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とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

さまーたいむぶるうす(再録)

2011年04月24日 | 新聞×読み
  このところまたサマータイム(夏時間)を日本にもという動きがかまびすしい。拙者はどちらでもよいのだが、今の時季だと働きすぎる問題が生じそう。

  夏至の前後は、日が傾いたなと思ったら軽~く18時。赤提灯の前を通ると明るいうちから一杯やってる人だっているわけ。それはそれで優雅かもしれない。空が明るいうちに入る風呂と同じものを感じる。

  一方で夏時間は労働強化につながるという声も。そうならぬよう企業側が就業時間を調整したら何の意味もなさなくなるだろう。

  かつて勤務していたソフト屋は9時~18時の8時間労働。派遣されていた大手メーカーは8時半~17時20分。昼休みが50分なので同じく8時間労働だった。拙者としては後者の方がありがたかったですな。早く帰れるし。法制化なんかせずとも、フレックスタイムや、季節によって15分でも30分でも就業時間をずらしてもらうよう働きかけるほうがメリットは多いのではないかとも思う。ラッシュが分散すれば鉄道の混雑も緩和されるだろうに。

  それに西日本では「いつまでも日が沈まない」というデメリットが生じよう。夏至の頃(6月下旬)の石垣島の日没時刻を国立天文台のサイトで調べると19時36分。東京が19時01分だから35分も差がある。那覇でも19時26分だ。

  北日本はというと、意外にも札幌は19時18分と東京より遅い。高地の長野は19時10分、東端の根室はさすがに19時02分で東京とほぼ同じか。

  そう考えると夏時間というのは、単に東京の日没がどこよりも早くて癪だから法制化しようという思考に基づいているのではないかと感じてくるのです。

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  上記は2008年6月11日付で記したものを再録したものです。なぜ今さらというと、昨日(23日)付の朝日新聞「私の視点」で、元出雲市長で前衆議院議員の岩國哲人氏が不可解な発言をしていたからです。

  結論から書くと今夏の節電のため夏時間を導入しろと言うのだが、今夏に必要な“節電”は、ピーク時の電力使用を減らすということで、1日の総電力量を減らそうというものではありません。そこを混同させて単に持論である夏時間を推進しようという目論見にしか読めず疑問に感じました。

  氏は韓国を引き合いに出して、「韓国は日本より西にあるにもかかわらず日本との時差はないので、いわば一年中、夏時間を行っている」と主張する。国土が東西に長い日本の地理を無視したものだし、韓国式がよければ日本の標準時を1時間進めればすむことで、切り替えごとの手間も省ける。米国などのように複数の標準時を設けろというのも案としてあり得るでしょう。

  氏はもうひとつ、「将来的に屋外のすべての自販機を撤去すべき」とも主張する。数が多すぎるから減らせというのは理解できるけど、すべてというのは乱暴ではないか。真夏の地図調査中、店なんか何もない中で資材置き場などの一角にある自販機にどれだけ助けられてきたか。便利な中でしか暮らしたことのない人の発想なんだろうな。

  自販機を減らしてピーク時電力量をも減らせるなら夏時間など必要ないわけで、主張の根拠も曖昧になってきます。

  出雲から東京に出てきて、すっかり故郷の夕焼けなんか忘れてしまったのでしょうか。拙者は岩國氏を支持も不支持もしていませんけど、政治家という立場にありながら持論の推進のために詭弁を弄するようでは国民は混乱してしまいます。

新丸子の「けんもつ屋」

2011年04月19日 | 酔いどれとのさま
  私事で恐縮ですが結婚して早9年になります。記念日は今日ではないのですがお互いの仕事の都合もあり、今日出かけました。


  行き先は新丸子の「けんもつ屋」。何年か前に旧知と入り、安くて美味しかったのを思い出したのです。記念日なんだからもうちょっといい店に行けばと思われるかもしれません。いやいや、肩肘張らず好きなものを楽しめるのがいいのです。

  暖簾をくぐると先客は1名だけ。ややあってぞろぞろ入ってきて満席に近くなります。そう広い店ではなく、詰め込んでも12~13名ってところ。

  串焼きは1本70円から。用紙に各々の本数と味(塩orタレ)を書いて渡します。焼き上がりまで間が開きそうなので煮込みとセンマイ刺を注文。ビールは樽生はなく大瓶のみ。キリンかアサヒというので前者を。

  店内は撮影ご法度とあります。壁面には列車のサボが何点か飾られ、そして天井には扇風機があるものの“その筋”の店というわけでもなさそう。しかし扇風機は遺憾ながら(?)東芝製ではなく三菱製の由。さらには騒いだり他の客の迷惑になる行為を見かければ退場処分のうえ「二度とクルナ!」という徹底ぶり。本当に大人が楽しく酒と料理を楽しむための店なのだろう。

  嫁はんはレモンサワー、拙者はホッピー、それと牛レバー刺を追加で。どれも特筆に値するけど目を見張ったのは1串100円のにんにく焼き。値段から3コかと思いきや6コ刺さってました。

  会計は、一葉さんでじゅうぶんお釣りが来ます。ということでですね、新丸子や小杉には、まだまだあるんですねぇ、こういう店が。そんなところにね、もう一軒くらい寄ってから帰ろうと思います。では

焼き鳥に 負けずふたりで 熱々と(雲葉)

  同じ道を歩きながら、今日も酔った…(ぶちパクる)

One scotch One hoppy One beer…


 2013年1月25日をもって閉店しました。7月下旬より元住吉駅近くの下記の場所にて営業再開しております。場所に関しては旧店舗前に出ていた掲示によるものです。なお店内撮影ご法度等の方針は変わっていないようですので、このえにっき上でもそれを遵守する所存でいます。


追憶 ~高島山隧道

2011年04月16日 | 横浜市神奈川区
  昨日付の神奈川新聞~カナロコで、東横線の高島山隧道跡が遊歩道として開通するという記事を見つけ、夕方近くから行ってきました。(東急東横線跡地の「東横フラワー緑道」、全区間で開通へ

  まずは東横線各停で反町へ。クーラーは切られて窓全開。いいですねぇ、昭和の雰囲気ですねぇ。ではもう一軒(早いよ!) 欲を言えば扇風機(東芝製)がほしい。

  駅を出てさっそく隧道へ。開通記念式典などは一切なかったのか、早くも日常の佇まいでした。

  
  反町側入口(冒頭写真も)。「トンネル」なるハイカラな表現はいかがなものか

  東横線が去って早7年。それまで幾度となく電車で通った道を徒歩でというのも感慨深いものがあります。

  トンネル内はというと殺風景ですな。上部に水銀灯(LED?)と防犯カメラが何台か。側壁面の直管蛍光灯が撤去されたのも味気ない。無宿や無法者対策なら、かえって何も置かないほうがいいのか。

  
  横浜駅側出口

  
  同じく出口、旧東海道から

  さて、反町駅から横浜駅(きた西口)までの所要時間はというと、厳密にストップウオッチなどで計ったわけではないのですが、おおよそ10分ほど。電車ではというと、反町駅が改札からホームまで2分少々、横浜駅も地上までは同じかもう少しかかりますし、電車待ちの時間も加えると8分というところか。

  反町駅の利用者は暫減傾向のようで、隧道の開通によりまた減るかもしれません。通行可能な時間が6~21時半と限られているとはいえ、便利なことに間違いないでしょう。

  最後におまけ。

  

  近所の○エツで売ってました。いちおう広島の会社が作っているよう。梅味とレモン味があります。今年は電力事情の影響で平日でもデーゲームがあるよう。ではちょっくら横浜か神宮へ足を運んで飲んでましょうか

  缶は持ち込み禁止だったっけ

節電節電って言うけどさ

2011年04月14日 | とのさまの休日
  新聞のテレビ欄を見ると、方々の局で節電のコツやらワザやらなんて文字が見えます。つまるところ裏を返せば、いかにそれまで無駄遣いしていたかという現れでもあるでしょう。

  ちなみに我が家の電気代を人に話すとまず驚かれます。エアコンを使わないシーズンなら月3千円前後。さすがに昨年の夏は夜勤明け~連勤で昼寝するときに冷房を使いまくったこともあり7~8千円にはなりましたか。それでも職場のヤングが5桁という電気代と聞いて、何に使うのやらと首をひねったほどです。

  我が家で四六時中通電している家電製品というと、冷蔵庫とファクス付き電話機とモデム、それと洗濯機くらい。湯沸しポットはそもそも持ってないし炊飯はガスです。パソコンもエアコンもテレビのチューナーも使わないときは元から抜いてしまう。

  部屋の蛍光灯もこのとおり。

  

  普段は片方しか使ってません。しかもインバータ式で調光機能があるため1段落としてます。狭い部屋なのでできる芸当かもしれませんが不便はしていません。来客などで必要なときはつければいいのです。

  こんな生活なので「ヤシマ作戦」のなんのと言われても、何をどうすればいいやら。元は家計のためにやり繰りした末が世間の節電の波に乗っているならそれでもまたいいか。

  その節電の波でなによりありがたいのは電車でしょう。無駄な冷暖房がなくなって清々しています。今の季節なら窓を開ければ外の方が涼しいのに、閉め切って冷房ガンガンなんて愚の骨頂でしょう。しかも電車のクーラーって妙に臭う。南武線などに使われている205系なら天井に通風孔もあり、レバー操作で簡単に開閉できます。

  そんなわけで今夏の鉄道はこんな節電策はいかがでしょう。ネタとして考えたんですけど、

国電は編成中の何両かを非冷房車にする

  昭和の国電ではよく見られた光景で、当時の国鉄にしては珍しくきめ細かいサービスと評されたものでした。東急では屋根上クーラーが“箱”だけで中身ゼロなんてのも。

  地下鉄はもちろん窓を開けてと。騒音がうるさい?皆さんが好きな「昭和」ですよ「昭和」。選り好みなんかしちゃいけません(笑)。というか何も全開にする必要もないんですよね。今の車輌はバランサー付きが主流で、任意の大きさに開閉できるんですから。両端のフックをつまんでヨイショなんてのは少なくなりました。

中目黒の桜

2011年04月12日 | とのさまの休日
  今日は健康診断で午前中に中目黒のストア本社へ。本来は先月だったのが震災の影響で延期になってました。

  早く終わったので、せっかく来たのだし桜を見て帰ります。ここから不動前方面にかけて、目黒川沿いの桜はなかなか見事なもの。普段はただのドブ川も、この時期だけは映えます。

とんだ初乗車

2011年04月09日 | とのさまの休日
  今朝は勤務明け。そして今日からいよいよ南武線快速が運行ということで適当に乗りに行ってみましょう。

  ところが少し昼寝したら15時に。では中原1549時発の上りに乗るべく家を出、その前に現金補充のため上小田中局へ。するとATMはディスプレイが消え、封筒に手書きで「故障中」の文字が。(翌日10日の新聞によると停電復旧作業のミスか=アサヒコムの記事

  早めに家を出たのが幸いし、時間を計算して駅前に郵便局がある新城へ向かう。そこへ来たのが快速でした。(冒頭写真) やれやれ、とんだ初乗車になってしまった。

  新城では4分の間に無事に現金を引き出し、改めて川崎行き快速の客となります。

  2号車に乗ったものの、1号車が意外とすいているのが見えたため移動。最前部にも思ったほどの人はおらず。しかしそこには加わらず空席があったので座ってゆきます。

  まぁなんというか駅に停まらないというだけで大井町線急行のごとく静々とした走り。もっとも速度制限区間が点在するためスピードを上げられないというのもありますが。

  中原から12分で川崎へ。各停と2分しか変わらない所要時間はちと寂しい…。

  その後は、お昼を食べていないこともあり国道下こと「アルカード国道」へ。16時半というのに満席に近い。若い夫婦が生後数ヶ月というヤングを連れてきている。どうやらお馴染みさんで赤ちゃんをお披露目に来たらしい。なぜか拙者の顔を興味津々見つめている。そんなに面白い顔はしていないつもりだが。あるいはメガネが珍しいのだろうか。それにしてもこの若さで居酒屋詣でとは将来が楽しみだ。

  店を出て、夕方は唯一の大川行き“ホリデー特快”(平日は“通勤特快”)に乗って浅野へ。ニャンコたちは元気です。新顔もいますね。

    

  黒は以前からいますけど白黒は覚えがない。それにしてもでかい。どこで何を食べてたんだか。最初は警戒してましたけどすぐに馴れてくれました。今日はおばちゃんがまだなのかな? 今度は差し入れ持ってくるからね。

ついに

2011年04月05日 | とのさまの休日
  先月のダイヤ改定前日に起きた震災のため“お蔵入り”が続いていた南武線快速ですが、とうとう9日から運転されることになったとのこと。

  というわけで、今日は尾頭付きよスキヤキよお赤飯よ!ディスコよ!安来節よ!(この元ネタ知ってる人は30代後半以上

  でも夏の節電要請ではまた運休になるのか?(´・ω・`)

新聞じゃ読めない等々力劇場

2011年04月01日 | 新聞×読み
  今日の新聞折込に入ってたタウンニュース中原区版にこんな記事がありました。ネットに出ていないので一部引用いたします。

プロ野球が等々力に!
   「高校野球の聖地“甲子園”を中原区への声も

  このほど川崎市が策定した等々力緑地再編整備実施計画の中で決まった「等々力野球場」の改修に伴い、来年度、プロ野球の公式戦が行われるとのビッグニュースが飛び込んできた。この朗報に、地元住民らは大いに盛り上がりを見せている。
  計画で発表されたのは、スタンド収容人数が現状の3千人から5万人となることや、グラウンドが人工芝から全面天然芝になることなど。これを記念し、来年に実施されるプロ野球全144試合のうち約10試合が等々力野球場で行われる見通しだ。
(中略)
  今回のプロ野球誘致に向けては、地元の少年野球やアマチュア野球に携わる関係者らの地道な活動が実を結んだ。横須賀線が通り地価が上昇し人口も増え続けている中原区に、日本野球機構も目をとめたようだ。近隣の住民は、「間近で佑ちゃんが見られるかも」と早くも興奮気味。
(引用ここまで)

  みなさん「えっ!?」と思われるのも無理はない。tvkでも神奈川新聞でもそんなことは一切報じてないぞ!と思われるでしょう。しかしそこは猫の子のごとく地域に密着したタウンニュース紙のこと。大メディアが見落としてしまったビッグニュースを拾ってくることも珍しくないのだ。

  川崎球場からプロ野球が去って幾年月、川崎の野球ファンは何度このことを夢見たであろう。この朗報に接し、すでにチアリーディングや流しそうめんの準備に取り掛かったり、「まえだすゎ~ん!」の発声練習に余念がない人も少なくないだろう。色褪せたオリオンズやホエールズの旗を物置から出して手入れを始めた人もいるに違いない。

  どのカードが来るのか夢は膨らむ。それでもテレビ中継は皆無で、「テレビじゃ見れない等々力劇場」と言われたりするのだろうか。


  そして同記事の末尾には『※本日4月1日はエイプリルフールです。この記事はフィクションであり、計画内容も事実ではありません


  ありがとう!いい夢見させてもらったよ!