とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

今年の検索ワードからの目立った点

2011年12月29日 | とのさまの休日
  冒頭写真について、知人を介して購入したネクタイピンです。昨秋に中央線から201系が引退したことを記念して製作され、国電カラー全5色+写真にあるようなミックスがあるそう。そのうち2種類を求めました。製作に携わったデザイナーさんのブログ記事がありますので、興味ある方はご一読を。


  さて、毎年恒例のコーナーですが、今年は大して書いていない中から以下の2点に絞りたいと思います。

日比谷線直通 廃止

  2月8日付の記事で、おかげさまでというかアクセス数も多かったです。時期は未定なれど東横線にホームドア(可動柵)が設置される計画があるという新聞記事に基づいたものです。

  そうなれば車輌規格が合わない日比谷線直通電車は間違いなく廃止だろうと思います。

  ドア位置が動かせるタイプの柵も開発中とのことで朝日新聞9月28日付夕刊にも掲載されました。(こういうときデジタルの検索機能は便利です) しかし拙者を含めて実用可能と思ってる人はほとんどいないのではないでしょうか。

  例えばお年寄りが手をついているときに不意に動き出せば転倒の危険が生じますし、混雑した駅なら将棋倒しを誘発しかねません。それで責任を問われるのは国でも設置を要望した人たちでも新聞社でもなく鉄道事業者です。そんなリスクを背負うなら列車を廃止したほうがいいに決まってます。その他の点は1月9日付などにも書いており重複するためそちらに譲ります。

  それにしても、鉄道に対してはなぜダブルスタンダードがまかり通るのか、不思議でなりません。酔っ払い運転は本人の責任なのに、ホームから落ちれば鉄道が悪いってなんなんだ?


安善町 終点

  7月16日付など、何度も足を運びました。はまれぽ.comさんにはこの場を借り改めて御礼を申し上げます。

  これを書いている現在で、はまれぽ記事の「面白かった」に217票をいただき、さらには『編集部のイチオシ』にも入れていただけたのは余りある光栄です。

  しかしその“終点”も10月1日付で正式な停留所へ“昇格”されました。変更されてからはまだ足を運んでませんが、行かれたら初日の出を見にと考えております。


  あとは今夏に実施された南武線節電ダイヤへのアクセスも多くありました。武蔵中原駅の発時刻を載せただけでしたが、公式サイトには「○分間隔」などの抽象的な表示しかなかったため、参考にされた方が多かったのでしょう。しかし突如運転する列車が現れたり、利用時には当方も混乱しました。

  そして相変わらず大人気の『笹山団地』と『瑞穂埠頭』ですが何をお知りになりたいのでしょう?今も連日のように検索来訪があります。


  それでは今年1年お世話になりました。来年が皆様にとってぽぽぽぽ~んと良い年でありますように (なんで流行語大賞に入らなかったんだ?)

横浜落ち穂拾いⅡ→年末恒例

2011年12月27日 | 横浜市中区
  横浜落穂拾い第二弾は本牧へ向かいます。勤務明けですけどなんのその

  横浜駅東口で市バスの1日乗車券(600円)を買い、8系統で本牧宮原下車。和田山口まで乗ると戻る格好になります。



  横浜本牧原郵便局

  ここへ来るのは何年ぶりでしょうか。えにっきには登場しないので少なくとも8年ですね。もうそんなに続けてたのかと別の点でも驚きましたが

  この横浜本牧原郵便局はマイカル本牧局(無関心)から改称されたもの。局番号「02051」はもちろん受け継いでいます。待ち人数は8人と、さすが年末か混んでます。

  昼食の後、徒歩で間門へと向かいます。1日乗車券ですしバスでもいいんでしょうけど、せっかく久しぶりの街なので歩いてみます。通りを挟んで好対照な外観は相変わらず。山側は反革命的米帝軍(笑)跡地を開発したため新興住宅地然とした整然な街並み。かえって海側は古くからある下町的な雑然とした雰囲気です。

  10分くらい歩いて「横浜間門郵便局」へ。意外やここは純然たる初訪問です。



  横浜間門郵便局

  前を通ったことはあるのですが休業日だったり営業時間外だったりで機を逃していました。本牧原とうって変わってこちらは待ち人数ゼロ。そしてここで通帳の記載欄がいっぱいになり、新通帳へ繰り越しと相成ります(冒頭写真)。改めて今の通帳を見ると、1行の幅は今までより広いのですな。そうすると贄川で出会った“利息不要の扱いで記載を1行おきに”していた老夫婦はなんだったのだろう?(本年10月19日付参照)

  本日の局めぐりはここまで。バスで磯子方面へと向かいます。目指すは「浜マーケット」です。お馴染み「伊勢元」で蕪の甘酢漬けを。ここのが一番うまいですな(※個人の感想です)。その前にウエルカムカードの有効期限延長を目論むため相鉄ローゼンへも。すると珍しく五一わいんが置いてあります。種類は多くないものの酸化防止剤無添加の「竜眼」なんてのもありあれうれしや、嫁はんへのお土産にしましょう。

  買い物を済ませ、浜バス停前の「おかだ屋」が、まだ陽はあれど早々に暖簾を下ろしており、もう何年も前におでんが美味しかったことを思い出したので久しぶりに入ってみます。

  浜マーケット前の「おかだ屋」

  拙者の親より年上であろうが矍鑠としたばあさまが切り盛りする小さなお店です。品書きは焼きそば、お好み焼き、おでんのみ。飲みものもアルコール類はビールだけ。それも中瓶で600円といいお値段です。お酒の需要はあれど酔っ払いの溜まり場になっても困るというジレンマ価格でしょうか。おでんはどれも均一80円。ビールともども昔と変わってないですね。

  話好きのばあさまと近隣のご常連さんとで談笑し、ビールとおでん5品でぴったし千円。ではもう一軒、と行きたいですけど今日のところはこれで帰ります

  58系統で横浜へ。運転手後ろの席が空いていたのでそこへ。途中で乗ってくる人を何の気なしに見ていると磁気券を挿入し、画面表示を見ると「処理後」などとあって金額が表示されている。バスカード類は使えなくなったはずだし、横浜市は磁気式の回数券を発行しているのだろうか? やはり現場を離れると疎くなりますなぁ


【今日の昼食】
神田庵(本牧原7-1)
 ☆茄子と鶏竜田の香味ねぎソース定食 820円
   イオン本牧店2階にある蕎麦屋さんです。んで蕎麦を食べないと でもお米がおいしかったのは特筆もの。お替り可。日替りサービスで5%引きとなり、会計は779円でした。

お決まりのパターン

2011年12月20日 | とのさまの休日
  天気もいいし、午後からぶらりと出かけました。行き先は神奈川区の幸が谷公園です。ニャンコたちは元気かな?

  園内をぶらぶらしてると白黒がいました。声をかけると誘われるようにベンチへ。腰を下ろすと膝に乗ってきます。やっぱぬくい~

  

  ややあってチェリーハウスの屋根から白が降りてきて、小走りにこちらへ。半ば無理矢理乗ってきて“おしくらまんじゅう”状態に。また太ったんじゃないか? やがてキジトラも来たけど、この状態に恐れをなしたのか、少し離れた場所でこちらを見ながら座ってます。

  

  2匹抱えていると近隣のご老体が来てニャンコを撫でながら問わず語りに話し出す。白黒はというと、元、というか今も飼い猫で、ところが帰る家があるのに公園に居ついてしまったのだという。住んでいた家が工事を行ない、それがストレスになったのだろう。今も飼い主は毎日のように来て世話しているそう。公園の方が「友だち」もいて楽しいのかな。

  冬至はまだなれど日没時刻は遅くなり始め、それでも16時32分ですが、暗くなったしニャンコたちも充分温まったようなので転進します。

  タイトルどおりの“お決まり”で「みのかん」へと向かいます。ハイボールが220円に上がってました。それでも安いんですけどね

  いつもの酒にいつもの肴に…。こんなありきたりもまた楽しいものです。

横浜落ち穂拾い

2011年12月15日 | 横浜市西区
  数日前のこと。郵便局のサイトを見ていたら横浜市内で名称変更された局がいくつかあることに気づきました。それなら足を運ばねばなるまい。と誰が決めたわけではありませんが 行ってみたい店もあるのでまとめて訪れることにしましょう。

  小杉から東横線でまずは横浜へ。西口の相鉄側を出ると、その名も「横浜駅西口郵便局」があります。(地図



  ここは南幸局とジョイナス内局(共に無関心)が統合する形で改称・移転したもの。局番号の「02614」はジョイナス内のものを受け継いだようです。(南幸局は「02691」)


  みなとみらい四郵便局

  続いて東口へ抜けて橋を渡り「みみ」地区へ。新高島駅を越えて横浜ブルーアベニューの1階にある「みなとみらい四郵便局」を攻めます。ここは三菱重工横浜ビル内局(無関心)が移転・改称したもの。局番号「09007」は受け継がれています。

  ここで向きを変えて国電の線路を越えて戸部方面へ。貨物線の踏切に差し掛かるとちょうど貨物列車がやってきました。(冒頭写真

  ここで目指すは岩亀(がんき)横丁にある『市民酒場常盤木』です。1年前に「酒場放浪記」で登場し、今月に再放送もありました。ランチもあるとのことですが、えにっき内を検索しても入店実績はなし。それならランチをいただきにというわけ。ところがところが店に行くと暖簾はしまわれ「準備中」の札が。まだ13時前であり臨時休業などの掲示もない。早々に売り切れ御礼か、それともランチはやめてしまったのか???

  「常盤木」 残念ながら閉まっていた

  やむを得ず少し歩いた蕎麦屋で昼食にし(後述)、次は桜木町から電車で石川町を目指します。中華街へ分け入り、横浜山下町局(無関心)が「横浜中華街郵便局」になったというので足を踏み入れます。


  横浜中華街郵便局

  局番号は山下町局の「02166」を受け継いでました。経験値1とゴム印1を無事に求めて中華街をぶらぶら。地図を手にした観光客が目立ちます。こんなごみごみした街をよくも丹念に調査したものだ。

  局めぐりはこれで終わり。横浜へ戻って久しぶりに幸ヶ谷公園へも行ってみます。ニャンコは、いましたね

  

  今日はこのキジと白黒だけ。珍しく白がいません。ベンチに座ると白黒が膝に乗ってきました。ぬく~。でもそろそろ帰りたいしトイレにも行きたいしとご退出を願うと、しがみついて離れない。なんとか降りてもらいました。


【今日の昼食】
松山そば店(戸部町5丁目173)
 ☆天丼セット 830円
   以外や当えにっき初登場の店でした。以前に入った記憶はあるので、書き始める前のことか。とするとずいぶんと昔だな。頼んだのは本日のサービス品で、天丼ともりそばのセット(かけも可でした)。天丼は海老天2尾だけの質素なもの。蕎麦も少なめで全体としてちょうどよい。大食漢にはもの足りないかもしれません。

もういちど横浜放浪記 ~松原商店街

2011年12月03日 | 横浜市保土ヶ谷区


  『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  横浜のコミュニティサイト、「はまれぽ.com」の12月1日付記事で、松原商店街の飲食店に入りづらいというキニナル投稿への調査レポートが掲載されていました。投稿は拙者ではないんですけどね。

  実を言うと拙者も地図調査ではほとんど訪れてなく、何の変哲もないどこにでもありそうな下町風商店街という印象しかなかった。そして記事を読み進めると昼から営業している焼き鳥屋さんがあるというではないか。それなら思い立ったが吉日、八丁畷氏に声をかけて松原商店街へと向かった。

  声をかけた拙者が待ち合わせ場所を間違えるというトンマをしでかし、14時半頃に天王町駅で落ち合います。記事には、松原商店街は飲食店自体が少ないとありますけど、見渡せばチェーン店の居酒屋にスナックなどそこそこある。良く言えば“バラエティに富んでいる”と表現できるけど、確かに気軽に入れる店というのは少ないような。

  商店街をてくてく歩いて国道16号を越え、記事にあった「焼き鳥ムック」に足を踏み入れます。(冒頭写真

  先客は拙者と同じか少し年上という感じの女性ひとり。待ち合わせをしているようで、ややあってお連れさん2人が現れた。

  ビールはキリン一番搾り、焼き鳥は1串100~120円。持ち帰りの注文も多くあります。煮込みや湯豆腐などの一品料理も充実してます。ホッピーは白黒共にありあれうれしや。

  飲み食いしながら談笑していると、店のマスターから「今日はお買い物ですか?」と声がかかる。「実は『はまれぽ』というサイトを見て…」と言うと大きく頷き、もう記事になったのかと驚いていた。取材があったのはほんの数日前とのこと。しかもそれを見て早々に足を運んでくる人間がいるとは思いもよらなかったろう。

  その後はしばらく「はまれぽ」の話題で大いに盛り上がりました。

  すると不意に横から叩かれる。先客としていた女性で、意味もなく話しかけるのは酔っ払いの常だし、拙者からすることはないけど嫌いではない。店員さんも加わって7人で話の輪ができ、ついにはそのおねーさまがワインを振舞ってくださった。

  口当たりのいいワインに陶然とし、16時ごろにおいとましました。

  いかがですか?このお店。ご常連さんのパワーが凄いですね~。そして気さくなマスターのお人柄もあってね、こんないい雰囲気のお店ができるんですね。そして料理もね、決して奇をてらったものはないんですけど、素朴でかつ深みのある味がなんともいえませんねー。

  ということでまだ空も明るいですし、こういうお店をあと2~3軒はぜひとも探したいと思います。では

  店に入るならこのくらいの時間帯が適当でしょうか。夕飯の買い物時間帯に入ると持ち帰りの注文が増えて店員さんの手が回らなくなりそうです。