ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス

2014年09月20日 | 世界心理治療学会アドバイス
 ☆心の知能指数を高める 
 知識とは「いろいろな物事を、理解はしていること」で、知恵とは、「ある
問題に直面した時の、決断や、判断など、物事を解決できる能力」を言う。
 その知恵こそ、「心の知能指数」とも言えると、私は思っている。
カウンセリング・ルームを訪れる多くの人は、知識は豊富だが、「心の知能指数が」
が低い人が多いようだ。「心の知能指数」とは、アメリカの心理学者の
「ダニエル、ゴールマン」が書いたベストセラーで、日本では1996年7月に
「EQ心の知能指数」と訳され講談社から発売された。
 それからこの言葉が流行語となり、一般的になった。
 IQ(知能指数)に対して原名「Emotional intelligence」にちなんで、EQと
造語されそれが「心の知能指数」と翻訳された。
 それを一言で表現すると、いくら知識があっても知恵がなければ、大成はしない
と言う内容だ。その本の内容を要約すると……  
   

 1 自分自身の内面を理解すること。
    性格、価値観、考え方、行動パターンなど。
  2 感情をコントロールできること。
   怒り、不満、攻撃心、敵対心、嫉妬心など他人に向けられるもの。
   悲しみ、悩み、不安、内罰心など自分自身が抱える問題。
  3 他人と協調したり、共感したりできること。
   それは相手に迎合することではなく、主体性を持ちながら、素直に
   そう思えること。
  4 プラス思考。
   楽観的と悲観的との差は、人生を変えるほどインパクトが強い。
  5 粘り強さ。
   ある程度の忍耐や、努力はどんな物事でも欠かせない。
   すぐに挫折したり、途中で投げ出したりしては、決して実現や達成はできない。

  ※ これは私自身の考えだが、感謝や思いやりの気持ちを持つこと。
   その基本は自分を愛することで、自分に感謝することができなければ、他人を
   愛したり、感謝することはできない。また、思いやりや、やさしさは、人間
   関係の基本でもっとも重要なもので、人間関係を良くし、幸せに生きるために
   不可欠な要素だと思う。
    たとえば、日常生活のごく当たり前のことでも、自然に感謝できると、心が
   安定し不平や不満がなくなるはず。
    
    これは長年心理カウンセラーとして、いろいろな人を指導したの経験からも
   言える事実だ。入学や就職などに必要なのはIQだが、出世や、昇進、幸せに
   なるためにはEQが欠かせない。そう捉えると、賢く生きるためには
  「知識より、知恵が必要」なことは言うまでもない。
    嬉しいことに私がご指導したクライアントは、ご指導後には、その成果が
   顕著に表れるケースが多い。だから私はこの仕事は大好きで、できたら一生
   続けたいと思っている。

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