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とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

池上線ワイド周遊券の旅

2017年10月09日 | とのさまの漫遊
  東急が池上線を1日無料にする!

  そんな太っ腹だか酔狂だか分からない企画だが行かない手はない。夜勤明けでもお昼前に嫁はんと家を出ました。

  五反田や蒲田なんて大混雑必至だろうし(この予測は大当たり)旗の台も大井町線組で混みそう。160円区間の回数券は常備してるし、新丸子駅の運賃表を見上げ、それで乗れる最長の長原を目指します。

   大岡山駅にて。改札口や電車のドアにガッパシはさまるのるるんに言われたくない(?)

  旗の台の池上線ホームへ行くと、蒲田方面がかなりの混雑に対し、五反田方面はちょっと多いかな程度。かなり混雑に偏りがありそうで、今日1日そんな感じだった。

  混雑で遅延というも、最初から時刻表は掲出されていないし運行案内の電光掲示板も消えている。乗務員を集められるだけ集めてできる限り走らせる体制なのだろう。

  ひと駅乗って長原へ。思った通りさほどの混雑でもない。妹からも、買い物で行ったら目が合うときっぷを渡すという感じだったので、行きと帰りで2枚もらったと。 こちらも受け取り、商店街を一周してから徒歩で洗足池まで行ってみます。

  

  もはやここも観光名所ですね。 まさか某高知県観光特使のテレビ番組にも登場するとは思いませんでしたが。

  洗足池駅は大混雑で改札に行列ができている。横須賀線武蔵小杉駅の疑似体験ツアーですか(違

  五反田行きを待っていると、次の電車は雪が谷大塚始発らしい。ついに特発ですか。それに乗って荏原中延へ。ここも普段の休日という感じで目立った混雑はない。

  アーケード商店街を歩くと医者と薬局ばかり目立つ。そんなにここは病人だらけなのか? 横道によさげなお店を見つけて昼食にし(後述)駅へと戻った。

   池上線はこれができるんですよね。

  次は御嶽山へ。事前に今年の1月4日から23日まで、朝日新聞夕刊コラム「各駅停話」で掲載された池上線の回を読み返してきたのだが特に興味を惹くものはなかった。 そんな中でここは在来線が新幹線をまたぐ駅として、落語家の古今亭駒次さんが新作の題材にしたという。

  駅前は来たる選挙の候補予定者が立ちそこそこの賑わい。下を新幹線や横須賀線が走る跨線橋の上では子連れが集っています。

  周辺をぐるっと歩いてイオンを覘くも目ぼしいものはなし。

   ヘッドマーク編成が来ました(冒頭写真も)

  次は蓮沼へ。老婆は「お会式の日より混んでる」と。それもだがドア付近に固執してスムーズな乗降を妨げているケースも目につくのが電車を遅らせている一因になっている。加えて木になる電車など人気のある編成に集中しているようで、電車によってはまだまだ余裕が感じられる。

  さて駅前はもはや普段通りの様相で、きっぷを配る人も手持無沙汰風です。

   局番が4ケタになって何年たったっけ。まだまだかなり目にしました。

  ここも目ぼしいものはなく撤収、きっぷと一緒に沿線案内のリーフレットを受け取ったのだが一瞥しただけでカバンへ。後から見直すと、それに載ってる駅が賑わって、それ以外は普段通りかちょっと多いかだったよう。

   多摩川園にて
   今日は暑かったですね

  蒲田で離脱して“目蒲線”で帰ります。

   本日のきっぷがこちら

  なんで入場印字が御嶽山なのかというと、街歩き中はパスケースに入れてたのですが駅頭でほいほい配っているので取り出すより手軽で…。

  最後にかつての池上線の電車を掲載して締めくくりといたします。

  


【今日の昼食】 
勝栄(品川区中延3丁目13-6)
 ☆とんかつ定食 1200円、鶏かつ定食 1400円
   2人いれば別のものを頼んで食べ比べができます。 座るといきなり漬け物が出され、お茶請けにということのよう。とんかつより高いチキンカツがどんなものかと思えば量が多かった。マヨネーズのスティックパックはキャベツにということか。でもやっぱりソースでいただきたい。肉は下味がしっかりしてるし厚みもある。血圧なんか気にしないでソースをたっぷりつければよかったかな。ビの字(大650円)も頼んで満悦しました。店内には力士の手形や番付表が。タニマチなんですかね?

雲葉は何しに要町へ?

2017年10月07日 | とのさまの休日
  『地上では雨が2ヶ月にわたって降り続いていた』

  そんなイントロダクションで始まる舞台、仕事の間隙を突いて感激ながらに観劇するため再び要町へ足を運びました。家を出るときは降りやんでいた雨が、地下鉄の駅を出るとまだパラついています。傘がいるほどではないけれどメガネに当たるとちとつらい…。

  それにしても雨が2ヶ月ってすごいですね。聖書に出てくるノアの洪水の話でも「四十日四十夜」と云われてるのですから、単純に1.5倍の期間です。しかも劇が進むにつれ、ついには3ヶ月になったのですから2倍を超えました。時間当たりの降水量を比較していないのでなんとも言えませんが。(細かい)

   営団地下鉄要町駅にて

(閑話休題)
  開演は13時で開場は12時半、余裕をもって出たとはいえ少し間ができてしまったので付近を散策します。

   喫茶「デミアン」営業してます
  

  前回お昼に入ったレトロスペクティブチャイニーズレストランは健在です。しかしこの両店、いったいいつからこの状態なのだろう? 喫茶は前回も通りかかってるはずだが営業中と思わなかったのか休業だったのか。分かってたらもう少し早く来てコーヒー1杯いただいても良かったのに。

  さて冒頭写真にあるように、観に行ったタイトルは『玩具騎士団、』、「おもちゃきしだん」と読むそう。あらすじについては劇団の公演情報をお読みください。(手抜き)

  地上に雨を降らせ続ける「魔王」なる存在、そしてその雨は人間の欲望の果てという。

  一方で人間から大切に大切にされながらも様々な境遇で捨てられたおもちゃたちが擬人化し、元の持ち主との想い出を秘めながら人類を助けるために魔王と対決する、ファンタジーと銘打ってますが切ないラブストーリーであったりもするのかもしれません。

  最後はおもちゃたちの思いが勝り、雨はやんで入院中だった女の子も元気になります。「魔王」という存在も、実在なのか人間の欲望による産物なのか、最後は滅んだのか別世界へ転じただけなのか、おもちゃたちはどうなったのか、どれもハッキリさせず想像に任せますというのも良かった。“夢”ってそういうものですから。

  そして見終わって抱いた感想はというと…

   お前らなら魔王を倒せるんじゃない?

  終演後は出演者の皆さんがご挨拶に。少しお話しできました。

   飴ちゃんいただきました

  さてスタジオを後にしてお昼と隣へ向かうと…

   

  懸念していた昼休みに入られてしまいまひた。

  近くに別の店が開いてたので無事にありつけ(後述)、駅周辺をぶらぶら。駅近くのいさみ屋というスーパーで日本酒を入手します。

  

  なんだかごはんや買い物がメインで観劇がついでになってるような…。

  そしてこの夜、スライムにフルボッコにされる魔王が夢に現れたのでした。。。


【今日の昼食】 
福満苑(豊島区要町1丁目14-9)
 ☆油淋鶏定食 700円
   駅へ向かう途中、まだ「営業中」の看板が出ていたので迷わず入りました。15時間近とあって先客はゼロ、入ってほどなく看板を仕舞ったので頃やよしだったか。ビの字は神奈川県内広域麦酒企業団と同銘柄だったので黒ホッピー(480円)を。中国出身らしきご夫婦で営んでるよう。レトロ中華屋は残念でしたがこちらもなかなかどうして、杏仁豆腐も付いてこのお値段なら決して悪くありませんよ
   「中」のおかわりは200円でした。