実戦教師塾・琴寄政人の〈場所〉

震災と原発で大揺れの日本、私たちにとって不動の場所とは何か

夏旅Ⅱ 実戦教師塾通信九百二十六号

2024-08-23 11:37:27 | 旅行

夏旅Ⅱ

 ~下・谷川岳~

 

 ☆谷川岳・一の倉沢☆

谷川岳、山人には憧れの山と聞いてます。近くまで行って納得、という感じです。山頂を目指す人たちが、入山前の登録手続きをしていました。こちとら、レンタサイクルだったのであります。あちこちに「クマに注意」という看板。歩く人たちは、みんな大きな鈴をぶら下げてました。写真撮影にうってつけと思えそうなポイントでは、ひとり旅なのでしょう、女の方がスマホを三脚に据え、谷川岳をバックに万歳ポーズをとってました。家族連れの姿も。

反対方向を向けば、一の倉沢。自転車で来れるのはここまで。軽装の外国の人が先へとチャレンジしていましたが、すぐに戻って来ました。その中の女の人が、にこやかにYeah!と声を掛けて来ます。

 ☆モグラ駅☆

バスを待ってるところ。向こうに見える、三角の屋根が「土合(どあい)駅」です。「関東百選の駅」として有名で、最初は単なる停車場だったのが、冬場にスキー客の臨時駅になると正式な「駅」に昇格する。1960年代後半にこのエリアの上越線が複線化され、下りのホームが出来る。そのホームまでは、上り線の駅からトンネルを歩かないといけない。土合駅が「モグラ駅」と呼ばれる所以です。無人駅なので切符は置いて出るのですが、忘れました。

バスに乗り遅れるので止めましたが、真っ暗なトンネルを10分程降りると下り線のホームがあるという。こちらを誘うような暗がりは、凄味があって吸い込まれるようなのです。小さな子連れの家族は、降りて行きました。

 ☆宝川温泉☆

土合駅からバスに乗って向かったのが、宝川温泉。秘湯と呼ばれる温泉まで、バスは狭い道を小一時間ほど走ります。山の中に落とされちゃうと思うぐらいに、バスは斜めになりながらカーブをさばくのです。ゆっくり走れば、眺めがいいんですがね。やがて、秘湯らしき景色が見えて来ます。山中の大露天風呂がありそうな、使い込んだ道と建物。

さて、お風呂です。写真に撮れないのが残念ですが、宝川温泉の写真を一度でも見た人は分かると思います。川の中にあると言ってもいい露天風呂は、全部合わせれば百畳と言われるほどの広さです。男女ともに湯あみを着て、同じお風呂に入れます。川のせせらぎと蝉しぐれの中、とっぷりと漬かって疲れをとるのです。極楽極楽……生きてて良かった。

と、いや実は、あえて正直なところをレポートいたします。皆さん、夏の宝川温泉はお勧めできません。アブがすごい。ホントに。タオルをヌンチャクのごとく振り回せば、何匹か湯の中に墜落し残りも退散する。でも、それも一瞬で、相手はますます戦闘意欲を掻き立てられる様子。三カ所ほど刺されてしまった。楽しみにしていた露天風呂ですが、遠い離れに戻って小さ目の内湯に落ち着きました。以前、同じく夏に行ったことのある人に聞いたら、アブはそれほどでなかったそうです。きっと暑さが変わったせいなのでしょうね。夏以外に来れば、きっと素晴らしいんです。

見えませんが、左の魚はイワナを焼いたもの。夏野菜の豆乳鍋もあります。あとから出て来た天ぷらも良かったけれど、何よりなのが白いご飯。柔らかく立ってる米が、口の中でもちもちするのです🍚 ご馳走様でした☺

 

 ☆後記☆

読む本の傾向が、ここ二週間ほど違うなと思って考えたら、どうも終戦ウィークのせいみたいです。レーニンや石原莞爾(かんじ)はもとより、松田道雄などを読み返すと思わず熱くなってしまうのです。両親(と言っても父親とは不可能だったことなのですが)に、もっと色々聞いとくんだったと思います。今年のお盆も過ぎました。

 ☆☆

台風や、それに伴い近隣センターがいっとき避難所になったり、今回の「うさぎとカメ」はどうなるんだろうと思いましたが、利用者の皆さん、台風あとの猛暑の中をたくさん来てくれました。今回のしょうが焼きは成功。薄切り肉よりも、厚みのある肉を使ったことが良かった。「もう一枚!」と言われて、嬉しい☺ ありがとうございました✋

ただ今奮闘中🔥 向こうがしょうが焼き。こちらは夏野菜のソテー🍳

 


夏旅 実戦教師塾通信九百二十五号

2024-08-16 11:22:51 | 旅行

夏旅

 ~上・アルプの里~

 

 ☆初めに☆

今年も命の洗濯。猛暑を逃れ、温泉に浸かりました。申し訳ないけど気分がいい、そんな気分で過ごして来ました♨

これに乗ったわけではないけど、上野は同じホームに入って来ました。いざ、出発🚄

 ☆アルプの里☆

「雲の上の花畑」というらしく、匂いたつ空気と緑の中に、アルプの里はあります。東洋最大級とか言われる百人以上を乗せる大型ロープウェイは、通勤ラッシュを思わせる状態で、車内はむせ返る暑さでした。窓の外は、乗客のすき間からやっと見える感じ。写真がロープウェイと越後山脈、ですが、実は案内パンフレットのものです。この写真を撮ろうと思うとロープウェイに乗れない。なので、拝借しました。でも、これも夏のものです。

私がロープウェイの中から撮ったのはこれ。眼下に湯沢の町が拡がります🏔 雲が結構かかってますが、切れたと思うと低く垂れこめたり、女心と何とやらのたとえのようです。そして、下山して再び下に戻った時のことですが、叩きつけるような土砂降りがやって来て、スゴイスゴイ。50年ぶり?の雨宿りをしました☂

車内の混雑から解放され、寒いくらいの外気がやって来ました。道沿いのマリーゴールドを過ぎると、一面のコキア🌲

坂を下っていくと、ゲストハウスの向こうにリフトが待ってます。ここにサマーボブスレーなる屋外アトラクションがあります。写真に取れませんでしたので、また案内を拝借。全長700mに及ぶコースは結構な斜面で、大の大人が歓声を上げるのは、楽しいばかりではなく恐怖もあるらしい。黄色い子どもの声と共に、山間でこだまします⛷

リフトに乗って更に上った時、びっくりすることがありました。そこで食事中の鹿親子とすれ違ったのです。そして何と、小鹿と目が合いました。こっちを見上げる可愛らしい目は、何を思うのでしょう💛

高原入口のモニュメント。本を読んだら素敵だろうなという感じもありますが、あくまでもモニュメント。

涼しい中をゆっくりと。こういうところに来ると、気持ちいい!という声と、挨拶が自然に出てしまいます。

でも、いよいよ雲行きが怪しくなってきて、というより雲の中って感じになって来まして、ゆっくりしたいのを我慢して下山することにしました。残念だけど、仕方ない。

宿で大きなお風呂に漬かって、晩御飯。コースでした。みんな美味しかったのですが、一番心に残ったのはオードブルで、サーモンを分厚く切ったやつ🐡 手前に見える白いムースっぽいのは、発酵バターだそうです。

向こうに見えるビールの小瓶ですが、酒蔵・八海山製作の酒麹使用ビール🍺 美味しいけど、日本酒ですね🍶

ご馳走様でした! 温泉♨ アルプの里、ありがとう☺

 

 ☆後記☆

台風、どうなることやら。夜中、スゴイ雨の音で目が覚めました。また、明日の子ども食堂「うさぎとカメ」も、すでに影響出てます。今日のみちの駅からの寄付は中止となりました。それより、農家の方々の被害が心配です。買い出しもまだ行けてないって感じです。もちろん、生姜焼きと夏野菜の副菜はバッチリやります。お待ちしてま~す✋

明日発行の通信『もしもしカメよ』№32で~す👪


年末年始(3) 実戦教師塾通信八百九十四号

2024-01-05 11:25:40 | 旅行

年末年始(3)

 

 ☆初めに☆

新潟市の駅近くで暮らしている親戚筋に電話しました。でも、全く何ともないので心配ないとのことでした。電気やスーパ―はどうなのかと聞いても、何ともないようです。何せ、携帯電話が通じるわけです。新潟も繰り返し映像が流れますが、エリアでずい分違うものですね。とんでもない元旦となってしまいました。北陸の方々にお見舞い申し上げます。東日本大震災の折りの、夜の寒さを思い出します。こんな時ですが、暮れのぬくもりを報告いたします。

 ☆花巻温泉☆

花巻と言えば、もちろん花巻東のオオタニさん。でも、宮沢賢治も忘れてはいないし、温泉もあるのです。

花巻温泉です。泊った旅館の部屋から撮ったもの。左から夜、朝方と昼近い時のものです。目まぐるしく変わる天候に伴う景色の移ろいに感動しました。こんな今となっては申し訳ないですが、お米が美味しかった。大根や豚の角煮で三杯お代わりしたのです。お風呂も広い湯船から、雪が舞う外を流れる川を見ながらゆったりとしました。

 ☆大谷翔平☆

花巻東高校に行きました。往きはバスで近くまで。降りて10分ほど歩きました。郵便局で道を聞くと、慣れた感じで、信号を左に曲がると右手に見えるよ、と笑顔で教えてくれます。小さな郵便局で、奥は住居のようでした。

見えて来ました。分かる通り、大きな高校です。まだ、ドジャース移籍前でした。のぼりがまた増えたことでしょう。ユニフォームに上着を重ねた、部活帰りの生徒がたくさんいました。大谷翔平のモニュメントを教えてもらい、グラウンドへと向かいます。手形のモニュメントでした。足元の小さな雪だるまは、部員が作ったのでしょうか。菊池雄星と一緒でした。ネットでは、この手に自分の手を重ね、来る年に願いをかける人たちも多かったようです。

部員がひとり、雪のロッカールームにいたので、言葉をかけました。2年生だというのです。来年が勝負となる彼は、世界を相手にする先輩がいる誇りを、笑顔で話してくれました。帰りは、部員の彼に聞いた道を歩きました。

新花巻駅。構内にある大谷翔平・菊池雄星の展示エリア。

花巻駅まで舗装された道ですが、歩行者二人がすれ違える程度です。広い道に出ても曲がらず、狭い道をまっすぐ歩きます。見知らぬはずの自分にも、すれ違う若者が挨拶を欠かしません。どうやら花巻東高校の通学専用道路らしく、時折「服装は乱れてませんか」「元気よく挨拶をしよう」等々の看板が立っていました。

誰かが言ったという記憶がないので、強調しておきたいと思います。大谷翔平は「日本人」なんです。セナもペレもブラジル人で、ジョーダンはアメリカ人でした。でも、大谷翔平は「日本人」なんです。そのことを、もっともっと噛みしめていい気がします。以前、大谷翔平は「力道山」に似た力を送っている、と書いたと思います。でもあれは、あくまで日本へのエールでした。しかし、大谷翔平は世界中に元気を送っている。世界中に力を送っているスーパースターが「日本人」であることを、もっともっと噛みしめたいです。

 ☆宮沢賢治☆

宮沢賢治記念館に行きました。入口にあった像は、悲しい「よだかの星」でした。

入口の階段降り口から、宮沢賢治のシルエット。中にはイーハトーブのジオラマ。

来館者は、決して多くはありませんでした。でも、寂しいというのでなく、落ち着きのある、というのが館内の印象です。忙しそうな足取りはひとつとしてなく、じっくりと見学し、中には係員に質問する熱心な人たちばかりでした。この記念館に私の母親が来たことを、この日知りました。いつの日もらったか、賢治の手書きを印刷した箱入り「雨ニモマケズ」のお土産が、ここにあったからです。記念館を回って、初めて知ることになった賢治の姿がありました。「ソウイフモノニ ワタシハナリタイ」の意味を、ようやく分かったような気がしています。

 

 ☆後記☆

新しい年をはばかりもしますが、暮れのことを。バタバタしてアメ横に行く時間がなくなり、今回は浅草界隈だけ歩きました。浅草寺は、時間までまだまだでしたが、皆さん行列しています。いつも通り、揚げ饅頭を食べました。

これも恒例、尾張屋のそばを食べないと、一年が終わらない。八海山のつまみは、銀杏揚げとナスの田楽。混雑した店でも、決して嫌な思いをさせない、見事な接客にいつも感心します。つまみに、そば味噌を頼んだ時のことです。「それならお通しについてますよ」の素早い返事が還って来るわけです。ひたすら感動するのです。

子ども食堂「うさぎとカメ」予告は、次号に載せます。

今年もよろしくお願いします。


年末・年始(2) 実戦教師塾通信八百九十三号

2023-12-29 11:48:20 | 旅行

年末・年始(2)

 

 ☆優しさに出会う街 盛岡☆

いつか紹介した、新聞のタイトルそのままです。夏まで待ちきれず、20年ぶりで岩手に出かけました。駅前。街は大きくても、人の行き交いは静かです。駅も駅前も、音の種類は首都圏より少なく、大きさも控えめな気がします。

街中を結構散策しました。すると、いやでも気が付きます。交差点のない十字路を通ると、必ず車は止まります。歩行者が渡るかもしれないと思うのでしょう。車は、軽だろうがBMWだろうが、同じです。

駅のすぐそばに、盛岡市を縦断する北上川。開運橋から撮りました。向こうの雲の中に雄大な岩手山。川沿いにプレハブ造りの喫茶店がありました。川が見える席に座ると、外側のストーブをつけようとするので、大丈夫ですよと断りました。でも、いやぁ点けますよと笑う、オーナーらしき金髪の若者です。

東京駅を設計した辰野設計事務所が、1911年に建てたレンガ造りの岩手銀行。国指定の重要文化財だとか。

帰りはバスに乗りました。そこでまた、いいものに遭遇。四人の子を連れたお母さんが乗って来ました。すると、お年寄りがひとり立って席を譲る(男の方でした)。近くにいた主婦らしき人が、それに続く。遠慮するお母さんを気遣ってだろう、お年寄りは少し離れたところに行ってしまう。すると今度は、お年寄りが移動した先の女子高生グループが、どうぞ、とお年寄りに席を譲るのです。それはまるで、駅伝のようなリズム感がありました。

 ☆南部藩☆

岩手銀行の手前を歩くと、盛岡城跡があります。守り神とされる烏帽子岩の、正月の準備がされていました。

盛岡城と言えば、完成は江戸時代を迎えて後のこと。言わずと知れた「北の関ヶ原決戦」は、主要に南部藩と伊達藩の間で行われます。この因縁の対決は、豊臣の時代までさかのぼる。安堵(領地承認)を巡る戦いは、当然ながら境界線を巡って熾烈となる。この境界線の中でも、北上は磁場だった。言語や文化の違いが、ここでは今でも強いと言われ、例えば北上から南は米文化、北は鋳造技術とも言われます。いまも宮城と岩手の不仲は健在と言われますが、まさに境界線の北上エリアで生まれた大谷翔平は、ご多分に漏れずこの洗礼を受けているのでしょうか。もしかしたら、この世界的スーパースターは、五百年以上に及ぶ南部・伊達間の遺恨に決着をつけてしまうのではないか、などと思っています。大らかで前向きな歴史的存在は、両藩にわだかまるものを包み込んでしまうのはないかと。

 

 ☆後記☆

花巻には、翌日行って参りました。もちろん、花巻東にも言って来ましたよ。次回のレポートとなります。

夜のことです。駅ビルで、後ろから歩いて来た3人組女子のひとりが、いやぁ仙台ヤバいよ、と大きな声で何度も言いながら抜いていきます。確かに盛岡の人口は30万に満たず、我が千葉県の柏にも及ばない。片や仙台は、100万の政令指定都市。しかも、ここには高島屋もない。しかし……この盛岡という街は、ヤバいんじゃないのか。

 ☆☆

暮れの出来事はまだありますが、とりあえずひとつだけ報告して締めます。先月のことですが、泥棒と傷害の老人という、ローカルなニュースです。90歳の老人が、無人販売所から野菜を盗み、追いかけてきた男性を殴るというもの。年上のたくましい老人がいることに、大笑いしました。でも、そんなに離れていない所でこの事件が起こったことを、ニュースは知らせてました。何か支援できないものかと思って(交番ではなく)警察まで出向きました。でも、この老人の正確な居どころを教えることはもちろん、支援したいという思いも断られます。加害者を応援することは出来ない、というのが理由です。あなた方が罪を犯した人たちを全く支援して来なかったはずはないと食い下がると、たじたじとなったのですが、とうとう逃げられました。でも、まだ諦めずにいます。

皆さん、どうぞよいお年をお迎えくださ~い 来年もよろしくお願いしま~す💛❤


夏休み・下 実戦教師塾通信八百七十四号

2023-08-18 11:21:24 | 旅行

夏休み・下

 ~清里高原~

 

 ☆初めに☆

猛暑&エアコン使わず!の家から、しばし脱出しました。宿舎は「エアコンなし」ではなく「エアコン要らず」だったのには感動しきりです。一日目は曇り二日目は快晴、そして三日目は帰りの電車に乗ると本降りの雨、という幸運にも感謝。まだ身体に余力を感じたことや、寄る年波にも負けない胃腸の強さを確認できた旅でもありました。

 ☆ご飯☆

まずは食い気ということで、食事のことから。一日目の宿舎から少し離れたところにある「やまの時間」。

多分、親子だと思います。品のいいおばあさんが注文を取り、シェフの息子さんが厨房で腕を振るう。

ビーフシチューです。とろける!というバカは放っときましょう。煮込んであるわけで、すぐに出されました。皿の上に方に見えるジャガイモの添え物がいい。茹でたのでない、明らかに素揚げだけで調理したと思える。さっくり感は見事な揚げました的ものでした。そこにシチューがじわじわと浸みこんでいく。こんにちは、夏休み🍧

二日目なんですが、写真を撮らなかったんです。コース料理で、最後の美味しそうなポークソテーの時は、お腹が破裂しそうでした。和洋の折衷コースなんですが、前半の和食は要らなかったな、本当にもったいない。全部食べたけど、最後は味も分からない状態でした。ビールを残した、おかしな完食になってしまいました。

 ☆駅・電車☆

清里へつなぐ「小淵沢」。おしゃれな電車で出発。

清里駅にはSL始め、レトロで可愛らしい車のお出迎え。スマホでの乗り越しの手続きが、ややこしくて大変でした。結局、当日清算ができず次の日まで持ち越し。清里に行かれる方は、予め調べてから行くことをお勧めします。

 ☆清里高原☆

圧巻はハイランドパークの清里テラス。標高は1500mを越えるらしいですが、気温は20度台前半であっても紫外線はなかなかで、結構焼けました。リフトで山頂に向かいます。向かいのお二人も、まぶしそうにしてます。

雲がなければ富士山まで見えるという山頂は、セミの鳴き声が時雨のようです。

「20分程度の滞在を目安にしてください」の注意書きがある、大きいソファ。10個ぐらいあったかな。人が少ない時を見計らって撮ったもの。空くのを待ってる人が大勢います。家族連れやカップルに「撮りましょうか」と、たくさん声を掛けました。嬉しそうにしてくれるのが、またいい。売店のジェラートが美味しかった。

 ☆新海監督☆

清里高原の山梨から長野に入りました。小海駅前商店街のお祭りを飾るデコレーション。シャッターが降りた商店街。でもそこは信州、ちゃんとした酒屋がありました。信州の銘酒「佐久の花」「明鏡止水」等が、種類別&然るべき場所に陳列されている。人の姿が全く見えない、お祭りを待っている橋です。でも、夜には賑わうのでしょう。

アニメの新海誠監督が、長野の小海町出身というのをごぞんじでしたか。『君の名は』は見てないのですが、舞台になったのが松原湖です。無人駅・松原湖駅の時刻表は、12時の次が2時だった。

駅から歩くこと40分。着きました。静かな湖にはカヌーが数隻、楽しそうな声が水面を伝わってきます。恐らく近くのキャンプか旅館で泊っている人たちでしょう、こんにちは、という挨拶。

湖畔の茶屋で一服。宿舎も兼ねてるようで、林間学校?の子どもたちが一杯いました。こんにちは、夏休み🚤

 

 ☆後記☆

さあ、夏休みも残すところ10日余り。あと10日もある、という子どもはいるのかな。中学生なら、もうたくさんだという子もいるのかも知れません。「こんなことを続けてていいのか」と先日は子どもの声でしたが、今度は友人の言葉。前向きな、いい言葉だなと思います。

明日は子ども食堂「うさぎとカメ」です。いつも通り、明日のチラシ裏面をお届けしてます。メニューは冷しゃぶうどんと、おむすび。冷やしてお待ちしてま~す