昨日は仕事を終えたのが午後9時15分。あと5分でキックオフだぞぉ~とルンルンで帰ったら、妻がダイエットか何かの番組を観ていました。まだまだ終わんないっていうし、仕方がないので録画して就寝前に観戦・・・。
イエメン 0-1 日本
スタメンは先日のサウジ戦から駒野OUT→羽生INの変更のみ(サウジ戦で状況判断を正しく出来なかった駒野、無念のスタメン落ち)。左SBの人材がいないという事は・・・アウェイのこの厳しい環境で2バックスタートか!?と思ったら、最終ラインの左に阿部が入ってボランチは鈴木啓1枚の3バックでした。
この試合、標高2300mの高地というだけでも過酷な会場なのに、とにかくピッチが荒れ放題。何でもないショートパスが不規則にバウンドし、難しくない場面でのトラップミスが多々見られました。これじゃ土のグランドで試合をする方がマシっていうレベル。ありゃ選手がかわいそうだなぁ。
それでも、実力差を考えれば難なく勝利しなくちゃいけない試合・・・でしたが、「やっぱり」というか「またか」というか、どうしてもゴールが遠い・・・。
ものすご~く甘く考えても、前半に巻がゴール前で完全なフリーで放ったヘッド、後半に遠藤がゴール前に切り込んで左足で打ったシュート、そして後半40分に左からのクロスを我那覇が合わせたヘッド、この3つは絶対に決めなきゃダメ!!なのに枠にも飛ばせないってどういう事よ!?
我那覇のヘッド何て、はずした瞬間にオシム監督激怒してましたよね、ペットボトルぶん投げてました(-_-)
ようやくロスタイム、巻が頭で落としたところに我那覇がスライディングで合わせ、代表初ゴールを決めて勝利しました。内容で圧倒して結果的にも勝利しましたが、スコアレスドローでもおかしくない試合でした。危ね~な~。
さてさて。
この結果をどう考えるかです。
今回の試合会場となったイエメンのサヌアは標高2300mの高地でしたが、陸上選手が高地トレーニングをする場所でもせいぜい標高1000m強。ブラジルやアルゼンチンだって、2000m級の高地であるペルーやエクアドルで試合をやればそう簡単には勝てないわけです(事実、前回のW杯南米予選では引き分けたり負けたりしてます)。それを考えればどれだけ過酷かは想像がつきますし、いつものように動けないのは仕方がないです。ピッチ状態を考えてもイージーミスが増える事はある程度予測できました。
ですから、この条件下で勝利したという事実は評価に値すると考えます。
守備に関してはサウジ戦に続いて合格点だったと思います。慣れない3バック1ボランチでしたが、オシム監督に「日本のマケレレ」と評された鈴木啓が無難にこなしてくれました。DFラインとの連携もほぼ完ぺきで、阿部、闘莉王、坪井、鈴木啓の4選手は非常に安定していましたね。
ただ、繰り返しになりますが、決定的な場面で幾度となく空回りする攻撃陣、何とかならないのかなぁ・・・。
オシム監督の采配には納得です。
動きは良かったのにシュートチャンスで打たずにパスを出していた田中達を前半で下げ、後半開始から佐藤寿を投入。そして、なかなか点が奪えない局面では羽生OUT→我那覇INで3トップへ移行。攻撃に対する明確な意図をチーム全体に再認識させる事が出来たと思います。
逃げ切りの時間帯には巻OUT→梅崎INで、前線で相手をかき回す意図が感じられました(19歳の梅崎が代表デビューを果たしたのがこの試合最大の収穫かな(^^)v結果的には何も出来ないまま試合終了となりましたけどね)。
ピッチ状況の悪さからパスがつながらない展開でしたから、ドリブルで仕掛けられる長谷部の投入も期待していましたが・・・次節に期待しましょう。
とまぁいろいろと不満な点もありますが、この試合の個人的な総評は『よくがんばりました』かな?
その後行われたサウジvsインドでインドが負け(7-1)、これでサウジアラビアと日本の予選突破が確定しました。予選の残り試合はあと2試合。この2試合でオシム監督には新しい人材をどんどん試して欲しいものです!
とりあえずはアジアカップ本戦出場が決まってほっとしました・・・。
この試合以外にもアジアカップ予選は各地で行われています。既に予選突破を決めているオーストラリアがクウェートに0-2の完敗を喫したり、シンガポールvs中国はスコアレスドローに終わったり、そうかと思えば韓国は台湾に8-0で大勝していたり・・・。
アジアのライバルに関する情報は貴重ですし、こういうマイナーな試合も観たいなぁ。
ユーロは本戦になれば中継もあるでしょうし、予選はとりあえずいいかな・・・って感じです。
イエメン 0-1 日本
スタメンは先日のサウジ戦から駒野OUT→羽生INの変更のみ(サウジ戦で状況判断を正しく出来なかった駒野、無念のスタメン落ち)。左SBの人材がいないという事は・・・アウェイのこの厳しい環境で2バックスタートか!?と思ったら、最終ラインの左に阿部が入ってボランチは鈴木啓1枚の3バックでした。
この試合、標高2300mの高地というだけでも過酷な会場なのに、とにかくピッチが荒れ放題。何でもないショートパスが不規則にバウンドし、難しくない場面でのトラップミスが多々見られました。これじゃ土のグランドで試合をする方がマシっていうレベル。ありゃ選手がかわいそうだなぁ。
それでも、実力差を考えれば難なく勝利しなくちゃいけない試合・・・でしたが、「やっぱり」というか「またか」というか、どうしてもゴールが遠い・・・。
ものすご~く甘く考えても、前半に巻がゴール前で完全なフリーで放ったヘッド、後半に遠藤がゴール前に切り込んで左足で打ったシュート、そして後半40分に左からのクロスを我那覇が合わせたヘッド、この3つは絶対に決めなきゃダメ!!なのに枠にも飛ばせないってどういう事よ!?
我那覇のヘッド何て、はずした瞬間にオシム監督激怒してましたよね、ペットボトルぶん投げてました(-_-)
ようやくロスタイム、巻が頭で落としたところに我那覇がスライディングで合わせ、代表初ゴールを決めて勝利しました。内容で圧倒して結果的にも勝利しましたが、スコアレスドローでもおかしくない試合でした。危ね~な~。
さてさて。
この結果をどう考えるかです。
今回の試合会場となったイエメンのサヌアは標高2300mの高地でしたが、陸上選手が高地トレーニングをする場所でもせいぜい標高1000m強。ブラジルやアルゼンチンだって、2000m級の高地であるペルーやエクアドルで試合をやればそう簡単には勝てないわけです(事実、前回のW杯南米予選では引き分けたり負けたりしてます)。それを考えればどれだけ過酷かは想像がつきますし、いつものように動けないのは仕方がないです。ピッチ状態を考えてもイージーミスが増える事はある程度予測できました。
ですから、この条件下で勝利したという事実は評価に値すると考えます。
守備に関してはサウジ戦に続いて合格点だったと思います。慣れない3バック1ボランチでしたが、オシム監督に「日本のマケレレ」と評された鈴木啓が無難にこなしてくれました。DFラインとの連携もほぼ完ぺきで、阿部、闘莉王、坪井、鈴木啓の4選手は非常に安定していましたね。
ただ、繰り返しになりますが、決定的な場面で幾度となく空回りする攻撃陣、何とかならないのかなぁ・・・。
オシム監督の采配には納得です。
動きは良かったのにシュートチャンスで打たずにパスを出していた田中達を前半で下げ、後半開始から佐藤寿を投入。そして、なかなか点が奪えない局面では羽生OUT→我那覇INで3トップへ移行。攻撃に対する明確な意図をチーム全体に再認識させる事が出来たと思います。
逃げ切りの時間帯には巻OUT→梅崎INで、前線で相手をかき回す意図が感じられました(19歳の梅崎が代表デビューを果たしたのがこの試合最大の収穫かな(^^)v結果的には何も出来ないまま試合終了となりましたけどね)。
ピッチ状況の悪さからパスがつながらない展開でしたから、ドリブルで仕掛けられる長谷部の投入も期待していましたが・・・次節に期待しましょう。
とまぁいろいろと不満な点もありますが、この試合の個人的な総評は『よくがんばりました』かな?
その後行われたサウジvsインドでインドが負け(7-1)、これでサウジアラビアと日本の予選突破が確定しました。予選の残り試合はあと2試合。この2試合でオシム監督には新しい人材をどんどん試して欲しいものです!
とりあえずはアジアカップ本戦出場が決まってほっとしました・・・。
この試合以外にもアジアカップ予選は各地で行われています。既に予選突破を決めているオーストラリアがクウェートに0-2の完敗を喫したり、シンガポールvs中国はスコアレスドローに終わったり、そうかと思えば韓国は台湾に8-0で大勝していたり・・・。
アジアのライバルに関する情報は貴重ですし、こういうマイナーな試合も観たいなぁ。
ユーロは本戦になれば中継もあるでしょうし、予選はとりあえずいいかな・・・って感じです。