とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

もういちど横浜放浪記 ~上星川リトライ

2013年07月23日 | 横浜市保土ヶ谷区
    『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  今日は嫁はんとお出かけ

  横浜から相鉄に乗って上星川へ。国道16号を西進というのか北上というのか、ともかく西谷方向に。お昼を食べて環状2号へ入ります。

  高架から見る帷子川は増水している感じ。さっき横浜駅西口を歩いてたらスコールのような雨があったし、上流でけっこう降ったのだろうか。

  市沢方向へ歩を進めて陣ヶ下渓谷公園へ。ここはかなり昔に仕事中に入って遭難しかかったところです(マジ

  高架から公園入口までは車椅子用にスロープがありますが、つづら折りでかなり長い。下りるのも上るのも大変そう。さりとてエレベータを付けるほどの需要はないのか。



  

  途中にはトンネルがあります。名称は「陣ヶ下隧道」?「遂道」ですね こういう誤字は確認しないのか、それとも誰も気づかないまま作られてしまうのでしょうか。

  森林や渓谷の写真といってもいいアングルがなかったので割愛しました。嫁はんは初めて来たわけですけど、植わっている樹木を見て目を丸くしたり興味津々のよう。今日びかなり貴重な木もあるそうだが、いただけないのは手入れが行き届いていないことのよう。

  良く言えば自然のまま、悪く言えば放置で荒れ放題。人が歩くところは整備されてますけど、なんとももったいないとのこと。

  ところでなんでここで遭難しかかったのかと言うと、公園がまだ開園したてのころ(2004年)ですから、このえにっきを始める少し前ですな。まだ地図には公園の大雑把な記載しかなく、どこまで行かれるのかと人の歩いた跡があるところを延々と進んだら、ついに現在位置が分からなくなった。

  頭上を通る道路から察してどうにか“脱出”したのですが、そのときは本当に焦りました 来るのはそれ以来ですから、今となっては懐かしい。

  みずのさかみちの階段を上がって西原住宅に抜けます。所々に100円の飲料自販機があるため補充には事欠きません。野菜の直売所も点在してますが目ぼしいものは特になく。

  西谷中学校は吹奏楽部がなんか大きな大会への出場を決めたとあり、練習の演奏が聞こえます。さすがなかなかの腕前ですな。西谷駅へと下りる階段の上で新幹線を待ってみるも、こういうときに限って来ない

  15時の各停で横浜へ戻り、東横線経由でいったん帰宅。すると猛烈な雷雨に 相鉄横浜駅の売店で買った「泉平」のいなり寿司をお茶請けにして、17時前に雨がいったん上がったため再び小杉へ買い物に。そこで東横線が落雷のため止まったとの報に接しました。今日は天気が怪しいと言われていたので、早めに帰ってきてよかったわけです


【今日の昼食】
ラーメン寿々喜家(上星川2丁目3-1)=冒頭写真
 ☆ラーメン(並) 650円
   2005年6月23日以来、8年ぶりに来ました。はまれぽ.comのラーメンランキングで堂々1位になったものの、8年前の入店時はあまりいい印象でなかったため、ではベストコンディションで臨みます!と記事のコメント欄に書いてから早1年…。メニューはラーメンのサイズと3種類の具の追加とライスといたってシンプル。13時過ぎに訪れると待つことなく席に通されます。その後も三々五々とお客が来て満席になるも待つ人が出るほどでなく落ち着いて食べられます。8年ぶりのお味は…、やっぱり体調が悪くて薬を飲んでたせいだな。しつこさやギトギト感がなく食べやすい。もちろん8年の間に味も向上しているのだろう。地図調査時代はどうも“家もの”ラーメンにいい印象を抱いていなかったのだけど、見直してまた機会があれば足を運んでみようかな。


〔横浜市18区再訪計画残り〕
  旭区、泉区、神奈川区、港南区、港北区、瀬谷区、鶴見区、戸塚区、西区(以上9区)

近くて遠い元住吉

2013年07月20日 | 酔いどれとのさま
  馴染みの居酒屋さんが元住吉でリニューアルオープンすることになり、それに先立って内覧会が開催され、ご招待をいただいたので喜び勇んで行ってきました。

  我が家から元住吉は便利なようで不便です。自転車なら10分程度でも歩けば30分以上かかる。電車は国電東急が1駅ずつで、乗継割引ながらも計240円と割高。定期があればそこまではかかりませんが。

  それではとそういえば乗ったことがない臨港バス原62系統で向かいます。朝夕のみの運行で夕方は各曜日とも3回だけ。中原駅発1652時の新川崎駅入口行きに乗客は3名、中原駅入口、大戸小学校前で1人2人と乗ります。

  見慣れた景色の中でもバスの視点だといささか違うものですな。途中の「下小田中」バス停の読みは「しもおだなか」で町名(しもこだなか)とは異なります。南武沿線通り上の「上小田中」は「かみこだなか」ですけど、こういう細かい違いは気にし始めたらキリがありません。

  むしろキニナルなら、綱島街道と尻手黒川道が交差する通称“焼肉交差点”こと木月4丁目交差点や、同名のバス停でしょう。ブレーメン通りには「木月3丁目」バス停もあります。(現在は休止中)

  川崎市:区別町名一覧表によれば、中原区木月が住居表示化されて1丁目から4丁目までが誕生したのは平成16~18年(2004~2006年)にかけて。そして木月4丁目は平成18年11月4日実施となっています。

  しかしそれより遥か以前からその交差点やバス停は「木月4丁目」を名乗っていたのです。少なくとも手許にあるニューエスト神奈川県都市地図(昭文社)1994年1月発行の版にも記されています。現在ではその交差点から南東一帯が木月4丁目となったためなんの不思議もないように見えます。

  かつて戸塚駅西口には「戸塚一丁目」という存在しない町名のバス停がありましたし、こういうのは行政上の表記とは別に地域で古くから用いられてきたものなのでしょう。

  さて、元住吉でバスを降りて東横線の車庫へ。3月に同線から退いた1000系とHikarie号が並んでいました(冒頭写真=公道から撮影)。できれば本線上で見たかったですな。もはや叶わぬ夢です

  少し角度を変えて

  約束の時間まで間があったので駅へも。展望デッキのベンチで腰を下ろすと、4月20日に乗った各駅停車飯能行きが出て行くのが見えました。その日と同じ横浜高速の車輌でした。それを目にした隣の母娘連れが「飯能って埼玉のずーーーっと奥だよ。何時間かかるんだろうね」と話してます。元住吉からなら2時間かからないと言ったら意外と近いと思うのだろうか

  時間になりお店へ。懐かしい顔ぶれが並んでいます。

予備校のナゾ

2013年07月10日 | 新聞×読み
         

  モデルを集めて撮影会を開催したわけではありません

  ここ数日の間に新聞に折り込まれてた予備校や学習塾の夏期講習案内チラシです。

  冒頭含め9枚すべて異なる業者ですが、生徒役は見事に女の子ばかり。しかも黒髪ロングストレート(嫁はん指摘)。茶髪はともかくショートすらいません。アニメキャラを用いているところもありますけど、あれもそういえば女の子(とお爺さん)か。

  拙者も嫁はんも予備校に通ったことはないので、皆さんどうやって選んでいるのか。そもそも拙者らが高校生のころは今ほどの百花繚乱ではなく、今でも名の通った大手しかなかったような。

  それにしてもここまでイメージの似通った女の子ばかり登場させるのにはどんな意味があるのだろう。こういう子に来てほしい?それともイマドキのヤングの好み? まぁ見るのは親だと思いますけど。そうなると親の願望か?

  最後になりましたが1か所だけ男女両方が登場する業者もありました。

  

野川居酒屋探訪第二弾

2013年07月09日 | 酔いどれとのさま
  すすき野湯けむりの里を後にした水戸老公一行、というか拙者ひとりですが

  先月来たときにクーポンをあれこれもらいました。定食500円券やらドリンクサービスやら。夏休みの混雑が始まる前に来て疲れを落とします。

  そして夕刻、鷺沼で電車を降りてバス(鷺02系統)に乗り、野川で入ってみたかった居酒屋の暖簾をくぐります。(写真

  「野川くぬぎ坂」バス停を降りて目の前の小さな交差点を西方向へ。第三京浜をくぐって徒歩5分ほどの場所にある小さなお店です。


  これが店名

  17時を20分ほど過ぎたころに入ると先客なし。店主らしい親父さんが小上がりに腰掛け寛いでました。ややあって女将さんも姿を現します。

  平日なのでメニューは少ないとのこと。土日なら本マグロの刺身やら炭火焼の串焼きなども楽しめるそう。平日も串焼きはあるけれど、品数が限られ、炭ではなくグリル焼きと。後に頼んだがそれでもじゅうぶん美味しかった。

  ビールは神奈川県内広域麦酒企業団(笑)で、生400円、中瓶500円なり。ホッピーの文字もあるので(400円、中おかわり300円)いただく。冷や奴200円、ギョウザ300円など良心的な価格だ。麺類やチャーハンなども充実しており、食事だけでもよさそう。ただし昼は営業しておらず、定休日も無く不定休の由。(ラストオーダー22時)

  ちびちび飲んで女将さんと歓談するうち、ご常連さんがひとりまたひとりとやってきます。キープされているボトルも多く、近隣の人に親しまれている店なのだろう。

  ここは昨秋、近くの知人に不幸があり、お悔やみを言いに行ったときに通りかかった。そのときは店頭に「女性おひとりでもお気軽に」との看板が出ていたのだが、男の団体でも勇気がいりそう

  近ごろ奇をてらったような看板や構えで“入りづらさ”を装い、隠れ家的な店を演出するケースが目立つけど、こういう自然の味わいを持つ隠れ家もまたいいのではなかろうか。しかもネット検索してもなんの情報もないときたもんだ。(この記事も簡易な検索対策を施しています)

  1時間少々楽しみ、さほど飲み食いしなかったこともあり安い勘定で店を後に。ということで、このあたりには実はまだまだありますからね~。あと2~3軒は行きましょうか。では

  電飾も

これも過去帳に

2013年07月04日 | from twitter
  仕事帰りの南武線でふと側面表記を見ると、1輌だけ写真のように「試運転」となってました。他の車輌は正しい行き先で、巻き上げ装置の故障でしょうか。

  昔はよく目にしたものですが、今やLEDなどでの表示が増えたことで見かける機会もめっきり減りました。

  その南武線にも、ついに観念したか新型車輌の導入が決まったようです。(国鉄東日本総本部プレスリリース2013年7月3日付=pdf形式)

  今や“21世紀の63形”とも言われるE233系が35編成導入されるようです。現有編成数と同じなので209系も置き換えでしょうか。それとも増発用に209系は残すのかまでは不明です。望み薄ではありますけど。 そうなるとこんなアナログなバグは見られなくなるわけです。

  ところで記事中にある「定員が従来の205系車両と比較して約1割増加」というのは、座席が増えるわけでなく、車体幅が広がったぶん、いっそう詰め込みが効きますというだけのことです。座席定員だけなら306名(205系1200番台=先頭車化改造車=両先頭車に車椅子スペースがある)から294名に減るのではないかと(予想)。まぁ“標準スペースに収まらない”体型の人が目立つ南武線では7人掛けが5~6人でいっぱいというのも珍しくなかったわけで、実質ではどっこいどっこいかな?

  でもそんなまどろっこしいこと書かずとも、「最大積載人員」とでもしとけばいいのに。鉄道くらいではないですかね。過積載でも何の問題もないのは。