工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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アイドル扱いはダメですか?

2021年05月11日 20時00分14秒 | サッカー馬鹿
週末15日に開催されるアウェー琉球戦のキックオフ時間が18時30分から18時に変更となっております。なお、アウェー席もなくなったそうなので、現地入りを考えていたサポーターの皆さんはご注意くださいね。




現地は完全アウェー状態です。我々はDAZNで選手達の奮闘を見守るしかありません。とにかく我々もキックオフ時間を間違えないようにしましょうね(;^^)



こんばんは、院長でございます。



さて、今日はこの記事に関して。INAC神戸レオネッサさんの安本社長のインタビュー記事なのですが、なかなか興味深い内容です。

【WEリーグインタビュー】INAC神戸が掲げるは“脱アイドル” 地域密着と裾野拡大を | サッカーキング

 日本初の女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』(Women Empowerment League)が2021年9月に開幕を迎える。  参加す...

サッカーキング

 


アマチュアリーグ時代のINAC神戸さんは、ほとんどの選手が社員契約としてサッカーに集中出来る環境でした。実質的にはずいぶん前からプロ選手と同じ環境だったわけですが、WEリーグへ移行すると共にプロ契約を結んだことで選手が社員選手から本物のプロ選手になりました。
プロ契約をすると選手は個人事業主となり、確定申告をした上で納税や国民年金、保険などを自分で払わなければなりません。社員契約はその煩わしさから選手を解放してあげられる手段のひとつでもあると、文会長がそんなことを語っていたインタビュー記事を読んだ記憶があります。なるほどそれも一里あるなぁと感心したのですが、WEリーグ参入で方針転換が図られます。プロとして、不慣れなピッチ外のことにもきちんと向き合わなければなりません。

とりあえずそれは置いといて、私が一番気になっている部分はこの部分です。

「今年のINAC神戸は“脱アイドル”です」
「人気先行ではなく、サッカーで勝負して、サッカーを見に来てもらうために情報を発信していくべきだと思っています」

最終的には競技力で魅せる方向へシフトしなければならないとは思います。でもそれは今やるべきことじゃないと思うんです。
ちょっとジャンルは違うんですけど、数年前に武井壮さんがパラアスリートをスターにするにはどうすべきか?についてこんな発言をしています。



「技術の細かい内容だったりクオリティの高さをより深く見る人ってのは、その業界にいた人かそれをよくわかっている人だけ」
「それ以外の人は何を見ているかって言ったら、好きな人見るか、有名な人を見る」
「タレント達と一緒に彼らが同じような場所でテレビで活躍してたら勝手に有名になりますし」

私はこの意見にものすごく共感しています。

競技力で勝負をスタートしても現実的には男子に敵いません。最初は選手をアイドル的に扱って一般の方々に選手を認知してもらうところからスタートすべきだと思いますし、そうしなければWEリーグは失敗するような気がします。
その扱いは選手としても不本意だとは思いますよ。でもね、Jリーグだって最初はそうだったんです。そこを受け入れて(かどうかはわかりませんけどそこも拒否せず)進んだ結果が今のJリーグ人気に繋がっているわけです。WEリーグもそこから始めるべきだと私は思うんだけどなぁ。
コメント
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