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とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

昭和96年弥生

2021年03月08日 | とのさまの漫遊
  今年の初投稿がずいぶんと遅くなってしまいました。
  世間は緊急事態なんちゃらと言われてますけど家と職場の往復ばかりでは気が滅入る。そこでちょいとやってみたかったことを。
  あと何年かで東急線から撤退が見込まれる8500系で埼玉まで、考えてみたら東武線内で乗った記憶がないのです。最寄り駅には東北旅行へと誘うポスターがぺたぺた貼られてるのに、埼玉へはイカンというのも変な話です。

  田園都市線の運用情報サイト(公式なものではなく、有志による目撃情報を基にしたもの)を見ると、溝の口を0935時の南栗橋行き各駅停車(東武線内急行)に充当されるとの知見を得、いそいそと家を出ます。

   来ました~

  0930時を過ぎ女性専用車輌が解除された最後尾の10号車へ行くと、案の定すいていて余裕で座れる。新玉川線区間に入ると隣の車輌の床下から轟いてくるコンプレッサーの音も勇ましい。
  半蔵門線に入っても空席が目立ちのんびりと。渋谷方面は8500系が5回か6回すれ違い、残り12本か13本かだと思ったがまだまだ見かける機会は多そう。

   乗務員室背後
   ローレル賞のエンブレムも誇らしげに(別の機会に撮影)
   運転台(別の機会に撮影)

  押上を出て東武線に入ると外は再び雨模様で時おりぱらつく。北千住からの複々線区間になると本領発揮とばかりにモーターの唸りも増す。音だけならどれほどの猛スピードかと思うも実際は90km/h程度だ。
  北千住でも少なかった乗客は埼玉県へ入ると減る一方、1両に数人しか見当たらない。溝の口から2時間弱、1131時の定刻に南栗橋へ着いた。

   田園都市線よりも田園都市らしい車窓(幸手付近)
   南栗橋駅西口

  さて改札を出てみるも、東口西口とも見える範囲に商店がない。改札脇の売店も閉店したのか囲いがされている。コンビニも徒歩5分はかかりそう。折返しが20分しかないため冒険はやめておく。埼玉新聞を買おうと思ったものの残念至極である。
  1152時発の同じ編成で慌ただしく折返し。田園都市線内は準急となるものの二子玉川園で降りて大井町線に乗り換えます。13時半を回りましたがお昼がまだなのです。やってきた電車は9000系のトップナンバー、これも昭和の電車ですな。

   春日部まで貸し切り
   1986年(昭和61年)製

  自由が丘で東横線へ。束の間ながら楽しかった昭和の電車巡りもおしまいと思いきや、営団7000系が来て苦笑いする。初登場こそ1974年(昭和49年)ながら、やってきたのは1989年(平成元年)製のラストナンバー、しかし天井が扇風機でなくラインデリアであること以外、見た目に大きな違いはない。

   伏兵現る(?)

  新丸子で降りてお昼に。雨なので駅の近くとします。おなじみ「三ちゃん食堂」の暖簾をくぐると、14時を過ぎてるのに平日限定の500円ランチ定食がまだありあれうれしや。ビの字も1本いただき、早い時間に帰宅しました。

  
  

ひとえきとなり ~第5回「石上、和田塚」

2020年08月25日 | とのさまの漫遊
  「観光公害」という言葉さえ生まれ、休日は電車に乗るにもひと苦労との江ノ電でも、今の時節の平日なら混むこともないのではないか。そんな目論見のもと出かけました。あまりに混雑してたら引き返せばいいし。

  田園都市線江ノ島線経由で藤沢へ。前者は数を減らしたとはいえまだまだ健在の8500系でした。中央林間では両側のホームに並び、全盛期を彷彿とさせます。

   

  結果としては藤沢までの江ノ島線がいちばん混んでました。 南口を出て藤沢橘通郵便局まで歩きます。遅い残暑見舞いを出すのに風景印を求めるためで。

   頭の丸いバス停もなんか懐かしい
   無事ゲット

  そして第一目標の石上駅まで歩を進めます。事前にツイッターのアンケート機能から、「江ノ電で最も地味だなと思う駅は?」とご意見を募っていたのですが回答してくださったのは5名のみ。聞き方が悪かったのか、そもそもそんな駅あったの?くらいの認識だったのかもしれません。

   石上駅

  藤沢からの下り電車を観察していると降りてくる人が2~3人います。200円払っても涼めるのがいいのか、はたまた定期券を持っているのか。
  ここの券売機で1日乗車券「のりおりくん」を求めます。昨今のウイルス禍で発売を休止していたようですが平日に限り再開しました。いったん藤沢へ戻って駅周辺の観察、そして一気に次の目的地である和田塚へ進みます。

   藤沢駅
  

  駅を降りると周囲は純然たる住宅地、海の近くに企業の保養所らしき建物も散見されます。観光要素はあまりないものの、鎌倉海浜公園へ行けば、江ノ電で活躍した「タンコロ」の姿を目にすることができます。

    
   EKSが何の略なのか知らな人も増えたことでしょう(Enoshima Kamakura Sightseeing)

  車内へ入ると、もちろん冷房なんかなく、防犯のためか窓も固定されていて開閉できません。 注意書きにはウイルス感染予防のため長時間の滞在は控えるようにとあるが、座ってると床に汗が垂れ、言われなくても長居したい環境ではない。水着姿でサウナ代わりにする人はいるかもしれませんが。

  撤収して人がすれ違うにも難儀しそうな路地を歩き駅の西口(?)へ。(冒頭写真) 側溝の蓋の上を通って入る甘味処も魅力的ですが忍の一字とします。
  通りへ出ると湘南クッキーの自販機があり、わりと廉価なのでお土産にします。

   クッキー自販機
   1000形電車

  駅へ戻ると鎌倉行きが。釣掛駆動の1000形が来たとあっては見逃す手はない。あれうれしやと喜び勇んで車中の人となる。発車するごとに響いてくる重低音ドルビーサラウンド、そして極楽寺トンネルの上り坂でいっそう響いてくるさまに強く感銘を受ける。

  

  峰ヶ原信号場で行き違い。最前部に座れたので江の島とともに。
  次は少し観光気分をと鎌倉高校前で降ります。藤沢方の小さな踏切を渡って海へ。さすがに泳ぐ人の姿はなく、砂浜にもまばら。日に焼いて夏の名残を楽しんでいるようです。
  戻ると駅員の姿はありますが硬券入場券はすでに発売していないよう。かなり昔に買い求めているので悔しくはないものの、駅員も常駐ではないのかな?

   目の前は海だヒャッハー
   交差点名は「駅前」なんですね

  次いでは柳小路へ。ここも地元の人以外にはあまり存在感がない駅かもしれません。東へ足を向け、スーパーマーケット「ヤオコー」を探索します。地ビールもありますがこれは横浜でもわりと買える。ホッピーが99円(+税)と安く、思わず手にしてしまいます。

  鵠沼で昼食(後述)ののち、鎌倉まで乗り通してあまり遅くならないうちに家路につきます。全国有数の観光地を走る路線ですが、土地に暮らす人々の生活が垣間見える、そんな新たな魅力を発見できた今回の旅でした。
  ただ行った先は生活区域なので、大勢で足を踏み入れて騒ぐことはご遠慮ください。(行く人もいないかもしれませんが

  
   今どき珍しい?新聞自販機


【今日の昼食】
きせん(藤沢市鵠沼松が岡1丁目1-2) 
 ☆カツカレー 900円+アイスコーヒー 450円
   どこでお昼をと地図アプリを開いたら、鵠沼駅周辺ならありそうと降りてみました。西口を出て1分ほど、店の構えもなかなかに渋い。口ひげをたくわえたマスターにカウンターの宿り木、そしてテーブル席、なんとも懐かしい雰囲気に包まれます。昭和の学園ドラマなら放課後に高校生がタムロしてそうな。メニューにはアルコールもありますが、ここは正統派にコーヒーを。クリームやシロップも決して安物ではありませんよこれは。食してると近在の顔なじみらしきマダムが。カウンターに座って紫煙をくゆらせるも、なんかこの店ではすべてが絵になりそう。豊富なメニューの中から無難にカレーなんぞ頼んでしまったが、マダムが注文したカツサンドが美味しそうで、再訪あるか? 由緒正しき昭和の喫茶店を堪能させていただきました。
  
  


神奈川から出ないで

2020年06月01日 | とのさまの漫遊
  緊急事態宣言が解除されながらも、都道府県を跨いだ移動は控えるようにとのお達しがあってから、やれ町田はどうしてくれるとか西武池袋線の秋津駅がどうだなんてネタがツイッターでやたらと流れてきた。そんな中ですっかり忘れられた場所があるので日帰りの小旅行です。

  7時半ごろに最寄り駅を出立、武蔵小杉から東横線、横浜でδに乗り換えて海老名へ。田園都市線や横浜線は長津田を過ぎると町田市に入るため使えません。海老名から0902時の相模線で橋本へ。205系には天井に開閉式のベンチレーターがあるため換気もばっちりですね。 高校生の姿が目立つも混雑することなく0927時に橋本へ。

   橋本駅にて

  北口を出て神奈中の1日乗車券(1050円)を求めます。ICカードにも搭載できますが、やはり形として残るほうが記念になる。ここから橋09系統で三ヶ木を目指します。複数の系統があるなら、なるべくマイナーな路線に乗りたいもの。本線である橋01系統などは大型車ですが、こちらは車長も幅も小ぶりです。

  0950時発の便に乗客は他に1人だけ。それも城山総合事務所前で降りて拙者ひとりに。城山高校前で右折して津久井湖の北を回ります。中沢の集落を過ぎて鬱蒼とした中を、部分的に散策向けか歩道があるも、そこへたどり着くまでが苦労しそう。バス停の間隔も長くなり三井でやっと乗車があった。

   橋09系統
   車窓から津久井湖を

  三井大橋を渡り再び国道413号へ。尾崎咢堂記念館の前を通り、又野城山方面をぐるりと回って1036時の定刻に三ヶ木に着いた。普通運賃だと546円(IC利用、以下同)です。海老名や橋本は雨だったがこちらは路面が濡れてすらいない。ただ霧状の細かい粒が舞っているようでなんともいやらしい。

   湖21系統は1番線から

  三ヶ木は3番線まであるわりと大きな"駅”で立派な待合室もある。1036時発の湖21系統、プレジャーフォレスト経由相模湖駅行きに乗ります。乗客は7~8人というところ。国道412号をひた走り、そのプレジャーフォレストも乗降無し。左手に相模湖が現れ、相模湖大橋バス停はまさか本当に橋の上に停留所があるとは思わなかった。 1124時に相模湖駅着、今回の目的は神奈川県から出ずにここへ来ることでした。

   相模湖駅外観

  ここと藤野駅は鉄道だと隣駅はすぐ東京都と山梨県、つまり鉄道以外の手段でなければ県内での移動は不可能なんです。どなたも気にかけないし、こちらとしてもあまり手間のかからない気分転換にと計画したわけです。

  駅に入ると下り普通列車から30人くらい降りてきます。皆さん"越境”なさってきたわけですな。 特急が通過するようなので見ていると、普通車は1両に4~5人といったところ。いきなり元通りとはいかないでしょうな。

  とんぼ返りのように三ヶ木へ戻ります。帰路は1200時発の湖28系統で。1145時発の八07系統八王子駅北口行きが停まっているも、ここは忍の一字とする。さっきは大型車でしたがこちらは橋09系統同様の中型車です。そこそこ席が埋まった状態で発車、すぐに国道20号へと入ります。千木良で旧道へ入り、話題になった「やまゆり園」は工事中、桂橋を渡って阿津で国道412号へ。そして1222時に三ヶ木へ戻ってきました。普通運賃はどちらの系統でも305円です。

  次いで1235時発の三53系統鳥居原ふれあいの館(いえ)行きに乗り込みます。

   三53系統は3番線から

  写真はバスがかなり道路寄りに停まったため後ろからとなりました。この系統は1日4回、片道のみの運行で逆方向はありません。出庫系統ですかね? 国道412号を進み、関で右折して山間に入り込みます。乗降が全くないまま鳥屋地区を抜け、1254時に終点へと着きました。普通運賃は336円です。

   鳥居原ふれあいの館バス停

   まだ休館中です

  昼食(後述)休憩を挟んで徒歩で宮ケ瀬へ。地図を見てもそう遠くない。時おり車が行き交うも歩いているのは拙者だけ。歩道はところどころ草だらけで歩きにくい。しばしば車道を歩いて車の音がしたら退避の繰り返し。途中で見かけたレストランは営業しているのか定かでない。(後に調べたらオレンジツリーという店で、元より月曜定休だった)

   虹の大橋から

   同じく反対側

  虹の大橋を渡って鬱蒼としたアップダウンのある道を進み、20分ほどで宮ケ瀬に着いた。
  駐車場には何台か自家用車がいて、観光客もぽつぽつといる。霧雨とはいえ傘が不要というほどでなく、あまり歩き回るのも億劫だ。戦隊ヒーローか演歌かゆるきゃらショーでもできそうなステージがあり、そこに上って湖方向を撮りました。

  

  食堂や土産物屋は1軒を除きみな閉じてます。駐車場近くにニャンコがいました。 遊んでくれます。まだチビという感じですかね。撫でてくれれば幸せらしい。

   

   

  遊びすぎて1時間に1本のバスを逃したらどうしようもない。 1450時の本厚木駅行きで帰ります。小一時間ほど乗って1542時に本厚木駅へ。普通運賃は682円なり。今日はどのバスも全く遅れませんでした。人の動きがまだまだ少ないためでしょうか。海老名から相鉄経由、往路と同じ道で家路につきました。

   街へ戻りますかね

  ちなみに町田から神奈川県を通らず東京都心へ出る方法は、一例として、神奈中バス町50系統などで鶴川へ。(小田急線は途中で都県境を跨ぐため不可です) 桜24系統に乗り継いで京王線の聖蹟桜ヶ丘駅へ抜ければ可能です。桜24系統は終日ほぼ60分間隔なので、そう無理はないと思います。


【今日の昼食】
G.S Cafe(相模原市緑区鳥屋900-1) 
 ☆クリーミーバターチキンカレー 800円+アイスコーヒー 400円、セットで100円引き(いずれも外税)
   場所は👇



   鳥居原ふれあいの館から、バス停を背にして道路を渡り、すぐのトの字路を右へ5分ほど歩いた場所です。時節柄臨時休業しているケースも多そうなので事前に開いているお店を調べておきました。行ってみて驚いたのは周囲にわりと新しい家が多かったこと。決して交通とか買い物とか、生活に便利な場所とは思えず、何に魅力を感じて居を構えたのだろう? さて、メニューは喫茶と軽食という感じ、タマゴがおススメなのかメニューの多くに使われ、カレーにも目玉焼きが乗ってます。ヤングには量がもの足りないなら大盛りがいいかもしれません。

  

  お手洗いは共用の洋式、内装の木材がいい香りを醸し出していました。

エクストリームトレイン

2020年02月10日 | とのさまの漫遊
  来月のダイヤ改定で総武・中央緩行線の千葉発武蔵小金井行きと立川行きが廃止されるという。夜間に少ない本数があるのみで、存在理由が不明なのだが国鉄時代から走る由緒ある列車だ。

  夜勤明けで少し昼寝し、夕方になってのそのそ出かけます。

   新丸子駅にこのようなボードが

  中目黒から日比谷線東西線を乗り継いで西船橋へ。東西線は津田沼行きという珍しい行先です。西船橋に着くと、ここから乗ってくる人もかなりいることに驚き。 定期券を持っていれば国電でもどちらも乗れるのでしょうか。(改札口は別々)
  時間があるので京葉線を回ります。ラッシュで混雑する中を蘇我経由で千葉へ。目的の電車は出発が21時過ぎなので先に夕食とします。中心街は西口や南口のようですが、北側の公園口を出てみます。

  
  

  月曜とはいえまだ19時なのに人がほとんど歩いてなく、すでに深夜の様相です。明日が祝日だから有休取得して連休にしている人が多いのでしょうか? 飲食店はそこそこあるも、人が入っている気配がない。県庁所在地とは思えぬ静寂ぶりです。そんな中で地元民と思しき中年男性2人が談笑しているお店に入ってみます。

   1軒目「若駒」

  カウンターに腰掛け、イワシが名物のようで、刺身と天ぷらでいただきます。いただいたものは以下の通りです。

   イワシ刺身べりぐう
   天ぷらでも

  酎ハイ 300円×2
  濁り酒 450円
  イワシ、刺身、天ぷら 各500円
  ナスの辛味噌炒め450円
  肉豆腐 400円
  お通し 300円

  計3200円

  いきなりの大豪遊ですが1軒で終わるはずなどなく…
  千葉公園方面へと歩を進めます。

   2軒目「やきとり ふじ」
   焼き鳥は大ぶりで食べでがありました
   お通しは肉団子でした

  ビ大瓶 600円
  ネギマ、カシラ各2串 @150
  冷やしトマト 350円
  お通し 300円
  外税10%

  計2035円

  2軒で5千円越え。 たまにはいいでしょう。
  でもこれだけ食べたらさすがに満腹です。近くのコンビニで100円の☕コーヒーを買って一息、ぼちぼちと駅へ戻ります。

   この表示も見納めです  
   6扉車がいました(乗った電車ではありません)

  ホームへ降りるとカメラを手にした者が数名、同様に「武蔵小金井」「立川」の表示を狙っているようです。
  2128時の定刻に出発、乗客はそう多くなく空席もあるほど。各駅で乗ったり降りたりが繰り返され、混雑することなく都内へ。錦糸町、秋葉原、お茶の水と進むも単調な乗降の繰り返しです。新宿でまとまった数が乗ってきますが押し合いへし合いになることもない。各駅停車だからかな。三鷹を過ぎて"廃止区間”へと。国分寺で特別快速の待ち合わせ。そこそこが乗り移ってきます。だがそれも西国分寺でごっそり減ります。武蔵野線への乗り換えでしょうかね。最終区間は閑散として立川に着きました。

   ツイッターの投稿から

  帰りの南武線は川崎行き最終電車でとなりました。ほとんど空席がなく立つ人もそこそこいます。武蔵中原までこんな感じで、かなり意外でした。

ひとえきとなり ~第4回「目白山下」

2019年11月12日 | とのさまの漫遊
  小春日和のいい天気、引きこもってるのももったいないので小旅行としゃれこみました。溝の口から田園都市線に乗ってまずは南町田へ。

   ナントカゲートウェイではない

   今日はプレオープンです

   立ち寄り

  晴れて急行停車駅となった南町田ゲートウェ、もといグランベリーパークで降りてみます。火曜日というのにそこそこ人出があります。でも人波を掻き分けというほどでなく落ち着いた雰囲気でした。東急ストアは開店記念で14日までポイント6倍、そして拙者は某店で2倍クーポンをもらっているため計8倍です。何を買ったかは最後に。

  

  さてこちらは2ヶ所ある改札口のうち「グランベリーパーク口」、改札機はキップ対応のものが3台と小ぢんまり。土休日なんぞこれだけで足りるのでしょうか? まずは様子見で利用者が多いようなら増やすのか。

  

  中央林間行きに乗ったら東急5000系の6扉→4扉置き換え車輌が来ました。端の2席だけ頭もたせが付いてます。しかしながら衛生面の問題などもあって、その後の新型車には見送られたそうです。(某イベントでの係員氏の話より)

  小田急に乗り継いで片瀬江ノ島へ。駅舎は建て替え中で、改札口も手狭になっており、出るのにやや時間がかかりました。

   工事中

   うみ~

   立ち寄り

   屋上からの眺め

  新装開店なったモノレールの湘南江の島駅へ立ち寄り。屋上へ上って景色を楽しみます。でもここからは乗りません。少し歩いて山を登り始めます。

  片瀬山方面への道は片側1車線ながら歩道はないに等しく、ひとり歩くのがやっとの幅しかない。しかもそれも途中で途切れる。車はかなりのスピードで走ってくるためヒヤヒヤします。まるっきり歩行者がいる前提の道ではないのでしょうか。腰越小学校方面の生活道路を通っていったほうが安全だったかもしれない。

  そんなこんなで命からがら(大袈裟)目的地の目白山下駅に到着しました。(冒頭写真

  周辺を歩いてみるも純然たる住宅街で目ぼしいものはありません。さらに高台はあるも付近の公園名は「片瀬山公園」ですし、目白山の山頂はどこなんぞ?

  江ノ島方は隧道です

   ホームからも海が見えます

   ここで列車交換

  駅は駅員無配置で、自動券売機とPASMOの簡易改札機があるだけ。バリアフリーとも無縁で階段をてくてく。ある旧知が“唯一乗れる絶叫マシン”とのたまっておられた懸垂式モノレールに揺られて後にしました。

   乗ってきたのはこちら


【今日の昼食】
でぶそば(笠間2丁目6-7) 
 ☆ワンタンメン 800円+ビール大瓶 650円
   3年ぶりの訪問です。5月5日付朝日新聞神奈川地域面に掲載され(紙面のみでサイトへの掲載はない)、それによると「営業許可の更新手続きを次はしないつもり」とあった。となればカウントダウンなのだろうか。不定休なので閉まっていたらどうしようか。その時はその時だ。幸いにして開いてました。13時半近くに先客は3組4名、会話の内容から渥美清を偲んで来店したと思しき老夫婦の姿も。スープの味が前より美味しくなったかな? 会計時に、その朝日新聞が壁に貼られていたため、少し話に。これまた幸いにそう直ちに店じまいということでもなさそう。でももう1回くらいは足を運びたいものです。なお写真のドアにある貼り紙は、当店は現金のみで、キャッシュレスの扱いはしていないとの注意書きです。

   休日ですし

   メニュー

   ワンタンメン

  最後に南町田の東急ストアで買ったものを。神奈川の地酒「松みどり」の純米です。

  

  冷やで飲んでみましたが、サイトにはぬる燗がおすすめとあります。冷やだってじゅうぶん美味しかったですよ。

シリーズ逆行の旅 ~第30回 伊豆急行線

2018年10月29日 | とのさまの漫遊
  昨春の駿豆線制覇の折りに、修善寺と下田を結ぶバスの存在に気付いた。1日2往復ながら運賃は2千円強、NAVITIMEによれば総距離約51km、所要約2時間なら1時間当たり千円ちょい。今やちょっとした学生バイトの時給程度で楽しめるなら乗り得路線ではなかろうか。

  小田急で小田原へ。東海道線は川崎駅での安全確認とやらで遅れ約10分の表示がある。

  「「大本営発表で10分なら実際は15分かな?」」

  やがて駅の放送が8時50分発の熱海行き1527Eは12分遅れで運転中と伝える。熱海での乗り継ぎには余裕があるはずだが気を揉む。やがて隣の鴨宮を10分遅れで出発となり、小田原発も9時ちょうどとなった。そして回復のためギリギリまで飛ばすものだから揺れる揺れる。 ボックス席に収まり買っておいた駅弁屋のおにぎりをぱくつきながらのんびり。そして熱海は7分延まで戻した。電動車が15両中6両のE231系ではなく8両あるE233系だったため加速力に余裕があったことも功を奏したろう。

  久しぶりの丹那トンネルを4分35秒で抜けて三島から修善寺へ。丹那トンネルはケータイの電波が入らないためか、スマホなどを操作している人が一人もいないのが印象的です。

   修善寺駅にて。右が乗ってきた電車
   117系を彷彿とさせる車内
   ここから
   乗ります
   きっぷはこれで

  乗車券は日中だけ使える特殊回数券、200円×13枚つづりを。前回の千円券(100円×13枚)の残りがあるため、組み合わせて使います。
  1040時発の便に乗客は4名、発車すると右へ右へと進み、国道をひた走ります。山へ山へと分け入り、湯の国会館で老婆が降りる。しばらく動きはなかったものの浄蓮の滝でグループの乗車が。ここは「じょうれんのたき」と読みますが、その先の「大滝」「河津七滝」はタキではなく「ダル」と読む。その理由については観光協会のサイトに詳しい。

  ここでタブレットを取り出し地図アプリを起動させる。GPSをオンにしておくと、自分の現在地がバスの走りに合わせて移動するのが面白いし、トンネルで見失うのもまた楽しい。なんともいいオモチャである。
  ひとりで越えます天城越えなんて歌はともかく、峠のトンネルを抜けて河津七滝のループ橋へ。この途中にバス停があるのだが、出入り口が見当たらなかったような。歩道もないし、どうやって乗降するんだろう? 運賃境界のためだけにバス停を置いているのかな? 秘境駅ならぬ秘境バス停ではなかろうか。
  七滝の温泉街へ寄り道、すでに1時間が経過している。そして麓へ下り、1時間半が経過して河津駅に着いた。

   河津駅にて
   うみ~

  山を越えたらこんどは海、国道135号“東伊豆道路”を進みます。むしろこの先は鉄道が山を走ります。天気が良く波も穏やかでしばし見とれてしまう。飽きることなく2時間が過ぎ、海遊公園前で下車、運賃は2150円。200円券10枚と100円券1枚、そして50円玉を運賃箱に投入、運転手さんは交替することなくハンドルを握り続けました。

   お疲れさまでした

  下田柿崎局を不退転の決意で正面突破し、ちょうど昼時なのでお店を探す。国道沿いに名高い牛丼チェーンとファミレスはあるが、ここまで来てそれもあるまい。お弁当屋さんには完売の札が下がっている。やむなくコンビニでサンドイッチを買い、公園内の休憩所でもそもそ。

  休憩所は土足厳禁、管理人は常駐してなく勝手に使えという感じ。ただし16時半で閉まる。

   休憩所
   内部

  さて次は須崎海岸へ。1334時発の須崎海岸経由爪木崎行きには10人ほど乗っている。爪木崎入口で右折、爪木崎方面はさすがやんごとなき方々の別荘があるためか、片側1車線ながらも広い。方やこちらはしばらくは広いもやがてすれ違いさえ困難なほどの幅に。そこを中型ではなく大型、国鉄バス風に表記すると5型が行き交うのだから狭隘路マニヤにはたまらないかもしれない。10分ほどで須崎海岸へ。運賃は230円なり。

   須崎海岸バス停
   郵便局とバス通り
   
   遊んでくれました
   そうだったのか
   漁港

  ここでのインターバルは30分ほど。食事をするほどの時間はないしそもそも店がない。なにか土産物と思うも干物では輸送に不向きなので見合わせ。1410時の下田駅行きで帰途につく。帰りも何か所かですれ違いに難儀した。 下田駅まで300円、昨春と合わせ計3810円のところ、小銭で払った端数を加えても3110円で済んだのだからうまく乗ったほうだろう。しかも200円券が1枚残ったのだから。

  駅ではまず帰りのキップを買っておく。窓口に並んでいた人が「今どきクレジットカード使えないの」と驚嘆の声を上げている。百数十円のキップまでクレカで買わせろとは思わないが、観光列車が発着する主要駅なのだし、導入してもいいのではないか。窓口の前には抜け目なくATMが置いてあるし。 特急券と合わせて8千円近くを現金払いしたので財布が軽くなってしまった。

  

  やっとこさ昼食(後述)の後、ここにも東急ストアがあるんですね。入ってみると地酒や地ビール、乾物と土産になるものがそこそこある。道中の兵糧も仕入れて(駅の売店やコンビニより安いし)税込2千円以上の買い物で100ポイントのクーポン券(新丸子店発行=全店共通)も使うなど悪の限りを尽くしてきました。 ちなみにここのレジもpasmoなど交通系ICカード対応になってます。

  帰りはスーパービュー踊り子10号で。(冒頭写真) 伊東までグリーン車を驕ります。さすがに全区間をグリーンにする予算はありません。 品鶴線経由の池袋行き、しかも武蔵小杉に停まるのでちょうどよかったのです。

   特別車輌という表現も聞かなくなりました
   伊豆高原を過ぎてレッグレストの存在に気付く。かなり足がラクです
   伊東から普通車へ移動


【今日の昼食】
魚河岸(下田市東本郷1丁目1-12) 
 ☆刺身定食 1700円+ビール中瓶 700円
   時間が時間なのでネットで開いている店を探しました。店内は禁煙で扉の前に喫煙所があります。刺身は7点盛り。キンメダイも入ってさすがにうまい。 でも観光地価格なのか、それともふだん行ってる店がよほど良心的なのか…。

  

ひとえきとなり ~第3回「衣笠→北久里浜」

2018年08月27日 | とのさまの漫遊
  前回から7ヶ月ぶりとなりました。

  通勤定期の有効期限が切れそうなこともあり、継続購入を兼ねて出かけます。

   京急にグリーン車はありません

  横浜からまずは京急急行で新逗子へ。目の前に停まった車輌が弱冷房車だったのだけど意外や涼しい。それだけ外が暑いということか。

   新逗子駅南口

   北口側の踏切から

  

  横須賀線の駅へ移って久里浜行きに乗り込みます。ちょっと面倒なことをしたのは、逗子海岸駅の名残りが何かないかと思ったことと、このほうが運賃が安いのです。(横浜~衣笠が637円に対し、横浜~新逗子308円+逗子~衣笠216円の計524円)

  逗子に来たのはいつ以来だろう。子供のころは伯母が勤めていた会社の保養所が葉山にあり、よく泊りがけで海水浴に来ていたもの。まだあるのかなと思うも具体的な場所を忘れてしまった。

  

  さて横須賀線は逗子始発の4両編成、そこそこ席が埋まっています。出発すると車窓に元京急の車輌がチラリ。第一運動公園に飾られているデハ601らしい。逗子へは横須賀線利用がほとんどだったこともあり、乗った記憶は僅かしかない。

  長いトンネルを抜けて衣笠に着いた。(冒頭写真)横須賀線の車輌にブラインドがないというのも平和の象徴なんだろうか。軍事機密のためにブラインドを強制的に下ろさせられたなんてことが繰り返されぬよう願う。

  無事に定期を継続し、大通りをてくてく。昼食(後述)の後、横須賀佐野南局を不退転の決意で正面突破する。女性の局員さんに「スタンプの色は青でもいいか」と問われる。過去にもまれに聞かれたが、やたら黒にこだわる人がいるんだろうか。

  衣笠十字路交差点には歩行者用地下道がある。そこの出口案内は近くの児童による手書きだった。パン屋さんがあるよ!スーパーがあるよ!でもCMになるから店名は書けないんだ!というところなんだろうか。

  

  

  さらに線路沿いに歩を進めると、シャッターが1箇所だけ開いている建物があり、入り口も開いていたので覗いてみると和菓子屋さんらしい。某所に簡単な手土産でもと思っていたので頃やよしでもある。ところが屋号もなにも見当たらずいぶかしんでいたら奥から店主さんが現れやれやれ。購入したレシートから「松屋」が屋号のよう。

  引き続き久郷局、森崎局と制圧して北久里浜駅へ向かいます。

   こういう人道橋は渡らねばという気にさせられます。

  

  「立ち呑み」の文字に惹かれますがここは忍の一字とします。

   着きました(駅舎の写真を撮り忘れたので)

  日は高く、時刻はまだ15時なのですが、このあと嫁はんと待ち合わせているため、これにて撤収といたします。


【今日の昼食】
玉寿々(横須賀市衣笠栄町1丁目5) 
   大通りの屋根付き歩道を歩いていると目に入りました。一面に貼られたメニューが多彩で迷いそうですが、こういう掲示を見たら思いっきり惹かれます。
  
  今日はピンポイントで27日じゃないですか!(毎度くどいながら下調べはしてなく偶然です) 小上がりに通され、せっかくだしビの字をも。樽生は神奈川県内広域麦酒企業団()ながら、目に留まった冷蔵庫を見るとキリンラガーがあったのでそれを。昼から飲もうという人はいないのか、まだメニューには出ていない。待ってる間にメニューを開くと、蕎麦類のほかに定食や子供向けもあり、つまみの一品料理も多彩で、昭和の大衆食堂といった様相だ。
  
  その「そば弁当」はというと、とんかつに煮しめ、卵焼き、ごはんに蕎麦と盛りだくさんでアテにもなる。特筆ものは煮しめで、写真には隠れてますが高野豆腐も入り、この味加減が絶妙です。なお拙者が出入りしたのは裏口のようで、アーケード商店街の反対側がメインのようでした。お勘定は計1570円だったのでビの字は550円ということか。
  
  お手洗いは和式と洋式がそれぞれあります。あとテーブルに吸い殻入れが見当たらなかったのですが禁煙なのかな? 表示もなにも見当たらなかったし(気づかなかっただけ?)吸ってる人もいないので。

シリーズ逆行の旅(番外編) ~東日本旅客鉄道青梅線

2018年06月18日 | とのさまの漫遊
  東京の実家を除けば久しぶりの他県訪問です。青梅線自体は子供のころ、まだ茶色い電車だったころから乗っているためカウントせず「番外編」といたします。

  朝6時半に家を出て南武線の下りで分倍河原、京王線に乗り換えて高尾へと歩を進めます。立川経由より安いのです。

  高尾駅下りホームにある立ち食いそばで腹ごしらえ。『朝限定』という山菜おろしそばをいただきます。でもなんで朝だけなんでしょう。1日中あってもよさそうです。

  
  

  0810時発の甲府行きに乗り猿橋まで。211系のロングシートだがガラ空きなのでのんびりできる。家を出るときは小雨だったがこちらはまだ降っていないようで路面は乾いている。

  

  

  猿橋郵便局を不退転の決意で正面突破し、0908時発の富士急山梨バス小菅の湯行きに乗り込みます。大月駅始発ですが猿橋駅も通り、運賃がいくらか安くなる。

  先客は1人だけ。前ドア脇のいわゆる“展望席”はなく後部の2人掛けにてのんびりと。バス営業所の構内をぐるりと回り、奇橋と言われる猿橋を右に眺めて細い県道を慎重に走る。

  田無瀬で国道139号と合流するがあちらも似たり寄ったりの細道で、言われなければ国道と思わないかもしれない。

  所々でバイパスや拡幅の工事中でもありダンプなどの大型とすれ違う。時にはこちらがバックして譲る場面も。瀬戸という集落あたりから道が広くなり快調に進む。深城ダムを左手に眺めていよいよ松姫トンネルへ。峠への旧道は封鎖されている。Googleのストリートビューはトンネル開通前に撮影されたようで、旧道の画像がまだある。(過去の経緯からあまり勧めたくはないのだが)

  小菅村へ入り10時ちょうど、定刻に小菅の湯に着いた(冒頭写真)。まるで開館時刻に合わせたような設定だ。 運賃は1030円なり。(現金、IC同額)

  
  入り口前にはラウンドアバウト

  入館する前に、近くの道の駅こすげへと寄ってみる。「道の駅」というと大抵はロードサイドにありそうなものだがこちらはローカル線の終点といった様相だ。あえてそれを狙ったのだろうか。

  物産館をのぞくも目ぼしいものはない。お酒も七賢や澤乃井なら、限定醸造品でもなければここから輸送することもない。小菅村の無料Wi-Fiが使えるようなのでタブレットを使わせていただく。

  ちなみに今回のえにっきはタブレットにgooブログのAndroidアプリを入れて写真だけ取り込み、本文は家のパソコンで書いてます。

  
  なぜお前がいる

  
  道の駅物産館

  風呂は快適、浴後の休憩施設も整っており、テーブルと椅子が並んだ談話室型と、横になって仮眠できる部屋の2箇所ある。仮眠休憩室は簡単な衝立で男女別に区切られていて、電話はもちろん無用なおしゃべりも控えるようにと注意書きがある。

  お昼もいただいて(後述)3時間を目いっぱい使い退出、村の中心部へと歩いて行ってみます。

  

  途中でこういう橋を渡るのも徒歩旅行ならでは。橋の鉄板が大きな音を立て一瞬びっくりする。重量制限には達していないと思うが。

  
  小菅川上流を望んで

  さて村の中心部はというと、旅館が数軒と美容室があったが食品や土産物を扱う店はほとんどない。閉店したのか定休日なのか定かでないが人影もなく寂しいばかり。1軒だけ開いていた食品店で地ビールを買い、小菅郵便局を不退転の決意で(略)しただけ。1日4往復のバスで後にしました。

  
  小菅郵便局

  
  村役場

  小菅役場前1438時発の西東京バス奥12系統は先客ゼロ。土休日は観光客で賑わうのだろうが今日は本当に人影を目にしない。

  途中に「金風呂」「女の湯」「湯場」「熱海」というバス停を見かけ、ずいぶん風呂だらけで由美かおるでもいそう(古。30分ほど乗って日村沢で降りる。

  バス停前にある小河内郵便局を不退転の(略)

  

  写真のように郵便局と駐在所があるだけ。なんでこれだけが?と謎めいているが、少し離れた高台に集落があり、そのためなのかもしれない。

  
  奥多摩湖

  小河内ダム方向へと歩いているうちについに降り出した。奥多摩水と緑のふれあい館なる施設があり、雨宿りがてら、売店やレストランもあるようなので入ってみる。

  

  
  2階の売店から

  お土産に地元産のきゃらぶきと、缶ビールを買い、窓辺に腰掛けられるスペースがあったのでちびちびバスの時間まで過ごす。ここからなら1時間に1~2本ある。

  
  そんなこんなで着きました

  

  
  いろいろ終了するんですな

  

  最後におひる
  清流刺身盛合せ御膳(1296円)にビの字中瓶(540円)、ビールはキリン、アサヒ、サッポロから選べます。メニューにはサントリーもありましたが品切れの由。左の小鉢は別注文のキャラわさび(324円)これが言われなければ分からないほど辛みがなく、辛いものが苦手な人でもいけるんじゃないですかね。  御膳を注文すると食後のコーヒーが108円でセットにできます。デザートの抹茶ムースもなかなかのお味でした。

  会計は、注文時に端末へロッカーキー番号を登録し、チェックアウト時に精算するシステムです。

  でも片道3時間強、交通費が往復で4千円…、2回目は躊躇います。。。

ひとえきとなり ~第2回「新柴又」

2018年01月30日 | とのさまの漫遊
  昨年のゴールデンウィーク明けに第1回を行なってから悠に8か月を越えてしまった。先週の月曜日にと予定していたものの大雪で中止に。ということでやっとこさの2回目です。

  東京23区内なんてテレビのぶらり旅やら居酒屋探訪番組で食い尽くされた感があると思いながら鉄道路線図を眺めていたら、おや?と思う場所が目に入った。有名観光地の近くにありながら全く記憶にない。ということで行ってみましょう。

  品川から常磐線直通電車で日暮里へ。東京からの東北縦貫線は初めてだ。ボックス席に収まりのんびり。

   品川駅は旧臨時ホームから
   ちょっと旅気分

  品川で発車待ちの間に室内灯が一時的に非常灯のみになった。新型のE531系になってもデッドセクション通過時は室内灯が消えるのだろうか。

  日暮里で京成線の特急、さらに青砥でもう1回乗り換えて高砂から北総線に入り次で降ります。東京23区で電車が日中20分間隔というのは唯一ではないかな?(冒頭写真

  発車チャイムが「男はつらいよ」のテーマなのにクスッとする。さすがご当地と思ったら使用開始は昨年の8月26日とあり新しかった。(北総鉄道トピックス) 駅の高架下には24時間営業のスーパーが。入ってみるも目ぼしいものはなく格別安いわけでもない。道中の飲料水だけ買っておく。

  北へ向かえば有名観光地だが今回はそういう目的ではない。線路沿いに遊歩道があり、江戸川の土手へ行ってみる。今日も寒く、先週の雪がかなり残っている。

   どて~

  この江戸海峡の先は長らく人外魔境と言われていた() 土手上はサイクリングロードになっている。車止めに腰掛けると高架上にいた鳩が一斉に拙者のもとへ。べつに何も持ってないって。 扇町のニャンコもだけど、よほど拙者は食べ物を持ち歩いているように見えるんだろうか。

   千葉に近いから安い?

  駅へ戻りさらに周辺をぶらぶら。といっても純然たる住宅地の装いで、街道沿いは商店街といってもシャッターを下ろしてたり営業してるのか廃業したのか定かでない店舗も目立つ。駅前の案内地図に「さくらみち」とあり、実際に桜並木の通りもある。季節になれば見事なのだろうか。あいにくと今は丸坊主だが。

  葛飾鎌倉郵便局を不退転の決意で正面突破、昼食(後述)の後も散策を続けるも、特に見どころも発見できないまま京成小岩駅まで来てしまった。駅前の青果店で大根が安く、なにもこんなところでと思いながらも買って家まで輸送する。

  あまり遅くなってもなのでここで撤収と相成りました。

   京成小岩駅前で

  見づらいですが「回送中 申し訳ございません」と表示されてます。謝る必要あるんですかね。


【今日の昼食】
たかやす(葛飾区鎌倉4丁目17-7) 
 ☆カツカレー 700円+コーヒー 100円(外税、以下同じ)
  

  足許の行灯には「とんかつ」とあるのに、店先のサンプルにはどう見てもナポリタン? こうした謎メニューは今後開拓するつもりだったので迷わず入ろうか。頭上の看板に目をやれば「カレー ハンバーグ」ともあり、どうやら洋食主体の店らしい。ならばナポリタンにこだわることはない。メニューを開くと実に多彩で、揚げ物のほかに丼もの、サンドイッチ、焼きそばに焼うどんまである。大衆食堂の様相だが汁ものの麺類はない。ビの字は大瓶が550円でアテもそこそこあり、近所だったら通いそう。コーヒーは所定300円だがランチサービスか。店を出ると顔に冷たいものが当たり、雨かと思うも空は晴れている。後に新丸子へ寄ったら知人に会い、一時的に雪が舞ったそう。いわゆる風花だが、酒を一滴も飲まずに帰るなんて珍しいことをしたせいだろうか。

   たいへんおいしゅうございました

池上線ワイド周遊券の旅

2017年10月09日 | とのさまの漫遊
  東急が池上線を1日無料にする!

  そんな太っ腹だか酔狂だか分からない企画だが行かない手はない。夜勤明けでもお昼前に嫁はんと家を出ました。

  五反田や蒲田なんて大混雑必至だろうし(この予測は大当たり)旗の台も大井町線組で混みそう。160円区間の回数券は常備してるし、新丸子駅の運賃表を見上げ、それで乗れる最長の長原を目指します。

   大岡山駅にて。改札口や電車のドアにガッパシはさまるのるるんに言われたくない(?)

  旗の台の池上線ホームへ行くと、蒲田方面がかなりの混雑に対し、五反田方面はちょっと多いかな程度。かなり混雑に偏りがありそうで、今日1日そんな感じだった。

  混雑で遅延というも、最初から時刻表は掲出されていないし運行案内の電光掲示板も消えている。乗務員を集められるだけ集めてできる限り走らせる体制なのだろう。

  ひと駅乗って長原へ。思った通りさほどの混雑でもない。妹からも、買い物で行ったら目が合うときっぷを渡すという感じだったので、行きと帰りで2枚もらったと。 こちらも受け取り、商店街を一周してから徒歩で洗足池まで行ってみます。

  

  もはやここも観光名所ですね。 まさか某高知県観光特使のテレビ番組にも登場するとは思いませんでしたが。

  洗足池駅は大混雑で改札に行列ができている。横須賀線武蔵小杉駅の疑似体験ツアーですか(違

  五反田行きを待っていると、次の電車は雪が谷大塚始発らしい。ついに特発ですか。それに乗って荏原中延へ。ここも普段の休日という感じで目立った混雑はない。

  アーケード商店街を歩くと医者と薬局ばかり目立つ。そんなにここは病人だらけなのか? 横道によさげなお店を見つけて昼食にし(後述)駅へと戻った。

   池上線はこれができるんですよね。

  次は御嶽山へ。事前に今年の1月4日から23日まで、朝日新聞夕刊コラム「各駅停話」で掲載された池上線の回を読み返してきたのだが特に興味を惹くものはなかった。 そんな中でここは在来線が新幹線をまたぐ駅として、落語家の古今亭駒次さんが新作の題材にしたという。

  駅前は来たる選挙の候補予定者が立ちそこそこの賑わい。下を新幹線や横須賀線が走る跨線橋の上では子連れが集っています。

  周辺をぐるっと歩いてイオンを覘くも目ぼしいものはなし。

   ヘッドマーク編成が来ました(冒頭写真も)

  次は蓮沼へ。老婆は「お会式の日より混んでる」と。それもだがドア付近に固執してスムーズな乗降を妨げているケースも目につくのが電車を遅らせている一因になっている。加えて木になる電車など人気のある編成に集中しているようで、電車によってはまだまだ余裕が感じられる。

  さて駅前はもはや普段通りの様相で、きっぷを配る人も手持無沙汰風です。

   局番が4ケタになって何年たったっけ。まだまだかなり目にしました。

  ここも目ぼしいものはなく撤収、きっぷと一緒に沿線案内のリーフレットを受け取ったのだが一瞥しただけでカバンへ。後から見直すと、それに載ってる駅が賑わって、それ以外は普段通りかちょっと多いかだったよう。

   多摩川園にて
   今日は暑かったですね

  蒲田で離脱して“目蒲線”で帰ります。

   本日のきっぷがこちら

  なんで入場印字が御嶽山なのかというと、街歩き中はパスケースに入れてたのですが駅頭でほいほい配っているので取り出すより手軽で…。

  最後にかつての池上線の電車を掲載して締めくくりといたします。

  


【今日の昼食】 
勝栄(品川区中延3丁目13-6)
 ☆とんかつ定食 1200円、鶏かつ定食 1400円
   2人いれば別のものを頼んで食べ比べができます。 座るといきなり漬け物が出され、お茶請けにということのよう。とんかつより高いチキンカツがどんなものかと思えば量が多かった。マヨネーズのスティックパックはキャベツにということか。でもやっぱりソースでいただきたい。肉は下味がしっかりしてるし厚みもある。血圧なんか気にしないでソースをたっぷりつければよかったかな。ビの字(大650円)も頼んで満悦しました。店内には力士の手形や番付表が。タニマチなんですかね?

ひとえきとなり ~第1回「片倉、狭間」

2017年05月08日 | とのさまの漫遊
  雑踏で賑わうターミナル駅、旅情をいざなう終着駅、それら華やかな一面を持つ駅の隣でひっそりと佇む、それこそ地元の人しか利用しないような地味な駅へと足を運んでみることにしました。

  予算と時間の兼ね合いで続けられるのかさえ定かでありませんが不定期に実施していきたいと思います。

  さて、この企画(というほどエラソーでもない)を思いついたのは昨日のこと。おそらく早々にどこか行かないと忘れてしまいそうなので首都圏の鉄道路線図をじっとみつめる。そして何ヵ所か候補を絞って、そのうちのひとつへ行ってみます。

   

  田園都市線で長津田へ。構内の外れに珍しい車輌がいました。横浜と伊豆を結ぶリゾート列車が改造を終えて“郷里”へ戻るためにスタンバっているようです。

  横浜線は頃やよしと快速が来たので、まずは最初の目的地、片倉で降ります。八王子のひとつ手前ですな。(冒頭写真も)

   所在地入りの駅名票はポイント高い

  駅前をひと回りして近くの片倉城跡公園へ行ってみます。国道16号を渡りますが片側1車線で田舎の主要道といった風情です。

  入口にはいくつもの銅像がお出迎え。写真は撮ってませんがとりあえずハダカの女の子を置いておくのは“お約束”なのか? 

   案内板
   説明板
   本丸広場、、、ひろば…

  足はまだまだ衰えてないものの急な下り階段だと微妙な距離感がつかめなくなってきている。目が先に歳を取ったか。足も同い年なのにね。

  20分ほどで後にし、京王片倉駅へ。近くにある国道16号をまたぐ鉄橋は、京王高尾線の前身、京王御陵線時代のものが用いられているとのこと。(出典=ウィキペディア「京王御陵線」)

   戦前からある鉄橋
   京王片倉駅外観
   横浜線への案内板(横浜線側にはなかったような。駅前の周辺地図で代用か?)
   狭間駅外観

  京王片倉も狭間も、電車の編成が伸びるたびに継ぎ足したようなホームが見て分かります。狭間は厳密に言うと終点のふたつ手前ですが高尾もターミナルのような性質があるので(実際に中央快速の終点だし)例外的にさらにもうひとつ手前で。

  駅を出るとエスフォルタアリーナ八王子がどーんと目の前に。休館日ではなさそうですが利用がほとんどないのか静かなもの。人の出入りは見られません。

  八王子狭間局を不退転の決意で正面突破してから昼食に(後述)。食後は近くのイトーヨーカドーへも行ってみます。

   エスフォルタアリーナ八王子
   このマークも懐かしい
  

  そのイトーヨーカドーでこのような日本酒を売ってました。作っているのはあきる野市の「中村酒造」ですがサイトを見ても商品紹介がなく、検索しても出てくるのは個人ブログばかり。あまり量を作っていないのだろうか。価格は税込みでも1100円程度と手頃だし、しかも今日はイトーヨーカドーのハッピーデーではないか。nanacoで払って5%引きとなりあれうれしや!

  腹ごなしがてら高尾駅まで歩いて終了。高尾から武蔵中原は、分倍河原で南武線に乗り換えるよりも、調布、稲田堤経由のほうが安いことに気づく。急いでいるわけでもないからそのルートで帰った。


【今日の昼食】
魚々輝(八王子市狭間町1450-8) 
 ☆まかない海鮮丼 980円+ビール中瓶 480円
   同じビルの1階に海鮮居酒屋と寿司屋が並んでいます。「ととき」と読むらしく月曜はランチ営業のみ。13時をいささか過ぎているので広めの店内にお客はまばら。せっかくなのでビの字を1本頼みます。合計額が1460円だったのでビは480円ということか。小鉢付きでこの値段なら安い。ランチ価格か? 海鮮丼はマグロ、カンパチ、甘エビ、サーモン、貝柱、イクラと具だくさんで肴にもなる。脂も適度、高尾山の目の前まで来てうまい肴が食べられるのも、またオツなものであります。
  

シリーズ逆行の旅 ~第29回 伊豆箱根鉄道駿豆線

2017年01月17日 | とのさまの漫遊
  逆行と言っても今回はラクです。交通公社などの冊子時刻表で巻頭索引地図を見れば「ヒント」が記されているので。素直にそれに従います。

  登戸から小田急で小田原へ。速さなら東海道線ですが安い方を。乗り換えた熱海行きはこの小田原でごっそり降りてガラガラに。ボックス席へ納まりのんびり。広い海を眺めるのもずいぶん久しぶりのような。

  撮影の名所、白糸川橋梁というと、かつて所属サークルでクイズ大会をして、ここの下を流れる川の名前は?という問題を出したのですがみなさん首をひねる一方。答えは問題文の中にあるんですがね。

   なんか見覚えのある…

  熱海からの伊豆急下田行きはかつての東急車ではないか。田園都市線でもまだまだ聞けますが、変わらぬ爆音モーターが懐かしい。

   まずは伊東へ

  伊東では40分ほどのインターバルの間に駅前局へ経験値1とゴム印1を入手します。ここの局番号は「23456」ですか。そういえば元号が変わるかもという話ですが、そうなると通帳の日付欄の年表記もまた「01」にリセットされるんでしょうね。道すがらにあった文房具店の店先になぜかみかんがあり、地元産で1袋300円と安かった。帰ってから食すとおいしく、買い得だったろう。

   次いでコレに乗ります
   キップはこれで

  伊東から修善寺までのバス運賃は1130円なので昼間だけ有効な特殊回数券(千円券)を購入しておきます。乗車時ではなく降車時間が基準というのも珍しく、到着時刻を把握しづらい旅行者には不向きかも。あくまで地元利用者向けか。

  1140時の定刻に発車、しばらく市街地を走り、桜木町や鎌田(かまた)というバス停を過ぎる。さっきまで元東急のクルマに乗っていたから妙な気分だ。やがて峠への細いSカーブに挑むが国鉄バス窪川線の興津峠の比ではない。

  特に看板も何もない冷川峠を越えて今度は下り。対向車もほとんどなく夜だと寂しいだろう。麓へ下りて久しぶりに民家を目にする。やがて八幡、清水というバス停を過ぎるがそれぞれ「はつま」「しょみず」と読むらしい。駅まで行かず一つ手前の修善寺郵便局で降りる。回数券で100円券13枚つづりのうち11枚と30円を払って下車、これでも100円安く乗れたし2枚余るのは記念にすればいい。

   着いた~冒頭写真も)

  駅構内の土産物店を物色、韮山反射炉が世界文化遺産に登録されたとかで記念に作られた日本酒があり手に取るも、醸造元が浜松市と読めてがっかり。地元に敬意を表し伊豆産のワインとした。

   お初にお目にかかります
   115系を思わせる座席

  列車はワンマン運転で駅に着くと運転士は着席のままでなく窓から顔を出してドア開閉をしている。そのためホームが右側だとちょっと時間がかかるのだが、3両と編成が長いし車載モニターもないので安全上やむをえまい。

  さてせっかくなので単に乗り通しも芸がない。どこか適当にと考え、田京で降りてみよう。

   田京駅
   落ち着いた雰囲気の構内

  郵便局で経験値(略)と昼食(後述)ののち、駅で「修善寺まきの記念乗車券」がまだあるようなので求めようとすると完売してしまっていた由。するとどこかに電話して、三島駅にはまだあると確認してくださった。そうまでされては素通りするわけにはいくまい。

   三島まではこれで
   新幹線は0系と思うが在来線は…??
   無事に乗り終えました

  三島駅の窓口で記念乗車券を手にし、まっすぐ東海道線で帰ってもいいのですが一計を案じます。御殿場線の下土狩駅がそう遠くなさそうなので歩いて向かいます。本当は北口から出れば近いのですが記念乗車券を買う都合上、南口を出てしまい、北口とを結ぶ自由通路もなく、いささか遠回りになりました。

  駅から右手へ通りをまっすぐ、突き当りを右に曲がってまっすぐと、道順は分かりやすい。30分もかからなかったろう。

  駅舎は改築中で待合室もない。電車は生憎と行ったばかりで30分待ち。ホームのベンチも4人分しかなく満席で、せめてもう少しベンチを置けなかったものか。

  
   工事中の下土狩駅舎とそれを告知する掲示物
   リサイクルのあり方に疑問を呈する画期的スローガン(?)

  1540時発の国府津行きは313系2両のワンマン。車内は高校生などで立ち客も多いが、ローカル線にありがちなボックス席での相席を嫌う傾向はここでも見られ、後部車輌で進行方向右手窓側に座れた。向かいには女生徒2人が並んでいるが友人同士ではないよう。

  御殿場で車掌が乗ってくるがドア扱いはせず専ら乗車券の発売のみ。ICカードが使えない区間に入るのでフォローの意味もあろう。前回乗車時はまだ115系だった御殿場線に久しぶりに揺られて松田で降りる。

   松田駅北口

  せっかくだし「あさぎり」で帰ろうかと窓口で指定券を購入すると、列車名や座席が表示されたマルス券の裏に硬券がくっついてきた。趣味的には面白いがなぜこういうスタイルなんだろう?

   

  ここで17時になったし「あさぎり6号」の時間まで1時間20分ほどあるため駅前の探索をば。ところが時間が早いのか定休日なのか開いてない店が多い。ちょっと飲めればいいので寿司屋とか割烹は不相応だ。

  駅へ戻り、さっきは右手を回ったのを今度は左手へ。するとすぐに大衆食堂のような構えの店を見つけて入ってみる。

   屋号は「肉八」
   

  店主さんから、ごはんがなくなったので食事はできないが料理ならと言われるも一向に構わない。飲み物は冷蔵庫に見えた中からキリンクラシックラガーにする。そしてホワイトボードに書かれたメニューから牛スジ煮込みとタコつみれを。メニューに値段がないが国道や新潟の店でもあったし特に気にしない。

  おすすめは肉料理で、すき焼きやステーキなどの文字も見える。でも予算もだけどそこまで食べなくていいしなので見送り。

  出てきた料理は量がそこそこあり追加は頼まないほうがよさそう。昼は飲んでなかったしちびちびとと思いつも1本飲み干してしまった。ホッピーの文字が見えたので頼むと生憎と切らしている由。日本酒はボトルキープできますよと言われるももはや次がある保証はないし、残りを持ち帰るにも荷物になる。ということでビの字をもう1本追加する。

  お勘定は2750円とやや張ったけれど納得できないものではない。大瓶700円×2、煮込み700円、タコつみれ650円と考えれば妥当だろう。

  いい飲み方をしたのかさほど酔いはなく「あさぎり」の客となる。驚いたのは相模大野→新百合ヶ丘などの短距離利用者が意外といること。しかも特急券を乗車前に買っているのだ。東急も3月から座席指定列車の運行を始めるけど、渋谷‐横浜で料金を払ってという人もいるかもしれない。


【今日の昼食】
大島屋(伊豆の国市田京264-41) 
 ☆天ぷらそば 850円
   国道沿いにあるショッピングプラザの一角です。13時過ぎに入ると、来客があると思わなかったのかびっくりさせてしまったよう。灯りもいささか落としていました。ややあってご老体が独り来店し、「いつものね」と。なんとものどかです。天ぷらは海老と大葉、それに菜っ葉と香りつけに柚子がひとかけ。大衆的な素朴な味で、店内のつくりといい昭和のまま時が止まっているかのような店でした。

   

  ※おまけ
  

  下土狩駅の跨線橋に。東海道新幹線開業前ですか。

12年前のふたり(6日目=最終日)

2014年11月30日 | とのさまの漫遊
☆2002年11月30日(土) 

  ホテルで無料の朝食を。おにぎりと味噌汁、コーヒー程度だけど、他に新聞のサービスもあり、これで税込み8700円だからますます初日の(以下略)

  なお東横インは館内の自動販売機が割安な点も気に入っている。もちろん部屋も快適だった。

  楽しい旅も今日で最終日、帰るだけなのだが東京まで「こだま号」で乗り通そうという酔狂な企画を実行する。これは拙者が0系に、嫁はんが100系の個室に乗りたいという互いの思惑による結果だ。博多0818時発の「こだま620号」は今や少数派の3+2列シート、但し3列側は固定ではなく回転できる。ガラガラなのをよしとしてボックスを作って過ごす。

  
   博多駅にて

  新下関でふくめし(1150円)を購入。(註:現在は終売) 2人で分け合って食べる。一度は食べてみたいと思いつつも、拙者には駅以外の場所で駅弁を買う趣味はない。なんでわざわざ自分の家で冷えた飯を食わねばならないのか。旅先で食べるからこそ美味しいのだと思う。容器も可愛いので持ち帰る。

  3号車のビュッフェ(売店営業)で珈琲を飲みながらアナログ式速度計を楽しむ。最近の車輌にはこの楽しみがない。

  鈍行より速いし、なによりすいているし、フリースペースで気分転換もできる。今や0系こだま号こそ最も贅沢な列車といえるようになってしまったのではないか。随所で待避のために3~5分の停車時間があるから兵糧の調達に困ることもない。

   これぞ夢の超特急
   新大阪駅にて

  新大阪で57分の待ち合わせとなるため昼食に。そして東京への最終走者は1400時発「こだま420号」9号車3番の2人用個室を利用する。

  国鉄名古屋総本部が運用効率化なる野望を達成すべく、あと1年でムリヤリ引退させられる100系に乗り込む。2階席は閑古鳥でも個室は乳幼児連れで1~2人用は満室だ。こだま号ならグリーン回数券でも利用できるし(註:当時)需要はある。裏を返せば新幹線はなるべくビジネス以外では利用してほしくないという鉄道側の意思表示とも受け取れる。

  お世辞にも広い部屋とは言えないながらも楽しいひと時を過ごし、博多から9時間48分かけて東京駅19番線にすべりこんだ。ホームには旧知が3人、出迎えに来てくれていた。その後は蒲田へ移動し、5人で酒を酌み交わして旅の打ち上げとした。
(終)


  お付き合いいただきありがとうございました。

12年前のふたり(5日目)

2014年11月29日 | とのさまの漫遊
☆2002年11月29日(金) 

  ホテルで朝食、宿泊料に含まれているため別途料金は発生しない。それなりのお宿だけあって流石に料理もおいしい。でもチェックイン時に支払いでクレジットカードを出したら、オンライン端末ではなく、昔ながらの手動インプリンターだったのにはたまげた。 カードをセットして横にガッチャンとスライドさせるアレです。

  チェックアウトの後、手始めに向かいの福岡合同庁舎内局、続いてJT博多ビル内局(註:2013年11月1日付で「博多駅東郵便局」へ改称)と立て続けに征圧する。地下鉄で姪浜へ移動し、能古島(のこのしま)上陸作戦を展開する。九州旅行案内社刊「綜合時間表」に航路の時刻が載っていた。昼間は60分間隔、所要10分で運賃は220円とある(註:今は230円)。1215時の便に乗り、下船してすかさず福岡能古局へ。僅か20分の滞在で1245時の便に乗りとんぼ返りする。

   能古島(船から)
   島から本土を望む(嫁はんが逆光になってしまった

  バスで百道地区へ。福岡タワーに上ってみる。鉄道写真展が催されていて、展望台の壁一面に写真が展示されている。福岡ドームを眺め、付近の局を退治して今日の宿へ。おなじみ東横イン博多口駅前を予約している。チェックインしたら“夜遊び”に出ます。

  中洲の屋台に入り、おでんなどを頼むと味はなかなかなのにコストパフォーマンスがすこぶる悪い。小さな店に手伝いなのか3人もいては人件費も嵩むだろう。横浜駅西口ビブレ対岸の通称「リバーサイドレストランアベニュー」なら独りで切り盛りする規模だ。ヤングたちで頑張っているのは分かるが、もはや店自体が少なく、空き屋台が放置されている有様だ。斯様な商売を続けていてはますます寂れるだろう。

  気分直しに旧知推薦の「まる家」へ。なるほど料理も旨く値段も手ごろであり、最初からこちらに来ていればよかった。

12年前のふたり(4日目)

2014年11月28日 | とのさまの漫遊
☆2002年11月28日(木) 

  朝食はホテル2階のロイヤルホストへ。そこがホテルのレストランということらしい。今日は1530時の「かもめ30号」まで市内散策とする。昨夜に嫁はんが「オンナノミヤコ行きのバスがバンバン走ってるけど何だろう?」と言い出した。バンバンといってもいちご白書とは関係なさそう。iモードのタウンページで「女の都」と入力して検索してみると、病院に小学校、老人ホーム、それにファミリーマートまである。これで地名であることは分かった。〒もあるようなので行ってみよう。

  長崎駅前からバスで30分ほど、長与町との境界付近に女の都=めのとがある。ちなみに「女の都入口」バス停前に県交通局長与営業所があり、そのために“オンナノミヤコ行き”のバスが頻発しているのだった。〒へ行くと「あなたの街の女の都郵便局」の看板に、嫁はんは腹を抱えて笑っている。(註:女の都局が長崎市ではなく長与町に属していることはこれを書いてるときに知りました)

   オンナノミヤコ郵便局
   県交通局長与営業所

  駅へ戻って駅レンタカー営業所へ。ここで電動機付き自転車を貸し出している。2時間500円のところホテルのカードキーを提示すると半額になる。(註:今もこの特典があるかは不明) 続いては新聞の投書欄で見つけたダイヤランドへ。途中で二本松、新戸町と2局続けて簡易を征し、流石は電動機付きで快調に走る。ただ下り勾配では抑速発電制動が効かない(そんなものはない)ため所により怖い。ダイヤランドは横浜の釜利谷に似た雰囲気の住宅街だった。で経験値1とゴム印1を入手し、麓へ降りて国道499号を走って市街へ戻った。

  昼食は嫁はんの勧めで中華街の「江山楼」でチャンポンとトンポーローを。後に駅ビルの直営売店で真空パックのトンポーローも買った。それだけ気に入ったのです。

  自転車を返却して博多へ向かうべく「かもめ30号」に乗る。周遊きっぷだと鳥栖‐博多は特急券が必要なのだし、せっかくだから肥前鹿島から特別車輌を驕る。九州は料金も安いし、飲み物とおしぼりのサービスも健在だ。斯くなる上はN'EXやワイドボル東海といった“ボルチック艦隊”は撃沈されていただきたい。

   特別急行「かもめ」、左は大村線のキハ66

  1時間48分があっという間に感じられ博多へ。今夜は筑紫口側のハイアットリージェンシー福岡に泊まる。クレジットカードの特典でリッチなサービスを楽しんだ。