工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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チーム名はどうなるの?

2008年11月18日 20時45分23秒 | サッカー馬鹿
こんなニュースがございました。

『京都チーム、第一歩を踏み出す bj ハンナリーズ』京都新聞

来季から男子プロバスケットbjリーグに新加盟する京都のチーム名が「京都ハンナリーズ」に決まったそうで(・_・;)
京都らしく「はんなり」ですか・・・こりゃまた奇抜な(^^;)アハハ



栃木サッカークラブ。これは我らが栃木SCの正式名称でございます。
できればこのままの名称でJで戦いたいと願っていますが、栃木SCも真剣に名称変更を検討していた時期がありました。

2006年11月に名称の一般公募をしており、その際には2532通もの応募があったんです。しかし時間的にこの商標権の問題をクリアできませんでした。
そのため2007年シーズンは「栃木SC」のままでスタートし、候補を絞った上で県民投票によって2007年秋に新名称を決定するという発表がありました。これが2006年12月の事。

そしてその2007年。結局名称の話は表立っては出てこず、シーズン最終節終了後のセレモニーで社長が「来シーズンも栃木SCで行きます!!」と発表。その時点でJ昇格後はどうなるのかに関する明言はありませんでした。

・・・そもそもなぜ名称の変更という話が出てきたのか。

それは各クラブがグッズの独占販売を行えるように、Jリーグ機構がチーム名やロゴなどの商標登録を義務付けているからです。つまり、商標登録できない名称での参入は認められていないわけです。
アルビレックス新潟(アルビレオから変更)、大分トリニータ(トリニティ)、ベガルタ仙台(ブランメル)、アビスパ福岡(ブルックス)など、今までもJ参入のため(商標登録を取るため)に名称変更を行ったクラブがいくつもございます。昨年もロッソ熊本がチーム名の商標登録を取れない事がわかり、J参入前に「ロアッソ熊本」へと変更しています。
J参入前に名称を付けているコンサドーレ札幌(道産子の逆さ読みにオーレを付けた)やこれからJを目指すクラブであるカマタマーレ讃岐(地元名産の釜玉うどんをヒントに)、ツエーゲン金沢(ドイツ語の2・ツヴァイ「Zwei」と進むという意味のゲーン「Gehen」を合わせた造語で、地元の方言で「強いんだ」を意味する)のような奇抜な名称のクラブが多いのも、この商標登録の問題が絡んでいます(ありふれた名称だとすでに商標登録されているため)。

そこで我らが栃木SC。クラブ側がこの名称のどこを問題にしていたかというと、商標法上で適用範囲が広い「栃木」や「サッカークラブ」は使用できないんじゃないか?と判断していたようなのです。一般的な名称やありふれた言葉は商標登録が認められない場合が多く、それを憂慮したのだと思います。

でもね。

近年はJクラブとの真剣勝負である程度の結果を出すなど、「栃木SC」の名称は県内だけではなく県外でもサッカークラブとしての認知度が高まっています。この機運に乗って申請してみれば、もしかしたら登録できるんじゃないか?個人的にはそう思っておりました。

それでね、「TOCHIGI」っていう名称の入る商標登録はどのくらいあるのかを特許電子図書館で調べてみたところ・・・何とびっくり!!株式会社栃木サッカークラブによって今年の9月に「§TOCHIGI∞SC∞TOCHIGISOCCERCLUB」と「TOCHIGI\SOCCERCLUB」が商標出願されていました(゜∀゜)!!
商標検索に引っかかったのですから、このまま行けばこの商標登録は認められるものと思います。

という事は・・・Jでも栃木SCで行けそう(゜∀゜)!!
もしこのまま行けば、Jクラブ初の「SC」だぞ!!なんだかすごく嬉しくなってきた!!今年のフロントは仕事できるなぁ(^O^)
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歓喜の瞬間をもう一度

2008年11月18日 14時26分22秒 | サッカー馬鹿
まだまだテンション高いですよ(笑)。

先日の試合の公式スタッツが発表されました。
あれだけ高い最終ラインを保っていた高崎相手に、栃木の被オフサイド数はわずかに1。高崎の後期第14節までの平均オフサイド数は12.4回でしたから、この試合の1という数字、これは驚くべきものです。
その要因としては、大きく分けると2つの理由が考えられます。

① ワントップが松田選手だった
松田選手はDFと玉際の駆け引きをしてゴールを奪うスタイル。ポジショニングに優れ、一瞬の判断でマークをはずすタイプです。スルーパスに飛び出すプレースタイルではありません。飛び出すタイプのFWだったら2桁はオフサイドを取られていた事と思います。

② 4-5-1のシステム
ここ数試合は3バックを採用し、1トップ・2シャドーで勝負していた柱谷監督。高崎の3トップに対しては4バックを選択し、1トップの下にはOHとして佐藤選手ひとりを配置。向選手のような2列目からの飛び出しを得意とする選手を起用しなかったため、オフサイドにかかる選手がいませんでした。

高崎に許したただ1つのゴールはCKから奪われたもの。この1失点は事故のようなものでしたし、流れの中からの得点は確実に防げても、セットプレーに限っては一瞬の隙でやられる可能性があります。ですが、オフサイドにかからなかった事で、セットプレーからの不用意な失点を最小限に抑える事が出来ました。
柱谷監督の采配、そして栃木イレブンの試合運びは完璧だったという事実が、この被オフサイド数に現れていると言えるでしょう。



それでは、歓喜の瞬間を振り返ってみましょう。






落合選手からのパスを受けた佐藤選手のミドル。
その弾道はまるでフリーキックのようでございます。
ここ一番での先制点がこれというのは本当に恐れ入ります。






左サイドバックの田村選手からのアーリークロスを頭で合わせた松田選手。
動き出しの速さと絶妙なポジショニングは松田選手の武器です。
正確なクロスを上げた田村選手はここ数試合で大きく評価を上げました。






落合選手からの絶妙なスルーパスに飛び出したのは鴨志田選手。
高崎の異常なほどに高い最終ラインは、一発裏へ抜けるとゴールへ直結。
あれだけラインが高いとGKも飛び出さざるを得ないですが、それにしてもナイス空振り。






入江選手のドリブルシュートのこぼれ球を押し込んだ松田選手。
この日2点目となるゴールはこれまた松田選手のポジショニングの良さが生んだもの。
入江選手の積極的なシュートへの姿勢も評価したいところです。






佐藤選手が左サイドへパス→入江選手の低いクロス→高安選手スルー→松田選手ゴール!
これで松田選手はハットトリックを達成。
左サイドからみんなで相手を崩して奪ったゴールというところに価値があります。






石舘選手がPA内でファウルゲット→佐藤選手PK
石舘選手は体の入れ方が本当に上手い。
決めたのは佐藤選手ですが、実質的には石舘選手のゴールでしょう。






そして迎えた試合終了のホイッスル!!
この瞬間、栃木SCのJ昇格が内定しました!!
栃木サイコー!!






試合終了後、柱谷監督と松田選手へのインタビュー。
セレモニーでの社長、柱谷監督、佐藤キャプテンのあいさつ。
社長、あとは増資がんばってください。
柱さん、1年でJ1、実現しましょう!
キャプテン、「栃木サイコー!!」あんたも最高だ!!






セレモニー後、佐藤キャプテン、鴨志田選手、社長、上野選手、向選手へのインタビュー。
名波選手の話題で思わず涙ぐむキャプテン。
どこまでも謙虚な鴨。
社長はここでもやっぱり増資の話。
栃木の象徴、上野選手。
向選手もついに念願のJリーガーです。






セレモニー後、田村選手、岡田選手、入江選手、小針選手、小林選手、高橋前監督へのインタビュー。
京都からレンタル中の田村選手。来季はどうなるの?
残り試合はケガで欠場ですが、岡田選手はJ昇格に大きく貢献してくれました。
「・・・これ生放送っすか!?」天然炸裂の入江選手。
この日も鉄壁の守備を見せた小針選手。
栃木出身の小林選手。地元にJクラブができる事に「夢のようです」。
長年栃木SCを率いた功労者、高橋前監督。






サポーターによる山崎選手の胴上げ。
山崎選手会長がいかに栃木サポに愛されているかがわかる貴重な映像です。
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