スーパーボウルの対戦カードが決定！

日本時間今朝行われたカンファレンス・チャンピオンシップ。
NFCは49ersとファルコンズが、AFCはレイブンズとペイトリオッツがそれぞれ熱戦を繰り広げました。
結果は以下となりました。



【NFCカンファレンス・チャンピオンシップ】
49ers　28-24　ファルコンズ

49ersが17点ビハインドから大逆転勝利！第1シードのファルコンズを撃破し、18年ぶりのスーパーボウル出場を決めました。

プレーオフに入ってから絶好調のQBケイパーニック、安定したパスで攻撃を組み立て、チームの大逆転勝利に大きく貢献しました。今日はスクランブルでラン2回・21ヤードに終わりましたが、彼のランがファルコンズディフェンスを混乱させたのは間違いありません。その隙を突いたRBゴアのランが光りました。

ファルコンズはラン攻撃が機能せず、逆に49ersのラン攻撃を止められなかったのが敗因でしょうか。ディフェンス陣がもう少しがんばれていれば・・・。
今シーズン限りでの引退をほのめかしていた、将来の殿堂入りが確実視されているTEゴンザレス。彼は16年の現役生活において一度もスーパーボウルの舞台に立てませんでした。非常に残念な結果に終わりましたが、彼自身は完全燃焼だったようで、仲間と共に戦った今日の試合を最後のプレーにしたいという理由から、来週のプロボウル出場を辞退する意向だそうです。



【AFCカンファレンス・チャンピオンシップ】
レイブンズ　28-13　ペイトリオッツ

ペイトリオッツ絶対優勢という前評判を覆し、レイブンズが勝利！第4シードからのスーパーボウル進出を果たしました。

レイブンズはQBフラッコが非常に安定したプレーを展開。そして今日は守備陣がよくがんばりました！3回のターンオーバーは全て試合の大事な局面で生まれ、QBブレイディをしっかり抑えてくれました。
今季限りでの現役引退を表明しているLBレイ・ルイスは今日も14タックルの大活躍。ついに彼のラストゲームはスーパーボウルの舞台にまで辿り着きました。

ペイトリオッツはQBブレイディの不調がそのまま結果となった現れた印象です。後半戦は徐々に調子を上げたレイブンズのディフェンス陣に完全につかまり本来のプレーとは程遠いイージーミスを連発するなど、いつもの彼とは全くの別人のようなプレーぶりでした。



これで日本時間2月4日早朝に開催されるスーパーボウルの対戦カードは49ers VS レイブンズに決まりました！


18年ぶりのスーパーボウルとなる49ers。唯一の不安材料はキッカーです。今季不調が続いていたKエイカーズでしたが、先日の試合では全てのキックを成功。彼の不調を理由に獲得したKカンディフを2日前に解雇したばかりでした。ところがKエイカーズは今日の試合でも勝負どころでFGを外すなど、やっぱりプレーは安定しません。試合を決める大事な局面ではKエイカーズが勝負を分けそうです。

一方のレイブンズは守備も攻撃も非常に安定しており、よほどの事が起きない限り大崩れする事はなさそうです。LBレイ・ルイスのラストゲームですからチームの士気も一段と高まるでしょうし、2001年以来のスーパーボウル制覇に期待が高まります！