小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

最後に華を咲かせヤしょう!

2006年12月08日 | MTB[GIANT DH]
Lastofdh02_r
 
 ジャイアントDHです。
 キャノンデール・ジェミニを手にいれたので、このDHは処分することとなりました。
 ヤフオクで売却しようと一通り整備しました。でも、中古ダウンヒルバイクって売れないンですよねぇ~。
 ヤフオクに出品しようとしたところ、トレール仲間から「売らない?」って声が掛ったので、即売却。
 かなり安めに値段を設定してもヤフオクじゃ売れないだろうなぁと思っていたので、助かりました。
 このDHを組んで9ヶ月。組むのに結構お金が掛かっているので、素性を知っている人が買うにはお買い得だったと思いますけど、どうなんでしょう?

 と言う訳で、短い付き合いだったDHに最後の華を咲かせてあげましょう。
 まあ、ヤフオク売却用の説明記事用に準備した写真なンですけど。

 一番上は右側の全体写真。自作のフォークインナープロテクターを除けば、まあまあまとまっていると思うンですけど。
 フレームサイズは 380mm、XS、15インチ。マッドブラック。シルバーのロゴ部はアルミ地肌見せると言う凝った塗装です。
 
Lastofdh03_r 右側前部のアップ。
 
 
 
Lastofdh04_r 右側後部のアップ。
 
 
 
Lastofdh12_r
 
 左側の全体写真。
 
Lastofdh17_r 左側前部のアップ。
 
 
 
Lastofdh18_r 左側後部のアップ
 
 
  
Lastofdh06_r ・MRPのMRP ワールドカップ システム1 36~44T
・クランク: TRUVATIV ハッセフェルト(ISIS)
 バイク組み立て時に新品にて購入。
・BB: TRUVATIV(シェル幅100mm、ISIS、新品時
 バイク組み立て時に新品にて購入。1万円もした。
・チェーンリング: TIOGA DHチェーンリング 38T(新品時
 バイク組み立て時に新品にて購入。
・ペダル: グランジの今はないモデル。ヤスリとプライヤーで復活できるけど、作業工数を考えると、ルーキーペダル辺りを買っちゃた方が良いかも。
 
Lastofdh07_r・リアディレーラー: XTトップノーマル。
・カセットスプロケ: XT
 根性なしだから19~34Tだったと思う。
・チェーン: シマノXTR
 バイク組み立て時に新品にて購入。
 
Lastofdh09_r・フロントフォーク: TECH IN T-03
 プロテクターは、自作の軟質PVC物。白という色が安っぽい。黒で作ればカッコつきます。けどノーマルのABSの物より割れ難いです。ノーマル品は富士見パノラマのバイクスタンドに立て掛けて割ってしまいました。
 
Lastofdh08_r・リアユニット: マニトウ スウィンガー コイル 6WAY
 完全ノーマル品。某店のチューン品の味を覚えるとちょっとゴツゴツ。でも必要十分な性能です。
 調整可能な要素が6つ(実質5つ)もあると、サスの基本が分かっていない私はチューニングに悩みます。
 
Lastofdh15_r・ブレーキFキャリパー: ヘイズ MAG
 ブレーキパッドの状態はこちら。 
・ブレーキローター: ヘイズ 8”
 前後共歪みが発生していますが、パッドに擦るほどではありません。
・ブレーキライン: ハイドラスター ステンレスメッシュホース
 かなりカチッとしたタッチになっていますが、ピーキな効きにはなっていません。良い感じです。難点は長さが調整できないこと。Fは余ってRはギリギリ。
 
Lastofdh16_r・Rブレーキ: Fブレーキに同じ。キャリパーのマウントはAtoZ。
 
Lastofdh22_r・Fハブ:FUNN ビックバーサ
 
 
Lastofdh01_r このアダプターで9mmアクスルでも使えます。ってコレ渡しましたっけ?
 
Lastofdh21_r・Rハブ: Ringle’
 
 
 
Lastofdh19_r・Fリム:MAVIC D521 (現行EX721に同じ)
 
 
Lastofdh20_r・Rリム:MAVIC D321Disc(現行EX729Discに同じ)
 
Lastofdh13_r・ハンドルバー: グランジ DHストレートハンドルバー
 できるだけ低くしたかったのでストレートバー。誰もに低すぎると不評。FUNNのライズバーと交換します。
・ブレーキレバー: ヘイズ MAG
・グリップ: ODI ルフィアン ロックオングリップ
 
Lastofdh14_r・ヘッドセット: タンゲ テクノグライド・クラッシック
 
 
 
Lastofdh05_r・サドル: ブレイブ・マシーン X-treme
 絶対壊れないサドル。でも重・・・。 
・シートポスト: パザッツ セットバックピラー
 
 以上です。これでおしまい。
 それでは、サヨウナラ~!


DXペダルのピン換え

2006年09月15日 | MTB[GIANT DH]
Dh_060909_01s 絶妙な踏み面のRと、ピンの太さ、配置で抜群のグリップ力を誇るシマノDXペダルですが、唯一不満なのはピンが潰れ易い上に、完全に潰しちゃうと外すのが容易ではない事。
 
 特に、下りでも拇指球部でペダルを踏むようになってから、滑るペダルは怖くて使えない。SPDにすれば、この問題は解決するのですけど、SPD自体が怖い。

 と言う訳で、潰れたピンを交換します。

※ 実は私自身は、三ヶ島のマグペダルの方が相性が良いのですが。

Dh_060909_02s ピンを交換しました。
 1本だけピンが抜けませんでした。タガネで回したりして粘ったンですけど、根負けです。
 気になるようなら、後でドリルで穴を空けてタップたてちゃいましょう。

 DXペダルはジャイアントDHに使っています。
 ジャイアントDH秋仕様完成です。ハンドルは、試走してからカットします。
 これは先週末の姿。

Dh_060909_03s


ヘイズ ブレーキフルードのブリーディング

2006年09月13日 | MTB[GIANT DH]
Oil_bleed_060909_01s

 「DHのRブレーキO/H」の続きです。

 フルードを買ってきてブリーディングしておしまいの筈が、ブリーディング作業でトラブってしまいました。
 何故かフルードが入っていかないのです。
 ホースを交換した為、一度ブレーキシステムからフルードが抜けてしまった事に関係がありそうです。
 キャリパー側から何処までフルードが通っているか確認してみると、マスターシリンダー手前まで通っていることが分かりました。って事はマスターシリンダーに原因がありそう。

 Webで幾つかのパターンで検索を掛けてみますが、1時間ばかし探してもそれらしき記述は見つかりません。一番ありそうなMacさんのHPの中も探してみますが、ありません。

 そこで、Chiyさんや、SJさんや、Laxさんに、「こんな現象って知らない?」って聞いてみますが、マスターシリンダー側ではお目に掛かった事は無いとのこと。皆さんありがとうございました。

 最後の手段、MacさんのHPの「初心者向掲示板」に質問してみました。すると常連さんから「バラさずになんとかしたいのでしょうけど、マスターシリンダーに原因ありと睨んでいるなら、素直にバラしてみるのが一番では。」との主旨のごもっともな回答を頂きました。初心者向けと言えども自助努力が足りなかったようです。

 その通り!マスターシリンダーをバラさずにナンとかしたいンです!だって危険な香りプンプンなんですもン。私がやったら弄り壊しそう。
 まあ壊したら、マスターシリンダーを比較的安い某メーカーの某グレードに換えて、超リニアなブレーキタッチを味わうという、更に危険な香り漂う選択肢もありますが、それでは折角のハイドラスターが無駄になってしまいます。

 もう一度、考えられる事を全てやってみましょう。

 先ず最初に、今までは無視していたマスターシリンダーの角度指定を一番上の写真のように守ってみました。多分ドレン穴の角度を合わせる為の指定だと思いますが。
 これをやってもブリーディングできません。やっぱりね。と言う事で以下のやり方をもう一度繰返してみました。

・ドレン側(マスターシリンダー側)から、フルードを注射器で送り込んでみる。
・ドレン側から注射器でフルードを吸い出してみる。
Oil_bleed_060909_02s・写真のように、ドレン側にフルードを入れた容器をセットし、キャリパー側から注射器で吸い込んでみる。
・ブレーキレバー単体(マスターシリンダー)にして、ドレン穴からフルードを注射器で送り込んでみる。
・ブレーキレバー単体にして、ドレン穴から注射器でフルードを吸い出してみる。

 以上のどのやり方(事前作業も含めて)をやってもブリーディングできません。
 「しょうがない、マスターシリンダーをバラすか。」と思いましたが、いまいち踏みきれません。ネチネチとノーマルな方法のブリーディング作業を、もう一度試してみます。
 するとナンとフルードが通ったではありませんか!やった!ナンだか分からないけど出来た!
 後はエア抜きをしておしまいです。

 ナンだったンでしょう?マスターシリンダーに大量にエアでも噛んでいたのでしょうか?原因は不明のままですが、直ればイイのです。

Oil_bleed_060909_03s あとはブレーキラインをセットしておしまい。ホースには傷付き防止の為PVCチューブを巻いています。
 それにしても、なんて美しくない取り回しでしょう。ホースのフロントが余っててリアが足らないのです。
 特にフロントはみっとも無さ過ぎ。後でモーターサイクルのような取り回しに変えたいと思います。

 これで一応はブレーキ廻りは終わったのですけど、無理矢理フルードを出し入れしていたので、キャリパーはフルードまみれ。フルードが漏れるたび、濡れ雑巾で拭いたり、パーツクリーナーを吹いたりしていたのですけど、パットにフルードが着いちゃった事は確実。煮沸してフルードを抜く事にします。

Oil_bleed_060909_04s パッドの煮沸用に百均ショップで小さい鍋を買ってきました。
 
Oil_bleed_060909_05s 間違って料理に使われちゃうと汚いので、「自転車用」と書いときます。
 
 
Oil_bleed_060909_06s 10分ほどパッドを煮込んでみます。
 
 
 
Oil_bleed_060909_07s 後は自然乾燥させた上で、キャリパーに組み付けて、今度こそ本当におしまい。
 
 
 トレールを1本下ったら、見事に効くようになりました。良かった。

 しかし、今回は大分手間取りました。こんなに悩んだのはオートマ以来です。


復活!ジャイアントDH

2006年09月12日 | MTB[GIANT DH]
Dh_run_06091001s_1

 このまえの日曜日、5/14以来の約4ヶ月ぶりのジャイアントDHでのランです。
 ブレーキ廻りのトラブルも解決し、準備万端、朝7時からのトレールランに望みます。

 今回の変更点は下記の通り。
 ・リアブレーキー:シマノ初期型XT 6” → ヘイズMAG 8”
 ・リアブレーキホース:シマノステンメッシュ
              → ハイドラスター・ステンメッシュ
 ・タイヤ:タイオガ・ホワイトタイガー → 同・イエローキリン

 で、ショッパナからやっちゃいました。
 ブレーキは、フルメンテ、洗浄状態だったので、平地で当たりを出してまあまあ効く状態にしておいたのですが・・・。
 足らなかったですねぇ~下りでは・・・効きがね。
 スタートした後2秒後には、「あっ!効かね・・・効かねェ!効かねェ!効かねェ!ヒィ!ヒィ!ヒッ!」とパニクりながら、1、2コーナーは無理矢理ノーブレーキで曲がりましたが、3コーナー目はダメでした。
 「ドカッ!」と道下に飛び出し、21.8kgのジャイアントDHの下敷きに・・・。毎度の事ながら間抜けです。

 いや!しかしやった事あるでしょ?新品パッドで痛い思いをした事がある筈・・・せめて怖い思いぐらいしたでしょ?しない?

 まあいいや。一本下ったらシッカリ効くようになったので、めでたし、めでたし。

 ところで今回はゲストライダーがいらっしゃいました。
 410さん、laxさん、Yukkiy達が、野沢ダウンヒルマラソンでお知り合いになったご夫婦です。今後とも宜しくです。

 で、話は変わってタイヤの話。
 今回、路面に対するインパクトが小さいだろうと使ってみたイエローキリンですが、私のライテクでは路面を破壊しまくりでした。

 イエローキリンは、ハードパック路面ではタイヤの端までシッカリグリップする上、転がりもイイので大変気持ち良いです。リジットバイクでブルードラゴンを使った感じと似てるかも。
 しかし、いかんせん進行方向の絶対的なグリップ力が足りないので、激坂、ガレ場ではタイヤをスリップさせてしまいます。こまめなブレーキングで安定してスピードをコントロールできれば問題ないのでしょうけど、私のようにガレてるところはノーブレーキでドカドカっと突っ切って、「ブレーキングできるっ!」ってとこでガツゥ~ン!とブレーキを掛けると、路面を削りまくりです。

 私の場合、ホワイトタイガーの方がよっぽど路面に優しそうです。早速ホワイトタイガーに替えましょう。
 イエローキリンは、DMRに使う事にします。DMRはジャイアントDHより8kgも軽いのでシッカリグリップしてくれるでしょう。

Dh_run_06091002s しかし今回は転びまくりです。
 一番上の写真をよく見ると右側Fフォークの自作プロテクターが吹き飛んでいます。山にゴミを置いて来てしまいました。左側もこの通り割れてしまいました。
 やはり硬質PVCではダメだったみたい。ノーマルのABS系樹脂も直ぐ割れてしまいますし、現行の軟質PVCは取付けできません。今度は、百均ショップの軟質PVCで作ってみます。

 転倒の原因は、久々のフルサスそれもDHバイクなので、リアステアが上手く出来ない為。
 ドアンダーでハンドルを木に引っ掛けて、ハンドルがイキナリ切れて横転。ハイサイドを食らうようなモンです。
 
 最近多く乗っていた1×1P7等のリジットバイクでは、フロント荷重気味でリアを遊ばせるって乗り方をしていたので、それがまだ抜けていないンですね。

 ジャイアントDHの場合、極端なくらい後乗りでリアグリップ重視のリアステアで乗ると、グイグイ曲がります。

 これって随分前の記事でも書きましたね。

 この日は410さんの家でお昼も頂き(夕飯分まで貰っちゃいました。いつもありがとうございます。)、ゲストライダーもいらっしゃったので、4本だったか5本だったか夕方までガッツリ乗りました。クタクタです。

Dh_run_06091005s クタクタですけど、帰らなければなりません。このバイク持って帰りたくない・・・。 
 仕方ない、「ふんにゃぁ~ッ!」と重いバイクを車のルーフに持ち上げ固定します。こんな時、1BOXだと楽チンでいいな~と思います。
 1BOXでなくても、私的にはホンダのスパイクが丁度よいのですが、現行車はカッコ悪くなっちゃったし、中古車は新車並に高いしで、暫く「ふんにゃぁ~ッ!」と頑張るしかないようです。
 しかしこれだけ重いと、タイダウンで固定しても不安です。運転者の私が不安なのですから、後を走っている車はもっと不安でしょう。何しろバイクキャリアがグネグネねじれるンですから。
 Fホイールなしで約20kg。こんなのが降ってきたら大変です。まあ必ずキーロックしているので落とす事は無いかとは思いますけど。

Dh_run_06091003s アパートに着いたら、また「ふんにゃぁ~ッ!」と車から降ろし、「ふんがあぁ~ッ!」と2階に持ち上げます。
 しんどいのはココからです。見ての通り台所にはバイクを置く場所はありません。この300mmの隙間を通して部屋の中に持ち込むしかありません。この隙間、私が体を横にしてやっと通れる幅です。(お見苦しい画像で申し訳無い。)
 ココをサーリーよりバイクを持ち上げて知恵の輪状態で「ぐぅおおおぉぉ~!」と、こめかみの血管が切れる思いで通します。
 サーリーとP7をどかせばイイんですけど、いちいち玄関の外に出すのも面倒なのです。まあ、これも筋トレと思えば・・・。
 既にエントリーしてある『Kusatsu MTB Festa 2006 第2戦』までは、ジャイアントDHに乗り続けるので頑張りましょう。

Dh_run_06091004s これで部屋に収まりました。(これまた、お見苦しい画像で申し訳無い。)
 毎度書いてますが、部屋の中に入れるとデカイ!


DHのRブレーキO/H

2006年08月17日 | MTB[GIANT DH]
Hayes_caliper_oh_060815_01s
 1×1からハンドルバーを、DMRからRブレーキを借りて、どうにか春の草津を乗り切ったジャイアントDHですが、これらの部品を元のバイクに返してからは、ずっと走れない状態が続いておりました。
 ハンドルバーは大分前に購入していたのですが、Rブレーキキャリパーがありません。

 そこに救いの神登場。佐藤@電線屋さんが上の写真のキャリパーを下さいました。AtoZの20インチローター用アダプター付きです。これで私のDHバイクもやっとリア20インチローターにグレードアップです。

 佐藤@電線屋さん。ありがとうございました!

Hayes_caliper_oh_060815_03s 私がダイバーに使っていたキャリパーと、佐藤@電線屋さんに貰ったキャリパーの違いはこの通り。取り付け穴のピッチが異なるのです。

Hayes_caliper_oh_060815_02s では早速貰ったキャリパーをオーバーホール。見ての通りかなりの放置プレイ状態です。(貰っておきながら、酷い言いぐさ。)
 佐藤@電線屋さんからキャリパーを貰ったのは結構前なのですが、貰って直ぐO/Hは始めたンです。けど、私、仕事が遅いンです。実はまだ出来あがっておりません。佐藤@電線屋さんには急いで用意してもらったのに、申し訳ないです。

Hayes_caliper_oh_060815_04s キャリパーを割ってみると、ブレーキダストより埃の方が多い。やっぱり放置プレイされてたご様子。
 そりゃそうです。使っている部品をくれる人は滅多に居ません。

Hayes_caliper_oh_060815_05s いつものように、食器用洗剤で洗浄します。
 ピストンはエアガンがないと抜けないので、取り合えずそのままです。

Hayes_caliper_oh_060815_06s AtoZ付属のボルトはこのような状態なので、新しいボルトを使おうと思ったら、合うサイズがない。仕方ないので、これを使うことにします。
 このボルトを良く見るとサスボルト。ってことは、この赤いのは赤錆ではなく、泥が焼き付いたもののようです。

Hayes_caliper_oh_060815_07s スチールウールとピカールで磨いてみると・・・。
 おおっ!この通りピカピカになりました。何でも光ると嬉しくなる私です。

 自宅ではピストンが抜けないので、この日はここまで。

Hayes_caliper_oh_060815_10s トレールランの帰りに「輪娯館」さんによって、エアガンを借りてピストンを抜いてきました。
 ピストンとキャリパーを洗剤で洗浄し乾かした上で、ピストンにブレーキオイルを塗って組み付けます。

Hayes_caliper_oh_060815_11s あとはバイクに組み付けてエア抜き作業ですが、バイクは「輪娯館」さんにおいてあるので、部品を無くさないように仮組みして、この日はここまで。

Hayes_caliper_oh_060815_08s トレールランの後は別のバイクのメンテでDHは弄れず、やっと実家からの帰りにブレーキを組み付けました。
 「ヘイズへのブレーキフルード充填」の要領でブレーキオイルを充填します。
 が、途中でブレーキオイルが無くなってしまいました。やっぱりね。足りないと思ったんだ。オイルを買っておくのを忘れてたのです。
 今はお盆休み。ヘイズのオイルを取り寄せとなると時間が掛かってしまいますので、「輪娯館」さんには申し訳ないですが、帰りに南海部品でヤマハのDOT4ブレーキオイルを買わせて頂きました。これって小瓶も売ってって便利なんです。
 と言う訳で、また改めてブレーキオイル交換とあいなりました。

Hayes_caliper_oh_060815_09s この日は、履きっぱなしだったレインタイヤ(これでトレールは走ってません。)を、タイオガのイエローキリンに履き替えておしまい。
 このイエローキリン、グリップ力は高そうに見えませんが、トレールの路面に与えるダメージは少なそうなので、トレールランには丁度良いかもしれません。


謎の泥よけの正体

2006年06月07日 | MTB[GIANT DH]
 バイクに乗ってないし、弄ってないでネタが無いと、ハードディスクを整理していたら出てきました。
 このリアタイヤの泥よけの正体です。コメントでお答えしましたが、自作ではありません。

 正体はコレ。
Dh_fender_rear_00s
 ブリジストンの子供用MTBルック車の泥よけセットです。確かセットで¥1、500前後だったかと思います。これをブラケットを介して、リア三角に取り付けました。

Dh_fender_rear_02s 先ずは現物を採寸して、ブラケットを作ります。
 本当はアルミ板等剛性のあるモノで作るべきですが、面倒くさかったのでテックイン用プロテクターを作った際に余った硬質PVCで作っちゃいます。なにせ作ったのが、シェイクダウンの前の日だったもんで。

Dh_fender_rear_03s とは言ったものの、硬質PVCだけではフニャフニャだったので、厚さ1.0mmの軟質PVCで補剛することにします。
 穴は、書類用のパンチで空いちゃいます。とっても簡単。とっても安直。

Dh_fender_rear_04s これが作ったブラケットセット。
 一番左のゴム板は、フレームへの傷付き防止の為のモノです。

Dh_fender_rear_01s このブラケットを、リアユニットの泥よけとタイラップで供止めします。
 
 
Dh_fender_rear_08s そして、このブラケットに泥よけをボルトで固定します。
 これで出来あがり。
 
 
Dh_fender_rear_07s_2 これが晴れの日用。
 
 
 
Dh_fender_rear_06s_1 これが雨の日用。
 ¥1,500にしては、良い出来でしょ。
 
 
Dh_fender_rear_10s でも、やっぱり安直でした。ブラケットの剛性が足らず泥よけがブラブラなのです。
 取り合えず、次の日のシェイクダウンに向け割り箸で補剛しました。(更に安直)

 で、やっぱり走行二本目にして割り箸が折れ、泥よけはブラブラ状態。千切れてトレールのゴミにならないうちに取っちゃいました。

 シーズンオフにバラす時、ブラケットをアルミで作り直そうっと。


四週間ぶりの洗車

2006年05月27日 | MTB[GIANT DH]
Dh_060527_01s
 久しぶりにフレッシュなネタです。と言っても今日、ジャイアントDHを洗車しただけですけど。

 5月連休に富士パノで乗りっぱなしのまま放っておかれたジャイアントDH。四週間ぶりの洗車になります。草津のレースで高圧洗車はしましたけど、これはバイクを痛めるだけ。でも泥レースの時は高圧洗車がないと如何しようもないってのが分かりました。

 新品のXTRのチェーンは、高圧洗車した後に水分を拭き取ってチェーンルブを注しておいたので、無事錆びませんでした。でもFフォークの20mmアクスルは見事に固着。ハンマーで叩き出すはめになりました。グリスをタップリ塗っておいたのですけどね。

 それから、やっぱりリアショックユニット廻りから、乾いた泥がブロックで出てきました。それにチェーンデバイスの間も泥詰まり。小さなブラシで地道に洗い落とす羽目になりました。

 富士パノ前にO/HしたDXペダルは、やはり私の玉当たり調整が甘くガタが出ていました。分解してみるとダブルナットが緩んでる。調整しなおして再組み付け。その他、各部グリスアップ、注油、調整して走れる状態になりました。

 でも、私の肩が走れる状態ではないンですよねぇ~。少なくとも、このDHを押し上げるのは無理。ってことで、1×1から拝借してたハンドルバーと、DMRから借用してたリアブレーキを返して貰います。
 哀れにもジャイアントDHは、走れるようになった途端に、ブレーキとハンドルバーを取られてしまうのでした。

Dh_060527_02s でも、DH用に頼んでいたグランジのDHハンドルバーが入荷していたので、着けときました。これでクラウンとシフターの干渉も解消します。
 それにしても、ダイレクトクランプのハンドル廻りって、オートバイみたいですね。もう少しハンドル低くしたいから、スワロウハンドル(今時無い?)でも着けちゃいますか。

 ところで、重量的にジャイアントDHに乗るのは無理ですけど、DMRなら問題無さそうです。と言う訳で、DMRの組み上げに入りたいのですけど、ヘッドパーツを「バァ~ン」とやって、ベアリングの玉を一つ無くしてしまったンですね。
 簡単に手に入ると思っていたンですけど、この異様に小さいベアリングは「輪娯館」さんにも東京サンエスさんにも在庫がないとのこと。と言う訳でベアリングの入荷待ちで、DMRの組み上げはストップ。

 1×1は、直ぐ組めるけど、さすがにフルリジットは肩にキツそう。

 最後の望みはP7。「重力技研」さん。ブラックプラチナの修理完了、心待ちにしております。

 こんだけバイクを持ってるのに、これで、とうとう乗れるバイクが無くなってしまいました。


DHへのチェーンデバイス取り付け

2006年05月26日 | MTB[GIANT DH]
 またもや古い記事です。何せバイクに乗ってないし弄ってないもんで、新しいネタがありません。体は鈍るは、体重も増える一方。怪我はするもンではないと思う今日この頃です。
 これだけ治りが悪くて骨に異常がないとなると、じん帯を痛めちゃったのかもしれません。

 さて、今回は今更ながらですが、ジャイアントDHに、MRPチェーンリングを組み付けたTRUVATIVハッセフェルトのクランクセットを取り付けます。

Dh_crankmrp_03s その前にチェーンです。ダイバーに使っていたチェーンでは長さが足らなかったのです。駒を継いでもいいのですが、このチェーン継ぎ痕が6箇所もある。何時から使ってるンだ?多分伸びきっていると思います。(自転車屋さんでチェーンチェッカーを借りれば良いのですけど、一度もチェックした事はありません。)
 この際だから、新しいものにしましょう。って事で買っちゃいましたXTR!XTとそんなに値段は変わらないしね。DHはそんなに乗らない(保管期間が長い)だろうと思って、錆び難いXTRにした訳です。

 で、ビックリしたのは、新品のチェーンてのは、こんなに変速がスパスパ決まるンだってこと。殆ど調整なしでシャキシャキ変速してくれます。チェーンが伸びれば変速に支障をきたすのは知っていましたが、今まで特に苦労もせず調整のみで問題無く使えてたのです。でも、新品のキレとは大違いでした。馴れちゃうと分からないものですね。
 他のバイクも、後生大事にXTのチェーンを使い続けてますけど、一度チェッカーでチェックして伸びてたら新品のチェーンに替えよう。頻繁にのるバイクは一番安いチェーンで良いでしょう。

Dh_crankmrp_01s 先ずは、BBスペーサー無しでクランクを付けてみました。そのチェーンラインがこれ。カッセットの5速
に掛けてあります。写真にパースがついているので、ラインが出ているように見えますが、かなりリア側が中心に寄っちゃってます。

Dh_crankmrp_02s チェーンラインが通るように張るとチェーンは7速にきてしまいます。他に何処も弄れる所がないので、これで行くしかありません。まあ、ローにいれてもチェーンがデバイスに軽く擦る程度なので、これで良しとしましょう。
 DHバイクのチェーンラインの設定ってこんなモンなんですかねぇ?

Dh_crankmrp_04s お次はMRPのローラー。これではダメですね。
 ジャイアントのISCGモドキで固定できるように、前オーナーがMRPのアームをボルトで固定できるように削ってあったので、この位置になってしまった訳です。
 チェーンと位置が合わないのは、私が38Tという小さいチェーンリングを使っているせい。

Dh_crankmrp_05s 「輪娯館」さんに、電ドルに着けるエンドミルのような刃を借りて、MRPのアームを削ります。

Dh_crankmrp_06s この写真の一番右側が、新しく削ったところです。これで適正な位置にローラーがきました

 参考までに、このバイクはチェーンリング38T-カセットロー11Tを使っている訳ですが、このギア比はダウンヒルバイクとしては低過ぎるようです。
 富士パノAコースの殆どの直線で漕ぎきってしまいます(私は漕がないけど)し、草津のゲレンデだだ下りでさえ漕ぎきってしまいます。
 富士パノBコース、ローカルメインだとしても、40T程度が良かったかなぁと思っています。


XT リアディレーラーのメンテナンス

2006年04月26日 | MTB[GIANT DH]
 今回は、ジャイアントDHのXTリアディレーラーのメンテナンスです。
 今回は仕上げのつもりで、「輪娯館」さんにバイクを持ち込んで作業をしています。既にリアディレーラーは、バイクに取り付けられクランク、チェーン等を取り付けようとしている状態。この画像の前の日です。

 ディレーラーにチェーンを通していたら、どうもディレーラーの動きがおかしい。よくよく見ると、パンタ部は動くのですが、ディレーラー取り付けボルト部が全く回転しません。これではマトモな変速はできません。このディレーラーって何時メンテしたンだっけ?覚えていません。とにかくバラさないといけないようです。
 もう!時間がないのにィ。退社後、輪娯館さんによって、閉店までの1、2時間で作業をしているのです。

Xt_rear_derailleur_oh_01s とにかくバラしてみました。思ってた程酷くはありません。取り合えず綺麗に掃除します。
 あれ?ちょっと待てよ。何かおかしい・・・。と思ったら、真ん中のボルトが抜けていません。スポッって抜ける筈なんですけど、びくともしないのでバラすのを忘れていたのです。
 指で押したくらいでは全然外れる気配がありません。慎重にハンマーで叩くと少しずつ外れてきました。「コンコン」(最後には「ガンガン」)ハンマーで叩くこと10分、やっと外れました。

Xt_rear_derailleur_oh_03s 完全に固着していました。これでは動く訳がありません。綺麗に錆を落します。
 

Xt_rear_derailleur_oh_05s 全て綺麗にしました。
 閉店まで、後20分。時間がありません。自転車屋さんは、閉店後配達があるので、私の為に融通を利かす訳にはいかないのです。なにせ入学シーズンですから。(これって4月初旬頃の話)
 各パーツをグリスアップして組み立てます。最後のリターンスプリングを嵌めるのに何時も手間取ります。「うぉぉぉ~!指痛てェェェ~!」と、ディレーラーとスプリングをネジって「バチンッ!」と気合で嵌め付けます。
 ディレーラーをバイクに取り付け、タイムアウト。多分これでちゃんと動くでしょう。
 店じまいをしてる間に、私も急いで後片付けをして、この日はおしまいです。


DHのサドルとシートピラー

2006年04月25日 | MTB[GIANT DH]
 ジャイアントDHのサドルは、これです。
Brave_xtreme_02s
Brave_xtreme_01s ブレイブ・マシーンのX-tremeです。製品名の通りかなり頑丈な造りで、ジャンプ・トリック向けのサドルのようです。その用途の通り、サドル全周はグリップしやすい形状になっています。
 このサドルは、デザインだけを見て、今は亡きレイン2の為に買ったのですが、その余りの重さに軽量なレイン2にはそぐわないと、今まで私の部品溜まりに放置されていました。(今は亡きダイバーに使うつもりではいましたが)

Brave_xtreme_03s このベース頑丈そうでしょ。何をやっても壊れそうにありません。重い筈です。(質量は測ったのですが、忘れてしまいました。とにかく尋常じゃない重さ。)
 レールは8mm径のクロモリ。表皮は、ケプラーか合成繊維らしいです。(色によって違うみたい。)私のはどっちなのでしょう?ベースに保護されているので、よっぽどの事をやらない限り破く事もないでしょう。破いても、2ピース構造になっているので、表皮の貼り換えは簡単そうです。

 シートポストの方はこれです。
Pazzaz_seatpost_01s
Pazzaz_seatpost_02s パザッツのセットバックピラーです。失敗したプロファイルデザインのFastForwardシートポストの代わりに、ヤフオクで買いました。
 プロファイルデザインの方は無駄に終わってしまったのですが、noriさんにウケてくれたので、私はそれで満足です。

 ヤフオクではチョット競ってしまって、送料、手数料込みだと、定価の2割引程度の値段になってしまいました。でも、生産中止品なので仕方ないです。トムソンまで金を出す気は無いし。
 ところで、このピラー結構軽いンですけど、断面を見ると上の写真の通り、とっても薄い。大丈夫なんでしょうか?

 で、このピラーとサドルをDHに付けてみると、足が届かないンですね。セットバックしてるので、ピラーがこれ以上下がらないのです。バイクを跨ぐときは、太腿をサドルに乗せるか、リアタイヤに座るかになります。まあ、女性や、背の小さい方でこういう状態になる方は多いでしょうから、実用上は問題ないンですけど。
 でも、バイクに跨ってサドルに座って休めないとなると、サドルの存在意義に疑問がでてきました。

 今の私の乗り方では、サドルは全然使っていないのです。コーナーの倒し込みでも脚で入力しないし、ガレ場でもサドルを抑えません。どっちかというと、ガニ股で膝を曲げて衝撃を吸収して、バイクは好きなように暴れさせてる感じです。
 これからリア乗りに変えていくにしても、サドルがこれ以上後に下がると、激坂やドロップオフでケツを落せなくなるので、困ります。サドルって要らないンじゃないの?
 今のところ唯一使えるかな?と思えるセッティングは、サドル位置をもう少し上げてペダリング優先のセッティングにしちゃうって案。私は、ダンシングではボビングさせてしまうので、ダッシュ力アップには有効かと思われます。
 それに、路面が安定してるコーナーでは、サドルにドカッと座ってリア荷重で曲がることもできます。

 まあ、まだローカル3本しか乗ってないので、色々試してみましょう。
 と、下書き保存しておいた間に試してみましたよ。

 先ずは、ペダリング優先の位置にサドルを上げてみました。当然足は届きません。
 でも予想通りダッシュ力はアップしましたよ。なにせクロカンのようにシッティングで漕げるので、軽いギアでペダルをクルクル丸く回せます。それに、中速コーナーの進入では、ドカッとサドルの後方に座り、後輪のグリップと安定感をもたらすことも出来ます。もうチョット後ろにサドルがあったら、もっとイイんだけど。
 でも、バイクを大きく倒し込むタイトなコーナーは頂けません。サドルが邪魔で、体をバイクの外に持ってげないのです。
 更に頂けないのは、激坂のガレ場やドロップオフ。体を引くと、サドルはクロカンライダーのように腹の前に来てしまいます。今のところ私は、ペダル荷重の脚吸収の乗り方で、ペダルの動きと同調しないサドルは抑えない乗り方。その放任主義が気に入らないのか、サドルはガンガン私のミゾオチにボデーブローをくれてきます。プロテクターをしてても堪ったもんではありません。このセッティングはダメですね。

 次は、1G’でやっと片足が届く高さ。
 シッティングでは膝が曲がり過ぎ、ダンシングではヘコヘコしてしまうので、空気椅子シッティングで漕げばソコソコのダッシュ力。サドルに座っての後輪荷重をするには、サドルが前過ぎ。安定した路面であれば、外足内腿をサドルに預けてグバァー!って曲がることも出来るでしょう。
 この位置なら、タイトコーナーや激坂のガレ場やドロップオフでも、サドルは邪魔になりません。
 取り合えず、この位置を暫定セッティングとしましょう。

 ハンドルバーを変更すれば、良い方に変わるかもです。


シマノDXペダルのメンテナンス

2006年04月20日 | MTB[GIANT DH]
Dxpedal_oh_01s

Washed_dhs_parts_01s 今回のジャイアントDHは、オーバーホールや加工はやらずにチャッチャと組んじゃいましょう。と言うコトで、性懲りもなく、また風呂でパーツを洗っています。
 でも、風呂につかりながらパーツをのんびり洗うのって、気持ち良いンですよねぇ。今度はのぼせないようにぬるま湯です。半身浴ってヤツですね。健康にも良いンですよ。(本当かぁ?)

Washed_dhs_parts_02s で、洗ったパーツを拭いて乾かします。
 でも、洗っただけではダメなパーツもあったンですね。ブレーキや、Rディレーラー、それにペダルです。って機構モノ全滅じゃん。やっぱり、日頃のメンテが大事ってコトね。

 で、今回はシマノのDXペダルです。これは私のお気に入り。この前、noriさんとも話したンですけど、noriさんの言う通り、踏み面の大きさも厚さもジャストサイズ。重さもソコソコだし、後はピン代わりのイモネジが潰れなければ(潰れても外せれば)完璧です。一番上の写真でも、1本外せそうにないイモネジがあります。
 これは、こうなる前にコマメにイモネジを交換するしか無いですね。

 それに、このペダル、メンテが簡単です。っと言っときながら、前にYukkiyのDXペダルを弄り壊しちゃったことがありましたね。どうしてもシャフトが外せなかったンですよねぇ。ゴメンナサイ。

 さて、私のDXペダルですが、回転がゴロゴロしているんです。と言う訳でオーバーホールをします。

Dxpedal_oh_02s シャフトを外すには、写真の専用工具が必要です。専用工具と言っても樹脂製の安いものです。確かシマノのペダルを買うと付いてくると思いました。

Dxpedal_oh_03s この工具を、このようにペダルのスプライン部に勘合させ、大口のスパナやプライヤー等で回します。工具を万力に挟んで、ペダルを回すという方法もありです。

Dxpedal_oh_06s 回す方向は、「TIGHTEN」と刻印してある方向に回すと締まり、その反対に回すと緩みます。
 
 
 
 
Dxpedal_oh_04s 前にメンテしてから大して使っていないので、この通りシャフトは綺麗でした。単純に、前回の玉当たり調整が悪かっただけのようです。
 グリスも綺麗なので、コレ以上バラさず玉当たり調整だけ行います。

Dxpedal_oh_05s ピンぼけ画像ですけど、玉当たり調整の写真です。手持ちのスパナでは厚過ぎてダブルナットが締められません。しょうがないので、スパナの先っちょでダブルナットを締めます。
 こんな締め方では、直ぐ緩んじゃうでしょうけど、緩んだら「輪娯館」で工具を借りて、再度調整をしましょう。

Dxpedal_oh_07s シャフトのベアリング廻りに二硫化モリブデングリスをタップリ塗りたくり、シャフトをペダルに挿入する圧力で、ベアリング部にグリスを行き渡らせようというズボラな作戦です。ベアリング部にグリスを積め込み過ぎると、回転が重くなりますが、私は足をペダルから離した時に、ペダルがクルクル回ってしまうのは嫌なので、これでいいンです。

 後はシャフトを専用工具でペダルに締め付けて出来あがりです。シャフトは余り強く締め付けない方が良いようです。強く締め付け過ぎると抜けなくなります。どのくらいの締め付けトルクで締めたら良いのかは、シマノの取説にあたって下さい。

 と言う訳で、出来あがりですけど、一番上の写真と変わりありませんね。あっ!シャフトの出代が違う。やっぱり緩ンでいたンだ。

Dxpedal_oh_08s


ジャイアントDH シェイクダウン

2006年04月17日 | MTB[GIANT DH]
 昨日は、待ちに待ったジャイアントDHのシェイクダウンです。天気予報では雨でしたが、こちらは早朝にパラパラ降った程度で、昼には晴れ。トレールは丁度良い湿り気を帯びて、埃もたたずグリップも最高。絶好のトレイル日よりでした。嬉しい!

 ホントは、この記事、昨日のうちにアップする予定でしたが、記事を書いている途中にPCの日本語入力システムがフリーズ(私のPCでは、よくある事。メモリーが足らないのです。) 再起動しているうちに眠ってしまったようです。
 日頃の睡眠不足(仕事じゃなくて、不眠症ね。)も祟って、目が覚めたのが今日のお昼過ぎ。12時間以上眠ってしまいました。お陰で頭は久々にスッキリしてます。
 当然会社は欠勤。欠勤なので、もちろん給料カット。それは構わないのですが職場のモチベーションに影響を与えているコトがチョット気になります。こんな歳なのに、トンだ不良社員です。職場の皆さんゴメンナサイ。

 と言う訳で、「遅く起きた朝は・・・」つながりで、リサ・ステッグマイヤーさん公式ブログ「Risa’s Journal」の記事「Easter Sunday クリスマスより重要な行事」に、こじ付けトラックバック。
 リサさんの記事は、宗教と文化に関するインテリジェンスな内容。それに対して私は、泥汗臭いマウンテンバイクのお遊び。全然違う内容ですね。おまけに私のは、「遅く起きた朝」に何をやったかって話ではないです。(何をやったかと言うと、洗濯物を干して、お掃除して、散歩代わりに歩いて買い物に行って、この記事を書いてます。)それに、やたらと長い記事です。(会社休んじゃったからね。) リサさん。ご迷惑でしょうが、どうかお許し下さい。

 そんな訳で、昨日は洗濯物も干さないで途中のまま。プロテクタ-は帰ってきて直ぐ干したのですが、ファブリーズ(と言っても、私のは重曹の水溶液)してないので、ナニかが醗酵しているようなニオイを発しています。
 もう一度洗濯しようと思いましたが、幸い洗濯物は臭っていないし、晴れているので、外に干して太陽光線に殺菌して貰いましょう。

 ところで、昨日汚れにまみれてしまった卸したての白ジャージ(と言っても750円のユニクロ、セール品)、風呂につかりながら丁寧に揉み洗いしたら、綺麗になりましたよ。最近は、風呂につかりながら何かを洗うのがお気に入り。洗濯は当然風呂の残り湯。お湯なので洗剤の酵素パワーが有効に働いてくれるでしょう。

 と、前置きが長くなりましたが、本題のジャイアントDHのシェイクダウンです。 

 昨日は、いつものカタクラックスKさん、DHの元オーナーのFさんの他に、新潟ローカルから、M-04さん、Aさん、S口さん達も来て下さいました。もちろん、私のシェイクダウンに合わせて来てくださった訳では無く、こちらのトレールを走る為です。 新潟は、まだまだ走れる状態ではないようです。

Kobus_giant_dhs これは走り終わった後の写真。ここのトレールは、半分ガレ場と岩なので、余り汚れないのです。但し、乾燥した日には、埃だらけになります。
 こうやって見ると、やっぱりハンドル位置が高いです。
 それにキャスターが立ってるように見えます。コレはテックインのせい。アクスルがフォークレッグの軸上にある(オフセット・ゼロ)為、ボクサーなどに較べホイールがフレームに近くなっている訳です。って今頃気が付きました。

 それでは早速(って全然早速じゃないし)インプレッションを書きます。

◎下りインプレッション

 もう最高!何をやってもコケる気がしません。(コケましたけど) 始めはどんな乗り方をしても、スイスイ何の衝撃もなしに下れちゃうので「つまンない。」って思ってましたけど、サーリー1×1の乗り方を試してみたら、ギュンギュン曲がるンです。リジットやチョット借りたバイクも含め、今まで乗ったバイクの中で一番曲がるってくらい曲がります。

 具体的なサーリー1×1の乗り方とは、
①基本的には、真ん中乗り(前後位置)
②腕の肘は、前上に上げ気味に曲げ、衝撃を吸収。と言うより、DHの場合は、バイクの動きを邪魔しない。
 ハンドルの端を子指から斜めに握るようにすると、肘を柔かく曲げるのがやり易くなります。
③脚は、股関節を開き気味(ガニマタ気味)にして、膝を曲げて衝撃を吸収。これもDHの場合は、バイクの邪魔をしない意味合いが大きいです。踵をペダル踏み面より落すような足首の曲げ方を意識すると、脚全体の動きを柔かく出来ます。
④コーナリングは、ハンドルを横にずらす方向に入力してバイクを倒し込み、外足の膝を内側に入れ込むより、外足を地面に対し垂直に押し込む(タイヤのIN側エッジに荷重する)ことを意識します。

 上記は、完全なリジット乗りですが、コレだけでギュンギュン走ってくれるのです。
 感動的なのは、倒し込みの軽さ。ハンドルへの入力だけでスパッ!っと倒れてくれます。後は上記の通り、バイクの動きを邪魔しないだけ。これに後ろ乗り、リアステア、プッシュを加えれば、キレのあるコーナリングが出来そうです。誰か、プッシュを教えてぇ~。
 
 ところで、「フリーライド・ポタリング」の軸となるサーリー1×1ですが、知らぬ間にダウンヒラー養成マシンになっていたようです。思惑と全く違う方向性に使われてしまった1×1ですが、「知らぬ間」だから良いのです。言ってみれば映画「ベスト・キッド」(空手キッド)のWAX掛けみたいなモンです。

 リアのショックユニットは、「重力技研」さんのマル秘チューンが入ったマニトウ6WAY。DHの元オーナのFさんと体重が殆ど同じなので、セッティングは何も変えていません。Fさんが苦労して出したセッテイングで、私にも合っているようなので、何も弄らない事にしましょう。第一、6つもセッティングの要素があると頭がこんがらがってしまいます。セッティングに苦労する訳です。
 このリアサスがまた素晴らしい。しっとりと地面に吸い付く感じです。実際に、新潟ローカルのAさんに後ろから見て貰ったのですが、タイヤは殆ど路面に吸い付いてる感じだそうです。物凄い接地感です。
 同じくしっとりした動きのテックインT-03との相性も良さそうです。

 そのテックインT-03ですが、評判通り超高剛性。フニャのFuのFも感じさせません。その割りに高剛性過ぎて、石や岩に弾かれることも無い。狙ったラインを綺麗にトレース出来ます。
 但し、これも評判通り、リバウンドダンピングが少し遅い感じ。でも、このトレールに限った話しで、富士パノや、草津、高速トレールでは、問題にならないでしょう。
 それに、これは私の乗り方の問題でもあります。今回は完全にリジット乗り、一般的に言う前乗りでしたので、ドカドカ細かく落ちるこのトレールでは、Fサスが沈みっぱなしで前転、或いは前転しそうになる。という場面が見られた訳です。後乗りに変えれば、解決する問題でしょう。

 以上、かなり誉め過ぎの感のあるインプレッションでしたが、フルリジット、シングルスピードの1×1から、いきなりフルスペックのダウンヒルバイクに乗り換えた状態でのインプレなので、お許し下さい。ダウンヒルバイクに乗っている方は、5割引きくらいで、このインプレを読んで下さい。

 次にネガティブな面の感想です。

 先ずは、ハンドル位置が高すぎます。高すぎて、肘が上手く開けない(前上に上げられない)ンです。
 まあ、これはセッティングの問題なので、バイク自体の問題ではありません。あり物のハンドルを付けただけですから。ダイレクトクランプの位置自体が高いので、DHストレートバーでも良いかもしれません。バイクの性格を掴むまで暫くこのまま乗って、馴れたらサーリーに使ってるハンドルを試して見ましょう。

 もう一つは漕ぎが重いこと。でも、この日一緒に走った人は、皆「このバイクは、漕ぎ軽いよ。」って言うんですよねぇ。だから、このバイク自体は漕ぎの軽い部類なんでしょう。多分、私の感覚がズレているンです。でも、登り返しの漕ぎでバイクがヘコヘコ(ボビング)しちゃって失速しちゃうンですよ。
 その原因は、①1×1のダイレクトな漕ぎの感覚に馴れちゃって、そのペダリングで漕いでいる。②noriさんのアイアンホースSUNDAYのフルサスDHバイクとは思えない強烈なダッシュ力を体感しちゃってる。③重いタイヤをつけている。
 先ずは、転がりが軽めのイエローキリンにタイヤを履き替え、軽いギアで漕ぐボビングさせないダンシングテクニックを身に付けましょう。

◎担ぎ上げインプレッション

 避けては通れない担ぎ上げです。担ぎ上げは無理なので、実際は押し上げ。覚悟はしていましたが重い!すごぉ~く重い! 皆よくこんな重いDHバイクを押し上げてますね。
 何時もは、4、5本走っていく新潟ローカルの方が3本で終わってしまったのも、全ては私の押し上げが遅かったせい。申し訳なかったです。

 今、0.2kg単位の体重計で計ってみました。
  21.8kg
でした。思ってた程重くはなかったですけど、XSサイズのフレームですよ。やっぱり、最新DHバイク(落ち系フリーライド含)のS、Mサイズで、17、18kgと言うのとは違います。

 押し上げで、2、3cmの段差があるとバイクは進まずに、リアが持ちあがっちゃうンです。まあ、DHバイク乗りの人には当たり前の事なのでしょうけど。やはり押し上げの基本姿勢、左手はハンドルを持ってバイクの方向を定め、右手はサドルの後ろもって押し上げる。って形を取らないと押し上げられません。
 今回体力を消耗したのは、全て押し上げ。今日は上腕と、胸、背中が筋肉痛です。
 まあ、これも筋トレと思って、せめて皆に遅れないように押し上げられるよう努力しましょう。

 ここで、昨日ゲストライダーとして遊びに来てくださった新潟ローカルの方々のバイクのご紹介。

M-04さんのジャイアントAC。珍しいチームカラーです。
M040s_giant_acs

お次は、AさんのジャイアントDH。こちらもチームカラー。この日は久々にジャイアント率高めです。
As_giant_dhs_1

最後は、S口さんのエルスワース。スミマセン、マニアック過ぎて車種名が分かりません。
Sguchis_eiisworths

 新潟ローカルの皆様。遠いところ遊びに来て下さってありがとうございました。ナンと地元からココまでは、富士パノより遠いとか。410さんも喜んでいることと思います。機会がありましたら、お話に聞いたそちらのトレールでも、遊ばせて頂きたいと思います。

<業務連絡>
 大分記事が長くなりましたが、ここで業務連絡です。
 私のブログにアップ予定の410さんのテーブルトップ・クラッシュシーンの動画ですが、昨日KさんからCD-Rでデーターを頂きました。ところが圧縮されいるらしく私のPCでは見れません。
 正確に言うと動画のコーディック形式が分からず、開けないってことです。フリーソフトでコーディック形式を調べるソフトがあるのですが、私のWin98(古っ!)では動きません。
 一緒に入っていた「JungleBikes」のムービーは見れました。(映像も編集もBGMもカッコ良かったですよ。)
 そこで、Kさんにお願いです。

 410さんクラッシュのムービだけで構いませんので、「JungleBikes」のムービーを編集したソフトで一度読み込んだものを、「JungleBikes」のムービーと同じ形式で書き出して頂けませんか?
 昨日頂いたCD-Rを次に会った時にお渡ししますので、これに上書きして下さい。お手数をお掛けして申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

 410さん。ムービーアップまでもう暫く(2週間ほど)お待ち下さい。


4/14 きょうのジャイアントDH

2006年04月15日 | MTB[GIANT DH]

 4/14今日現在のジャイアントDHです。
リアの泥よけが付きました。特別あつらえです。これは、普段履き。
Dh_fender_rear_07s_1

これは、雨の日用です。詳細は別途記事にします。
Dh_fender_rear_06s

Dh_fender_rear_11s 明日はシェイクダウンなので、キッチンに置いてあったP7と、置き場所を取り換えっこ。でも、サーリーと並べると完全に通れなくなるので、縦にオフセット。ハンドル先端は玄関に届いています。
 やっぱ、アパートの中に入れるとデカイ。


JungleBikesのステッカー貼り

2006年04月14日 | MTB[GIANT DH]
Junglebikes_sticker_01s

Junglebikes_sticker_02s SJさんが作ってくれた「JungleBikes」のステッカーをジャイアントDHに貼りました。申し訳ないですけど、左の画像のトップチューブの傷隠しにさせて頂きました。

 エリート狙いのエキパーライダーでありながら、手切りステッカー職人(「Candy☆Star」のロゴ)というマメな一面を持つSJ氏。今度はPC用シールキットでステッカー作成です。SJさんのブログの記事「ステッカーチューン」のステッカー以外にも、ナンだか細かいものを色々作っています。SJさん、こういう細かい作業って結構好きでしょ?
 
 で、「貼りましたよ~」連絡ってことで、SJさんのブログの記事「ステッカーチューン」にトラックバックさせて頂きます。

 ところで、「JungleBikes」って何?カタクラックスさんことKさん主催のチーム?グループ?それともYukkiyが経理担当のアパレルブランド?・・・ナンなんでしょう?


4/13 きょうのジャイアントDH

2006年04月13日 | MTB[GIANT DH]
Dh_060413_01s

Dh_060413_04s 4/13今日現在の状態のジャイアントDHです。
 出来ましたよ。一応走れる状態にあります。今度の日曜はシェイクダウン出来ます。誰か付き合ってくれる人いる?

 ハンドルもサドルもセッティングを出しました。4/11の状態では確かにクルクル回るのですけれども、ハンドルが近すぎて、ずっとハンドルにぶら下がった状態になっちゃうんです。
 なので、ダイレクトクランプの位置を一つ前に出して、ハンドルを遠くしてあります。これで大分マイルドなハンドリングになりましたけど、安定感が増しました。でもやっぱり、ハンドルが高くてバックスィープが少ない感じ。まあ、今までが1×1だったから、差が大きい分そう感じるのかもしれませんけど。

Dh_060413_03s こっちから見ると真っ黒ですね。
 リアブレーキは、暫定の初期型4ポットXTです。DMRに使っていたヤツなので、ブレーキホースが寸足らずになっています。まあ、ちょん切れずにもってくれるでしょう。ニューDMRでは、ディオーレのホースに換えるつもりだし。
 それにしても重いです。走ると軽いンですけどねぇ。最初の押し上げでバテると思います。なにせ今まで12kg強の1×1でしたから。

Dh_060413_05s 車に積むのも手間が掛かります。重いし、前後タイヤを外さないといけないし、ホイールを外すとフロントフォークは左右バラバラに伸びちゃうし。1×1とは大違いです。

 あ、それからnoriさん。間抜けな方向を向いているプロファイルデザインのシートポストを期待しているようですけど、パザッツのセットバックシートポストに換えちゃったので見られません。残念でした。

Dh_060413_02s