりの給料を支払って福利厚生も充実している会社が、それが価格にいくらか反映されて「あそこは××より高い」と評価されるのであれば、それこそ理不尽ではなかろうか。

  さらにはスーパーマーケットで働きたいという人を遠ざける結果になりはしないだろうか。

年始恒例

2019年01月01日 | とのさまの休日
  元日で休みだからと家でぐーたらしていても仕方ない。実家へ顔出しがてら寄り道します。

  武蔵中原駅から、中原街道の向こうにフジヤマが見えるこのスポットはけっこう気に入ってます。わっほっほ冒頭写真

  9時半ごろに家を出、尻手、浜川崎と乗り換え。また扇町です。

   ぬくそうやね(浜川崎にて)

  乗り潰しなのか一度は来てみたかったのかヤング数名に老夫婦が2組やらあちこち写真を撮ってます。いつぞやここで撮影会をしていたモデルの秋元るいさんのツイッターを偶然見かけ(背景から扇町と分かったのですが)それ以来フォロワーさんとなりました。

  それ自体とは無関係に人気撮影スポットと化したため、来るたびに注意書きが増えているように感じます。来訪者が増えれば比例して不届き者も増えるのでしょう。

   悠然と鶴見行きを見送り

  電車が出れば拙者ひとりに。ニャンコも今日は珍しくあまりいません。

  
  
  

  写真はいくらか撮ったのですがスマホになぜかエラーメッセージが出て保存できないことがあったためこれだけです。 原因は不明でそんなに容量を食うほどまだ使ってはいないはず。

  さてホーム先端まで行ってみると、こんな表示を見かけました。

  
  

  場所は下の写真の左端です。「2両」とは浜川崎線用の編成のことでしょうかね? 予備車を共通にして車輌が足りなくなった時に“代走”を想定しているのでしょうか。あるいはイベント運転のためなのか。でも停止位置は駅舎側ではなく鶴見方に合わせるんですな。保安装置の関係でしょうか?

  電車は2時間来ないのでバスで川崎へ戻ります。

  年が変わったとてこちらは何がどうということもありません。そんな男ですが今年もまたよろしくお願いいたします。

年末恒例

2018年12月31日 | とのさまの休日
  おなじみ「幻の銘酒」探索シリーズ、今年は仕事など日程の都合で2か所が精一杯でした。

  まず去る25日に成瀬へ。その前に小田急線の柿生にも立ち寄ったのですが置いてなく。全店にあるわけではないようなので仕方ありませんが“空振り”もそれはそれでひとつの情報です。

  そして今日は港南台と、原点回帰で4年ぶりに新子安を買ってきました。浜マーケットへ行ったついでに磯子も覗いてみたら売り切れでした。過去に買っているので悔しいことはありませんが。

  ところで議論の的となり反対運動まで起こっている国電の「高輪ゲートウェイ駅」ですが、ここに相鉄ローゼンが開店して「高輪ゲートウェイ駅前店」を名乗ったら、やはりそのラベルのお酒が発売されるんでしょうね、というか発売しなければなりませんね(義務感)


  さて、今年もお付き合いいただきありがとうございました。また来年もつらつらと書いていきたいと思いますので、引き続きのご愛顧をよろしくお願いいたします。

梶が谷に「梶が谷」はあるか

2018年11月20日 | とのさまの休日
  梶が谷に相鉄ローゼンができるとあっては行くしかあるまい。

  駅を出て右へ。道なりに坂を上ったり下りたり10分ほど歩くと現れます。

  

   駅側入り口
   “幻の銘酒”はすんなりと

  実を言うと15日の開店初日にお酒だけ買いに行きました。さすがに混雑していたので店内をゆっくり観察するのは後日でいいやと。記念の升もいただき、檜のいい香りがします。

  店名は「梶ケ谷」と駅名ではなく地名を採用しています。そのあたりは東急と一線を画しているのか。店頭ではウェルカムカードの新規入会申込所が。ここにもすごい列ができています。すみませんねぇ、新規開店なのに使い古してポイントが溜まりまくってるカードを持ってて。

  さて、レジへ進むとPASMOの端末が見当たらない。尋ねると非対応とのこと。おやおや、今どき新規開店の電鉄スーパーが交通系IC不可とは遺憾でありぞっとしない。二俣川は導入していたのになぜだろう? 端末の台数が間に合わなかったとしても一部レジのみ対応などもできそうなものだが。そのためひと組当たりの買い物点数が多いうえにレジ係も(応援者は来ているものの)不慣れ、そしてクレジットカードを持たない人が現金支払いするのでなおさら時間がかかるのだ。(セルフレジはない)

   

  五一わいんとは珍しいものが。写真の「竜眼」のほかに「コンコード」を扱っています。


  そして今日の昼下がりに改めて買い物に訪れてみました。昼下がりとはいえ混雑はなく、ゆっくり買い回りができます。日替わりの安売り品をいくつか買って片隅にある休憩コーナーで一服、紙コップ式コーヒーの自販機もあるので喉を潤します。ちなみに“幻の銘酒”は売り切れ、升だけが数多く残っていました。銘柄問わず清酒購入の方にプレゼントしているようです。

  トイレは上階に。さすがに綺麗です。 でも利用を21時までにしているのは防犯のためかな? 駅からは離れているし飲み屋も近くにはないので酔客が汚す心配は少なそう。

  五一わいんとスガキヤラーメンが恋しくなったらまた来ましょう。

   出来心で買った。反省はしていない(188円+税)

  

  溝の口駅の引き上げ線に停まっているのが見えたので。来月14日から始まるQ SEAT用の車輌です。すでにプレ運用は始まっていて、今はまだ一般車扱いです。来たら狙い目かもしれません。

エグニャイル

2018年10月10日 | とのさまの休日
  今日は嫁はんとも休みだったので昼からお出かけ。アトレ川崎地下でお弁当を買ってと。カツなど“危険度”の高いものは避けて、ランチメニューで格安のお寿司にしました。

  目的地は久しぶりの扇町です。ニャンコたちはその辺でゴロゴロしてるので、それではとお弁当を開けると…、1匹が目ざとくやってきます。箸の先に醤油をつけて鼻先へ。「キミの食べられるものじゃないゾ」って以前もやったような…。

  バスで来て、しばしして到着した電車の折り返しを見送り、1時間ほど滞在してまたバスで戻りました。ではこの後はニャンコグラフィティをお楽しみください。

  
  
  
  
  
  
  
  
  
  

遠い千葉

2018年10月01日 | とのさまの休日
  国鉄東日本千葉ワイド周遊券なるものを発売しているらしいとの噂を嗅ぎつけ、1泊旅行をと洒落こんだ。颱風一過とはいえ天気も落ち着いたようだしと6時過ぎに楽観的に家を出た。

  ところが最寄り駅での南武線がまずグダグダ。小杉で横須賀線にと思ったらこちらも動いてない。ではと川崎へ出たら京浜東北線東海道線ともいつ来るのか全く当てにならない。とりあえず京浜の南行が雁行しているので横浜まで出る。房総各線も運転再開見込み立たずとのことで鉄道はあきらめ、一縷の望みを託して東京湾フェリーのサイトをタブレットで見ると「欠航」とある。ぎりぎりまで粘るつもりで京急に乗り久里浜まで行ってみるも…

  

  万事休すで予約していたホテルに電話、キャンセルする。するとやむを得ない事情なのでキャンセル料は取らないと。ありがたい話だがやはり旅行したかった。まだきっぷの発売期間はあるので改めて日程を組み予約したい。

  過去にも颱風一過で旅行したことは何度かあり(九州にも行った)ダイヤ乱れに巻き込まれはしても旅行中止に追い込まれたのは初めてだ。先を見越して早々に運休を決めていながら、再開後のことはまるっきり考えていなかったかのようだ。鉄道の技術は脆弱な方向に進歩しているような気がしてならない。

  
  自宅最寄り駅へ戻り、買っていたきっぷは無手数料で払い戻し。

  国電各線ほどひどくはないものの、京急も混乱していました。久里浜では電光掲示板の案内が、品川方面は3番線が先発と表示しながら、電車が来たのが4番線、しかも何の案内もなく「ドアを閉めま~す」 ホームの乗客も一様に「え」という顔でした。

  そしてその列車も当初は品川行きながら文庫で横浜行きに変更、上大岡で抜いた急行は羽田空港行き、南太田で抜いた普通車は新町行きと、品川方面の客は災難ですな。

  横浜で東横線に乗り換えたらこちらも特急が間隔調整で延々と停まっている。菊名でガラガラの各停に乗り換え、日吉に着くと車内放送が「しばらく停まります。向かいの目黒線が先に発車します」と伝え、大勢が出ていく。ところが間髪を入れず発車ベルが鳴り、こちらが先発すると。急ぐわけでなしずっと座ってはいたものの、非常時対応、特に情報伝達がまるっきりダメダメになっているのではないか。

   爆誕した快特横浜行き(横浜駅にて)

  5時間半ぶりに懐かしの我が家へ戻り、ツイッターで旧知に励まされたこともあって再び家を出ます。

  どうにか平常ダイヤに戻った南武線で平間へ。昼食(後述)の後、ガスブリッジ()を渡って東京都へ向かいます。(冒頭写真は橋上から武蔵小杉方向を望んで)

  向かったのは、なぜかどっぷり東急の領域にある東武ストア下丸子店です。

   店舗外観

  東急ストアも北越谷にありますし、他にも京急地帯のはずの杉田や鎌倉などなど、鉄道のみならずスーパーの“相互乗り入れ”もまた楽しからずや。

  電鉄系共同PBはやはりというかあるのでわざわざ輸送することもない。長ネギが安かった。ちなみにここもTカードなんですか。“東武”のTではなくツ〇ヤ系のTですな。ところが今日は旅行するつもりで携行してなかったため、レジで忘れた旨を伝えると、「お忘れ券」なるものを渡された。

  

  要はポイントを後付けできるというシロモノだ。便利でいいサービスと思うか、そうまでして個人の購買履歴データをほしいと思っているのかは、皆さんそれぞれのお考えに委ねたい。

  さて、千葉行きの計画はまた改めて立てましょうかね。


【今日の昼食】
入船(川崎市中原区田尻町58-2) 
 ☆みそラーメン 700円
   平間駅を出て右へ、突き当りを左折して、通りから奥まったところにあります。
  
   近ごろ足を運んでませんが立ち飲み屋さんに行った折に見かけ、なんとなく気になっていました。お蕎麦屋さんでありながら、こういうお店はラーメンがありそうと思ったら果たして。誰が言い出したか分からない偉そぶった“名店”よりも、こうした純朴な味は捨てがたいものがあります。なお前述のとおりこの後はまだ歩く予定だったため、アルコールは頼んでいません。

  

  なおお手洗いは共用で洋式です。

こすぎ途中下車の旅

2018年08月04日 | とのさまの休日
  「あ~らら雲葉さん、今日はどちらへ?

  途中下車というと相変わらず滝口順平なんですよね。没後そろそろ7年になるというのに。

  東急が武蔵小杉駅で「駅ソト立ち寄りキャンペーン」なる企画を行なっているらしい。(リンク先は7月30日付お知らせ)

  ホームの上階にあるスクエア口を出て、90分間途中下車してあちこち楽しんでいってくださいというものだ。試みとしては面白いと思うし、評判が良ければ他の駅にもと考えるかもしれない。

  ところが利用案内を見ているとちょいと気になる一文が目に入った。「スマートフォンのWi-FiをONにしてください」とある。あいにくとスマホは持ってないがタブレットでもいいのだろうか。とりあえず試してみます。

  小杉がほぼ地元の人間にとって“途中下車”するためにはまず他へ出向かなければならない。で、向かった先は白楽、久しぶりに六角橋商店街を歩いてみます。

   まずはお昼
  

  十数年ぶりに「天せ」の暖簾をくぐります。540円と学生時代から変わらない値段、と思い込んでたら、過去記事に「学生時代は450円」とあり、記憶なんて当てにならないものですな。 でもこの13年の間で消費税分が上がっただけとは頑張ってます。ビの字(中瓶560円、小鉢付き)も頼んでちびちびと。金曜日のごはん大盛り無料も変わってません。

   大人の休日うぇーい

  時刻は13時半過ぎで先客ゼロ。ところが食べてるうちにぞろぞろやってきて満席近くなり、さらにやってきてのんびりできる雰囲気でなくなってきた。最後は追い立てられたわけではないけど、半ばそんな気分で退出した。

  その後は仲見世の珈琲文明へ。近ごろ旧知のひとりがアジト(?)にしているらしく、どんなお店なのかと踏み込みます。入口には「混雑のため提供までお待ちいただく場合が」との旨が掲出されている。別に急ぐわけでもなしと扉を開けるとカウンターはゼロ、2階は満席(といっても広くない)らしいが1階のテーブル席も1組だけ。ならば30分まで待つこともなかろう。

   珈琲文明外観
   アイスコーヒー

  結果としてマスターひとりで切り盛りしているために時間がかかるというだけのこと。さっと飲みたいなら坂上のド〇ールでも行けばいいのだ。

  メニューを開くとアイスコーヒーが620円… 先日のかき氷といい、近ごろ喫茶で贅沢するようになってきたな。

  待ったのは10分ばかし。ブラックで半分ほどいただき、クリームを半量入れてみる。するとこれが濃厚で、決して安物のフレッシュなんかではなさそう。純乳脂ではないかな。次いでシロップを加えると強いながらも整った甘みになる。なるほどこういうところが値段なのか。

   これが残るのは白楽と東白楽だけ?

  駅のこの表示が懐かしく感じます。新型ATCのためか、電車接近の直前に点灯するようになり、ほんのわずかな間しか見られなくなりました。(

  次いで菊名駅へ。新しくできた横浜線との連絡口を視察します。概要は東急の駅構内図をご覧いただくとして、旧来の西口利用者にしてみれば横浜線が遠くなったわけで、さりとて今までの改札口を存続させるだけの利用者は数がいないということなんだろうか。

  そしていよいよ本来の目的である武蔵小杉へ向かいます。(やっとかよ←)

  エスカレーターを上がりスクエア口へ。自動改札ではなく駅員がいる窓口に行きます。するとICカードを窓口にある白い端末にタッチするよう求められる。音もなにもしないため離すタイミングに戸惑う。そしてタブレットのWi-Fiを確認する。駅員からもWi-FiをONにするよう告げられた。なにか特殊な回線でも使ってるのかなと接続先を見ると、携帯電話会社のもので変わったところはない。そして館内をうろうろ。南口は“閉店街”になってるし、ケータイショップでアクセサリーの下見やら休憩所で腰掛けて過ごした。

   東急線には扇風機が似合う(※個人の感想です)

  

  20分程度で再びスクエア口へ。出場時にタッチした端末へ再びICカードをかざす。やはり音もなにもしない。なんとも狐につままれたような感覚だ。

  ところがタブレットのWi-Fi使用量を見るとグラフが上向きになっている。やはり何らかのデータのやり取りを行なっていたのかと推測される。(Twitter程度でここまで増えないし動画などは見ていない) しかし当方は東急線アプリは入れてないし、ICカードとタブレットの紐つけもしていない。これで何の解析がなされるだろうとますます謎めいてきた。

  新丸子までひと駅乗って出場し、ICカードの利用記録を印字してみるも特に記載なし。PASMOとSuica以外(Kitaca、はやかけんなど)では不可なのかなとか、Wi-Fiを切ったらどうなるのかなとか、期間は10月末まであるため、また試してみたいと思います。


   色式信号機時代は、駅手前の信号機のふたつ手前の信号機を通過したときに点灯する仕組みでした。そのため上りでは東白楽駅進入時から点灯していました。

(9月2日追記)
  都内の自宅へ戻る途中の妹と待ち合わせ、このサービスを利用してもらいました。

  ICカードをタッチする端末の前にはディスプレイが置かれ、認証すると画面が変わり音がするようになっていました。拙者の時は駅員さんが出し忘れたのか後から追設されたのか定かではありませんが。

  Wi-Fiをオンにする理由を妹が駅員さんに尋ね(ずかずか、もとい堂々としてます)要は動向調査のためとのこと。利用者のうち館内にとどまった人と、Wi-Fiが届かない館外へ出た人の数などを調べているという。我々は駅から離れた味奈登庵で食事してららテラスで買い物していったので“館外利用”にカウントされたのだろう。

  90分とは短いようでけっこうあります。好評を得てさらなる期間延長、また他の駅にも広まることを期待したいと思います。

境界侵犯

2018年07月25日 | とのさまの休日
  (日付は観に行った7月25日となっていますが、記事の公開は全公演終了後といたしました。ご了承ください)

  今まで新和座の舞台を要町へ3回観に行きながら今日は“浮気”をします。

  やはりツイッターで知り合った役者さんで、ご案内をいただいたなら一度は足を運びたいもの。場所は高田馬場ラビネスト副都心線西早稲田駅からが近そう。(冒頭写真

   西早稲田駅

  題名は「草苅事件」、第七回清田洞爺文学賞という架空の賞をめぐり、受賞作や候補作を巡る顛末のあれこれ。(リンク先に概要)

  脚本は受賞記者会見というスタイルで、観客にも「取材STAFF」と記されたカードを首から提げるよう求められます。

  受賞作は表題にもした「境界侵犯」、作者は草苅亜嵐なる正体不明の作家、そしてその代理人を名乗る女性占い師が現れ、受賞を辞退したいと申し出る。賞を受けるにふさわしくない作品だと。それについて集まった記者や選考委員たちの喧々囂々が繰り広げられる。

  しばしば長い独白が入り身の上話が多い。最初は冗漫にも思えたが、話が進むうちに意味に気づいてくる。人は知ってか知らずか他人の“境界”を侵食しながら生きているのではないか。男としての境界、女としての境界、はたまた職業のプライドだったり歳を重ねたことのプライド、若輩者であること、親子関係、男女関係etc.、様々なパーソナルスペースに入り込みながら生きている。時には踏み入れてはいけない領域もあったり。そんなことを気づかせてくれる。

  そして草苅亜嵐とは何者か、受賞候補の一人である五味川龍太郎が自分だと名乗り出る。これはよく見られる、作品をそれ自体でなく名前や肩書で評価してしまいがちな先入観や権威主義への挑戦だろうか。

  では「境界侵犯」とはどんな作品か。これも煙に巻かれたように誰も内容を正確に理解していない。「面白かったんだからいいじゃん」でけりをつけてしまうわけだが、美味しい料理を口にしたら言葉が出ない、そんな感じなんですかね。 完璧でなくていい、人間なんてテキトーでいい、個々の領域をどこまでテキトーに許せるか、そんなことも感じました。

  全体として楽しかったとか面白かったよりも、考えさせられたというのが率直な“総評”です。

  (※個人の感想であり、劇団、脚本、演出等の意図するところは全く考えておりません)


【今日の昼食】 
浅野屋(新宿区西早稲田3丁目27-4)
 ☆合せ天丼 1150円
   上演が15時、開場は30分前なので、その前にお昼、劇場の上(1階)にお蕎麦屋さんがあり、下見ついでに入りました。お蕎麦おいしい、天丼の種は海老、シシトウ、れんこんの3つ。ちょっと少なめかなと思うも食べてみれば適量でした。歳を考えると食べ過ぎないほうがいいかもしれません。

  

  初めての場所なので余裕をもって家を出たとはいえ、いささか時間を持て余すことになり、付近をぶらぶら。通りの向こうにコーヒーショップがあったので入ったもののあいにくと満席の由。では暑いけど散歩で潰すかと横道へ入ると古民家風の喫茶があり、拙者には珍しく入ってみます。なにせ酒というわけにはいかんのでして。

  

  店名は日本茶カフェ茶々工房、かき氷の文字が見えたので750円の白桃にしてみます。客層は近所のご常連さんといった風情の方ばかり。汗をかいた体に冷たい氷や添えられた水菓子がするすると入っていきます。お昼に“おでざ”まで付けて、すごい豪遊したな。

   

  今日びはこうしたカフェにもフリーWi-Fiがあるんですな。ありがたくタブレットを操作します。

  最後の最後にひとつ解き明かされなかった劇中の謎を。

  「境界侵犯」が(劇中とはいえ)実際に雑誌等に掲載され、公開された作品であるなら、その原稿料は誰が手にしたんでしょう?