9月9日から愛媛県で国体が始まっています。サッカーは今月1日から成人男性、女子、少年男子の3つのカテゴリに分かれて開催されています。
『笑顔つなぐえひめ国体』
この国体に何人かのJリーガーが参加しているのをご存知でしょうか。
『えひめ国体サッカー競技準々決勝 試合結果』(鹿児島ユナイテッドFC公式)
『【トップチーム】第72回国民体育大会「笑顔つなぐえひめ国体」準決勝 試合結果のお知らせ』(ザスパクサツ群馬公式)
国体の参加資格解釈に目を通しましたがプロ選手がダメという記載はありませんでした。サッカーは数年前(2014年頃)からプロ契約選手の出場が解禁され、JFL以下のプロ契約選手が結構出場しているようです。今大会にもテゲバジャーロ宮崎の森島選手のようなプロ契約選手がメンバーとして登録されています。
『国民体育大会参加資格解釈及びQ&A事例集 他』(公益社団法人 日本体育協会)
国体の目的について、笑顔つなぐえひめ国体の公式サイトにはこう記されています。
『国体は、広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力の向上を図り、併せて地域のスポーツの振興と文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにしようとするものです。』
うーん、わかりづらい(笑)。要するに、地域振興と文化発展のために国民全体でスポーツに取り組もうよっていう感じでしょうか?
調べてみたら過去にも他のJ2クラブの選手が国体に出場したことがあるようですし、群馬は毎年のように国体に選手を送り込んでいるみたいです。国体予選に当たる関東ブロック大会では、群馬の選手はスタメン11人中8人、さらに2人がベンチ入りしていたようです。
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シーズン中に所属チームとは無関係の大会に出場させているのだから、チームはその選手を「戦力外」として扱っているのかと思いきや、群馬の永井選手は10月1日のJ2第35節ホーム横浜FC戦に出場しています。そして2日後の10月3日、愛媛で国体準決勝に出場しているんですよね。いずれも途中出場ですけど、いくらなんでもこのスケジュールは…と思ってしまいます。
永井選手はアルテリ―ヴォ和歌山に在籍していた2014年からずっと国体に出場しているようですし、選手側がこの扱いを望んでいるのかも知れません。一概に「どうなの?」と決め付けるわけには行かないですけど、さすがにJクラブから数多くの選手を国体県代表に送り込んでいる現状を知ると、国体のあり方を考えてしまいます。
国体にJリーガーが出場することに関して、皆さんはどう思いますか?
『笑顔つなぐえひめ国体』
この国体に何人かのJリーガーが参加しているのをご存知でしょうか。
『えひめ国体サッカー競技準々決勝 試合結果』(鹿児島ユナイテッドFC公式)
『【トップチーム】第72回国民体育大会「笑顔つなぐえひめ国体」準決勝 試合結果のお知らせ』(ザスパクサツ群馬公式)
国体の参加資格解釈に目を通しましたがプロ選手がダメという記載はありませんでした。サッカーは数年前(2014年頃)からプロ契約選手の出場が解禁され、JFL以下のプロ契約選手が結構出場しているようです。今大会にもテゲバジャーロ宮崎の森島選手のようなプロ契約選手がメンバーとして登録されています。
『国民体育大会参加資格解釈及びQ&A事例集 他』(公益社団法人 日本体育協会)
国体の目的について、笑顔つなぐえひめ国体の公式サイトにはこう記されています。
『国体は、広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力の向上を図り、併せて地域のスポーツの振興と文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにしようとするものです。』
うーん、わかりづらい(笑)。要するに、地域振興と文化発展のために国民全体でスポーツに取り組もうよっていう感じでしょうか?
調べてみたら過去にも他のJ2クラブの選手が国体に出場したことがあるようですし、群馬は毎年のように国体に選手を送り込んでいるみたいです。国体予選に当たる関東ブロック大会では、群馬の選手はスタメン11人中8人、さらに2人がベンチ入りしていたようです。
国体の関東ブロック大会の取材に来てるんですが、一番驚いたのが群馬県代表に永井雄一郎(ザスパクサツ群馬)がいたこと。浦和で9番を背負って、日本代表にもなった「あの」永井のプレーを国体で見れるとは……。ちなみに群馬の10番・永井は代表決定戦で決勝ゴールを決めて本大会出場に導きました。 pic.twitter.com/yRdhVoip0X
— 北健一郎 (@kitaken1ro) 2017年8月12日
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シーズン中に所属チームとは無関係の大会に出場させているのだから、チームはその選手を「戦力外」として扱っているのかと思いきや、群馬の永井選手は10月1日のJ2第35節ホーム横浜FC戦に出場しています。そして2日後の10月3日、愛媛で国体準決勝に出場しているんですよね。いずれも途中出場ですけど、いくらなんでもこのスケジュールは…と思ってしまいます。
永井選手はアルテリ―ヴォ和歌山に在籍していた2014年からずっと国体に出場しているようですし、選手側がこの扱いを望んでいるのかも知れません。一概に「どうなの?」と決め付けるわけには行かないですけど、さすがにJクラブから数多くの選手を国体県代表に送り込んでいる現状を知ると、国体のあり方を考えてしまいます。
国体にJリーガーが出場することに関して、皆さんはどう思いますか?
やはり、出場させるクラブの在り方が気になります。
本当にスポーツや地域振興の為なのか?
どうしても釈然としないものは感じますね。