とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

お通し

2012年01月29日 | 新聞投書から
  今日の朝日新聞「声」欄に、『居酒屋のお通しは不快だ』という投書が載った。投書者は三鷹市在住の62歳主婦。全文を出すまでもなくタイトルで大まかな内容は想像できるでしょう。

  なんとなく慣習的に存在していたし、以前は内容も値段もまぁ納得というケースが多かったのですが、最近は事情も異なってきているそうで、その投書者が言うには『缶詰からそのまま出したものが多い』らしい。それで300円前後もすれば眉をひそめたくもなろう。

  元々は酒を頼んで料理ができるまでの“間つなぎ”のようなもので、店によってはそれも楽しみのひとつということもあった。六角橋の「どん」(閉店)はそういう店の一つで、日替りで100円という安さもあったのだけれど。最近は客とのトラブル防止のためメニューに明示したり、希望によって省略可という店も増えたそう。

  では拙者がよく行く店のお通しはどうだっかとしたためてみると…(内容は変わることもあります)

  「ちきちき」(武蔵中原) → 日替り(250~300円)
  「かとりや」(溝の口) → キャベツの浅漬け(無料)※店内のみ
  「国道下」(国道) → なし
  「浜川崎(後藤)商店」(浜川崎) → なし
  「けんもつ屋」(新丸子) → なし
  「三ちゃん食堂」(新丸子) → お新香(キャベツまたは白菜、無料)
  「さいとう」(奥沢) → なし
  「マルミ」(武蔵小杉) → 柿の種(無料)
  「みのかん」(神奈川) → おでん風の煮物(無料)
  「五千石茶屋」(塩尻) → もやしの和え物(100円)
  
  「なし」か無料ばっかやな(´・ω・`)。チェーン店はほとんど行かないので存じません。(けんもつ屋はブログ掲載禁止と言っても、店の存在自体を否定させるものではなかろう。グルメサイトにはあるのだし)

  ※「かとりや」は外で立ち飲みだとお通しはありません。その代わり串焼きが80円と店内より10円安く、どちらを取るかでしょう。

  お通しってその店の意気込みでもあると思うんですよね。出すなら工夫を望みたいものです。ましてや缶詰開けただけって…

いにしえの「終点」へ

2012年01月10日 | 横浜市鶴見区/鶴見線ファンクラブ
  元日のやりなおしで元“終点”と扇町へ行ってきました。まずは鶴見発1200時の扇町行きに乗ります。

  電車を降りると、おやおや、文字どおり“猫の子一匹”いない。エサ皿や寝床はあるから“巡回中”か。少し待ってみても誰も来ない。最盛期には10匹くらいで賑わっていたのがうそのよう。とんかつ弁当でも買ってくればよかったか2008年11月28日付参照)

  昼食のピーク時が過ぎるのを待って駅前の食堂へ。年頭ということでお年賀代わりかお店のタオルをもらえました。駅へ戻ると貨物事務所横の設備の上で大きなキジトラが寝てます。

    

    

  ずいぶんとでかい。やがて拙者に乗っかってきたけど意外と軽く見た目ほどではない。持って来たネコ缶を開けるけどカリカリの方が好みのよう。

  階段に隠れて“お出迎え”

  しばし戯れて1420時の鶴見行きで戻ります。次に目指すはかつて“終点”と呼ばれていた場所です。昨年10月1日付で停留所名の変更が実施され、

  安善町 → 安善町2丁目
  (終点) → 安善町

  へとなりました。すでに変更実施から3か月経過したせいか、それを告知する掲示類ももはや見られません。さりとて万難を排して来るほどでもありませんでしたし…。

  1500時発の27系統はいつもどおり淡々と走り、20分ほどで“終点”へ。『次は安善町、終点でございます』のアナウンスを聞いて我に返ります。

  現在の“新生”安善町バス停
  昨年7月の同じ場所。バス停のポールが変わっている

  もしかして2丁目→安善町間って全国レベルでも最短バス停間隔ではないかな? 公式では0.08粁(80m)になってますけど巻尺か何かで測ってみたい気もします(笑)。冒頭写真にもあるように、この間を運賃支払って利用することも可能なわけで。

  徒歩で安善町を後にして浅野へ。ここのニャンコたちも元気です。

    

  新顔の白黒もすっかり定着したよう。そしていい頃合になったので、大人しく帰る、なんてあるはずがなく、お馴染みアルカード国道へと足を向けます。

  16時半で先客5人。実は今朝は勤務明けでそのまま起きていたせいもあり、酔いの回りが早いのなんの。生1杯とサワーですでにいい気分…。イナダの刺身をもらうとこれが最高 焼き鳥ももらってお勘定は計2000円と安いもの。でも嫁はん曰く、この店では「豪遊」レベルだと。

  扇町行きが来るようなので浜川崎経由で帰ろうかとホームに上がると、店にいたご婦人が声をかけてきた。娘さんに内緒で国道へ来たことがばれるとブーブー言って羨ましがられるので早めに帰宅するそう。車内でも談笑しながら、ご婦人は弁天橋で降りていった。愉快なご常連さんに支えられて、ああいういい店が成り立っているんだ。

想い出を 酒と流せし 鶴見川 (雲葉)


  うまい酒が飲める、そういう出会いに感謝しよう…。(パクリ飽きない)

新年早々お詫び

2012年01月01日 | とのさまの休日
  今年は都合により『STOP THE MANIAH!「海芝浦はもう古い!」2012』は行ないませんでした。

  元“終点”にも行ってませんし、よくよく考えたら扇町は昨年の元日に行ったっきりです。近いうちに改めて足を運びたいと思います。でも今年は日の出が望めなかったそうですね。

  では本年もよろしくお願い申し上げます。