小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

あらら?私も開設一周年でした。

2006年03月30日 | お知らせ
 今日の記事を投稿し終わって、何時ものように皆さんのブログを見て廻っていたら、リサ・ステッグマイヤーさんのブログ「Risa’s Journal」さんで、「One Year Anniversary 祝1周年」の記事が。リサさん。開設一周年おめでとうございます。

 ところで、私もこの頃開設したような・・・と調べてみたら、開設は3/25でした。あらら、一周年過ぎちゃってら。私って、リサさんと同じ頃開設していたンですねぇ。と言っても「ブログ人」を使っている方は、この頃開設した方が多いンでしょうけど。

 「TBももっと頂けると嬉しいのですが」とありますので、気がねなくトラックバックさせて頂きます。
 リサさんのブログと、私のブログは、自転車繋がりってだけで、余りにも毛色の違うブログなので、「この記事ならOKかっ!・・・な?」って熟考の上に熟考を重ねて(スミマセン、大袈裟でした。)トラックバックしてたンですよぉ。
 これからは、気楽にトラックバックさせて頂きます。先ずは河川敷練習コースの猫繋がりで、実家の猫達の話でも書いてみましょう。

 そして、唯一の関連アイテムのバイクですが、リサさんはトライアスロン。私はMTBの下り系。何が違うってクランクを回す数。ってのもありますけど、ストイックさですね。リサさんって自分を追い込んでますもんね。
 私の方は、誰もついてこない「フリーライド・ポタリング」を提唱しているだけあって、お気楽極楽気分です。だいたい、フルリジット、シングルスピードで「下り系」だなんて、ナメてるとしか思えません。

 でも、違う種類のバイクではありますが、好きなコト、好きなモノを楽しんで、それを誰かに伝えたくてブログにしてるって共通点はあるかな?って勝手に思い込ませて頂いております。

 で、話題は変わって私のブログの最初の記事。これは問題です。最初に書いた事と全然違うトコにいっちゃってます。・・・狭くて深いトコ・・・・。(おいで、おいでぇぇ~)
 いや、気にはしてたンですよ。時々思い出したように「MTBの活性化」に関する記事は書いてたし・・・。
 ・・・只今、「小太りMTB」は深く静かに潜行中です・・・。

 でもね、でもね、一番深く潜ったのは、「オートマチック・マニアックス」(サーリー1×1のオートマ化)まで。コレ以上深く潜るコトはないでしょう。
 ご安心下さい。これからは、徐々に浮上してまいります。(ほらっ!フルサスも組んでるでしょ。)

 けど、悩みの種は走る場所(ローカルトレール)についてWeb上では書けないってトコ。
 これからグリーン・シーズンですし、せめて「はじめてのゲレンデ・ダウンヒル」や、「ハイキングコースでのマナー」ぐらいは書きますかぁ!
 一連のバイク組みが片付いたら書いてみます。って片付くのかよっ!(って、いつもと同じ終わり方。)

[追記]
 あれ?またTBできないみたいです。もう一度送ってみます。ダブってしまったら済みません。


DHは、TECH IN T-03Xです。

2006年03月30日 | MTB[GIANT DH]
Techin_t03x_03s ちょっと話は前に戻って。
 ジャイアントDHには、テックインのT-03Xを使います。このフォークは、ダイバーからの使い廻しになります。

Techin_t03x_01s 純正の樹脂プロテクターです。割れちゃってます。この頃のテックインは、富士パノのバイクスタンドを使っちゃいけないって鉄則があったのに、使っちゃいました。あっさり割れましたねぇ~。
 現行品は柔軟性のあるPVC製。おっ!なかなかお安い。でも、ポン付けでは付きそうにはないです。
 取り合えずフォークブーツは付けます。しかし、それだけだと転倒時には役不足な気がしますので、何かプロテクトを考えましょう。

Techin_t03x_02s テックインのロゴの水色は、DHの配色に馴染まないので剥がしちゃいます。ゴメンナサイ。(誰に謝ってンだ?テックインさんに?)

 それにしても、あらためて見ると良い出来のフォークです。一番上の写真。凄いですねぇ~。鍛造削り出しですよぉ。しかも綺麗。あんまり立派なので磨いちゃいました。
 ついでに全部磨いちゃいました。とっても綺麗になりました。

Techin_t03x_04s

 ところで、この状態で質量を測ったンですけど、私のノートには4.3kgって書いてあるンですよねぇ。冷静に考えるといくらなんでも重過ぎ、測り間違いかな?もう組んじゃったンで真実は今シーズンが終わるまで闇の中・・・。

 このT-03Xも中古品なので、何時オーバーホールしたかは分かりません。取り合えず不具合はないので、コレも今シーズンが終わってからオーバーホールします。いいのか?それで・・・?


ズゥゥ~ン・・・とうとう観てしまった                          映画「アフガン零年」

2006年03月29日 | 映画、小説
 この映画が日本国内で発表された頃、ニュース番組等で取り上げられていたので覚えている方も多いと思います。
 実は私、半年前頃からレンタルビデオ屋に1本だけ(そりゃ1本だけだろうなぁ)置いてあるのは気が付いていたンです。でもねぇ~・・・めちぇくちゃ重そうなんだもん。「今日は、観る気分じゃない。」と先延ばし先延ばしにしてきたンですが、とうとう借りちゃいました。そして観ちゃいました。

 予想を遥かに越えた衝撃に、かなり凹みました。落ち込み過ぎて言葉になりません。
 世界の状況に無関心であること、男であること、日本で安楽で暮らしていること等など、罪悪感を感じなくてもいい些細なことにまで罪悪感を感じてしまいます。世界の状況に無関心と言っても、ニュースやドキュメンタリーを観たり、新聞を読んだりはしますが、それを言い訳にしても何も出来ない無力感、それ以前に何もしようとしていない自分に呆然とさせられてしまうのです。

 この記事を書いているのも、この映画を観てから一週間後、それも間に思いっきりお気楽な映画を一本観た後です。前述した感覚を振り払おうと既に「逃げ」に入ってしまっている情けない状況です。

 私は、映画は娯楽と割りきっていて、「観なきゃ」っていう義務感で観るものではないと考えていますが、それでも下記の理由から、あえてこの映画を観ることをお勧めします。
 一つは、多かれ少なかれ観た人の感情、感覚、考えに何らかの影響を与えてくれるであろう事。そして、それがこの映画を創った人達の希望であろうと思われるから。
 もう一つは、懐疑的に観てしまう報道番組よりも、より現地の人達の感覚に近い情報を与えてくれてるかもしれないから。

 映画の詳細は、こちらの公式サイトをご覧下さい。

 「重い、重い」と脅かし過ぎちゃった感があるので、もう少し。
 この映画はドキュメンタリーではありません。事実を元にしたエピソードを織り込んでストーリ立てしているようですが、あくまで物語、ストーリー映画です。衝撃的な映像も、残酷な映像も出てきません。ドラマチックな展開や物語の起承転結さえありません。
 ただ、たんたんと物語が映し出されるだけです。それでも引き込まれてしまうンですね。なんなんでしょうね?この力は?

 時間的には短い映画なので、観てみたらいかがでしょうか?


05 マニトウ ブラックシリーズ                          「ブラック・フォ

2006年03月28日 | MTB[Orange P7]
 正直言って、つまらない上に長い記事です。一連の「05 マニトウ ブラックシリーズ 分解復元手順」(かも?)を今まで未読の部分も含め、ひとまとめにした記事です。
 いくら穴埋め記事と言っても章ごとにバラバラでは読みにくい。それに、実際に分解作業をする時には、紙に印刷したものがあると便利です。でも、私のプリンターはインクリボンがとっくに生産中止になってるので、印刷できません。
 そこで、手順をひとまとめの記事にして、某所のPCで読み出して印刷しちゃおうっていうモクロミ。姑息を通り越してエゲツナイです。

 マニュアルの文法も、わからない単語も説明もすっ飛ばして、全く私自身の解釈で手順を書いちゃいます。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

 また、実際に作業して手順の間違いに気が付いても、この記事は手直ししないつもりです。でも、作業した内容を別途写真付きで記事にするかもです。

<05 マニトウ ブラックシリーズ 分解復元手順> かもしれない

● 分解手順

◎ アウターレッグの取り外し

① 先ず、フォークを必ず最長トラベルに設定してください。

② フォークをひっくり返してください。そして、リバウンドアジャスターノブ(青)を取り付ける固定スクリューを取り外してください。 [使用工具]:固定スクリューを外す為の2mmアーレンキー

③ 左レッグ(乗車状態から見て左側)の下部から、11mmのコンプレッションロッドのボルトを取り外してください。 [使用工具]:11mmソケットドライバーかスパナ

④ 右レッグ底にあるリバウンドダンパーシャフトの端部に、8mmのアーレンキー差し込んでください。アウターレッグの中にあるダンパーシャフトを緩めるために、アーレンキーを時計廻りに回してください。アウターレッグの中のダンパーシャフトが、見えなくなる方向にダンパーシャフトを回すことになります。 [使用工具]:8mmアーレンキー

⑤ 「セミバス」潤滑システムでの作業: フォークレッグの下部を、地面に置いた廃オイルパンの上に置いてください。アウターレッグの中のセミバスオイルがオイルパンに垂れるように、フォークを下向きにオイルパンに向けて、アウターレッグを引いてください。完全にインナーレッグからアウターレッグを引き抜いてください。そして、アウターレッグ内側とインナーレッグの、余分なオイルを拭き取ってください。 [使用工具]: オイルパンとウェス

◎ TPCコンプレッションダンピングアセンブリの取り外し

※ アセンブリは、乗車状態から見て、クラウン左側上面にあります

① コンプレッションダンピング調整/ロックアウトが装備されているフォークの場合: 反時計回りにノブをいっぱい回して、コンプレッションダンピングを最小にしてください。

② ダンピングアセンブリの調整ノブをとめている2mmのアーレンスクリューを外しててください。

③ 調整ノブを取り外してください。そして、クラウンからコンプレッションアセンブリを緩めて抜いてください。ネジを緩めるようにアセンブリを回して、アセンブリをクラウンからそっと上方へ引き抜いてください。(メモ:アセンブリがクラウンから引き抜かれるとき、インナーレッグから少量のオイルが出てくるので注意してください。) [使用工具]:26mmソケット

◎ SPV或いはTPCリバウンドダンピングアセンブリの取り外し

① 右レッグからダンパーエンドキャップのねじを緩めて抜いてください。、そして、インナーレッグから、SPV或いはTPCダンピングアセンブリを引き抜いてください。

② SPVVバルブの機能をチェックするためには:(省略) [使用工具]:24mmレンチか、8-10’モンキー

◎ エアフォーク: エアピストンとコンプレッションロッドアセンブリの取り外し

① シュレーダーバルブを覆うエアダスト・キャップを取り除いてください。
 a.シュレーダーバルブを押し下げ、空気を抜きます。
 b.20mmソケットで、左レッグの上端にあるエアキャップを取り外します。

② 2mmのアーレンキーで、リバウンド調整ノブを取り外してください。

③ 8mmのアーレンキーで、右レッグ下端からダンパーシャフトを時計廻りにアウターレッグに押し込む方向に回してください。

④ 左レッグの下部から11mmボルト(コンプレッションロッド・ボルト)を取り外してください。

⑤ インナーレッグをアウターレッグから抜くとセミバスオイルが漏れるので、オイルパンの上で、アウターレッグからクラウン/コラム/インナーレッグ・アッセンブリを取り外してください。

⑥ フォークの再組み立ての前に、すべてのセミバスオイルを必ず排出してください。

⑦ 左インナーレッグから、左レッグのエンドキャップとコンプレッションロッドアセンブリを取り外してください。これにより、スプリングとエアピストンロッドは取り外せます。

⑧ 長さおよそ18インチ/458mm且つ、直径1/4インチ/7mm以下の細長いロッドを用意してください。そして、それを左レッグの下部からレッグ内に挿入してください。必ずロッドを、インナーレッグの途中にあるネガティブスプリングアセンブリの中心に通してください。ロッドがエアピストンに接触したら、ゴムハンマーで、インナーレッグ先端からピストンを叩き出してください。

(エアピストンを外すと再使用できないと読み取れる記述があるから、必要なければ、エアピストンは外さない方がいいかも。)

※ (左インナーレッグにロッドを挿入して、ゴムハンマーでロッドを叩いている写真の説明): 長いロッドでピストンを叩き出します。

● 組み立て手順

◎ コラムクラウンアセンブリアの組み立て(エアスプリングフォーク)

① 左インナーレッグのシャフトの端から端まで、指で少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

② エアピストンの外径に、少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

③ インナーレッグの先端のシャフトが通された方向から、エアピストンを(金属側が上にある状態で)インナーレッグに挿入してください。指を使って、インナーレッグにシャフトの先にあるピストンを押し込んでください。

④ グリースをよく塗りこんだエアプッシュ・ロッド、ポッシブ・スプリング、およびコンプレッションロッドアセンブリを挿入しててください。規定トルク値でコンプレッションロッドを締め付けてください。

⑤ ピストンの上におよそ3ccの40wtオイルか、良質の自動車エンジンオイルを垂らしてください。そして、エアキャップアセンブリを挿入してください。規定トルク値でエアキャップを締め付けてください。

⑥ ダンパーシャフトを完全に伸ばしてください。そして、インナーレッグのエンドキャップ面にダンプラバーを当ててください。インナーレッグのアッパーブッシュからアウターレッグにクラウン/コラムアセンブリをはめてください。
 水平にフォークを持ち、それぞれのアウターレッグの下部の穴に16ccの5-40wt セミバスオイルを注入してください。スポイトを使うのが適当でしょう。

⑦ ロアブッシュをアウターレッグに押し込んでください。そして、4mmのボルトを挿入してください。次に、反時計回りに8mmのダンパーコンプレッションロッドを規定トルク値で締め付けください。

※ (エアピストンの写真の説明): 金属面を上に向けて、エアピストンをインナーレッグに挿入します。

※ (クラウン上面から見た左レッグの写真の説明): ピストン挿入前に、薄くグリースをシャフトとピストン外側に必ず塗ってください。ピストンの上にに3ccの油を注ぎ込んでください。

◎ クラウンアセンブリ、ダンパーアセンブリの組み立て手順

① ここでは、インナーレッグ下端に、SPV或いはTCP リバウンドダンピングアセンブリを取り付けます。SPVバルブの機能をチェックして、アセンブリの先端のピストンの周りにあるO-リングにPrep-Mグリースを薄く塗り、規定トルク値にエンドキャップを締め付けます。

② クラウン/コラム/レッグアセンブリの右側上、アセンブリのクラウン側を手前に向けます。SPV或いはTCPダンピングアセンブリのロッドをいっぱいに延ばします。次に、右側インナーレッグにダンピングオイル(P/N: 85-0023)をレッグの1/4程注ぎます。
 そして、右側インナーレッグの先端をウェスでカバーします。次に、SPV或いはTCPダンピングアセンブリのロッドを上下におよそ5回ストロークさせます。これにより、オイルがピストン内部に行き渡り、エア溜まりを生じさせないでしょう。
 ダンピングアセンブリを完全に取り出し、インナーレッグに指定されたオイルレベルにダンピングオイルを注ぎます。

③ ボリュームコントロール或いはTPC コンプレッションダンピングアセンブリを右側インナーレッグ先端から挿入します。そして、規定トルク値で締め付けます。
 次に、コンプレッションダンピング調整ノブを取りつけ、2mmのアーレンスクリューで固定します。
 赤いボリュームコントロールの16mmヘキサナットのネジを抜き、インナーレッグへ反時計回りに全て締め込んでください。

④ 以上で、クラウン/コラム/レッグアセンブリは完成です。

⑤ [使用工具]:  8-10”モンキーレンチ、マニトウボリュームコントロールアジャスター(P/N: 85-3007)、24mmソケット、20mmソケット、メートル法の定規。

◎ アウターレッグの組み立て手順
                             
① 左インナーレッグのコンプレッションロッドと、右インナーレッグのSPV或いはTPCリバウンドダンパーシャフトが向くように、完成したクラウン/コラム/レッグ アッセンブリーを逆さにしてください。
 ダンパーシャフトの下端のダンプラバーが見えます。このダンプラバーは、アウターレッグをインナーレッグに嵌める際に、シャフトを延ばしたままに保つ助けになります。
 SPVモデルの場合、右レッグ先端のシュレーダーバルブから、ダンパーレッグにエアを入れる事により、シャフトが無用に動くのを抑えられるでしょう。

② エンドキャップに向かってダンプラバーを寄せながら、リバウンドダンパーを延ばしてださい。ダンプラバーは、インナーレッグをアウターレッグに差し込む際、ダンパーシャフトが縮んでしまうのを抑えてくれるでしょう。

③ インナーレッグを、アウターレッグに半分ほど押し込んでください。そして空中で地面に対しおよそ45の角度に(上を下に向けた状態で)フォークを持って、アウターレッグにセミバスオイル( 5/40wt合成潤滑油、P/N:85-0022)を注入してください。それぞれのアウターレッグに16ccオイルを注いでください。オイル注入するのにスポイトを使用すれば容易に作業が出来ます。

④ ダンパーシャフトがアウターレッグに接するまで、インナーレッグアセンブリをアウターレッグに押し込んでください。アジャスターへックスシャフトはわずかにアウターレッグからはみ出る筈です

⑤ アウターレッグ下端のネジ穴ににダンパーシャフトを通して、8mmのヘクサレンチでダンパーシャフトを反時計廻りに回して規定トルク値で締め付けてください。

⑥ リバウンド調整ノブを、へクスシャフトに取り付けてください。インディケータがアウターレッグ下端外周の凹凸形状によって止められるまで、ノブは回るはずです。そうでなければ、ノブを取り外し、フルトラヴェルに達するまで、1/6回転でづつずらしてへクスシャフトに再取り付けしてください。

⑦ コンプレッションロッド(左レッグ)のねじを規定トルク値で締め付けてください。

⑧ [使用工具]: 8mmアーレンキー、2mmアーレンキー、11mmナットドライバー或いはレンチ、潤滑用セミバスオイル、エアポンプ

 以上で、分解、組み立て手順はおしまいです。しかし、私のブラックプラチナにはIT(ストローク調整)が付いています。ITのマニュアルは5ページもあります。後は、斜め読みと分解写真を見て分解しちゃいましょう。


取り合えず完成・・・だけど

2006年03月27日 | MTB[Orange P7]
Completion_of_p7_02s

Completion_of_p7_04s 「アパートで出来るトコまで組みました。」の続きです。
 シフター及びブレーキのアウターは、「輪娯館」さんで測り買いするので、お客さんが少なくなった夜にバイクを持ち込みます。アウターの束を直接バイクにあてて、切り取った分だけ買うンです。無駄が出なくていいでしょ。

Completion_of_p7_01s こんなモノまで用意してしまいました。とことん懐古趣味・・・じゃなくて、今の色モノ流行りにノッたんですよ。って流行っているのかぁ?
 で、出来あがってみると小っちぇぇ~!お子様バイクみたいです。アパートで組んでるときは小さいと思わなかったのですが、外に出すと相当小さく見えます。まあ、私が乗るンですから仕方ないですね。それもクロカン乗りするのではなくて、山遊び用ですから。
 
Completion_of_p7_05s この細さ!カッコイイ!やっぱりリジットバイクを後ろから見た姿って好きです。

 アスファルトの上ではありますが、早速乗ってみます。
 凄いクルクル回る。回頭性最高です。ペダリング優先のサドル位置でも、サドルに座ったままでギュンギュン倒せます。まあ、土の上ではそうはいかないでしょうけど。でも、サドルを下げなくても下れそうな予感。このサイズにしておいて良かった。
 回頭性が良い分、登りの直進安定性が悪いンでしょうけど、私には関係ありません。今、登れるバイクは、このP7と1×1しかありませんし、1×1はシングルスピードなのでダンシングでゴリゴリ漕ぐしかありませんから、直進性なんてあまり関係無い。
 第一このP7は、85mmと私のバイクの中ではダントツに長いステムを付けていますので、ハンドルがフラフラして登れないなんてことは無いでしょう。
 本格的に登るとなったら(そんなことは無いでしょうけど)、ステムを上下逆さにして、サドルを後方に下げれば十分でしょう。

 重量も測っておきました。この状態で、
    11.4kg
 思ったより軽く仕上がりました。2.01kgのクロモリフレームとしては、上々の出来ではないでしょうか。

 これも、SJさんに破格で譲って頂いたXTRクランクと、、「輪娯館」さんに破格で売って頂いたアラヤのRM-395 TeamXC(この写真の状態で990g。軽いでしょ。)のお陰。ありがとうございました。

Completion_of_p7_06s ああ!早く山で乗りたい!
 けど、このフロントフォークのオイル漏れ。新品なのにィ~。ストロークを最小に縮めて48時間放置した状態がコレ。これは、完全にダンパーオイルの漏れですね。原因究明と修理は、また別途記事にします。

Completion_of_p7_03s


教えて。佐藤@電線屋さん。                    ステンレスメッシュブレーキホース

2006年03月26日 | MTB[GIANT DH]
Brakehose_02s ジャイアントDHのブレーキは、ダイバーに使っていたヘイズのHFX(だと思う)の相当古いヤツを使います。
 ホースは、佐藤@電線屋さんから、この高級ステンレスメッシュブレーキホースを破格で譲って頂きました。ホースの名前は何度も聞いたンですけど、忘れてしまいました。スミマセン。
 流石、電線屋さんだけあってハーネス用のプロテクター類で保護してあります。このプロテクターは、本来はハーネスの擦れ、削れ等保護するもの。ここではフレームをホースから保護する為に使ってます。ステンメッシュ表面はヤスリのような状態なので、このまま取り付けるとフレームがゴリゴリ削れてしまいます。
 私は、XTのディスクブレーキにプロテクターとしてエア工具用のエアホースを使ってましたが、コレが余ってますのでこのエアホースを使います。

Brakehose_01s 「大分表面が曇っちゃってます。」とのことだったので、表面をピカールで磨いてみます。すると光る光る。写真では分かり難いですが、かなりピッカピカになりました。これはカッコイイ!なるべく見えるようにプロテクターを配置しましょう。
 「タッチが硬くなって、かえって指が疲れるかもしれません。」とのことなので、更にガッツゥ~ン系な効きになりそうで楽しみです。私は、シマノのグニャ系タッチが好きだったりするんですけど、ダウンヒルではスピード域が違いますので、ヘイズのガツンという効きは、かなり頼りにしてます。

 ブレーキの方は、パッドを外して食器用洗剤で隅々まで洗います。ついでにブレーキレバーもピカールでピカピカに磨いておきます。ボデーがボロボロでも、光るところが光っていると全体が締まって見えます。

Brakehose_03s 古いブレーキホースを外して、ステンメッシュホースを組み付けます。
 ブレーキレバー側は、この通り無事取り付けられました。

Brakehose_04s ところがキャリパー側は、取り付けられません。
  
 
 
Brakehose_05s キャリパーから突き出ている細いパイプ(ノーマルホースではカシメ金具が嵌るところ)の先端が、メッシュホースの内側チューブにつかえて(チューブ内径より、キャリパーパイプより太い)、これ以上入っていきません。
 もともとカシメる部分なので、強く勘合させるのかなと思い、ホースのエンド金具にモンキーを引っ掛けて挿入方向に何度かハンマーで叩いてみたンですが、「スポッ」とは嵌ってくれる雰囲気がありません。

 そこで、シツモォォ~ン!って、何時も人様頼りで申し訳ないです。Webで2時間ばかし粘ってみたのですが、コレに関する情報にはたどり着けませんでした。

◎ 佐藤@電線屋さん 教えて下さい
 お手数をお掛けして申し訳ありません。下記について教えて頂けると助かります。

① このステンメッシュホースは、何処のメーカーでしたっけ?
   (代理店まで知っていれば、それも教えて頂けると助かります。)
② どの型式のブレーキに使っていましたか?
   (私のより一つ新しくて、現行より一つ古いヤツ?)
③ 本部位は、叩き込むような作業になりますか?
  叩き込むまでしなくても、嵌る筈ですか?


◎ 対処法について
 もしアドバイス等あれば、コメント下さい。佐藤@電線屋さん以外の方でも、アドバイス頂けると嬉しいです。

対処法① このまま叩き込む。
       → キャリパー側パイプが潰れちゃう?

対処法② レバー側のように、金具、Oリングを追加する。
       → 一番安全で、マトモでしょう。でも、今はメーカー名も分からないので、スモールパーツが入手可能か?お値段は?ってところが、懸案ですね。

対処法③ キャリパー側のパイプを、ホースのナットが締められる位置、且つ、パイプ端面がホース内側チューブに突き当たる位置でカット。パイプとチューブ間にOリングを挟みナットを締めつける。
       → もう、乱暴だなぁ~。命にかかわっちゃうよ。でも、構造的には十分成り立ちそうなんだけどなぁ。当然やる時は自己責任。


 てな訳で、ブレーキ廻りは保留とあいなりました。まあ、ここは置いといて次にいきましょぉ~っ!って、まだまだ、保留項目が出てくるンですねぇ~。ナンだか仕事をやってる気分になってきた。(保留だらけぇ~!)


Yukkiy’s NewBike 報道規制解除!

2006年03月25日 | Bicycle[機材、装備]
 今日は、「B.C.porter」のNoriさんとKiychanが遊びにきたので、土曜にトレールランです。明日、カタクラックス監督(私のブログではKさん)によるチームの、エンデュローレース参戦の為に遊びに来たンですね。
 しかし、フリーライド系半キャップメットといい、20mmアクスル、やたらと硬く頑丈なバイクといい、少し毛色の変わったチームですね。楽しんできて下さい。ご健闘をお祈りしてます。

 さて、本日のトレールランですが、その前にYukkiyのNEWダウンヒル系バイクのお披露目です。今日、NoriさんとKiychanに現車をお披露目するまで、ブログでの公開は待ってって頼まれてたンですね。「キャァ~!カッコイイィ~!」「おおっ、良さそうじゃん」とお披露目も済みましたので、報道規制解除です。

 ジャジャァ~ン!これがYukkiyのニューバイク、サンタクルズのバレットです。
Yukiiys_bullits_1 おおっ!流石サンタクルズ。カッコイイです。ダイバーから持ってきたボクサーに合わせて、黒/赤に綺麗にまとめています。Yukkiy色のゴールドも忘れていません。シフターにチョコっと入っています。
 重量は、この状態で17kg強とのこと。この手のバイクとしては軽いンじゃないですか。そのわりには、ピボット廻りもチューブ類もガッシリしていて剛性が高そう。(実際高いみたいです。)
 シングルピボットで、メンテも掃除も楽チン。ユニットも長くて細かい凹凸から、大入力まで吸収してくれそう。
 このバイクは、リアルダウンヒルバイクと言う訳ではなく、かなり下り寄りのフリーライドバイク。コレの後継にあたるのがノマドらしいです。ノマドの有機的なデザインもイイですけど、バレットの直線的なデザインも漢らしい・・・って言い方はないか。カッコイイです。
 普段はハードな下りローカルで乗って、たまに富士パノという使い方には、賢い選択ではないでしょうか。

 ここで、今まで報道規制で公開できなかった、Yukky&Bulletの勇壮ムービーを一つ。
  「Yukkiy06312.MOV」をダウンロード
 非常に調子良さげです。しょっぱなから違和感なく乗れたそうです。やはり、前に乗っていたKUWAHARAダイバーVer.4.5より遥かに良いとのこと。時代の差ですね。

 あっ!しまった!Yukkiyの数々の戦歴を飾ってきた、ゴールド・ダイバーの写真を撮っておくのを忘れた。今はもう、バラバラです。


 お次は、なかなかタイミングが合わなくて、写真が取れなかったnoriさんの、アイアンホースSUNDAYです。
Noris_sundays この色、モロ私の好みです。ダイバーの塗替え検討に似た配色があります。
 この状態で、殆ど吊るし状態のとのこと。細かいパーツは上のリンク先を見て頂くとして、クロート好みのパーツ設定です。
 で、話題のDWリンク。私、現物を見るのは初めて。アスファルトの上ではありますが、早速試させて頂きます。それでは、GO!うぉぉぉ~!凄いダッシュ力!大袈裟ではなく、リジットみたいです。レイン(マエストロ)ではダンシングでラフなペダリングをすると、リアサスがポワンポワン動いちゃったンですけど、DWリンクはバイクを横に振って派手に雑にガァッーとペダリングしても、そのままガァッーと加速してくれる。ちょっと感動モノです。荒れた路面でどう動くのか試してみたいです。

Noris_ifly_01s もう一つの目玉(と言うか私が感動したモノ)SDGのI FLY。話題の樹脂サドルです。これ、本当に軽い!紙で出来てるみたいに軽いです。そのわりにはしっかりしてるンですね。

Noris_ifly_02s 裏っ側はこんな感じ。ホントにシンプル。なんで今まで考えつかなかったンだろうって感じです。
 カーボン柄ですが、樹脂の材質は何だか私は知りません。
 
Noris_ifly_03s_1 こうやって飛ばしたら、紙飛行機みたいに飛んでいっちゃいそうなくらい軽いんです。ホントに飛んでっちゃったら怖いので、飛ばしませんでした。
 
 
Noris_ifly_04s シートポストはこんな感じで、こちらもシンプル。金属製(多分アルミ)です。
 調整もやりやすそうでした。

 実は、noriさん、このサドルを一度割ってるんですね。で、コレは2個目。結構お気に入りのご様子。
 私のバイクは、懐古趣味なので馴染まないのですが、そうでなかったら使ってみたいです。


 最後はKiycanのキャンディースター。おニューではありませんが、色を塗り替えています。
Kiys_candystar_01s
 Kiycanごめんなさい。ご指定のアングルの写真は、タイヤが見切れてしまったので、別の写真を使わせて頂きます。
 色は、爽やかで透明感のある、いまだに身長が伸びているKiycahらしいライトグリーン。今までのダークブルーより、今風に見えます。

Kiys_candystar_02s オーナメントは自作の打ち出しモノ。小学校の工作の時間を思い出します。こんな素朴なオーナメントもよろしいンじゃないでしょうか。

 実は、この3台の中で、私が一番馴染むのがこのキャンディースター。スケルトンも剛性感(高すぎない)も私に合ってます。バレットもSUNDAYも私が乗ると、何故だかフロントが流れる。私が自分のDHに馴れるには時間が掛かりそう。

My_dhs で、そのDHは今こんな状態。生活感丸だしの写真でゴメンナサイ。今日走る装備がゴチャゴチャ置いてあります。
 こんな状態にしちゃうと、ハッキリ言って邪魔!生活空間を確保する為にも、早く組み立てなくては・・・。

 大分記事が長くなってきましたが、トレールランの話を少し。今日は、下り3本、自走一本。
 1×1では、私は3本が限界のようです。3本目には、指が終わってしまっています。
 NoriさんとKiychanは、自走コースを大変気に入って貰ったようなので、嬉しかったです。

 それから、この記事をブログ人の「乗り物の写真集」に投稿してみました。これで、YukkiyのNEWバイクも全国にお披露目。といっても、ここに投稿したからといって、アクセス数が増える訳ではないみたい。この前自分のバイクを投稿した時は、アクセス数減っちゃってたし・・・。


アパートで出来るトコまで組みました。

2006年03月24日 | MTB[Orange P7]
Assembly_of_p7_17s

Assembly_of_p7_12s 取り合えずアパートで組める所まで組みました。この頃はフォークの初期不良には気付いていません。
 左の画像が、オイル漏れで問題になってるブラック・プラチナ05モデルです。ヤフオクで買った新品です・・・・新品なンだよぉぉぉ~!

Assembly_of_p7_13s ブレーキレバー、シフターの位置を決めます。ブレーキの位置はワンフィンガーでブレーキが握れる位置。久々のVブレーキなので、ワンフィンガーでは握力がもたないとは思うのですが、取り合えずディスクブレーキで慣れ親しんだセッティングにしてみます。
 ブレーキレバー、シフターのハンドルバーへの締め付けトルクは、ブラケットが、レーバー操作時には動かず、転倒などの大入力時には動く程度。こうしておけば、転倒時のレバー類の破損が防げます。

Assembly_of_p7_14s ブレーキレバーの位置が決まったので、サスストローク調整リモートのケーブル長を調整します。ハンドルやレバー位置を動かす事を考えて、多少長めにしてあります。

Assembly_of_p7_15s これがサスストローク調整リモートの操作レバー。なんとも古風な形状をしています。私は好きです。スピットファイヤーの操縦桿に付いているトリガーを彷彿とさせます。(形状は全然違うけど) 下ってる時に、「ダダダダッ!」ってこのレバーを押すとサスが縮んで前転するンだろうなぁ。

Assembly_of_p7_16s サグを取ってメモっておきます。下り重視なので大きめに取っておきました。でも、後で乗った感じでは、この設定では底付きしそうな柔らさ。
 第一エアサスの初期のフリクションに馴染めません。動かないと思ったら、いきなりズコッ!と沈み込みます。これはちょっと異常な感じ。オイル漏れの有無に関わらず、オーバーホールの必要性がありそうです。

Assembly_of_p7_18s 以上で、アパートで出来る作業は完了。
 ケーブル類は「輪娯館」で、その場で測り買いしますし、グリップの挿入もエアコンプレッサーで入れた方が痛まないですからねぇ。

 それから、手持ちのXTRフロントディレーラーは、シートチューブ径が合わず取り付けられませんでした。(シートポストを買ったときに気付けって) なんか探さなければ。

 それにしても、私、このアングルが好きみたい。カッコイイです。


05 マニトウ ブラックシリーズ                          「アウターレッグの取り外し」か?

2006年03月23日 | MTB[Orange P7]
 ブログ人の長時間メンテで、昨日は更新できませんでした。連続更新記録が・・・って記録はとってませんでしたけど。毎日更新したからって偉い訳でもないし。
 頻繁にメンテしてくれるブログ人を、有り難く思いましょう。

 さて、今回はいよいよ分解に入ります。本来はこちらから読むべきでした。
 退屈な記事でゴメンなさい。でも、地味な記事のわりには、書くのは結構大変なんですよ。英語は苦手だし、タイピングはヘタだし、綴りを知らないから更にタイピングが遅くなる。翻訳エンジンが訳した文はとんでもない文章なので、分解写真とにらめっこしながら、ここはこうかなぁ~と想像力を働かせながら書いています。

 ここに載せるのは、私の解釈に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

「アウターレッグの取り外し」か?

① ウインドダウンがあるフォークは、必ず最長トラベルに設定してください。ウインドダウンついては、フォークのクラウン左上のアジャスターを、止まるまで反時計回り回してください。これにより、フォークのスプリング反力は低減します。
 トラベルアジャストシステムを調整するためのより完全な手順は、「トラベルアジャスト」の章を参照してください。

② フォークをひっくり返してください、そして、リバウンドアジャスターノブ(青)を取り付ける固定スクリューを取り外してください。ノブとスクリューの両方を、置いてください。
[使用工具]:固定スクリューを外す為の2mmアーレンキー

③ 左レッグ(乗車状態から見て左側)の下部から、11mmのコンプレッションロッドのボルトを取り外してください。
[使用工具]:11mmソケットドライバーかスパナ

④ 右レッグ底にあるリバウンドダンパーシャフトの端部に、8mmのアーレンキーをしてださい。アウターレッグの中にあるダンパーシャフトを緩めるために、アーレンキーを時計廻りに回してください。アウターレッグの中のダンパーシャフトが、見えなくなる方向にダンパーシャフトを回しています。
[使用工具]:8mmアーレンキー

⑤ 「セミバス」潤滑システムでの作業:
A.(Bは何処いった?)
 フォークレッグの下部を、地面に置いた廃油パンの上に置いてください。アウターレッグの中のセミバスオイルがオイルパンに垂れるように、フォークを下向きにオイルパンに向けて、アウターレッグを引いてください。
 完全にインナーレッグからアウターレッグを引き抜いてください。そして、アウターレッグ内側とインナーレッグの、あらゆる余分なオイルを拭き取ってください。
[使用工具]: オイルパンとウェス

 今回は非常に読みやすかったです。主語や主語に対する説明が省略されていなかったからでしょうか?
 日本の機械モノのサービスマニュアルの場合、何処から読んでも分かるように、主語やその説明等はクドイ程書いてあるンですけど。やっぱりアメリカって考え方が合理的なのね。


これがダウンヒルバイクだぁっ!

2006年03月21日 | MTB[GIANT DH]
Dh_frame_16s
 今週のブログ人の「みんなで作ろう写真集」のテーマは「乗り物の写真集」。ってことで、急きょタイトルを「DH本格始動か?」を「これがダウンヒルバイクだぁっ!」に変更して、トラックバックを送っちゃいます。
 みなさんに、少しでもマウンテンバイク(MTB)に興味を持って頂ければと思ったもんで。

 「ダウンヒルバイクだぁっ!」と言っておきながらフレームだけ、それも全体が写ってない写真で申し訳ないです。でもこのフレーム、ジャイアントのDH(ダウンヒル)というストレートなネーミングのMTBなんです。
 ダウンヒルバイクとは、山を下ることに特化したマウンテンバイク(自転車)で、こんなのとか、こんなのとか、こんなのに、コレソレアレと、いろんなモノがあります。
 それにダウンヒルバイクは、こんな走り方(ムービーです。重いです。)も出来ます。ひとりジェットコースターみたいなモンです。

 あっ!これじゃあ、みなさん引いちゃうかな?ダウンヒルバイクはMTBの一部であって、MTBは、もっとシンプルな自転車でも十分楽しめるスポーツ&遊びです。私のメインバイク(自転車)は、コレですけど、サスペンションも多段ギアも付いていないでしょ。こんな自転車でも、山の中で十分楽しく遊べます。

 ところで、MTB人口が増えない要因は、「初心者が走れる場所がない。或いは、場所が分からない。」、「どうやって遊んだらいいか分からない。乗り方が分からない。」 要は「初心者の為の環境が整っていない。」ってのが定説のようです。
 この問題に真剣に取り組んでいらっしゃる方がおります。JMA(日本マウンテンバイク協会)公認インストラクターのnoriさんです。MTBスクールやガイド、イベントを中心にMTB普及活動に取り組んでいる「B.C.porter」を運営なさっています。
 初心者向けの「MTB教室」や、「MTBライディングの基礎の基礎」、「ダートツーリング」などを企画なさってます。「何処を走ったらいいか?」「どんなマナーがあるのか?」ってところで敷居が高いと思われがちなMTBライディングですが、このようなスクールで教わってみるのも一つの手かと思います。
 今後は「MTBバックカントリー入門」、「ダウンヒル:ビギナーズ・スクール」、「バックカントリー・トレイルガイド」、「オーダースクール、ガイド」など、MTBに興味のある人には「かゆいところに手が届く」的な企画も準備されてるようです。楽しみです。

 noriさん。「noriさんに丸投げ」みたいになっちゃってゴメンナサイ。

Dh_frame_01s さて、この記事の本題「DH本格始動か?」ですが、先ずは自転車を置かせて貰っていた自転車屋さん「輪娯館」さんから、自転車を引き上げてきました。
 セダンの後席でも以外と載っちゃうもんです。まあ、フォークとハンドルがバラしてあるからですけど。一緒に持ってきたホイールは、ダイバーのモノ。今回はコレを使います。

Dh_frame_02s アパートに持ち込みました。今回は、何も弄らずに、チャッチャと組んじゃいます。暑くなる前に組まないと、ローカルトレールで乗るにはキツクなっちゃいますから。
 フォーク、ユニットも含め、オーバーホールは今シーズンが終わってからにしましょう。
 それにしてもデカイ、しかも重い。この前まで、オレンジP7を組んでいた身には、フレームもフォークもデカク、重く思えます。

Dh_frame_10s フレームは最も小さい「XS」なんですけどねぇ。流石リアルダウンヒルバイク。場所を取ってしょうがありません。
 何時もは「輪娯館」さんの店先で、組み立てをやらせて頂いているのですけれども、今は入学シーズンで超忙しい。店先で作業すると営業の邪魔になってしまいます。それに怪しいオヤジが店先で自転車を組んでいると、お店のイメージダウンになってしまいますしね。そこで、今回はアパートの自分の部屋で組む事にしたのです。

Dh_frame_03s リンク廻りが込み入っているので、皆さん工夫を凝らして泥対策をしているユニット廻り。このDHの前のオーナーのFさんも工夫を凝らしています。
 この泥除けは、このまま使わせて頂きましょう。

Dh_frame_04s 前オーナーによると、リンク廻りはオーバーホールの必要がないとの事でしたが、一応、自分でも確認させて頂きます。ショックユニットを外してスイングアームがスムースに動くか確認します。
 作動も見た目も問題ありませんでした。
 ユニットが入っていると、手が入らないユニット廻り。ユニットを外したとなると掃除したくなるのが、人情ってものです。

Dh_frame_05s 水が入っちゃ困るところをポリ袋でカバーして、洗うことにします。
 いくらチャッチャと組むといっても、折角フレーム単体になっているのですから、掃除くらいはやっても良いでしょう。

Dh_frame_06s アパートなので、外では洗えません。そこで風呂場に持ち込みます。
 デカイ!斜めにしないと洗い場に入りません。フレームがデカイのか、風呂場が小さいのか?当然風呂が小さいのですね。背が小さい私が使う分には、十分広い風呂なんですけどねぇ。
 何時ものように、食器用洗剤とスポンジで洗います。置いてある風呂用洗剤は、洗い場が汚れたら洗う為のもの。

Dh_frame_07s 洗い終わりました。上の写真とあまり変わってない?これでも、ユニットとかリンク廻りとかスポ-クとか細かいトコまで洗ってあるンですよ。
 ここで重量を測定しておいたので、メモっておきます。

[DHフレーム重量](ヘッドセット、シートクランプ含む)
 ・フレーム単体:    4,490g
 ・ショックユニット:   1,110g
 ・フレームセット(計): 5,600g
 測定器具は、0.2Kg単位の体重計と、5kgのバネ秤です。この値が重いンだか軽いンだか、ダウンヒルバイクのフレーム質量に気を配ってなかった私には分かりません。でも、軽くはないみたい。

Dh_frame_08s 洗ったら磨きたくなるのが、これまた人情ってモノ。このDHはマッド塗装の為、磨きにはコレを使います。マッドなりにツヤが出せます。

Dh_frame_09s ほら!かなり綺麗になったでしょ。

Dh_frame_11s このDHの塗装って、結構凝っているンですよ。シルバーのロゴ部分は、デカールではなくて、アルミ地肌なんです。つまり、ロゴ部分をマスキングした上でマッド塗装をしてマスキングを剥がしてるって訳。マスプロ製品でココまでやるとは・・・。この塗装を見てからジャイアントに対する見方が変わりました。

Dh_frame_12s リンク廻りのベアリングを見てみると、Cリングで固定してあります。Cリングを外すとベアリングが外せるようになってればイイナァ~。圧入してあるベアリングを外すのは大変だし、まだ使えるベアリングもダメにしちゃいますからねぇ。
 バラしたくなるのを、ググッと我慢して、次に進みます。

Dh_frame_13s フレームを綺麗にしたら、泥除けも新しくしたくなってしまいました。
 ってことで、Fさんの泥除けを参考にして、手持ちのゴム板で泥除けを作っちゃいました。リンク下の泥除けは、タイヤがついてから現物合わせで作る予定です。
 ゴム板をタイラップで固定してある部分が、直ぐに破けないように、百均ショップで買ってきたPVC板と、P7のヘッドに使ったステンレス板の余りで補強しています。

Dh_frame_14s ユニット後ろ側の泥除けも同じく補強。これで2、3年もってくれると嬉しいな。
 
 

Dh_frame_15s 毎度お馴染みのタイヤのチェーンステープロテクター。なかなか迫力があってカッコイイでしょ。って自分では思っているンですけど。

Dh_frame_17s タイラップの端末処理は、ヤスリで削ったり、ライターであぶって丸めたりとか、色々やり方がありますが、私はニッパーで切った後、爪切りでこのようにギリギリまでカットしてしまいます。こうしとけば、タイラップの端末で手を切る心配はありません。

 で、ここまでの作業が終わった状態が一番上の写真です。
 このようにして、DHの組み立て作業は、着々と遅れていきます。


05 マニトウ ブラックシリーズ                          「 コラムクラウ

2006年03月20日 | MTB[Orange P7]
 「05 マニトウ ブラックシリーズ「クラウンASSY、ダンパーASSYの組み立て手順」かも?」の手前の手順になります。(マニュアル上は)

 今回はエアスプリングシステムという、私にとって未知の構造なので、更に怪しくなっています。写真を見てもよく分からないです。何がどう動くンだ?

 ここに載せるのは、私の解釈に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

「 コラムクラウンアセンブリアの組み立て
                 (エアスプリングフォーク)」なのか?
                             (マニュアルp12)

①  指でグリースを左インナーレッグのシャフト(トップキャップ下の細いシャフトのことか?)の端から端まで、少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

② 新しいエアピストン(新品に交換するってこと?)の外径に、少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

③ インナーレッグの先端のシャフトが通された領域を通して、エアピストンを(金属側が上にある状態で)インナーレッグに挿入してください。指を使って、インナーレッグにシャフトの先にあるピストンを押し込んでください。

④ グリースをよく塗りこんだエアプッシュ・ロッド、ポッシブ・スプリング、およびコンプレッションロッドアセンブリを再度(?)挿入しててください。ファスナ(?)とトルク値単位で締めてください。(??)

⑤ ピストンの上におよそ3ccの40wtオイルか、良質の自動車エンジンオイルを垂らしてください。そして、エアキャップアセンブリを挿入してください。ファスナ(?)とトルク値単位で締めてください。(??)

⑥ ダンパーシャフトを完全に伸ばしてください、そして、インナーレッグのエンドキャップ面にダンプラバーを当ててください。アッパーブッシュ(インナーレッグの)からアウターレッグにクラウン/コラムアセンブリをはめてください。
 水平にフォークを持ち、それぞれのアウターレッグ(図2)の下部の穴に16ccの5-40wt セミバスオイルを注入してください。スポイトを使うのが適当でしょう。

⑦ ロアブッシュをアウターレッグに押し込んでください。そして、4mmのボルトを再挿入してください。(?)次に、反時計回りに8mmのダンパーを締めてください。(?)ファスナ(?)とトルク値単位で締めてください。(??)

*** ブラック ファスナ(?)とトルク値単位で概説されるように、推奨空気圧に満たすのに、ショックポンプ(p/n85-4069)を使用します。

<p13 エアピストンの写真の説明>
 金属面を上に向けて、エアピストンをインナーレッグに挿入します。

<p13 クラウン上面から見た左レッグの写真の説明>
 ピストン挿入前に、薄くグリースをシャフトとピストン外側に必ず塗ってください。ピストンの上にに3ccの油を注ぎ込んでください。


 全く意味不明ですね。中学生レベルの知識があれば読めると思うンですけどね。情けないです。まあ、現物を見れば分かるでしょう。


何方か黄色いキリンを見掛けませんでしたか?

2006年03月19日 | MTB[GIANT DH]
Yellowkirinwhitetiger_01s DHを組み始めたンですけど、ローカルではタイヤはタイオガのイエローキリンを使おうと思ってました。左の写真の下側ですね。

Yellowkirinwhitetiger_02s 中古タイヤですが、その分路面にはローインパクトでイイかなと思ってました。イエローキリンは、左の写真の下側です。

 「輪娯館」さんの2階の倉庫に置いておかせて貰ってたんですけど、何処かにいっちゃいました。

 何方か見掛けた方は、いらっしゃいませんでしょうか?

 2階倉庫の北側壁寄り、丁度この写真の白いDMRの箱の上に置いてありました。


新企画発足 もうフレームきてます

2006年03月19日 | MTB[DMR トレールスター2]
Trailstar2frame_01sTrailstar2frame_02s ジャジャァ~ン!新しいDMRトレールスターLTです。事故ったDMRに代わる新しいフレームです。実は、もう届いていたンですねぇ。
 基本的スペックは、旧トレールスターから変更は無し。変更部詳細は、こちらの記事をご覧ください。
 
 何と言っても価格据え置きってのがウレシイ!旧トレールスターを買った時と同じ値段です。
 かなりお買い得感のあるロックショックスのFフォーク「Recon351」よりも、僅かに安い。フレームがフォークより安いとは、嬉しいような悲しいような複雑な心境です。
 でも、安いフレームとは言っても、サーリー1×1が来るまでは、私の一番のお気に入りバイクだっただけあって、山遊びには最適の一本です。
 このクラスのフレームは、各メーカー、代理店が一万円前後の値上げをしている中、価格据え置きとは偉い!前にも誉めたけど、今度は目立つようにリンクを貼って誉めちゃいましょう。

・DMR BIKES
 HPも見やすくなって、偉いぞ!DMR!

・MIZUTANI BICYCLE
 相変わらずHPは不親切だけど、偉いぞ!ミズタニ!(HPが見やすくなることに期待してます。)

 色は、原色のグロスブルー。なかなか良い色です。ホントはロゴがサイドキックのようにグレー/シルバーが良かったンですけど。

 今までは暗めな配色が多かったですけど、このDMRは明るく軽め(見た目は)に仕上げたいと思ってます。

 とは言っても、オレンジP7のFフォーク初期不良、ジャイアントDHの組み上げを抱えている現在、組み上げられるンでしょうか・・・?バイクなんて一日あれば組み上げられるだろッ!ってその通りなんですけどね。
 仕事が遅いこぶです。


05 マニトウ ブラックシリーズ                           「アウターレッグの組み立て手順」かな?

2006年03月18日 | MTB[Orange P7]
 「05 マニトウ ブラックシリーズ「クラウンASSY、ダンパーASSYの組み立て手順」かも?」の続きです。

 このコメントにある通り、リバウンド側TPCのピストンバルブ廻りが怪しい感じがしてきました。マニュアルには分解組み立ての記載がない(と思う)部分です。
 しかしながら、このブラックプラチナは、私が初めて弄るエアサスで、ダンピング側の右レッグの構造も私がバラしたことのあるエリート、コンプと異なるようなので、分解、組み立て手順を知る為に、マニュアルを読み進めることにします。

 ここに載せるのは、私の解釈に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

 ところで、Cさんのブログ「Okinawa bicycle fixed point observation point 」の記事「定期オイル交換」で、私の記事の中にあるセミバスオイルの交換を実地になさってます。
 また、記事をリンクさせて頂いたので、トラックバックにてお知らせさせて頂きます。

「アウターレッグの組み立て手順」かな?
                             (マニュアルp14)

① コンプレッションロッド(スプリングSYSが入っている左インナーレッグの底から突き出てるロッドですね。多分)と、SPV或いはTPCリバウンドダンパーシャフト(こっちは右インナーレッグ)が向くように、完成したクラウン/コラム/レッグ アッセンブリーを逆さにしてください。
 ダンパーシャフトの下端のダンプラバーが見えます。このダンプラバーは、アウターレッグをインナーレッグに嵌める際に、シャフトを延ばしたままに保つ助けになります。
 SPVモデルの場合、右レッグ先端のシュレーダーバルブから、ダンパーレッグにエアを入れる事により、シャフトが無用に動くのを抑えられるでしょう。

② エンドキャップに向かってダンプラバーを寄せながら、リバウンドダンパーを延ばしてださい。ダンプラバーは、インナーレッグをアウターレッグに差し込む際、ダンパーシャフトが縮んでしまうのを抑えてくれるでしょう。

③ インナーレッグを、アウターレッグに半分ほど押し込んでください。そして空中で地面に対しおよそ45の角度に(上を下に向けた状態で)フォークを持って、アウターレッグにセミバスオイル( 5/40wt合成潤滑油、P/N:85-0022)を注入してください。それぞれのアウターレッグに16ccオイルを注いでください。オイル注入するのにスポイトを使用すれば容易に作業が出来ます。

④ ダンパーシャフトがアウターレッグに接するまで、インナーレッグアセンブリをアウターレッグに押し込んでください。アジャスターへックスシャフト(アジャストノブを組み付ける細いシャフトですね。)はわずかにアウターレッグからはみ出る筈です。(はみ出てないンだよなぁ~私のプラチナ。ここからオイルが漏ってるし。だからこの反対側にあるピストン廻りがオカシイとにらんでるンです。)

⑤ アウターレッグ下端のネジ穴ににダンパーシャフトを通して、8mmのヘクサレンチでダンパーシャフトを反時計回りに回してください。「ブラック概要とトルク仕様表」に基づき締めてください。

⑥ リバウンド調整ノブを、へクスシャフトに取り付けてください。インディケータがアウターレッグ下端外周の凹凸形状によって止められるまで、ノブは回るはずです。そうでなければ、ノブを取り外し、フルトラヴェルに達するまで、1/6回転でづつずらしてへクスシャフトに再取り付けしてください。

⑦ コンプレッションロッド(左レッグ)のねじを取り付けてください。そして、「ブラック概要とトルク仕様表」に基づき締めてください。

⑧ WindDownシステムがあるフォークのために:Wind Down Travel Adjustアセンブリ指示から方法2-5に従ってください。

⑨ 使用工具: 8mmアーレンキー、2mmアーレンキー、11mmナットドライバー或いはレンチ、潤滑用セミバスオイル、エアポンプ(何処で使ったンだ?)

 う~ん・・・これで合っているのか?それにしても、16ccのセミバスオイルを注入するのは知らなかったぞ。危ない危ない。読んでおいて良かった。