とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

祝!延!長!

2018年09月03日 | 横浜市都筑区
  9月1日から東急バス杉06系統のうち、日中の便が道中坂下から東山田駅まで延伸されることになった。

  横浜市営緑線開業でセンター南方面へ連絡する綱44系統などがどんどん減便されてしまい(時刻表を見たら時間帯によっては60分間隔とローカル線並み)たまに遊びに行きたいと思っても不便に感じていた。地図調査時代も道中坂下と東山田駅とを“徒歩連絡”していたし、ようやく念願叶ったという感じだ。それではとさっそく乗ってみます。

   小杉駅バスターミナルの案内看板

   来ました

   側面表示

  1109時発の便に乗客は10人足らず。5分前に鷺02系統が出たばかりなのでこんなものか。中原駅では見慣れぬ行先に戸惑う人も。中原駅入口付近で運転手が左手を振っており、沿道で自転車の幼児座席にいた子が運転手に手を振っていたために振り返していたよう。中にはこういうのも「安全軽視」と難癖をつけてクレームを入れるのもいるのだろう。全く気持ちに余裕がない状態で運転されるほうがよほど恐ろしい。

  

  これは車内にあった掲示ですが、今回の路線延長で高齢者向けパスの扱いにも変更があったよう。これによると横浜市のパスで武蔵小杉まで乗れるようになったわけで、便利にはなるだろうがなんか釈然としない。横浜市民が武蔵小杉まで来られるメリット(国電への乗り換え、食事、買い物等)と川崎市民が東山田へ行かれるメリットを比較すればアンバランスさも伴う。越境路線での“相互乗り入れ”開始から思っていたが過剰サービスではなかろうか。

  沿線はさんざん見慣れた景色ながら、野川交差点近くのナガイ(スーパーマーケット「ベンガベンガ」の元経営母体)跡地がケーズデンキになるようで、来春開店予定とある。

  道中坂下はロータリーではなく綱44などと同じバス停へ。近づくごとに「横浜市内に入り運賃が変わるため、申告していない者は降車時に追加を支払うように」との案内放送が流れる。

  拙者のほかに老婆ひとりを乗せて東山田駅へ。ここもロータリーではなく、百石橋西側交差点を左折したすぐの場所で降ろされてしまった。駅までは150メートルくらいあろう。バスは回送となって走っていく。おそらく道中坂下のロータリーで折り返してくるのではないか。小杉行きは道路の反対側、ロータリー前の路上です。ロータリーは市バスと山本記念病院の送迎バスのみで、「民間」は利用できないようだ。

   終点東山田駅

   バス停と駅の位置関係

  その後は綱50系統で高田駅へ。すれ違った次の便にも乗客の姿が見え、浸透すれば利用も増えるのではなかろうか。日中だけにしているのは、混雑時にいちいち乗客に降車バス停を確認していては時間がかかるためだろう。でもその必要がない東山田駅発は、もっと遅い時間まであってもいいのではないかな。