とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

液体もいいけど固体もね

2013年10月28日 | とのさまの休日
  嫁はんの希望で目黒不動の「甘藷まつり」に行ってきました。周辺の小学生は今も学校で青木昆陽を習うんでしょうか。拙者も授業の一環でお墓を見学に行ったものです。

  でも昔ほどの賑わいはありません。月曜日だからでしょうか、露店も少ないし大学イモを売る店もほんの数えるほどでした。

  そんな中に“液体”を売るブースも。そこで霧島の「吉助」赤を買いました。(冒頭写真)4合入りで1680円とそんなに高くありません。

  普通の赤霧島との違いは、麹にも芋を使っていること。(普通のは米こうじ、「こうじ」の字はラベルの原材料表記による) 試飲させていただくと、赤霧島ならではの香りのなさ、そして飲みやすさ。芋焼酎は独特の香りが苦手という向きもいるようですけど、これなら飲みやすいのでは。やはりおススメの飲み方はお湯割りよりロックとのことです。

  購入したら“おまけ”にサツマイモをくださいました。焼酎の原料芋ではなく食用です。

  太い

  天ぷらがおススメというので楽しみです。


【今日の昼食】
海幸(目黒区下目黒3丁目7-4)
 ☆日替り定食 800円
   店の読みは「うみさち」らしい。今日はネギトロ丼とちくわなどの天ぷらでした。14時近くでも暖簾が出ていたので入ると2組ほど先客が。掲示を見ると1330時ラストオーダーらしい。おそらくしまい忘れているうちに当方が入店してしまったというところか。それでも断られることなくおいしくいただき、食してる間に暖簾がしまわれました。土休日定休という労働者の店のよう。夜の部も訪れてみたいものです。最初は久しぶりに「かづ屋」というラーメン屋さんに行きたかったのですが見当たらず、まさか閉店?と思ったのですが昨年2月に大鳥神社寄りへ移転してたんですね。知りませんでした。

腕時計修理アゲイン

2013年10月22日 | とのさまの休日
  腕時計のバンドが壊れ、一昨年5月31日以来となるカシオ横浜サービスステーション(SS)へ足を運びました。

  前回の教訓から、あらかじめSSに電話して部品があることを確認し、予約なしでいいとのことなので休みの今日に行ってきました。

  ただ、前回は部品代のみでよかったのが、今回は工賃もかかるとのこと。2年半の間に何があったのか定かでありませんが税込みで3990円かかりました。次に壊れたら本体から買い替えたほうが安上がりになりそうです。

  交換自体は十数分で終わりました。前回同様16階からの風景を写真に収め(冒頭写真は鶴ヶ峰方向を望んで)怪しまれない程度にうろうろ。 用が済んだらさっさと退出します。

  東戸塚方向を

  時刻は13時半を回り、どこかでお昼をと思ったためおなじみ「ぴおシティ」へ。ゴールデンもつで、もつ炒め定食(700円)と生ホッピーも。食後はちょいと向かいの立ち飲みへも。キンパイだった店名が「はなみち」に変わってます。話によると1年半ほど前に変わったとか。でも店内は昔のまま。カウンターの親父さんが変わったくらいでしょうか。

  陶然として帰途に。地下道の表示を見上げると…

  

  日本語は消したのに、英語は「Tokyu」の文字が残ってます。

プチ横浜放浪記 ~青葉台

2013年10月21日 | 横浜市青葉区
  今回は“プチ”なので、いつものイントロはありません。

  会社の健康診断で青葉台へ行きました。4年ぶりに降り立ちます。改札内のしぶそばはすでに開店から3年近くたち、ウェンディーズだった場所が上島珈琲店になったりケンチキだったところにマンションか何か建築中と細々変化が見られます。

  全長、自重等を測定してバリウムも飲みました。最近のは味がついて意外とおいしいんですね。だからと“おかわり”まではいりませんけど。

  終了時に注意書きを渡されるんですがこれがちと分かりにくい。『普段取っている水分の3倍くらいの水分を取ってください』とあるのだが、自分が普段どれくらいの水分を取っているのかなんて計測したことない。ここは具体的に何リットルと書いていただきたいもの。と、瑣末なことを申し上げます。

  “普段の水分”にこういうものは含まれるのかどうか。


【今日の昼食】
ぐるめ太洋(青葉台2丁目10-10 =冒頭写真
 ☆日替りランチ 800円
   青葉台の定番はやよい軒か松屋でしたけど、今さらそこでもあるまい。駅の北側をバス通り沿いに歩いてみたら、何本目かの道を左に入った先の角にありました。拙者には珍しく洋食のお店で、過去に入った記憶はありません。今日の日替りはチキンカツ、でも揚げ物ではなくパン粉を付けてオーブンで焼いたもの。厨房から「チン」という音が聞こえましたが電子レンジではなくオーブンの音でした。それに野菜のソースがかかっています。カボチャのスープに、なぜか味噌汁まで。 今日は朝食抜きだった点を差し引いても実においしく満悦しました。 年配のマスターはなぜかのべつ緊張の面持ちで、べつに食べものライターでも某キニナルレポーターでもありませんから。そして食後は500ミリリットルのミネラルウォーターを2本空け、お腹の中がエラいことになってないか?

馬車道→馬車道

2013年10月15日 | とのさまの漫遊
  東横線埼玉直通記念企画第2弾として、みなとみらい線馬車道駅から電車に乗り、埼玉のレストランチェーン「馬車道」に行くというおバカな企画を考えました。

  当初は5月の連休明けくらいにと考えていたのが様々な都合で延び延びに。予定していた同行者の都合もつかなくなり、嫁はんとの道中となりました。

  店は駅から遠くないところであることと、帰りやすいことを考慮し、ピッツェリア馬車道小手指店としました。(冒頭写真

  国電でまずは桜木町へ。そこから徒歩で馬車道駅を目指します。颱風接近とのことで生憎の雨ですがまだ降りは強くない。横浜アイランドタワーから駅に入ります。

  

  駅入口からホームまでの階段は137段でした。反町駅が156段なのでそれより浅いし、途中に改札口があるため、そんなにあるのかという気もします。

  乗車前に券売機でSUGOCAにチャージを試みるも受け付けない。改札口へ行き駅員に話すと、券売機はICカード共通化未対応とのこと。改札は通れるのでさしあたりの問題はないものの、掲示類も見当たらず不親切ではなかろうか。

  字体が明朝体  延伸部分

  上の写真にあるように、10両編成への延伸部分の壁はコンクリート剥き出し。予算がなかったんでしょうかね。

  1118時の各停渋谷行きでまずはひと駅。駅の自動放送が「横浜、渋谷方面渋谷行き」と案内するのは妙なもの。みなとみらいでいったん降りて1123時発の特別急行小手指行きに乗り換えます。車輌は西武6000系、いわゆる“バカ殿”です。せっかくなので狙いました。会社別の運用は東急全線時刻表などから分かります。(東急と横浜高速は共通運用)

  20メートル車での戸袋窓や塗装車体は東横線ではお初ではないかいな。雨の平日なせいかガラガラ、横浜からも立ち客がちらほらいる程度で落ち着いてます。急行に種別が変わる副都心線に入っても混雑なし。自動運転のはずなのに停車が荒っぽいのはどうしたものか。西武線内は再び種別が変わって快速急行に。4月は黄昏時で車窓はあまり望めなかったけど今日は明るい。1241時の定刻に小手指に到着、運賃はぴったり千円でした。

  “バカ殿”(小手指駅にて)

  北口を出て銀行で軍資金を調達、街を散策するとニャンコがいました。

  
  でかい

  美容院の店先に居り、看板ニャンコでしょうか。今日はお店は休業のよう。撫でても何しても動きませんし、ニャンともすんとも言いません。

  こんな名前の公園が
  鬱蒼としてます

  所沢小手指局を不退転の決意で正面突破して近くの公園へ。植え込みに遊具があるくらいの地域公園と思いきや、小さな雑木林の様相でした。夕刻ともなれば高校生がイチャついてそうな雰囲気です。

  跨線橋を越えてようやく目的の「馬車道」へ。(冒頭写真) ランチメニューはないようで、バラエティピッツァセットのAを頼みます。ピザ食べ放題とサラダ、ドリンクバー、そしてメインにスパゲッティ、ドリアorグラタンの中からひとつ選ぶというもの。B、Cはそれにデザートが付きます。折角なのでビの字はと見ると神奈川県内広域麦酒企業団と同銘柄なので見合わせ。ここはチリのワイン、カリテラ・レセルヴァ・シャルドネ(白)のフルボトルをいただく。飲み残しは持ち帰ればいいのだし。メインは嫁はんが「きのことチキンの和風スパゲッティ」、拙者は「シュリンプロゼクリームドリア」にしました。

  ピザは焼き上がったものをランダムに運んでくれる。最初のがやや冷めていて、おや?と思ったのだが次からは熱々のがやってきた。おそらくあまり待たせないように作り置きしているものもあるのだろう。

  この店を知ったのは2009年1月のこと。当時のえにっきに経緯が記されています。そのときは「今月か来月(註:2009年1月か2月)にマリンタワー近くに出店」とのことだったのに、その後開店したとの話はさっぱりありません。

  ピザは何種類あるのか定かでない。どれだけ食べたかも数えていないけど大いに満悦して店を後にしました。

  さて、埼玉といえばマミーマート、もちろん小手指にもあります。

  マミーマート小手指店外観

  雨のせいかお客さんは少ないし、棚も空きが目立ち場末感が半端ない。特筆事項もなくPBの缶チューハイを買うのみにとどまりました。

  小手指駅(南口)

  小手指駅前局を制覇して、西所沢から狭山線に。そして狭山湖ユネスコ村駅、もとい西武球場前からおとぎ列車山口線、国分寺線と乗り継ぎ帰ってきました。

  “おとぎ列車”(西武球場前駅にて)

  今日は新聞休刊日のため、埼玉新聞を買えなかったことは残念至極であります。

京成電鉄展

2013年10月14日 | とのさまの休日
  高校の先輩から千葉國市川市で開催中の「京成電鉄展」に誘われ、足を運びました。今日が最終日のようです。

  

  待ち合わせ&会場最寄り駅は市川真間駅ですが市川まで国電で。キップはこのようなのを仕事帰りに武蔵中原駅の券売機であらかじめ買っておきました。通しだと540円のところ、新日本橋で切れば計500円と40円安いのです。(田町で切っても可)

  “鬼門”の新小岩も無事に通過。ここは発車チャイムを変えたほうがいいのではないかな。16分だか32分だかの音符が連続する音は気を急き立てる効果があるという説もあるらしい。実際に発車チャイムを変えたら事故が大幅に減ったという例もあるそうで。

  市川駅北口を出て市川真間駅方向へ。路地裏をぶらぶら。ちょうどお昼どきなのでとこかと探しながら歩いていると、なんとも味わいありそうなお店がありました。(後述)

  ドラッグストアで安売り品を物色などしながら待ち合わせの14時30分が近づいたので市川真間駅へ。無事に合流して会場の芳澤ガーデンギャラリーに向かいます。(冒頭写真

  ギャラリー外観

  入館料は300円、場内は撮影禁止のため写真はありません。小ぢんまりした場内に会社の歴史や沿線の簡単な紹介など。いにしえのCMソング「ぐんぐん京成」がのべつ流れます。今は亡きオバケ屋敷、もとい古代壁画展示場、でもなく博物館動物園駅の設計図が見られたのは感動でした。

  こうしたイベントで見られがちな、掛員に対して「○○系は早く廃車にすべきだと思います」とか「早く新車を入れてください」といったアジ演説を行なう者はいないようです。

  見学は数十分で終え、来がけにちょいと気になったことがあったので駅までの帰路に再び追ってみました。

      

  駅とギャラリーとの間に設置されている案内板について。はギャラリーの近くで。は真間小学校近くに流れる真間川にかかる麓橋前に立つもの。そして地図の場所に立つものです。

  

  市川真間駅までとギャラリーまでとの距離を足すと、だけが890メートルで他は1020メートルという謎。さらには市川真間駅まで190メートルとなってますが地図で測れば100メートルあるかないか。いったいどこからどうやって測ったのだろう? こんなことを気にしたら、先輩から「さすが地図屋だな」と笑われました。

  駅の手前にある「真間ちもと」なる和菓子屋さんに喫茶コーナーもあり一服。地元の梨を使った「梨菓」なる菓子を嫁はんへの土産にします。

  その後は電車で押上へ。スカイツリータウンを見物して食事も。名称が長いので“スカタン”と略うわなにをするやめ


【今日の昼食】 
家庭料理キッチン(市川市市川1丁目26-23 =写真)
 ☆焼豚玉子丼 680円
   メニューに「当店イチオシ!」とあるので素直に従うことに。所定730円のところキャンペーン価格とのこと。祝日ということもあり、開いているだけでもありがたいのに値段も良心的で、こういうお店があるんですねぇ。食感は焼豚ですがまるで焼肉丼のよう。中央に玉子焼きが乗り、ごはんとの間にはキャベツが敷かれ、さらに野菜の小鉢が2品ついてバランスもいい。ビの字もいただき、サッポロ黒ラベル中瓶が400円。これもキャンペーン価格で酒類50円引き。計1080円ですっかり満悦しました。ということであと2~3軒、いやいや

もういちど横浜放浪記(番外) ~川崎市北部市場

2013年10月01日 | そのほかのしごと
    『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  このところ臨時出勤が相次いだためちと疲れた。そのためちょいと美味しいものが食べたいなと思い嫁はんと出かけます。でも横浜まで行く気力はなく、かつて自転車で走った川崎市内の北部市場を目指します。ここも実に7年ぶりですか。

  

  溝口駅南口から1223時発の市バス溝16系統、犬蔵経由聖マリアンナ医科大学前行きに乗り、清水台で降ります。北部市場前を通る便(鷲ヶ峰営業所行き)は時間が合いそうになく、遅くなると店が閉まってしまうのです。溝17でもいいですがバス停が反対側で横断歩道を2度渡らないといけないので溝16のほうが便利でしょう。どの系統も本数が少ないのが難ですが。

  20分少々で着いてバス停ひとつ分歩きます。北門から入って管理事務所棟へ。エレベータで3階へ上がり、渡り廊下を通って関連棟の食堂街へと入ります。いろいろあるけどやっぱり魚かな。寿司屋は…値段が折り合いそうになく、定番だった「キッチンシェット」の暖簾をくぐります。

  キッチンシェット

  まずせっかくなのでビの字を1本。仕事のときは忍の一字だったしなぁ オヤジさんがイワシの刺身がおススメと仰るので従う。「とろけるほどですよ」とのことだけど確かに脂が乗っててうまい 2人で楽しめるだけの量もあり、700円でも大いに納得でした。そして850円の海鮮丼を。料理の写真はどっかのグルメサイトでも検索してご覧になってください 安かった刺身定食は今はないよう。もっとも7年もたてば値段も上がってるか 「刺身と洋食の店」ですけど洋食は一度も食べたことがありません。ここまで来てコロッケやハンバーグもないかな。

  ということですっかり満悦したんですけどねぇ、まだまだ2~3軒は行きたいところです…と言いたいけど、生憎と1330時には方々の店のシャッターが降りはじめる。このシェットも14時には店じまい。朝が早い市場にとって昼過ぎなんて深夜みたいなものなのです。

  昼過ぎには場内はがらんと

  北門を出て向かいにあるC&Cタジマヤに入ってみます。

  C&Cタジマヤ

  主に業務用食品の卸売店ですが誰でも買えます。さっき場内の店でチューハイ用のレモン果汁を買ったのですがこちらのほうが安い… 悔しいから見ないことにします

  駄菓子が充実しており、見ていて飽きません。そこで目に留まったのがおなじみ「うまい棒」です。今は18種類あるんですな。シュガーラスク味、黒糖味、ブタキムチ味は初見です。それらの中になんと懐かしいなっとう味があるではありませんか。

  21年前に東北を旅行していて遠野(岩手県)の駄菓子屋で見つけ、持ち帰ったところ当時所属していたサークル内でもちょっとしたブームになりました。デザインは当時とは変わっています。販売単位が30本ですが思い切って買ってしまいました それでも特売価格のため@7円20銭なので216円(税別、卸売りなので消費税は外税)と安いものでした。

  降りたバス停と同じところから、こんどは溝17系統、蔵敷経由溝口駅南口行きで帰途につきました。

  うまい棒なっとう味