ティム・バートン的な奇妙な夢のあるファンタジーと感動できる者は、かなりこの映画を気に入るだろう。
大男、歌う双子の姉妹、小柄なピエロやサーカス、おまけに水仙の花畑が良く似合う妖精のような後に妻になる女子学生。
美しい映像とともに語られる死の病にふせる父親のホラ話が、帰郷した息子の脳裏によみがえる。あのサーカスでの話や、不思議な街、戦争中の冒険談、成人してビシネスの世界に生きる息子はそんな父親を嫌悪していただが、あることをきっかけに父を、本当の父親に出会う旅にでることになる。
一人の男の人生と家族愛を、このような手法と映像で撮ったティム・バートンはやはり監督としての奇才に溢れているのだろう。けれども、その世界に入れない私にとっては、ファンタジーも愛も感じることができなかった。女性には入れない男たちの自己愛。ジェシカ・ラング演じるあまりにも理想的な妻の像に、彼の妻となったヘレナさんは応えることができるのかと余計な心配もした。
「ビッグ・フィッシュ」*********************************************************************
監督:ティム・バートン
原作:ダニエル・ウォレス
出演:ユアン・マクレガー アルバート・フィニー ビリー・クラダップ ジェシカ・ラング
あたたかい人柄の善良な方々にはお薦めのライトボディのワイン。
シニカルな方には少々甘めでお口にあわないお菓子かも。
大男、歌う双子の姉妹、小柄なピエロやサーカス、おまけに水仙の花畑が良く似合う妖精のような後に妻になる女子学生。
美しい映像とともに語られる死の病にふせる父親のホラ話が、帰郷した息子の脳裏によみがえる。あのサーカスでの話や、不思議な街、戦争中の冒険談、成人してビシネスの世界に生きる息子はそんな父親を嫌悪していただが、あることをきっかけに父を、本当の父親に出会う旅にでることになる。
一人の男の人生と家族愛を、このような手法と映像で撮ったティム・バートンはやはり監督としての奇才に溢れているのだろう。けれども、その世界に入れない私にとっては、ファンタジーも愛も感じることができなかった。女性には入れない男たちの自己愛。ジェシカ・ラング演じるあまりにも理想的な妻の像に、彼の妻となったヘレナさんは応えることができるのかと余計な心配もした。
「ビッグ・フィッシュ」*********************************************************************
監督:ティム・バートン
原作:ダニエル・ウォレス
出演:ユアン・マクレガー アルバート・フィニー ビリー・クラダップ ジェシカ・ラング
あたたかい人柄の善良な方々にはお薦めのライトボディのワイン。
シニカルな方には少々甘めでお口にあわないお菓子かも。
ティム・バートンを良く理解してらっしゃる様で....
スピルバーグもこの作品を手掛けたがったという話はも聞いた事があります。
スピルバーグ監督は好きですが、作品の奥はあまり深くないです。わかりやすいといえばわかりやすいですが、忘れやすいといえば忘れやすい・・・。
後味を残すという点では、一般的な知名度は低いけれどティム・バートン監督作品ではないでしょうか。
ジョニー・ディップ主演の「シザー・ハンド」がそうでした。
北海道の冬は厳しいようですが、早く体調がよくなるとよいですね。お大事に。