坂本政道氏によれば、ピラミッドとヘミシンクの組み合わせには、大きな効果があるという。
当初、坂本氏はピラミッドの建造を米国モンロー研究所にもちかけたのだが、丁重に断られたんだそうな。というのも、モンロー研は、精神世界関連としては珍しく、一般的な知識層からも、それなりに広い関心を持たれている。そんなモンロー研の庭に、突如として大ピラミッドが姿を現したのでは、信用にかかわると思われたらしい(笑)。
そのため、坂本氏は、一辺が2~3メートルほどの簡易ピラミッドを、瞑想用ツールとして自主開発した。この中でヘミシンクを聴くことにより、両者の相乗効果が起きるというのだ。
このピラミッドの中で、ヘミシンクを聴いたところ、当初は激しいめまいに襲われたという。エクササイズが終わって立ち上がると、クラクラと立ちくらみして、歩くのがやっと。通常、ヘミシンクを聴いただけで、こんなにめまいがすることはない。このため、「ピラミッドの効果なのだろう」と考えた。急激に振動数が上がったためだろうか。
「ピラミッドの中」といっても、ただ入ればよいというものではないらしい。ピラミッドには、生命エネルギーが集まる焦点があり、チャクラの位置をそこに持ってくるのがコツだ。眉間のチャクラを焦点にすれば、知のパワーが得られる。ハートのチャクラを焦点に当てれば、愛のパワーが得られるという。
地球人類の覚醒のためには、人々の意識の振動数を高めなければならない。そのためには、この「ピラミッド+ヘミシンク」という瞑想用ツールを、世に広める必要があるという。これによって、覚醒者を急速に増やしていく。
それが本当なら、おもしろいと思う。通常、「意識の覚醒」といえば、精神性を高めるための修養を連想するのだが、この場合は、瞑想用ツールを使って、意識の振動数をガンガン高めていくのだ。
それも、ひとつの手なんじゃなかろうか。というのも、無数の人間が生まれ変わり、死に変わっていく中、意識の覚醒にまで至る人は、ごくわずか。覚醒への道は、あまりにも遠く、険しい。普通にやってたんじゃ、日暮れて道遠しもいいとこ。この際、効果バツグンの瞑想用ツールが開発され、人々の意識の振動数を強引に高めていくというのも、ひとつの方向性としてはあり得る(笑)。
人々の振動数が高まることにより、宇宙からのエネルギー流入が促進される。講演では、「いずれ、セミナー等で皆さんにも使ってもらえるように、努力しています」という話だったから、その気になれば、そのうち実体験できるみたい。
「『体外離脱』というイメージが強くなりすぎて、誤解を招いている」というヘミシンクなのだが (要するに、『ヘミシンクを聴いてみたけど、体外離脱が起きないぞ!?』というようなクレームが多くて、『体外離脱だけが、ヘミシンクの効果なのではありません』という説明に追われているらしい・・・)、今後は、「意識の振動数を高めるためのツール」として再認識されるのかもしれない。というより、もともと、それが本来の意義だったのかもしれない・・・。
いずれにしても、2012年まで、残された時間はわずか。短期間で最大の効果を挙げるためには、道具が肝心だ!?
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