豆まきですよ

昨日の夜、妊娠周期16週（5ヶ月）の妊婦さんからメールをいただきました。悪阻（つわり）がおさまった後から口の苦味が強くなり、胃の調子も悪いそうです。鍼灸で治療できるでしょうか？というお問い合わせでした。

つわりに関してですが、古典医学では妊娠すると子宮に熱が停滞すると考えます。これは赤ちゃんを育てるためにお腹を温かく保つ必要があるからです。
子宮の上には胃があります。それぞれをコンロとお鍋に例えると、コンロ（子宮）にお鍋（胃）が乗っかって火にかかっている状態。妊娠すると子宮が熱せられるので、下からの熱で胃も熱せられ、通常よりも胃熱が異常に旺盛になります。つわりの吐き気はこの熱を吐き出す行為です。通常は胎盤が出来上がる妊娠中期に差しかかる頃には子宮の熱も安定し、胃熱も落ち着いてくるものです。

しかしごく稀に、胃熱がどこか違う場所へ波及し、そのまま停滞して長く残る場合があります。口が苦かったり食べ物の味がわからない場合は、体のどこかの臓腑経絡に熱が停滞している場合が多いものです。
ご相談をいただいた妊婦さんの場合、つわりが落ち着いた後も肝や胆に熱が停滞している、もしくは心熱が旺盛になっている状態だと考えられます。

・・・とまぁこんな風に考察した上で実際に脈を診たり、直接状態を確認して証（東洋医学の病名みたいなもの）を立て、鍼とお灸でそれに随った治療をします。もし興味がございましたら、いつでもご来院ください（＾＾）
その他、疑問や質問、不安などがございましたらいつでもご連絡ください。ご予約の場合はお電話で直接ご連絡をいただけますと幸いです（＾∀＾）



はいどうもこんばんは、院長でございます。



本日は節分ですね。明日は立春ですから、今日は季節が冬から春に変わる節目。つまり『節分』なのでございます。



節分は豆をまいて鬼を追い払う行事ですけれど、この豆まきには我々鍼灸師が日頃から親しんでいる陰陽論や五行説、十二支十干が深くかかわっております。

鬼は「陰」の象徴として登場します。「鬼門」というのは丑（牛）と虎の方角なので、鬼の定番の姿である牛の角に虎のパンツというのはそこから来ております。丑は旧暦12月を、虎は旧暦1月をそれぞれ指しているため、その間に当たる「節分」に豆をまくわけです。

つまり、本日は1月1日。お正月なんですよ～。
新年あけましておめでとうございますｍ（_　_）ｍ



・・・さておき。



豆は固いので五行の金を表現しており、豆を火で炒る事で「火剋金」となるため、豆をまいて鬼をやっつけるというわけでございます。鬼の金棒もたぶん金の象徴なのだと思います。
さらに「木生火」で木は火を生み、「金剋木」で木は金に剋される関係にあります。木は季節でいうと春なので、火が金を剋する事で木の持つ発生の作用を生かし、春になるのを助けるという意味合いもございます。
というわけで、節分は「邪気を追い払って春を呼び込む」という行事なのでございます。

我が家のおチビと娘も豆をまいてましたよ。



「鬼は外～！福は内～！」



外が豆だらけになってました（；・∀・）
・・・おまえら、明日掃除しろ（　-＿-）



仕事を終えた後、大前神社の豆まきにも行って参りました。



今年は寒くなくて楽でした♪



例年よりかなりまかれた豆やお菓子の量が少なかった気もしますが（；＾＾）
まぁとりあえず鬼は追い出せたかしら。



最後に、我らが栃木ＳＣキャンプ情報。



本日の金沢とのＴＭは3本やって0-2敗退。課題もいろいろと残ったでしょうか。まぁキャンプ中ですしね、全てが上手く行って問題点が見えないよりは、こういう経験をした方が成長してくれるでしょう！
ちなみに1失点目は今季ＵＶＡから金沢に移籍した石舘選手のゴールみたいです。古巣相手にお礼奉公。意地を見せてくれましたね。おめでとう・・・って言っていいのかしら（；＾＾）アハハ
なお、水沼選手は今日のＴＭ後からU-22日本代表合宿（2月3日～2月12日の中東遠征）に参加するため、一旦チームを離脱致します。五輪代表に向け、生き残りをかけた戦いです。がんばるんだよ、宏太！

そして2次キャンプの場所ですが、宮崎県内の別の場所に移動して実施するようです。安全面がクリアできるならぜひ実施していただきたいものですが、果たしてどうなんでしょうねぇ・・・。