とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

新杉田「たけみ」

2013年02月26日 | 横浜市磯子区
  本郷台を後にした水戸老公一行は、新杉田へとその足を早めていた。

  それはともかく2本立ての2本目です

  夕方は新杉田の居酒屋「たけみ」へ。実はお店のブログに当方のえにっきが紹介され、ランチが美味しかったことを思い出し、それではとおよそ6年ぶりに暖簾をくぐりました。

  店を塞ぐように車が2台置かれているのに閉口するも構わず店内へ。

  17時少し前と時間が早いこともあってか先客はヤングのグループ1組だけ。メニューブックを何冊も渡され、日本酒に焼酎にずいぶん充実している。は神奈川県内広域麦酒企業団(笑)によるものなので、地酒をチョイス。どうせならビールも複数銘柄置けばいいのにとも思う。

  その6年前のえにっき(2007年5月9日付)では、つまみ3品で1500円ほどのセットメニューが多いとありました。今は組み合わせや内容も変わったのか、1000円や1100円が主流のよう。もっと安いものもあります。

  運ばれてきたお酒は、名だたる地酒なれど色が黄褐色だ。もちろんそういう酒もあるけど口にすると味も違う。いつ開栓したのか。銘柄を多く置いて頑張っているのはわかるけどもったいない。チェイサー代わりにと酎ハイも頼んでいたけど、むしろ口直しになってしまった

  しかし料理はやはりうまい。お通しの塩辛に始まり、わかさぎの唐揚げに刺身、チーズの醤油漬けなどなど。特筆ものはキャベツに付ける味噌。お店のブログによると、味噌だけ売ってくれるらしいと気づいたのはこれを書いているとき

  「食べログ」にクーポンがあったため使用し、呑むより食べるに徹したような晩でした

  ところで、2時間弱の在店でついに他の来客はありませんでした。火曜日のせいもあるのかなと思うも、帰りの新杉田駅で電車を待つ人の姿も昔に比べて少ないように思え、周辺企業も冷え込みが厳しいのでしょうか

もういちど横浜放浪記 ~荒井市場、田立

2013年02月26日 | 横浜市栄区
   『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  今回も嫁はんと出かけます。電車を戸塚で降りて東急ストアへ。ここも3月4日から営業時間を9~24時に延長するようで(ストアのサイトから)、ナイトスタッフの求人広告も情報サイトに出てます。旧知はまだ働いているようだけど、連絡したわけでなく、残念ながら会えませんでした。ペット茶などを買っておきます。

  バスセンターへ行くとちょうど戸93系統が出るところ。バスセンターが新しくなってから利用するのは初めてではないかな。金井まで運賃は190円なり。

  金井公園へ行ってみると、雨水調整池の工事中とやらで、半分くらいが囲われ物々しい。他にも園路の整備とやらで使えるスペースは限られてしまっている。

  金井公園のレストハウス

  頃やよしと昼食のピークを過ぎる時刻になってきたので、今回の目的地である荒井市場へと足を向けます(冒頭写真)。ここは民営の市場で、荒井商事という会社が運営しているらしい。



  市場といっても中央市場や南部市場と違って小ぢんまりしたもの。買い物客も多くが近在の人のようで、のんびりしてます。ほんだし1kgなんてのはこういう店ならでは。他にも業務用食材が充実してますが、ここから輸送するほどでもない。

  目ぼしいものをいくらか買って、目の前の食堂へ向かいます。

  荒井市場の食堂

  渋く埼玉屋の定食もいいけど、ここは市場寿司で魚を。ランチちらし840円なり。営業時間が10~14時のため、嫁はんから「ランチじゃないのもあるの?」とツッコミが入る マグロテールカツは売り切れの由で残念…。せっかくなのででもと思い、別の店でキリンラガー中瓶を1本。フードコートスタイルだとこういうことができます。うまい魚に舌鼓を打ち満悦しました。

  金井公園の先、久保橋を渡るとソフトクリームの置き物が目に入りました。北辰たちばなやの売店らしい。調査で来たときにあったか記憶が定かでないが、営業が10~15時とあらば閉店後に来ていたら記憶に抜け落ちてても不思議ではない。

  北辰たちばなや店舗  ドラ焼きならぬ「とらやき」餅入り(60円)

  ソフトクリームはアイスケースにカップ型で入っており、それをサーバーにセットして作るよう。寒いこともあり見合わせた。

  腹ごなしも兼ねて柏尾川沿いをてくてく。環状4号に入って笠間へと。大規模マンション、ガーデンアソシエ併設の公園で一休み。その前に隣の町内会館へ。ここは拙者が読むのに頭を捻ったところです。

  
  読みは最後に

  「田立」はどうやら古い字(あざ)名のよう。地名の大まかな由来は栄区のサイトに記されています。

  環状4号へ戻っていたち川沿いに歩きます。「いたち」はけものへん+由ですがIMEには入ってません。ATOKとか今昔文字鏡あたりならありそうだけど。

  

  それにしても川沿いにはいろいろなものがあります。地域の民話に関するものや(一つ目小僧もこのあたりの民話にあるとは知りませんでした)

  

  おかんのラインダンス? 「WOMEN」という題で第4回横浜彫刻展に出品されたらしい。

  この川に架かる新橋は「にいばし」と読みます。横浜市内もこういう判じ物のような地名は少なくありません。歩き歩いて本郷台駅へ。今日は2本立てです。最後に「田立」の読みを。

  
    田立=「たりゅう」でした

  「建立」とか愛知県の「知立」の“りゅう”なので、DQNネームのようなひねくれた読み方ではありません。拙者はこの交差点名で知ったのですが信号そのものがネットの地図にないため廃止されたかと思いました。キチンと載せるよう申し上げておきます。

オヤガメコガメ

2013年02月14日 | とのさまの休日
  嫁はんが何やらネット通販で買ったと思ったらこんなのでした(写真左)。自身のと合わせて2つ

  これはパスケース付きポーチです。上部にファスナーが付いていて、それでもぬいぐるみのためクッションが多く、せいぜいポケットティシューくらいしか入りません。

  

  裏がカードケースになってます。ストラップとカラビナでベルトなどからぶら下げることができますけど、それはおそらく小学生向け。大のオトナがブラブラとは… でも対象年齢12歳以上ですか

  ちなみに勤め先に買い物に見える若いビジネスマン氏が使っているのを見て、嫁はんと話題にしたのが事の起こりです。

  でもどこで使おう?内ポケットには入らないし勤務中にブラブラさせてたら怒られそうだし。バッグにでも括っておくのが無難かな

もういちど横浜放浪記 ~金沢動物園

2013年02月05日 | 横浜市金沢区
   『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  先週に続いて嫁はんとおでかけ。そういえばまだ金沢動物園へ入ったことがなかったと思い、足を運びます。近くには仕事で行ったことあるのですが。

  横浜から京急で。ホームに上がれば頃やよしと逗子急行が停まっており、いそいそと乗り込む。動き出すと電動カム軸制御独特の揺れが。おや?たしか窓回りもクリーム色だったから600形か1000形かと思い車番を見ると、2400形のリバイバルカラー編成だった。ついでに、今や普通車専用になった感がある800形にもと願うや切。

  上大岡駅にて
  金沢文庫駅にて

  日ノ出町を出ると、野毛方向の斜面に2年前に利用した「坂の上のそば屋 司」が垂れ幕を下げてPRしているのが見える。上大岡で快速特急(←この表現もすでに懐かしい?)に抜かれるものの、そのまま乗り通す。文庫駅を降りて西口へ。王道は文1系統「野村住宅センター」行きで夏山坂上下車だろうけど、文9系統「氷取沢高校」行きが来るようなので、それに乗って市民の森入口で降りる。運賃も170円と20円安い。(この付近は均一制でなく従量制)

  駐車場近くでは梅の花が

  駐車場を抜けて「コアラバス」で入場口へと向かう(冒頭写真)。京急バスが受託する緑ナンバーとは知らなんだ。待合いでは今月14日まで、サイトのアンケートに答えると入場券2割引クーポンプレゼントなんてのがあるとの告知を目にする。事前にサイトは見ていたが気づかなかった。帰ってから再度見てみると、スクロール式のイベント情報の中にやがて現れた。「イベント一覧」からも見ることはできるが、元より平日でもありイベントには期待していなかったのだ

  バスはSカーブをそろそろと登って3分ほどでバスを降りる。近くの売店をのぞくとビの字もあるがここは忍の一字とする。嫁はんがソフトクリームを所望したのでそれを。330円と値段もいいがそこそこ量がありうまい。券売機で入場券を求めてトンネルをくぐり園内へ。コアラ舎へ行くと、ちょうどお昼ごはんが始まるところらしい。

  金沢動物園30周年記念モニュメント
   「ねーちゃん、メシまだ?」

  ニンゲンもお昼をと思うものの、食堂はいったん外へ出ないとない。土休日なら売店が開いてるのだが。ある休憩所の中にカップヌードルの自販機があったのでそれを。170円なり。冷凍食品を温めて出す自販機もあり嫁はんがポテトフライ(350円)を買った。

  お昼はこれで
  うまくん

  歩いていると頭上の木の枝を何かが歩き回っている。展示動物ではなくどうやら台湾リスのよう。「はまれぽ.com」2月4日付(昨日)の記事で話題になったのが早々に目にするとは

  のんびりとひと回りして15時過ぎに退場。ついでなので行ってみたいところがあり、嫁はんを付き合わせる。てくてく歩いて野村住宅センターへ。ここのバス停を見たかったのだ。

  この先へ行く文2系統「野村住宅南口」行きは、かつては平日の朝10時台にも便があって1日2回だったのが今や夜の1回だけに。文庫駅行きも朝のみながら5~6本はあったはずが、それも1本だけに。ちなみに朝の南口行きには十数年前に乗ったことがあります。降りると朝比奈インターの近くで相武隧道バス停と同一箇所と言っても過言でない。1日1往復(休日運休)となっても残すには何らかの理由があるのだろうけれど。

  野村住宅センターバス停の時刻表

  文庫駅へ戻って東口へと回り、ちょっとと思うものの、いささか時間が早かったり、開いている店も希望に適いそうにはなく、天気も怪しくなってきたため大人しく帰ることにしました。

タイトル変更しました

2013年02月01日 | とのさまの休日
  いつもお読みいただいている皆さま、ありがとうございます

  突然ですが今日からタイトルを改めました。

  2009年9月1日に、現職に就いたのをきっかけとして、それまでの「とのさまのおしごと」から「よるのとのさま」へと改題しました。

  しかしながら夜間勤務のため保安上などの理由から勤務地を明かしていないこともあって(公然の秘密という話も?)、仕事の話がほとんどない有様です。

  昨年から他店への応援勤務もぼちぼちあるものの、「今日は○○店に応援です」なんて書けば、所属が「○○店」でないことが分かってしまいます。 また、東急ストアの店舗サイトと照らし合わせれば、24時間営業店舗ばかりでないことは容易に察せます。

  そんなわけで書いている内容も随筆モドキ(笑)やら新聞紙面批評やら、呑んだくれの顚末などになっており、いっそのこと改題することにいたしました。

  「新聞」と冠したからには毎日更新というわけでなく、別刷りや不定期掲載のコラム感覚で、今後もダラダラと自然体に書いていく所存です。

  小学生のころから読んでいるとはいえ、新聞って好きです。テレビやネットのような速報性には劣るとも、じっくり読んで考えさせるというのは得がたいもの。時に論調に同意できなくとも、なぜ同意できないのか、現実的な対案は思い浮かべられるのか考えるのは頭の体操にもなります。

  話は変わりまして、「はまれぽ.com」へのキニナル投稿ですが思うところあって無期限休止しております。(記事へのコメントは書いてますが)横浜をくまなく歩いてきた身にとってはこうしたディープなサイトに食いつかないはずがなく、おそらくおおかたの皆さまにはどうでもいい疑問を投稿してきました。しかしそんな他愛のない事柄にも編集部の方々は尽力してくださり、解決件数が10件にもなりました。

  一方で仕事や体調面もあるとはいえ、このところ横浜から足が遠のいていることにも気づきました。そのため機を見つけては再び“路地裏の横浜”を訪れ、いつか満を持して飛びっきりのキニナル投稿を(おいおい

  その「はまれぽ.com」ですが、遅まきながら1月16日付朝日新聞神奈川地域版に紹介されましたので興味のある方はご一読を。

  今後ともよろしくお願い申し上げます。