宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ピラミッドで振動数を高める ~ 坂本政道氏の講演 2010年5月 その3

2010年05月29日 | 精神世界を語る
   
坂本政道氏によれば、ピラミッドとヘミシンクの組み合わせには、大きな効果があるという。
 
当初、坂本氏はピラミッドの建造を米国モンロー研究所にもちかけたのだが、丁重に断られたんだそうな。というのも、モンロー研は、精神世界関連としては珍しく、一般的な知識層からも、それなりに広い関心を持たれている。そんなモンロー研の庭に、突如として大ピラミッドが姿を現したのでは、信用にかかわると思われたらしい(笑)。
 
そのため、坂本氏は、一辺が2~3メートルほどの簡易ピラミッドを、瞑想用ツールとして自主開発した。この中でヘミシンクを聴くことにより、両者の相乗効果が起きるというのだ。
 
このピラミッドの中で、ヘミシンクを聴いたところ、当初は激しいめまいに襲われたという。エクササイズが終わって立ち上がると、クラクラと立ちくらみして、歩くのがやっと。通常、ヘミシンクを聴いただけで、こんなにめまいがすることはない。このため、「ピラミッドの効果なのだろう」と考えた。急激に振動数が上がったためだろうか。
 
「ピラミッドの中」といっても、ただ入ればよいというものではないらしい。ピラミッドには、生命エネルギーが集まる焦点があり、チャクラの位置をそこに持ってくるのがコツだ。眉間のチャクラを焦点にすれば、知のパワーが得られる。ハートのチャクラを焦点に当てれば、愛のパワーが得られるという。 
 
地球人類の覚醒のためには、人々の意識の振動数を高めなければならない。そのためには、この「ピラミッド+ヘミシンク」という瞑想用ツールを、世に広める必要があるという。これによって、覚醒者を急速に増やしていく。
 
それが本当なら、おもしろいと思う。通常、「意識の覚醒」といえば、精神性を高めるための修養を連想するのだが、この場合は、瞑想用ツールを使って、意識の振動数をガンガン高めていくのだ。

それも、ひとつの手なんじゃなかろうか。というのも、無数の人間が生まれ変わり、死に変わっていく中、意識の覚醒にまで至る人は、ごくわずか。覚醒への道は、あまりにも遠く、険しい。普通にやってたんじゃ、日暮れて道遠しもいいとこ。この際、効果バツグンの瞑想用ツールが開発され、人々の意識の振動数を強引に高めていくというのも、ひとつの方向性としてはあり得る(笑)。
 
人々の振動数が高まることにより、宇宙からのエネルギー流入が促進される。講演では、「いずれ、セミナー等で皆さんにも使ってもらえるように、努力しています」という話だったから、その気になれば、そのうち実体験できるみたい。
 
「『体外離脱』というイメージが強くなりすぎて、誤解を招いている」というヘミシンクなのだが (要するに、『ヘミシンクを聴いてみたけど、体外離脱が起きないぞ!?』というようなクレームが多くて、『体外離脱だけが、ヘミシンクの効果なのではありません』という説明に追われているらしい・・・)、今後は、「意識の振動数を高めるためのツール」として再認識されるのかもしれない。というより、もともと、それが本来の意義だったのかもしれない・・・。
 
いずれにしても、2012年まで、残された時間はわずか。短期間で最大の効果を挙げるためには、道具が肝心だ!? 
 
 
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ナル・ポイント ~ 坂本政道氏の講演 2010年5月 その2

2010年05月29日 | 精神世界を語る
 
ヘミシンクで意識世界の奥へ奥へと入っていった坂本政道氏は、やがて、「真っ暗で、何もない空間」にやってきた。ガイドから、「あなたは、ナル・ポイントに到達しました」と告げられる坂本氏。

ナル・ポイント(Null Point)というのは、ロバート・モンローの造語で、「何もないところ」という意味。ちなみに、2ちゃんねる用語の「ぬるぽ」は、“Null Pointer Exception”(解説によれば、プログラムで問題が生じたときに登場するんだそうな)の略で、まったくの別物だ(言うまでもなかったか・・・)。

それはともかく、ここは、あらゆる人の心の奥底にあるという。そして、すべての人の心とつながっている。そして、「大いなるすべて」への入り口でもある。実は、モンロー・ワールドの中心核ともいえる、きわめて重要なポイントだ。
  
ナル・ポイントは、文字通り、何もないところ。モンロー研でいう「フォーカス12」とか、「フォーカス27」とか、そういう意識世界の階層のどれにも属していない。しかも、あらゆるフォーカス領域とつながっている。ここ自体は、どこでもないのだが、ここからは、どこにでも行ける。
 
ナル・ポイントは、世界のあらゆる領域の、最果てに位置している。ここまで来れば、世界は終わり。あらゆる世界を通り抜けてきた時空の旅人は、やがてナル・ポイントに到達する。ここは、何もない「無」の世界。一方、後ろを振り返って世界を見れば、そこはまさに有為転変。いくつもの宇宙が生成しては消滅する、諸行無常の世界。何もかもが夢まぼろしに思えてくるという。ガイドいわく、

>あなたは夢の中にいます。それから目覚めることが必要です。この世界は夢の世界です。ナル・ポイントからこちらの世界は夢の世界、向こう側が目覚めた世界です。あなたは大きな存在から分かれて生まれた段階で夢の中へ生まれました。銀河系のコアのそばでのことです。早く夢から目覚めてくださいね。(坂本政道著『ピラミッド体験』より)

ナル・ポイントは、世界の終着駅であるばかりではない。ここは、「大いなるすべて」への入り口でもある。

「大いなるすべて」というのは、あらゆるフォーカス・レベルの頂点に位置する、大宇宙の根源。かつて坂本政道氏は「大いなるすべては、フォーカス119だ」と考えていたのだが、どうやら実際には、もっと上のようだ。「もっと上」というより、本当は、あらゆるフォーカス・レベルを超えた、ナル・ポイントの向こう側にあるらしい。
 
つまり、「大いなるすべて」と一体になるためには、フォーカス・レベルをとことん上げていくのも手なのだが、それよりは、人の心の奥底にある無の領域、「ナル・ポイント」から入る方が便利だということだ。まさか、ナル・ポイントがここまで重要だったとは。( ´∀`)ぬるぽ・・・。
  
このナル・ポイントの話を聞いて、ファミコン時代に流行った「クロノ・トリガー」というゲーム(筆者も昔は、やってました・・・)を思い出した。このゲームの登場人物たちは、中世の10世紀とか、未来の23世紀とか、「6500万年前の恐竜時代」といった、あちこちの時代にタイム・トリップするのだが、そんな中にひとつだけ、どの時代にも属さない「時の最果て」と呼ばれる場所がある。ここは、何もない場所。ここでは、時間が流れていない。どの時代から見ても、過去でも未来でもない。それでいて、どの時代ともつながっている。このため、ゲームにおいては、便利な中継点となっている。しかも、時空を超えて世界を支配するラスボスとの最終決戦には、ここから出撃するのだ。まさしく、各フォーカス・レベルと、ナル・ポイントの関係によく似ている(笑)。
  
ナル・ポイントは、古来から「無」とか「空」と呼ばれ、その存在を知られてきた。ここが、まさしく奥義といえるところ。ここから、「大いなるすべて」までは、紙一重の領域だ。
 
もっとも、ナルポイントから「大いなるすべて」に入るためには、関門がある。そこでは、「声による共鳴」がカギになるらしい。このカギによって、「大いなるすべて」への扉が開かれる。古来から伝えられてきた真言(マントラ)は、そのためにあったというのだ。ナル・ポイントで真言を唱えれば、波動が共鳴して、大いなるすべてへの扉が開かれる。

ホンマかいな?・・・と思うところなのだが、結論を出すのは、まだ早い。真言(マントラ)の効果については、まだ探究する途上にあるようだ。
  
 
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