とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

1日現象

2011年02月28日 | 夜のとのさま
  今日で2月も終り、早いものです。明日から月が変わる、となると勤務先の店ではこれまた大きく変わるものがあります。月間特売品の切り替えです。

  商品によって安くなったり通常価格に戻ったり。継続されるものもあります。何が安くなるかということは明日になってみないと分かりません。

  そして1日になると風物詩のように見られる光景があります。それまで安く買っていたものが通常価格に戻ったため、会計時に目を丸くする人がいることです。10円や20円ならともかく、ものによってはディスカウントストア顔負けの値段で売られていたものが通常価格に戻ったら、そりゃ驚くでしょう。

  え?TKKストアがそんな安売りするのかって?あるんですよこれが。

  月間特売品にはプライスカードの上か下に「今月(○月)のお買得品」という札が付いています。商品によっては別に大きな札が下がっているんですけど、そんなの見ちゃいないか? そしてそれらは末日になるとすべて撤去します。

  そんなわけですので拙者も今朝の勤務明けには安売り品を買いためておきました。さらに今日まで広告の品で食べるラー油も表示価格から2割引ということで1本入手しておきました。

  まだラー油ブームは地味に続いているようですね。以前よりは手に入りやすくなったとはいえ、品出しするとあっという間に売れてしまいますから。特にM社とS社のは。目玉焼きにかけるとなかなかイケます。

今日の珍客

2011年02月25日 | とのさまの休日
  今朝、中原駅に伊豆急の「リゾート21 黒船電車」がやってきました。今朝は勤務明けで、3番線に回送電車が来るというので鶴見線の3両編成かなと思ったらびっくらこきまろ

  伊豆急開業50周年のエンブレムが入った側面

  撮影者は拙者の他に2名だけ。過去にも何度か来ているし、もはや珍しくないのかな?

  黒船といえば、何年か前に“やっちゃった婚”してさっさと離婚した人は近ごろ見かけないような…。「ポイしないで」って言ってたのにね

  さて、お蔭さまでこのえにっきも6年となりました。面倒臭がりなのでSNSの類いには一切入らず、勝手なことばかり書いていながらも続けられたのは、ひとえにご来訪くださる皆様のお蔭であり感謝に尽きません。これからもご高覧いただければ幸いに存じます。

定期を買いに

2011年02月24日 | とのさまの休日
  6か月の通勤定期が切れたので、どこへ買いに行こうとへそ曲りなことを考えて西大井にしました(冒頭写真)。週3~4日の出勤でも“もと”が取れるのですから国電の定期は安いと思います。ちなみに前回は芝山鉄道に乗りに行った際、成田の空港第二ビル駅で買いました。

  なぜ西大井かと言われても深い考えはなく、小杉駅ができて行き易くなったのと、開業時に記念キップを買いに行って以来ではないかと思ったからです。

  そんな久しぶりなので当時の印象はまるっきり覚えてません。今回降りてみても印象に残る駅前じゃないなぁ…。昼食時だけど駅横の洋食屋も周辺の店もいまひとつそそられない。

  そんなわけで早々に後にして下神明まで歩いてみます。10分もかからないでしょう。

  駅周辺で目についたのは100円の飲料自販機。やたらに多く、120円の“標準価格”のが珍しいほど。狭い道をうねうね歩いて小さな下神明駅へたどり着き、通り越して坂を下りたところに居酒屋を見つけました。「日替りランチ」の文字も見えるので入ってみます。

  店内には顔馴染みらしい女性客がひとり。カウンターだけで8席しかない小さな店です。ランチは餃子かブリというので前者を。小鉢が2品ついて700円はまずまずか。お味もなかなか。
  
  店から駅方向を望んで。手前の飲料自販機も100円

  店の名は「弁慶一」というのですが、家に帰ってから検索しても出てくるのは「弁慶寿司」ばかり。調べていくうちに、前身がその寿司屋で、店主が引退して昨秋に現在の定食屋&居酒屋に変わったと分かりました(参考サイト)。カウンターのネタケースはその名残か。

  帰りは東急で。大岡山で乗り換え。大井町線の発車案内にこんな表示が。

  

  実際に大岡山止まりがあるわけではなく、やって来たのは東横線車輌の回送電車でした。だったらなんで「回送」って表示しないんだろう? 昔の目蒲線には朝ラッシュ時だけ田園都市線の4両編成を使用した運用があり、鷺沼の車庫に戻すため大岡山止まりがありました。(豆知識)

追憶 ~野毛、ぴおシティ

2011年02月22日 | 横浜市西区
  (今日は西区と中区に跨りますが、カテゴリーは「西区」にします)

  今日は嫁はんとお出かけ、行き先は野毛です。京急が今月末まで「野毛通手形」なる飲食店のクーポンと日ノ出町までの往復乗車券を組み合わせた企画キップを発売しており、それを使ってみようかと思ったわけ。

  しかしよく考えたら、それを買ってしまうと気ままに店に入るってことができなくなるし、発着駅の縛りも生じる。そんなわけでセルフオーダーメイドの行程です。

  南武線を乗り継いで八丁畷へ。いつの間にか西口(上りホーム側)駅舎が川崎方突端から移転しており、ホーム中央に広くてキレイな駅舎が完成してます。

  普通車で日ノ出町へ。駅裏手の階段を上って、まずは動物園へ向かいます。線路の上に出るとポチくんが。しばし遊んで、写真を撮ろうとすると郵便配達のバイクに驚いて逃げてしまいました。斜面を這うような階段を上りつつ動物園へ。結婚間もないころに来ていたのを、嫁はんのほうが覚えていました。

  園内をひとまわり。帰ってから知ったのですが、一昨日からインドセタガメの赤ちゃんを一般公開したらしい。(ヨコハマ経済新聞2月20日付) 頃やよしと見学できたわけだ。

  脱走中(?)

  人間の休憩所に落ちてます

  広い園内でもないので1時間程度でひと回り。昼食にも丁度良い時間なので退出します。

  さてお昼へと向かったのは、来る途中の路地に見かけた蕎麦屋さん。

  店の入口


場所の地図(西区東ヶ丘23-27)

  店名は「坂の上のそば屋 司」といいます。夫婦で営んでいるらしい。入ってみると先客に男性2人組だけ。平日の昼ならこんなものか。しかも場所といい表に出ていた品書きの内容といい、労働者の店とは考え難い。仕事中ならまず入らなかったろう。

  テーブル席に座って、まずはビール(ヱビス樽生)を1杯。肴はと品書きを開くと20種類近くある。値段はさすがにいつも呑んでる店並みとはいかないものの、予算と体力に自信があれば上から下まで頼んでみたいほど魅力的。迷ったので女将さんにおススメを尋ねると、関鯖のしめ鯖はどうかと。ではそれに従い、他に大根の柚子味噌も。ちなみに注文するのはいつも拙者です。嫁はんは、希望は聞くけど多様なメニューを目の当たりにすると『目が回る』とのこと。

  芝エビの天ぷらもいただいて、〆に冬ならではの「ゆずぎり」(1000円)を1枚ずつ。練りこまれた柚子のほのかな香りが口中に広がります。すっかり満悦してトータルで会計は5000円ちょうど。昼から贅沢をした感だけど、もしかして夜の方が安いかも?

  帰りがけに女将さんと少し話しに。よくこんなところ見つけたものだと感心されました。動物園に行くのにこんな生活道路は普通なら入り込まないだろうと。なおここに店を構えて丸1年だという。もっと前からあったように感じてたけど、他の店と勘違いしてたか。

  坂を下りてWINS近くの「馬ショップ」ことウィンズ横浜PRコーナーへ。残念ながら今日(火~金曜)は休み。嫁はんが欲しいグッズがあったそうだが分からずじまい。まだ時間が早いこともあり、嫁はんが一度行ってみたかったという磯子の浜マーケットへ足を伸ばします。磯子小側の八百屋で野菜や果物、そしておなじみ「伊勢元」で蕪の甘酢漬けなど。これでまたしばらく楽しめそう。

  バスで桜木町へ戻ってぴおシティの地下へ。まだ東横線があったころには寄り道の定番だった「キンパイ」を訪ねます。すると嫁はんが気分が優れないというので早々に外へ。バスに酔ったのではなく、前後に座った人のタバコ臭や入れ歯臭をモロに食らったそう。拙者も変なニオイがするとは思っていたものの、タバコは分かったのですがもうひとつの正体が不明でした。入れ歯だったとは…。手入れを怠るとひどい口臭になるそうな。それらの“コンボ攻撃”ではさすがの嫁はんも堪らなかろう。

  外気を吸いがてら野毛の飲食店街をぶらぶら。まだ16時半ごろなので大半の店は開いてない。ニャンコを構ったりして嫁はんの気分も持ち直し、再びぴおシティへ。キンパイの向かいにある「ゴールデンもつ」に入ってみます。昨年12月に開店したばかりという新しいお店です。店内では競馬や競輪中継が映し出され、それを食い入るように見つめながら一杯という御仁も。

  サッポロラガー中瓶450円、串焼きはおおむね2本で250円、煮込み300円と質量ともにまずまず。隣のテーブルに座っている中年サラリーマンが「ゴールデンボンバー」なるものを注文したのでチラと見てみると、シャーベット状に凍らせたキンミヤ焼酎に梅シロップをかけたもの。今そんなものを呑んだら連れて帰る嫁はんの苦労が容易に想像できるので見送り。品書きには「お一人さま3杯まで」の註釈もあります。

  左が「キンパイ」、右が「ゴールデンもつ」

  18時に退出。会計は…、果たして2軒分でも昼より安かった。国電で家路につきます。やはり“手形キップ”を買わなくてよかったか

坂道で 亀の歩みに 冬の香を(雲葉)

  想い出もいいけれど、新たな発見も、また楽し…(パクリ倒す)

追憶 ~大学までの道

2011年02月19日 | 横浜市神奈川区
  ふと思い立って夕方近くにおなじみ横浜の幸ヶ谷公園へ。ニャンコたちは元気でした(冒頭写真)。

  その後は“ポケットの小銭握りしめ”「みのかん」へ立ち寄り。品書きには「ほたるいか」の文字が。250円とは信じられないような値段と量で、しかもうまい。個人的にここのほたるいかが一番だと思ってます。

  そして例によって超安い勘定を払い、これまたふと思い立って東白楽へと向かいます。夜勤明けにアルコールが加わり、なんとはなしにまだ大学までの通学コースを覚えているだろうかと頭に上っただけ。

  てれてれ歩いて東神奈川駅へ。駅ビルができてから初めて来た気がします。案内板を見てチラッと中を覗くけど、今日は目ぼしいものはないので何も買わず後にします。

  東白楽まで来ていよいよ学校へと向かい出します。西へと歩を進め坂を上って高台へ。当時はここから“タイムショック”こと大観覧車が見えたのですが、今では高層ビルしか見えません。
  
  撮影地点 みなとみらい方向を望んで

  卒業後も地図調査で何度か訪れていることもあり、意外と覚えているものです。墓地の横を通って旧66系統が走った通りへ出れば大学は目の前です。無事にたどり着けました。

  

  正門から堂々と構内へ。すでに春休みのはずで、さすがに人影は疎らです。3号館でトイレを使い、通称マップホールで一休み。缶コーヒーを買おうとすると、どれも私鉄系ICカード対応でした。

  帰りは通用門を出て六角橋へ。ここもずいぶん久しぶりと思ったら3年以上足を運んでいませんでした。仲見世を通るとまだ18時前なのにシャッターが下りている店が多い。廃業もあるけど臨時休業が目につく。なにか行事でもあったっけ?

  かつて結婚記念日ごとに来ていた赤提灯の跡に小洒落た喫茶店ができたと話には聞いていたけれど、そこも昨年末で閉店したとの貼り紙が。表通りを歩かなかったとはいえ、独りでふらっと立ち寄れる店がずいぶん減ったように感じます。今日びの学生は赤提灯なんか入らないか。そして少ない店には馴染み客らしき面々でいっぱいだったり。そんなこんなで“もう一軒”はナシ。

  なんとなく寂しさだけを抱いて白楽から東横線で家路に。同期にも無沙汰だし、次は声をかけて飲みに来ようか。

並行在来線転換の不合理

2011年02月18日 | 新聞×読み
  北陸行新幹線開業後の並行在来線について、長野~妙高高原間を「しなの鉄道」が運営するという。(今日付「信濃毎日新聞」

  記事を読み進めると、『しなの鉄道は現在の篠ノ井-軽井沢間と、長野-妙高高原間を一体的に運営するとした』とある。篠ノ井~長野を国鉄から分捕るのは諦めたらしいことは分かる一方、長野~豊野間はまた押し付けられる格好になる。

  つまり長野から飯山線方面へ行くには、しなの鉄道の運賃と国鉄との合算となり、区間によっては大幅な値上がりとなる。盛岡の花輪線と同じケースがまた生じるわけだ。

  東横線の横浜~桜木町廃止→みみ線転換で思いを強くしたけれど、次から次へと鉄道会社を設立して利用者に少なからぬ負担を押し付けるやり方には疑問を抱きます。それでいて高速道路の割引に異議を唱えるなど片腹痛い。

  地下鉄の目黒~白金高輪のような“二重戸籍”(トーチカが第一種、東京都が第二種事業者)の活用で解消できないこともないと思うのですが。

昭和に逆戻り?

2011年02月17日 | とのさまの休日
  週に1~2度、お子さんを連れてバスに乗るという知人がいます。バス共通カードがなくなってからというもの、いつもICカードで乗ってるそうなのですが、ちっともオトク感がないと。そりゃそうでしょう。利用者になるべく気づかれないようにポイントを巻き上げるのが「バス特」の特徴であるからして。

  拙者も時おりバスに乗る用事ができたこともあり、共同で回数券を買おうかという話になりました。

  小杉の東急バス案内所へ行き4000円の回数券を求めると、今は100円券23枚綴りの2000円券しかないという。そんなはずはなかろう。同社サイト内の「よくある質問」の中には、

  『Q、回数券はまだ発行していますか?

  『A、東急バス全線共通で使える回数券と一部路線にのみ使える回数券を発行しております。

  との一文があり、東急バス自線回数券として

  川崎市:100円券23枚綴り(発売金額2,000円)
      200円券23枚+100円券1枚
                (発売金額4,000円)

  の両方が書かれています。窓口氏に話しても「市バスのことじゃないの?」と何度も問い直される始末です。
  とどのつまり後者は廃止になったものの、サイトを直してないのですな。困ったものでありぞっとしません。

  それにしてもICカード隆盛の時代に、再び紙回数券を手にする日が来るとは…。利用者が声を大にすれば共通回数券が復活したりってことも?

  ちなみに紙回数券は車内では発売していない由。

ふっかけますなぁ

2011年02月16日 | 新聞×読み
  昨日(15日)付の朝日新聞神奈川版に、小杉駅と羽田空港とを結ぶリムジンバスが開設されるという記事がありました。(東急バスのニュースリリース=pdf形式

  小杉駅では品鶴線口から発着、おおよそ60分間隔で小杉から18本、空港から20本運行予定とのこと。北口(南武線側)から発着しないのは遺憾ながら、これでやっと南武線沿線から羽田が若干便利になります。

  しかし運賃を見ると900円と、乗り換えの煩わしさがないとはいえ、ずいぶんふっかけますなぁ。

  小杉から鉄道で羽田となると、横須賀線品川乗り換え京急では計560円、南武線で川崎や八丁畷経由の京急線でも同じ。川崎から京急バスなら計430円と半額以下です。もっともこちらは一般車輌ですし、ゆったりしたリムジンと比べるのは間違いか。加えて慢性的に混雑する川崎駅の中を大荷物を持って乗り換えというのは億劫でもあろう。この点は駅改良工事が終われば改善されるでしょうけど。

  高速道路を通らず環八経由というのもマニヤの視線なら面白そう。機会があれば話の種にでも乗ってみたいと思います。

  回数券の様式が「発売額10,000円 利用可能額11,250円」とあるだけで、紙なのかカード式なのか。おそらく450円券の25枚綴りと予想しますが、小杉の金券屋でバラ売りしてくれると嬉しい。

  とりあえずは短命に終わった日吉線の二の舞となりませんよう。

なぜ?(?_?)

2011年02月10日 | 新聞×読み
  8日付の東横線の記事には多数のご来訪をいただきありがとうございます。

  今日の朝日新聞37面にも小さな関連記事がありました。

  ホームドアの設置基準や課題について国と事業者との会合がもたれたとのこと。そして「鉄道事業者からは国や自治体に設置費用の支援を求める声が相次いだ。今後、より安価な代替策も検討する」(記事より)。

  国交省もそこまで予算を分捕れるとは思わないのでしょう。そのうち『鉄道(わたくし)は話したい』と題して運賃大幅値上げに理解を求める全面広告が新聞に出るなんてことがないといいですけど。

  最近では枕木を線路と平行に敷く(ラダートラックと言うそうです)技術もあり、そうすれば線路間に落とし穴を作って転落した人をそこに入れるということもできるのではないでしょうか。それなら最悪でも骨折でしょうし。酔っ払って落ちるようなのは知りません

  さて本題

  冒頭写真は本日開店という下新城のドラッグストアの広告にあった案内地図です。新城駅があってその先が「至津田山駅」…?

  なんで津田山?溝ノ口でも登戸でも立川でもなく津田山???

  薬局の次に行くのは斎場だぞという隠れメッセージなんだろうか、というのは穿ちすぎ?

ごはんの味

2011年02月09日 | 夜のとのさま
  拙者の勤務先での主な仕事はレジと品出しです。そして受け持ちによっては売れ残った惣菜(揚げ物)を片付けるというのもあります。乗せていたトレーと共に撤去して厨房へ戻すわけです。売れ残りは、残念ながら廃棄です

  厨房に入ると中には巨大なガス炊飯器があります。たまに売れ残ったごはんや刺身などで夜食にすることもあるのですが(お金はもちろん払ってますよ)、手前味噌ながらここ(勤務先の店)のごはんは美味しいと感じてました。

  ちなみに○エツと同じく店によって味が違うというのもなぜかまた同じでして、他店で店内調整のお弁当を買って食べたら凹んだこともありました。

  それはさておき、初めてガス炊飯器を目にして、ごはんの味に納得しました。やっぱり電気炊飯器に比べると味が違います。おコメはというと銘柄米ではなさそう。お弁当などの値段からして、そんな高価なお米とも思えません

  一週間くらい前にテレビで10万円以上する電気炊飯器を紹介していましたけど、どの釜もキャッチフレーズはというと「竈炊き」とか「強火力」ばかり。だったら最初から竈で炊けばいいじゃん、というのは無理にしても、追求しているのは“火で炊くことに近づける”なのでしょう。

  我が家はというとガス炊飯器を使ってます。10万円どころか2万円しません。嫁はんが留守などで1人分を炊くときはステンレス鍋を使うときもありますけど、やっぱりガスです。

  オール電化住宅が増えるにつれて電気炊飯器の需要も高まるのでしょうけど、10万円というのはちょっと考えさせられます。

日比谷線直通電車がなくなる日

2011年02月08日 | 新聞×読み
  今日の朝日新聞夕刊に「ホームドア 285駅増設へ」という記事がありました(リンクはアサヒコム、見出しは紙面のもの)。今朝の山手線での線路火災はこの記事を予兆していたのか、という話ではありません

  最近になって朝日のホームドア設置率に関しての書き方が、以前の『全国の駅数に対する割合』から、『バリアフリー新法が求める乗降客が1日5千人以上の駅』へと変わってきました。拙者の“悪口”を目にしたとは思えませんけど、見方によっては駅の廃止を促すかのような論調は都市居住者の驕りにも感じられます。(ホームドアとは無関係に)長電屋代線は廃止が決まったそうですし、そりゃ「分母」を減らせばパーセンテージは上がるでしょうよ。しかしそれが本意なのでしょうか。

(閑話休題)
  記事によると東急でも22駅が計画されているとのこと(設置路線や駅の概要は紙面参照)。どこだろうと国交省のサイト(=pdf形式)を見てみると、大井町駅に4月以降の来年度中、そして時期は未定ながら東横線の全駅とあります。

  実現すれば日比谷線直通電車は間違いなく廃止でしょう。ただ今のまま廃止すれば大倉山や菊名では減便になり利用者の反対が噴出するでしょうから、新横浜を介して相鉄との直通が始まる予定の2019年春ごろではないかと予想します。

  念のためなぜ廃止になるのかと言いますと、日比谷線の車輌は1輌あたり18メートルで3ドア(一部5ドア)、東横線は20メートルで4ドアと規格が異なるのです。菊名駅や武蔵小杉駅などでホーム足許の乗車位置目標を見ると、場所がバラバラなのが分かります。

  ホームドアというバリアフリーを求めて直通運転というバリアフリーを捨てる。これもやむを得ないでしょう。現状では多数がそれを求めているのですから。

  ちなみに日比谷線直通電車は、拙者個人はわりと愛用している電車です。すいていることが多いし、今はまだ目障りな動画広告もないので落ち着けます。それと18メートル車のジョイント音にはどこか懐かしささえ感じます。

  学生のころはまだ冷房がなかったため夏場は特に不人気でした。10年くらい前までは駅の放送も「まもなく、○番線に、日比谷線、直通電車がまいります」とだけ告げて、行き先は企業秘密(笑)でした。

  そうしたあれこれも、いずれすべて過去帳入りとなるのでしょう。機会があればせいぜい乗っておきたいと思います。

ただめし

2011年02月06日 | とのさまの休日
  今日は「やよい軒」で昼食を。冬の鍋定食フェアで、1食に1枚もらえる引換券を5枚集めると1食タダになるというもの(引換券の配布は先月末で終了)。嫁はんと食べに行ったりして4枚集まり、新聞の折込広告に付いていた補助券(冒頭写真左)を加えて5枚になったので、“タダメシ”に与ろうというわけです。

  昨年も同じように引換券で1食いただきました。すき焼き定食(890円相当)ウマー

  そして帰りの道すがら、前々から気になっていた自販機で飲みものを買いました。

  

  これはシークヮーサードリンクなんですけど、発売元は「琉球アジアンビバレッジ㈱」という沖縄県うるま市の会社で、1本100円で売られてます。同社サイト内のオンラインショップでは24本入りが4800円(送料込)なので半値ということに。

  果汁10%未満ながら(まぁそのくらいじゃないと酸っぱくて飲めませんな)しつこくない甘みで飲みやすい。でも焼酎や泡盛の割り材には不向きか。

  サンガリアなども入ってるバッタ売りの自販機なので、拙者のような好事家には楽しめます。次回は「たんかんドリンク」も試してみたいと思います。

鹿兒嶌中央駅が改称へ

2011年02月02日 | 武蔵中原不経済新聞
  来月の九州行新幹線全面開業を機に、鹿兒嶌中央駅の名称を変更することが分かった。

  新名称は読みはそのままで「鹿兒嶌酎王」となる。焼酎どころにふさわしい名称だと内外から歓迎の声は高い。

  7年前の新幹線開業時に、当時の「西鹿兒嶌」から現在の駅名に改称された際は、「味も素っ気もない」「“中央”とは田舎根性丸出しのようだ」「どうせ『西駅』としか呼ばれない」との批判が目についた。

  改称を記念して地元では特産である焼酎のPRが盛んになり、列車内でも焼酎サービスを計画している。

  具体的には洗面所の一部で、蛇口の青いほうを捻ると水割りが、赤いほうを捻るとお湯割りが出るようする。さらに間に黄色い蛇口を新設し、そこからはホッピーが出るようにする。当然のこととして未成年者は利用できない。

  具体的なサービス期間は未定だが、関係者からは「飲み過ぎて乗り過ごさないように」との声も。

レエルウエーライターの禾重木寸直木喜寸さんの話
  列車内で焼酎のお湯割りが楽しめるとはあれうれしや。石鹸用のタンクにレモン果汁を入れておけば完璧ではないか。できれば蛇口をもうひとつ増やして酎ハイも願うや切。

奥沢の「さいとう」

2011年02月01日 | 酔いどれとのさま
  久しぶりに嫁はんと呑みに行こうかという話になり、どこにするかと考えて、これまた久しぶりとなる奥沢の「さいとう」へと相成りました(冒頭写真)。

  そういえば今日の朝日新聞神奈川版で、「神奈川県内駅近! 沿線味の庶民酒場」という本が紹介されてました(湘南海童社刊)。A5版フルカラー116ページながら1100円ですか。『書を捨てて呑みに出よう』という向きはどう考えるやら(拙者もそのクチですが

  出掛けに中原で南武線始発電車に乗ると、もうすぐ置き換わる現行字幕が。名残で撮っておきます。

  

  小杉で乗り換え目蒲線奥沢駅を降りて踏切を渡り数十秒。おおよそ2年ぶりとなる「さいとう」へ足を踏み入れます。17時半前というのにカウンターは残1席、入口近くのテーブル席に座ります。焼き鳥(焼きとん)は1串100円、おでんは1人前600円と、20年くらい前の初入店からあまり変わっていないのは嬉しい。「豚トロ」(350円)というのは初見で、せっかくなので頼んでみましょう。今日は「せんまい」がないようで残念

  方々から相次ぐ注文に調理が追いつかず、なかなか出てきませんが気長に待つことにしましょう。「お通し」はないのでお新香(300円)で間を持たせます。

  おでんは以前よりも汁の色が薄く、それでもダシが効いていて「関東煮」のよう。大ぶりな具に舌鼓を打ちます。待つこと久しい豚トロもなかなか。これで350円なら安いのではないかなというほど。

  満席でお客さんも断らざるを得ない状態だったのが、19時ごろになって波が引いたように空席が目立ち始めます。この頃合いが“穴場”時間帯だろうか。そういえば昔もこのくらいに来ることが多かったような。だからいつもすんなり入れたのかな。

  純米酒の文字が見えたので冷やで頼み(400円)、安い勘定を払って店を後にしました。

今昔を おでんの湯気に 想い馳せ (雲葉)

  多くの人と訪れた店だけど、愛する人を目の前にしての酒は格別だ…(徹底的にパクる。ちゃんと後ろ手にも組んでました




  パクリついでに(笑)小杉でもう一軒寄り道して帰ります。区役所前の南武線高架下にある「具志堅」に入ってみます(地図)。以前から嫁はんと気にしてはいたものの、なかなか機会がありませんでした。腹具合にも予算にもいささかながら余裕があるので暖簾をくぐります。

  生ビールはK社で中500円、ただしジョッキはやや大きめか。煮込みは700円と値が張るけど量も多い。2人で食べてちょうどよいくらいか。絶品はつくね(250円)で、添えられた卵の黄身とタレが絶妙でした。

  メニューにはゴーヤチャンプルーの文字も見えるけど今回は見送り。店名からして沖縄料理店かと思うも、沖縄らしいメニューはこれだけ。店主が沖縄出身かなにかなのだろうか。そう多くは頼まなかったので、ここも安い勘定で後にし、腹ごなしに徒歩で帰宅したのでした。