とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

ワンマンマン

2011年11月30日 | 新聞×読み
  朝日新聞朝刊の連載マンガ「ののちゃん」(いしいひさいち作)にワンマンマンというキャラクターがいます。

  町内会長の傍ら、マントを羽織って正義の味方だかただの暴君だかわからない。指を突き立て「バカヤロー!」が口癖。なんのことはない。モデルになったのは「ナベツネ」こと讀賣新聞主筆の渡邉恒雄氏だ。

  そんなワンマンマンのインタビュー記事が、よりによって朝日新聞11月28日付に掲載された。題は『独裁者と呼ばれて』(写真右下に紹介見出し)

  同じ紙面の1面には前日に行なわれた大阪での選挙の結果が大きく報じられてます。大阪新市長とあわせ、そのふたりに共通するのは“独裁”という言葉。つまり同じ日に東西の“独裁者”が紙面を賑わせたわけです。

  渡邉氏へのインタビューがいつ行なわれたのか紙面には記されていませんが、朝日新聞デジタルによれば、26日夜に讀賣新聞東京本社内でとありました。掲載日は選挙の翌日と決められていて、それに合わせてインタビューの日程も決めたのか、はたまた単なる偶然か、いろいろと勘繰らせてもくれます。内容については割愛しますが機会があれば図書館などでご一読を勧めます。

  さて、マンガの「ワンマンマン」もこのところご無沙汰です。これを機に久々の登場となるか。また“西のワンマンマン”も新キャラとして登場するか。そしてふたりは仲間になるのか敵対するのか、勝手な期待は膨らみます。

後藤商店にライバル出現!

2011年11月21日 | 横浜市鶴見区/鶴見線ファンクラブ


  今宵は日野市在住の旧知と一献。彼がアルカード国道こと「国道下」へ行ったことがないとのことで、拙者も7月以来となる同店を訪れました。

  はまれぽ.comの11月19日付記事「はま旅」№34で国道と花月園前が紹介されているものの、遺憾ながらこの店に関しては言及ナシ。まぁ取材したのが20代後半という妙齢の女性であり、独りで入るのはかなりの勇気が必要か。

  鶴見駅で合流し、1620時発の扇町行きに乗ります。国道で降りて階段下から焼き鳥の匂いが漂ってくると営業中の“合図”。暖簾もすでに出ていて先客が1名だけ。ビールに焼き鳥、お刺身とお馴染みのパターン。塩辛に摩り下ろした柚子皮というのがこれまたなかなか。

  飲んでいると首からなにやらIDカードをぶら下げた若い男がやってくる。このガード下で営業している店はここだけかと。釣り船屋など看板は残っているものの、やっているのか謎で、「唯一」と言ってもいいだろう。ママさんがそう答えると残念そうに去っていった。映画か何かのロケ地でも探しているのだろうか。せっかくだから焼き鳥食べていけばいいのに。

  しかし18時ごろにふと思い立って撤収します。ということでですね、もう1軒くらい行ってみようと思います。というのは、浜川崎に立ち呑み屋が新規開店したとの噂を耳にしてたのです。

  果たしてその店は車内からも確認できました(場所は地図参照)。駅を出て高名(?)な後藤商店に背を向けおよそ2分ほど。お客は7~8人というところ。旧知は生ビール(サッポロ)、拙者は黒ホッピーを。共に380円です。肴は揚げ物や煮物がメインで魚介は少ないような。おでんがあるので何品かいただきます。串揚げもボリュームがあり、旧知ともすっかり満悦しました。

  いや~、またいいお店ができたものです。店員さんもね、わりと若い感じでパワーがありそうです。後藤商店と使い分ければ、また鶴見線の旅も楽しいものになるんじゃないでしょうか。ということで、これから帰って酒場放浪記を見ることにします。では

  ちなみに店の名は看板から「わたなべ」らしい。16時半から17時くらいに開店して日・祝定休とのことでした。

もういちど横浜放浪記 ~「南」へ「北」へ

2011年11月15日 | 横浜市都筑区
  『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  2か月ぶりの横浜ぶらぶら。ふと思い立って出かけます。自宅近くのバス停から東急バス杉06系統でまずは道中坂下へ。乗車時に運転手から一日乗車券(500円)を求めます。もちろん(?)磁気券です。

  次いで江田行きに乗り換え。来たのは綱44系統でした。どちらの路線も直近のダイヤ改定で減便となりいささか不便に。利用が少ないとも思えないのですが運転手不足か?

  この系統はセンター南駅には寄らないため横浜市歴史博物館前で降ります。「つづきまもる」君は今日も元気でした(冒頭写真)。

  まずはバス停前の港北みなも、そしてルララこうほくと立ち寄り。後者は初めてではないかな。建設中には訪れてたんですけどね。でもこれといって目ぼしいものはなく、館内も人は少ない。土休日は賑わうんでしょうか。

  都筑ふれあいの丘駅

  センター南まで歩いて昼食(後述)の後、地下鉄にひと駅乗って都筑ふれあいの丘へ。清掃工場の裏手を歩いて「東方公園」へ。今回来たのはこの近くで見かけたニャンコが元気かなと思ってです。(2008年8月14日付

  東方公園からの眺め

  「のら」くん(当時の写真)

  その時のえにっきには飼い主様よりコメントを頂戴してしまいました。結果として姿は見られず。そうそうタイミングも合わないか。公園に戻って一休みしてると別のニャンコの姿が見えました。

      

  計4匹いて、世話をする人がいるのか、みなよく肥えてます。でも知らない人には警戒するようでした。

  地下鉄でセンター北へ。どっぷり日が暮れてた91系統で北山田へ。地区センター前で降りて近くの「ときのや」の暖簾をくぐります。ここは3年前、地図調査の際に昼食で訪れ、いつか夜も来てみたいと思った店のひとつです。

  「ときのや」

  先客は2名のみ。テレビがついていて、ちょうど蹴球の試合が終わったところ。

  生はサッポロだけど冷蔵庫に「キリン一番搾りとれたてホップ」(中瓶)が見えたのでそちらに。突き出しはなく、さよりの刺身に煮込み、白子の揚げ出し、冷やしトマトと注文します。呑んでる間に三々五々と来客があり予約の電話も入ってきます。白子は思ったよりボリュームがあり、軽く飲み食いと思ったもののけっこうお腹にたまってくる。焼酎お湯割り1杯もらい、良心的な勘定を支払って後にしました。

  どうですかこの「ときのや」。こんなね、ニュータウンにもどこか懐かしい風情の大衆的なお店があるもんですね。しかも自然な感じの懐かしさがいいですね。料理では特に白子!最高でしたね~。ということでパワーもらいましたからねぇ、まだあと1~2軒は探してみたいと思います。では

  店を出て鷺01系統東山田営業所へ。ここで東急バスの回数券を求めます。窓口氏は回数券の存在自体を知らず、他の運転手さんらが引き出しを示して「ここにあるよ」と。しかしそれも奥の方まで手を入れてやっと出てきた。やはりというかよほど売れないんですなぁ。ここでも4千円券はなく2千円券のみでした。

  その後は歩いて道中坂下まで細い階段道路を降りていきます。こういうのって意外と覚えてるものですなぁ。そして来たときと同じ杉06系統で家路についたのでした。(「あと1~2軒」は?というツッコミは不許可


【今日の昼食】
天天香(茅ケ崎中央21-11ソレーユみなみ2階)
 ☆鶏唐揚げの油淋ソースかけ 750円
   センター南駅から南へ歩いて5分ほど。昨年8月にオープンした店です。付け合せのザーサイはキャベツの千切りになってました。こちらのほうがさっぱりして口直しにはいいかもしれません。デザートの杏仁豆腐が品切れとのことでこれもアイスクリームに。唐揚げは大きめのが7個。ごはん、スープお代わり可ですがすでにじゅうぶん。これまた久しぶりに“量より量”という横浜式定食を味わいました。