ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

今日は久しぶりの雨

2006年10月23日 | Weblog
  ☆ 待ちに待った雨なのに
 夜中に激しい雨音がする。なぜかスッカリ目が冴えて眠れない。
 (明日はきっと雨だから新しい傘をさせると思ったのに、こんなに降ると
もしかしたらもうお天気になるかもしれない)と考える。
久しぶりに買った新らしい傘は、このところお天気続きでズーット出番
がなかった。(早く雨が降ればなら良いな)と真剣に考えるわたしはホント
まるで子供のようだ。昨日大阪のビジネスホテルで、何年ぶりかで受講者に
行うエゴグラムのテストをやってみたら、何とFCは満点だった。
(我がまま、天真爛漫、無邪気、陽気、創造的)我ながら少々厭きれる。
それは年齢とともに一般的には少なくなる資質なのに-------
 これもわたしの個性、だからいつまでも幼く周りに心配かけるのかもしれない。
  10月23日 2:30AM

  ☆ 名古屋と大阪の講演を無事終わって
 それにしても各地で地域性があることを感じるが、大阪の女性達は凄く
エネルギシュだった。自分ではかなりいい線で講演できたと感じるが
相手があることだし、わたしに対する評価はどう出るかまったく分からない。
 帰りはP社の美人編集者と会うこと約束していたので、会場まで迎えに
来てくれた。そして大阪で最も新しい「ヒルトン、プラザ・ウエスト」に案内
してくれた。ガラス張りのビルで、地下の入り口には床一面に白ワインがひき
つめてあり、そこに植物がバランスよく配置されている。
 とても斬新で、そして美しかった。その数は夥しく、「これって毎日一本
ずづ飲んだとしても、年齢によるけれど一生飲んでも飲みきれないね」と
話しながらわたし達はしばらく見とれた。

 ワインを飲みながらおしゃべりした時間は、あっいう間に過ぎ、新大阪
まで送ってくれたが、やはり若くて頭のいい人との会話は、本当に楽しかった。
 そしてわたし達は再会を約束して別れた。
 新大阪発8:56分のぞみ50号はとてもゴージャスな車両で、飛行機の
ファーストクラスのようで、とても気分が良くリラックスでき、ほろ酔いの
わたしは陶然とした気分だった。同じ車両に有名な政治家と、ときどきテレビ
で見かける芸能人が乗っていたが、こんな遅い時間はきっとそんな人達が多い
のかもしれない。

 でも東京に着いてからがいけなかった。中央線は各駅停車で、アルコール
が入っている上、いつも10時に寝るわたしは必死に眠気をこらえた。
 そして小田急線はもっとひどかった。土曜日のせいか、ラッシュの時間より
混んでいるのではと思えるほどだった。12時過ぎにこんな大混雑なんて、でも
さすがにわたしのような高齢者はいなかった。
 
 我が家に着いたのは12時30過ぎ、お風呂に入りながらいろいろな人達と
出会ったこの二日間のことを考えた。「自分自身を知って、まるで目からうろこ
が落ちたよう」とストレートに嬉しそうだった人がいた反面、千葉と大阪で一人
ずつまるで「魂ここにあらず」といった感じで、虚ろな目をしていた人もいた。
 話し手としては反応がつぶさに分かる講演は、とても遣り甲斐があるが、そん
な人のことも、実はわたしはいつまでも気になる存在だ。
 でも世の中さまざまだと思う。わたしの話を真剣に聴いている大勢の中で、
まるで異次元の存在のような人は、どんな価値観をしているのだろう。
もしかしたら、すべての物事を斜に捉えて、生きている氷のような心の持ち主
かもしれない。でもそれならどうして参加したのだろう?
 そのことをしばらく考えていたら、ベッドに入っても目が冴えてしまったが
でも同じ毎日なら、わたしは燃えるような熱い心生きていたいと思いつつ
いつの間にか眠ったらしい。
                              能里子



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