とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

マル建

2010年03月29日 | とのさまの休日
  南武沿線道路と中原街道が交差する上小田中交差点前のガソリンスタンド跡地にコメダ珈琲店を建設中です。嫁はん不在時の朝食の選択肢が増えるのは楽しみですかね。

  ちなみにタイトルの「マル建」とは、刊広社の地図で建設中を意味するマークです。建の字を○で囲むためそう呼んでました。Z社は (建) ですね。なんて呼んでるんだろう???

Today's digest

2010年03月27日 | とのさまの休日
  まずは今日の朝日新聞別刷りから。「be between」という読者アンケートのコーナーで、今回は『朝食はパン?ご飯?』というテーマでした。我が家は主にご飯です。夜勤から帰ってもご飯とみそ汁です。でも結果はパン食が過半数で、手軽さというのが理由の多くを占めているようでした。

  そんな回答の中からちょっと不思議なものを。

  『妻に合わせてパンに変え、23年間我慢している。お昼近くにおなかが鳴るので、本当はご飯にしたい。この夢がいつかなうのかは不明』(東京、50歳男性)

  奥様に合わせなければならない理由もわかりませんし、自分で炊くという選択肢はないのかな?あるいは電子レンジで温めるだけのパックご飯とか。そんな贅沢は敵? 週2~3日をご飯にしてもらうなど妥協点もあると思うんですけどね。実際に『夫はパン好き人間で、私はご飯党。月、火、木、金にご飯を、それ以外の曜日にはパンを食べている』(神奈川、68歳女性)という意見もありますから。

  『55年以上パンを食べているが、午前中、胃もたれしない』(神奈川、66歳男性)

  では55年ぶりにご飯を召し上がってみるのはいかがでしょう。拙者はご飯で胃もたれなんて経験ありません。単に食べ過ぎなだけではないかという気もします。

  「声」欄にはバス<共通>カード廃止に憤る投書が。複雑な制度にして、なるべく利用者が得しないようにするシステム改変に納得できないのは、拙者も過去に何度も述べてきたとおりです。

  ただちょっと誤解を与えそうな表現がありましたので。ICカード利用での『(バス)ポイントは毎月消滅します。短期間に多く利用しないと同等の「得」にはならないのです』とあります。この場合の「多く」は“回数”ではなく“金額”です。ショッピングと違い公共交通~特に一般街路バスを頻繁に利用する人で毎回利用金額が変わるというのはそういません。住宅地図の調査員(^^;くらいでしょうか。

  購入時の保証金(デポジット)についても、『IC化により事業者側も利益を得るはずで、事業者側が負担するようなシステムにすべきです』と。コスト削減のはずなのに割引サービス低下、さらに保証金までふんだくられるのでは納得しろというほうがムリでしょう。使い捨てを予防したいなら、購入から一定期間経過したらデポジット分をチャージに充当できるようにする方法もあるでしょう。それは3年など少々長くてもいいと思います。

  そういえば川崎市が実施したパブリックコメントの結果も公表されてますけど、やはりというか「反対意見の捨て所」になってますね。でもバスポイントの累計期間延長についてがBの「今後の参考」という点になっているのは半歩前進でしょうか。

  夕方は戸越へ父の見舞いに。車椅子を押して商店街を散歩すると池上線の新型車7000系が来ました。数もだいぶ増えているようです。往路で乗ってきたのは旧型の7700系でした。ドア開閉時の「クシュー」という空気音が懐かしくさえ感じます。目蒲線で4両編成だったころは加速が悪く足を引っ張っていたものでしたが、改めて乗ってみると3両と身軽になったこともあって雲泥の差です。

  帰りは武蔵小山から。来たのは東急3000系です。できれば乗りたくないのですがすでに夜も遅いし…。制動性能が悪く、止まるのが荒っぽいんですよね。でも今日はわりとスムーズなほうでした。

  その電車のドア上に武蔵小山商店街の広告がありました。

  

  電車がなくなるほど遅い時間まで買い物できるのかというツッコミはこのさい目をつぶって、そうでないにしても東急には挑戦的なような…。

  23時30分からtvk天体戦士サンレッドを。今日で最終回とあるので最初から見てみました。でも溝の口が舞台のはずなのに、オープニングで登場するのはなぜかT武電車 

場違い商品

2010年03月26日 | 夜のとのさま
  「これ、○円じゃないんですか?

  レジでたまにお客さまからこのような指摘を受けます。確認するとお客さまの勘違いだったり店の表示ミスだったり。後者なら頭を下げてキャンセルするか否かを尋ね、前者なら間違いない旨を伝えれば済みます。

  厄介なのが、本来の場所とは違うところに置かれていた商品を手にしてくるケースです。誰かが不要になってその辺に放置したのか、盗みを働く機会を窺っていながら実行できそうにないと見るや放置するのか。(←これは実際にあるそうです)

  スナック菓子の売り場にドリンクがあれば一目瞭然でしょうけど、ドリンク売り場にドリンクなんてケースだとちと困る。最近は同じ銘柄でもカロリーゼロやらダイエット○○なんてバリエーションがあるので、そこへ混在させるとお客さまが間違える原因になります。店員が気づけば直しますけど、なかなか目が届かないものでもあります。

  何日か前の新聞投書に、そうした“場違い”の商品について、一度お客さまが手にしたものなので、異常がなくても廃棄にする店もあるのだとか。確かに異物混入などのニュースもありますし、慎重になるのは分かります。でもそれだってコストになって、巡り巡って価格に跳ね返るのでしょう。

  これをお読みになった皆様だけでも、不要になった品物は元の場所に戻すか、レジか近くの店員まで持ってきてキャンセルすることを伝えていただくようにしてくださればと思います。

  何日か前にこんなことがありました。お菓子の棚に菓子パンがあったので所定の位置に持っていくと、そこには別の蒸しパンが。それを戻そうとすると、そこにはまた別の菓子パンが。さらに戻すとそこにはワッフルが どんなトラップだよ

小ネタ4つ

2010年03月18日 | 夜のとのさま
 勤務先の店でもコン○ームを売ってます。「これなんですか?」と訊かれることはありませんがたまに売れます。でもなぜか売上げと在庫が合わないことが多いらしい。買う金もないくせに“やる気”だけはあるんだな もちろん窃盗現場を押さえたら即連行です。

 お弁当や惣菜を購入したお客さまに割り箸の要不要を確認します。しかし「何膳ご入用でしょうか?」と尋ねても、かなり年配の人でも「○本ください」と答える人が少なくありません。本当に割って1本だけ渡そうかという衝動と日々戦ってます(?)

 同僚氏が長崎へ行くらしいので「ぜひオンナノミヤコへ行ってみてください」と勧めました。なにせ“入口”へ行くバスもあるし、コンビニも郵便局(無関心)もありますからして。拙者には「女体入口」よりインパクトあったなぁ でも観光地ってわけじゃないんですよね

 この時季に受ける注意として、中学生や高校生が酒を買いに来ることがあるというものがあります。疑わしきは年齢確認というのはどこの店でも同じでしょう。今は親からのおつかいすらです。拙者がレジをしているときにそういう輩が来たことはまだありません。ですが年齢を尋ねて証明書類も出さず「ハタチ」と即答するのはまず怪しい。「こう見えても32なんですよ~」と言われたら信じちゃうかも?(おいっ

続・山手線のホームドア

2010年03月16日 | 新聞×読み
  3月10日付朝日新聞朝刊37面『もっと知りたい!』欄に「山手線もホームドア導入」という記事がありました。

  なんというか単なる機械を通り越して、もはや崇拝の対象にでもなっているかのような論調には薄気味悪ささえ感じます。

  それはさておき、記事中には総事業費が500億円?あれ?550億円じゃなかったの? いきなり50億円ものコストダウンができた理由は書かれてませんし、細かい数字を(細かくないけど)省いただけかもしれません。ここでは550億円で話を進めます。

  記事中には「ホームドアは12年連続で3万人を越えた自殺者を防ぐ意味での期待も高まっている」ともあります。でも首都圏の鉄道での自殺は307件(2008年度)ともあり、全体の1%程度でしかない。しかもこれは踏切など駅以外のケースも含まれており、ホームドアで実際にどれだけの自殺を減らせるのか。

  ところで自殺の理由の多くが経済的な問題とも言われています。平均的サラリーマンの生涯賃金がいくらなのか、拙者は専門でないため詳しくは分かりませんが2億5千万円くらいとしましょう。

  山手線に設置する費用で換算すると220人を終身雇用できる額です。設置のために人員削減が行なわれ、経済的に困窮する人を増やしているとしたら皮肉なものです。まさに“生かさず殺さず”の設備でしょうか。現にホームドアが設置された路線は新幹線を除いて例外なくワンマン化されています。トーチカ有楽町線にも設置だそうですけど、ここもいずれワンマン化されるかもしれません。「ホームドアに前向きなのが東京メトロ」と記事にありますけど、前向きなのはワンマン化の間違いではないかな。

  視覚障碍者対策というなら盲導犬の育成や音声案内装置の充実など、ホームドアのお金で何ができるだろう。不慮の事故というなら報道されないだけで全国でいくらでも起こっている。鉄道は報道されるから目立つだけだろう。100%の安全を求めたければ理想郷にでも行けばいいのではないかな。「命はお金に代えられない」というのは自腹を切ることができる人のセリフで、どうせ自分の懐が痛むわけじゃないという人には当てはまらない。そういうのは無責任と言います。だから拙者は言いません。

  もっとも1路線で数百億円なら大都市圏全体に普及されれば兆円規模の額になる。そこに利権争いが生まれても不思議ではないでしょう。

  かつての国鉄が新幹線建設などの負担で立ち行かなくなったように、今度はホームドアで立ち行かなくなる事業者が出ませんように。

追憶 ~野島

2010年03月15日 | 横浜市金沢区
  午前中はまず横浜そごうへ。今日まで開催の『京都老舗の会』という催事に山田製油が出店するという案内ハガキが来たので、嫁はんの命を受け行ってきました。

  

  買ったのは缶入りの胡麻油特大サイズ(2415円)です。人気があるのでなかなか買えないのですが今日はありました。ハガキと引換えに豪華粗品ももらってあれうれしや。

  そのまま帰るのもなので京急に乗って八景へ。暖かくなったので野島をぶらぶらしましょう。

  架け替え中の野島橋は歩道の片方(東側)が開通し、今月下旬には全面開通の予定のようです。長い工事でした。

  野島公園へ行くとここも工事中。一部金網が張られて中には入れません。遊具やベンチの新調のようで、期間は明後日までと。ちと早かったか。伊藤博文別邸も今日は第三月曜のため休館。もとより月曜なので期待はしてませんでしたが。

  こうなるとあまりニャンコも望めないのですが山の裏手に回るといるわいるわ。

  
  

  でも純ノラなのか、近寄っては来るけれど触られるのは嫌そう。毛並みはいいのでご馳走をあげる人がいるのでしょう。

  これは金網越しに撮りました。

  

  今回はこれにて撤収。また訪れることにいたしましょう。

夜勤明けなんのそのⅡ

2010年03月13日 | とのさまの漫遊
  夜勤を終えて、せっかくなので今日開業した小杉新駅を視察するという実に自然体であります。

  用務客や物見遊山の人々に加えて、ひとりでニヤケ顔の見るからに鉄ヲタ多数というのは毎度のこと。仮設のため狭い通路はそこそこ歩きでがあります。でもその狭い通路に立ち止まって“会議”やら撮影やらは考えていただきたいもの。今日じゃなきゃ撮れないわけでなかろうに。

  家に帰ってからしばし、旧知からメール。今日中に新改札をICカードで出場し、履歴印字すると面白いものが表示されると。それならと他に用もあるので再度出撃を。

  せっかくなので向河原へ。新改札から南武線乗換えならこっちのほうが近いんじゃないかな? 普通乗車券ではムリでもフリーきっぷ類や、例えば錦糸町~小杉~平間などの定期券ならこちらを勧めたい。

  南武線に一駅乗って再び新改札へ。履歴印字すると、なるほど…

  

  利用駅表示が「----」ですか

  結果報告のメールを送ると、別の旧知から「逆パターンだとどうなるのか」と。はいはい、行ってまいります 結果としては…

  

  通常どおりでした。なお先の「----」は今日限りで、明日以降は通常の表示になるそうです。

  向河原へ向かう電車には新駅開業記念のヘッドマークがありました。冒頭写真は向河原で。警笛を鳴らされるほどの小杉に比べてこちらは拙者ひとり、静かなものでした。

  向河原からは線路に伝うようなかたちで小杉へ。高さ140cmほどの通称“児童通路”の跡は塞がれ、隣の道に広くてエレベータもついた新しい通路ができていました。24時間通行可能になったのが今月からという掲示があり、前は夜間閉鎖だったのね。

  イトーヨーカドーで買い物して徒歩で帰宅。向河原から歩いて帰ってきたのか いい散歩になりました。

小杉バトル

2010年03月07日 | 新聞×読み
  品鶴線小杉駅開業を控えて、それ関連での検索来訪が目立つようになりました。当えにっきでは2008年12月31日付で「どうする東急」と題して神奈川新聞の記事を引用、運賃比較しました。

  新聞の折込も賑やかになり、タウンニュース中原区版3月5日付でも特集、対抗して東急は今日の折込に『HOTほっとTOKYU特別号』を入れてます。

  タウンニュースでは開業記念イベントの紹介やら中原区長や市議会議員などの挨拶文、それと小杉から主な各方面への新運賃が掲載されています。中原区民アンケートもあり、「横須賀線武蔵小杉駅をどのくらい利用すると思いますか?」という設問に対し(回答者139名)、1位は「余り利用しない

  拙者も仕事が変わってしまったため年に何回かになってしまうでしょうか。そして南武線~東横線、小田急線~山手線内の通過連絡運輸も定期券では残るので通勤経路は変えないという人も多いのでしょうか。特に湘南埼玉ラインは始発が遅く終電が早いため、現状で定期まで廃止したら大幅な不便を強いられることになるためでしょう。

  対して東急は都内へ向かう電車本数の多さや普通運賃の安さを前面に出してます。でも“通勤鈍行”に名称を変えてほしいほどの目蒲線急行の遅さ、そして混雑緩和のため朝の上り急行を準急に格下げした新玉川線など苦しい事情も抱えます。

  加えて通勤定期は太刀打ちできない。そこは南武線の車内広告においても、定期券が現状と比較してこれだけ安くなりますと、例として小杉-横浜間も挙げてますから。

  それにしても東急も大変ですなぁ。乗ってちょうだいとPR、でも田園都市線はなるべく避けてと大井町線利用を勧め、定期を買ったら賞品の応募券をプレゼントなんてやってます。東横特急10周年と称して東横・目蒲両線でも同じようなキャンペーンを実施します。

  利用する側としては競争でサービスが向上するなら喜ばしいことです。拙者にとってなによりのメリットは、例えば都区内発着のキップで中原まで乗り越ししたら、今まで蒲田からの210円だったのが西大井からの160円で済むことでしょう。