実戦教師塾・琴寄政人の〈場所〉

震災と原発で大揺れの日本、私たちにとって不動の場所とは何か

吉 実戦教師塾通信七百九十二号

2022-01-21 11:32:33 | 日記

 ~2022新年所感(3)~

 

 ☆初めに☆

先週は、今年初めての子ども食堂「うさぎとカメ」でした。半袖半ズボンの子どもに、思わず「寒くないの?」と声を掛けます。感染対策で窓が全開なのに。彼の半袖から見える注射跡は、インフルエンザ予防注射でした。みんな、コロナなんかに負けるなよ!

この寒さなので、今回も配布はセンター内で行いました。手前がわーくはぴねす農園さんからいただいた元気な野菜、たくさんのすべて「完売」でした。奥に見えるドアの向こうが調理室。右側のテーブルに並ぶ「オム焼きそば」を作った部屋です。

「間に合うだろうか」「余らないだろうか」等という思いがあるからか、いつも調理を開始して30分くらい、スタッフはカリカリしてます。それがいつの間にか、いい匂いに優しく包まれ、皆さんと顔を合わせる時はもう無我夢中です。すでにレギュラーっぽい中学生二人組は、袋を持たず両手いっぱい野菜やお菓子。「それじゃ、焼きそば持てないよ」というこちらの声など、どこ吹く風です。「お菓子はふたつ選んでね」のこちらの声に迷う男の子。「ゆっくり選んでね」で安心する顔。そして、テーブルのはるか下から手を振る女の子。今月も嬉しそうな顔と感謝の声に、励まされてます。この人たちはどのぐらい困ってるのかだって? 一体どんな顔してエラそうに言うのだ!と思った今年初の「うさぎとカメ」です。

 

 ☆ブレーキもドラムですか!☆

こども食堂も「吉」だったが、先日行った「みちの駅しょうなん」でも、ちょっぴりの「吉」があった。

オープンして間もない時も行ったが、並み居る人の大渋滞で、入場はとてもとても、という状態だった。だいぶ日も過ぎたせいだろう、行った時間も良かったようで、入口付近に行列はなかった。

「バイクに乗ってらっしゃるんですか」

弁当・惣菜のコーナーを通りかかった時である。若い店員から声をかけられた。店員は私の足元、エルフのバイクシューズを指さした。いやぁ、バイク野郎ってどうして「バイクに乗ってる」だけで、親近感・連帯が熱い。そこからは、お客さんの往来も意に関せず、我々は愛車・バイク歴・真冬運転の苦労話等などを話すのです。聞けば若者は、大型1300のドゥカティを乗ってるという。レーサーレプリカなので、小柄な体にはきついはず。「でも僕はオフロードに乗ってたので、足が届かなくても平気」なんだとか。私なんかは、今や250㏄というサイズ。でも「エストレアですか、シッブイですねえ!」と、これもバイク野郎にしか分からない、エストレアの「レア感」を分かってる。いやぁ楽しい。別れ際はやっぱり「気を付けて」と、これも声が揃う。

ちなみにこの若者、地元では名の知れた玉子の生産農家「むこタマ農園」の社員でした。ここに出店してるわけで、また会えそうです。

 

 ☆ワークマン☆

これは新年の話ではないのだが、直近で楽しかった話。スマホにウィルスが入ったみたいで、いたずらな「警告」がどっさり入るようになって、ソフトバンクのお店に相談に行った。話が終わるころ、私のリュックが気になっていたようで、若い店員が言った。

「これワークマンのリュックじゃないですか?」

どうやらこの店員も同じリュックを使っているらしい。「僕の色はグレーですけどね」。そこから話は「ワークマンクラブ」的に盛り上がり、先日オーブンした、市内の「ワークマン女子」店の評価まで広がったのでした。ちなみに、東日本大震災があってから、私はまったく服を買わなくなっていたのが、このワークマンの変身のおかげで、また少し買うようになってしまってます。

 

 ☆後記☆

暮れに呑んだ仲間です(この時は二人でした)。新学期になり「いやぁ琴寄先生、ワクチンも打ってないし検査もしてないって、飲んでから3時間も過ぎてから知ってさぁ、びっくりしたよ~」と、仲間に報告したそうです。この人、まだ現役の身とはいえ、これがコロナ認識・対処の現実かと、苦笑いしました。そろそろコロナ、ここで書くことも必要でしょうか。

そうだ、大晦日に行った「尾張屋」、遅ればせながらですが載せますね。

やっぱりすごい行列でした。そして、これをさばくお手並みも変わっていませんでした。

どうしてこんなに、と思うそばの滑らかさ、銀杏のから揚げも定番。「八海山」を飲んで来ました


最新の画像もっと見る

コメントを投稿