小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

はじめてのゲレンデDH(装備編)

2006年05月31日 | Bicycle[機材、装備]
 5月連休に富士見パノラマリゾート(富士パノ)へダウンヒルに入った時の写真がありますので、「はじめてのゲレンデ・ダウンヒル」について書いてみます。
 
 はじめてゲレンデ・ダウンヒルに行くときは、大概経験者の方と行くとは思いますので、分からない場合はドンドン経験者の方に聞いちゃって良いかと思います。なんて言ったってMTBでは貴重なご新規さんなのですから。一緒に行く経験者の方も親切に教えて下さればと思います。貴重なご新規さんを逃がさないで下さい。(なんか保険の勧誘みたいになってきたな。)

 それでも、「わざわざ電話してまで聞くものなぁっ」て時に、この記事が参考になればと思います。(にしては、長い記事だゾ。要点をまとめるのがヘタなので、許して。)

 今回は、ゲレンデ・ダウンヒルに持っていく装備について書いてみたいと思います。本記事の内容は私の装備であって、人によって違いがあると思います。色んな人の装備を観察してみるのも面白いかもです。
 [必]と書いたものは、私が必需品と考えているものです。持っていないものもあるかと思いますが、一緒に行く人が持っているかもしれません。状況に応じて要否判断してください。

バイク[必]
 これがないと始まりませんね。
 事前に整備しておきましょう。その際、ブレーキパット、タイヤ、チェーン、シフトワイヤーなどの消耗パーツの減り具合、伸び具合などをチェックし、必要であれば交換しておきましょう。

◎予備パーツ
 [必]と書きましたが、一緒に行く人が親切な人なら、その人に頼っちゃっても構わないかと思います。
予備チューブ[必]: パンクした時に必要です。パンク修理しても良いのですが、時間が勿体無いです。
パンク修理セット[必]: パッチ、ヤスリ、接着剤。予備チューブを使いきった時に必要です。
チェーンの駒&コネクティングピン[必]: チェーンが切れた時に必要です。
ブレーキパット: 今使っているパットが、晴れなら持ちそうだけど、雨が降ったら無くなるなって時に持っていきます。
マッドタイヤ: 持ってるなら持って行った方が良いですけど、無いなら必要ないと思います。雨なら雨なりの乗り方をすればよいのです。私はついこの間まで持っていませんでした。

◎工具類

○メイン工具
 普段使っている工具です。工具箱ごと持っていきますが、一緒に行く人が持っていく場合は、荷物を減らす為にその人の工具を借りる事にします。私達の間では、大概車を出す人が持っていきます。
 これも、[必]と書きましたが、一緒に行く人が親切な人なら、その人に頼っちゃっても構わないかと思います。
エアゲージ[必]: 普段自分が使っているエアゲージで空気圧を管理した方が良いでしょう。
チェーン用油(チェーンルブ)[必]: 雨や埃でチェーンの油が切れた時に注してあげます。それから、洗車後のチェーンの錆止めに必要。 

空気入れ(インフレ-ター)
 これも、一緒に行く人が持っていく場合は、荷物を減らす為にその人の空気入れを借りる事にします。但し、空気入れの持ち主と自分とで、タイヤのバルブ形式が違う場合は、以下のアダプターが必要になります。
米式→仏式変換アダプター[必]: 空気入れの持ち主が米式(シュレッダー)バルブで、自分が仏式(フレンチ)バルブの場合必要になります。自分の空気入れに付いているアダプターを持っていきましょう。

携帯工具
 バイクで走る時に携帯する工具です。携帯工具を持たない人が殆どですが、私の場合バイクが故障した時下までバイクを押して行くのが嫌なので、携帯しています。
 バイクを壊さない自信のある人、壊れた時は下まで押して行く覚悟のある人、身軽にして走る方を優先したい人、壊れても直せない人は持つ必要はありません。
 携帯工具の中身は以下の通りです。(上記予備パーツとダブっています。) トレイルランもこの装備です。
携帯用ヘキサレンチセット: チェーンデバイスにチェーンが噛み込んだ時など、思わぬトラブルに対応できます。バイクのセッテイングが出しきれていない場合は、気付いたその場で直せるので、持っていると便利です。
タイヤレバー: パンクした時に必要です。
予備チューブ: パンクした時に必要です。コース上でパンクした時は、チューブ交換しちゃうのがスピィーディーでよろしいです。
携帯空気入れ(インフレ-ター): チューブを交換しても、空気を入れないと走れません。
チェーンカッター: チェーンが切れた際、チェーンを繋ぐのに必要です。
チェーンの駒&コネクティングピン: チェーンを繋ぐのに必要です。
リアアクスル用レンチ: リアホイールの車軸がクイックレリースではなくナット或いはボルトで固定されている場合、ホイールを外すのに必要になります。

◎救急セット
 自分、あるいは仲間が怪我した場合に備えて携帯します。トレイルランもこの装備です。
傷用消毒液
バンソコウ
綿
包帯
三角巾


◎洗車セット
 私は高圧洗車は使わない主義なのですが、人の車に乗せて貰う場合は、最低限の泥は落とすのがエチケットです。でも、洗車場を長い間占領するのは良くありません。サッサっと泥だけ落としましょう。
大き目のスポンジ: フレームの泥を落とすのには、洗車ブラシより効率的。
タイヤブラシ: タイヤの泥を落すのには、洗車ブラシより効率的。
ウェス: 車の中に水が垂れないように、水を拭き取ります。

ホイッスル
 万が一、崖から落ちて身動きが取れなくなった時に、助けを呼ぶために首にかけときます。トレイルランの時も首に下げてます。

<参考> 参考までに、上記に関係する私の装備の写真です。

Equipment_of_dh_08s 左から
・チェーンルブ(2オンス): スプレータイプより荷物になりません。
・ブレーキパッド: 1つのブレーキ分です。前後必要なら2セット用意。
・予備チューブ: DHチューブではありませんが、携帯にはこのぐらいの方ががコンパクト。

Equipment_of_dh_03s 左上から左下へ、左方向から
・洗車スポンジ
・ウエス(古タオル)
・バンク修理セット: パッチ、ヤスリ、接着剤。
・サドルバック: 携帯工具入れとして、バックパックの中に入れてます。
・救急セット: 傷用消毒液、綿、包帯、鋏、バンソコウ。携帯してます。
・インフレ-ター: 携帯してます。
・バックパック
・ハイドレーションシステム: バックッパクの中に仕込む水筒です。チューブから水を飲めます。どうせバックパックを背負うならってことで。
・予備チューブ: 上下二つ。上の薄い方を携帯してます。
・チューブの空気漏れを見つけるヤツ: 名前分かりません。丸いヤツです。樹脂の小さい玉が沢山入っていて、空気が漏れてる箇所にあてると玉が動いて漏れ箇所を知らせます。
・携帯工具: ヘキサレンチ、ドライバーのセットです。携帯してます。
・タイヤレバー: 携帯してます。
・ペダルレンチ: 15mmなので、リアアクスル用レンチとして携帯してます。
・FUNNのFハブ用クイックアダプター: 重要なものではないです。このハブには、これがないとフォークに嵌めるのに苦労するンです。
・コネクティングピン: 袋から数個出して携帯してます。
・エアゲージ
・米、仏バルブ変換アダプター
・チェーンカッター: 携帯してます。
・チェーンの駒: 携帯してます。
・ブレーキキャリパーに挟むヤツ: タイヤを外した時に挟むヤツです。
・湿布: 携帯してます。今回の富士パノで大活躍。
・ホイッスル: 首から下げます。

◎ウェアー&プロテクター
Equipment_of_dh_01s これは、私の装備。一泊二日で雨が降りそうだったので、2セット持っていきました。
モトクロスジャージ: はじめから用意する必要はないと思います。長袖でプロテクターの上から着れるゆったり目サイズ、体の動きを邪魔しないものであれば可。でも、汚れて破れる覚悟は必要です。
モトクロスパンツ: プロテクターの上から履けるゆったり目サイズ、体の動きを邪魔しないものであれば、カーゴパンツでも良いかと思います。しかしながら、モトクロスパンツは、多少プロテクトもしているので、チョット安心。私のは裾が絞ってある古いタイプです。もし買うなら、最近はポケットが付いているモノもあるので、コレが便利。

Equipment_of_dh_02s これは、私の装備。下りトレイルランもこの装備です。左上から左下へ、左方向から
スケーターシューズ[必]: くるぶしが剥き出しだと怖いので、ハイカットのものを使ってます。
ゴーグル[必]: サングラスより安全度が高いです。
眼鏡拭き(2枚): 水拭き用と乾拭き用です。
ゴーグル予備レンズ: 割れちゃった時に備えて。
ヘルメット[必]: 半キャップでも構いませんが、フルフェイスの方が断然安全度が高いです。フルフェイスの使用をお勧めします。
エルボー(肘)ガード:フルプロテクター(大概の人がそう)の場合は必要なし。私は半袖のプロテクターを使っている為、別途、肘のプロテクターが必要になります。
ニー・シン(膝、脛)ガード[必]: 怪我する確率が高い所です。
ボデーアーマー[必]: エルボーと一体になったフルプロテクターをお勧めします。私はチビでデブな為、胸囲に合わせると袖が長すぎて、エルボーがとんでもないところに行ってしまうので、半袖のものを使用してます。ちなみに私のものは、ハードシェルは肩のみ。ゲレンデダウンヒルにはちと不安です。なので、脊髄パッド代わりにバックパックを背負っています。
グローブ[必]: 指切りタイプはNGです。
ネックスタビライザー: 頭から落ちた時鞭打ちを防止してくれるかもです。正直、着けてるとウザイです。でも、私は前転コケが多いので・・・。

◎貴重品
Equipment_of_dh_06s 左上から左下へ、左方向から 
デジタルカメラ: 別に必要ないです。ブログにアップする為、私には必需品。
ジップロック: 私は、財布、免許証、健康保険証をこれに入れた上でバックパックに入れて、いつも持ち歩く(走る?)ようにしています。
常用薬: 以外と忘れがち。常用している薬がある人は忘れずに。
携帯電話: 当てには出来ませんが、バックパックに入れとくと、谷底に落ちたときに助けが呼べるかも。多分電波が届かないし、壊す可能性があるので、走るときに携帯するのはお勧めしません。仲間が持ち歩いていれば、無線機代わりになるけど。
健康保険証[必]: 怪我して病院にお世話になるときに必要です。無くてもどうにかなるけど、後々の手間が面倒です。
運転免許証: 車を運転する人は必要ですね。
財布>[必]: 財布はどうでもいいのですけど、お金ですね。リフト代(富士パノHP参照)、ガソリン代、高速代、食事代、入浴料金など。
システム手帳: 別に要りませんね。アナログな私には必需品。

◎着替え、お風呂セット
Equipment_of_dh_05s これは、春の一泊二日の装備です。

 日帰りの場合は、以下の内容で良いでしょう。
-日帰り装備-
下着1セット: 別に来た時のものを履いちゃってもかまわないのですけどね。私は上着類だけ来た時のものを、また着ちゃいます。がさバリますからね。
タオル: お風呂に入る場合はあった方が良いですね。バスタオルは無くても大丈夫。お風呂で使ったタオルをきつく絞って体を拭いて、ブラブラさせながらブラブラしているとそのうち乾きます。
靴下: 必ず汚れるので、あった方が良いでしょう。

 泊りがけの場合は、上記に加え以下のものがあった方が良いでしょう。
-連泊装備-
寝間着: 寝間着があった方がリラックスして眠れます。春秋の富士パノの場合、夜になると気温が0℃近くまでさがるので、私は、フリースの上下の上に、フリース2枚、ダウンジャケットを着込んで寝ます。
防寒着: 春秋の富士パノで夕食、酒盛り等で、外で過ごす場合に必要です。私は寝間着と兼用です。
替えのレーサーパンツ: 私はバイクに乗る時はレーサーパンツ派なので、走る日数分持っていきます。
えもん掛け、洗濯バサミ: 汗で濡れたプロテクター類を干すのに、あると便利です。
ひも: 干し場所を作るのに使います。

◎快適装備、お泊りセット
Equipment_of_dh_04s 左上から左下へ、左方向から 
折りたたみ椅子: 日帰りでも、これがあると快適に過せます。車に積み込む余裕があればもって行きましょう。
マット[必]: シェラフの下に敷くマットです。テントといっても地面の上に寝るようなものなので、これがないと快適に寝られません。
封筒型綿シェラフ[必]: 布団と同じ感覚で寝られ、色々汎用が効き、値段も安めなので、この型がお勧め。
マミー型ダウンシェラフ: 寒い時期は封筒型シェラフの中に入れて使います。フリース、ダウンジャケットを着込む事でも代用可能です。また、封筒型の上に毛布をかぶるって手もあります(この方が快適そう)。コンパクトにたため、暖かく、高価。この型は馴れない人には寝苦しいと思います。
: 着替えを袋に入れたものでも代用可能です。
テント: 一緒に行く人のテントに寝させてもらう場合は不要。私のはツーリングに使っていた一人用テント。このテントに対して封筒型シェラフが余りに大きいので納得がいきませんでした(まあ、綿の塊ですからねぇ)。
カップ、スプーン、コッヘル(お椀): 使い捨てのものを使う場合は、必要ないです。でも、使い捨ては環境に優しくないですね。使っちゃてますけど。
使い捨て歯ブラシ: これ便利なんですよねぇ。でも、これも環境には優しくないですね。
ヘッドランプ: 文字通り頭に付ける電池式のライトです。夜、到着時のテント設営や、ランタンを消した後、テントにもぐり込む時、夜中トイレに行く時など、これがあるとかなり便利。
小型ランタン: 自分のテントで過ごす時など、メインランタンから離れて過す時に使います。夏は、メインランタンから離して置いておくと虫除けになります。
ガスバーナー: ツインバーナーなどのメインのバーナーがあっても、これがあれば、料理の最中でもコーヒーを入れたり、お湯割り用のお湯を沸かしたり、おつまみを焼いたり出来ます。
ガスボンベ: ランタン、バーナー兼用のガスボンベです。
ダッフルバック: オートバイツーリングに使っていたもので、完全防水、大容量です。この中に入れておけば、濡れては困るものでもテントの外に出しておけます。

Equipment_of_dh_07s これは5月連休に富士パノに行った時の、バイク以外の装備一式。人の車に乗せて貰うので、なるべくコンパクトにまとめたつもりですが、結構な量です。夏はもちっとコンパクトになります。

 初心者の方向けに書いたつもりですが、大変長く、読みにくい記事になってしまいました。私ってホント構成力がないです。


また、引っ掛けられた。

2006年05月30日 | その他
 フレッシュなネタです。

 今朝、また車に引っ掛けられました。私ってよっぽど不注意なのでしょうか?先ずは、自分を疑ってみますけど、そうじゃない気がする・・・。

 通勤は歩きなのですけれども、歩道を歩いていると、これと直交する路地から車が頭を出してきました。一時停止はしませんでしたけど、車道の車が途切れるのを、歩道の途中で止まって見極めています。
 私は、その車の前をそのまま通るのが怖かったので、ドライバーと目を合わせ「出てこないよナ。」と確認してから、その車の前を通り過ぎようとしました。

 と、車の前に来た途端、その車がグワッと出てきました。膝にバンパーを当てられる寸前に、ボンネットに手を付いて体を車の横に飛び跳ねて難を逃れる事ができました。

 凄くビックリしたので、「何やってんだぁ!ごらぁっ!」って怒鳴ったら、キュキュキュキュ~っと逃げてしまいました。

 ドライバーと目を合わせお互いを認識したと思ったのは、私の思い込みで、ドライバーは私を通りこして車道の車の切れ目を見ていたようです。これって、私の自己防衛レベルが甘かったって事ですね。

 でもね~。そのドライバーの安全確認不足は明らか。おまけに逃げちゃったンですからねぇ~。私が人身扱いにすれば、ひき逃げだぞ!こらぁっ!「こらぁっ!」って怒鳴られたら逃げるのか!こらぁっ!

 ナンバーは見る事ができなかったのですけど、ドライバーの顔と車体に書いてあった団体名は覚えています。その団体名をWebで調べてみると、「心身障害者、高齢者、罹病患者への移送、生活介護事業や、他のボランティア団体への資金、労力の提供事業等を行なっています。(紹介文から一部引用)」っていうNPOじゃないですか。

 弱者を保護すべきNPOの車が、歩行者を引き逃げするとはねぇ~。思わずそのNPOの事務所に「今日の何時ごろ、何処何処で、こういう風体のドライバーが運転するお宅の車にぶつけられたんですけど、そのドライバーを探してもらえませんか?手首を痛めちゃったンで、そのドライバーとお話してから、人身扱いにするかどうか決めたいンですけどぉ。」って、意地悪な電話をする誘惑にかられます。これって脅迫ですよね。

 まあ、幸い何処も怪我をしてないので、何もやりようが無いのですけれども。

 ちょっと頭に来た出来事でした。


ダイスのバルブキャップ

2006年05月28日 | MTB[SURLY 1×1]
Valve_of_dices
 フレンチバルブ用としては珍しい、このダイスの形をしたバルブキャップ。結構お気に入りで、1×1使っていました

 ところが、バルブキャップを外す際にポロって取れちゃったンです。剥離面を見ると接着剤が着いてます。どうも樹脂の種類とあまり相性の良い接着剤ではないらしく、取れてない方のダイスもちょっと捻ると簡単に取れちゃいました。まあ、Setで350円だから仕方ないです。

 で、上の写真のように電ドルで下穴をあけザグリを入れて、ステンレスのタッピングスクリューで固定しました。これで、トレールを走っても外れません。(今までよく外れなかったもんだ)
 かたっぽはザグリ過ぎ、もう一方はザグリが足りない。ヤッツケ仕事です。


四週間ぶりの洗車

2006年05月27日 | MTB[GIANT DH]
Dh_060527_01s
 久しぶりにフレッシュなネタです。と言っても今日、ジャイアントDHを洗車しただけですけど。

 5月連休に富士パノで乗りっぱなしのまま放っておかれたジャイアントDH。四週間ぶりの洗車になります。草津のレースで高圧洗車はしましたけど、これはバイクを痛めるだけ。でも泥レースの時は高圧洗車がないと如何しようもないってのが分かりました。

 新品のXTRのチェーンは、高圧洗車した後に水分を拭き取ってチェーンルブを注しておいたので、無事錆びませんでした。でもFフォークの20mmアクスルは見事に固着。ハンマーで叩き出すはめになりました。グリスをタップリ塗っておいたのですけどね。

 それから、やっぱりリアショックユニット廻りから、乾いた泥がブロックで出てきました。それにチェーンデバイスの間も泥詰まり。小さなブラシで地道に洗い落とす羽目になりました。

 富士パノ前にO/HしたDXペダルは、やはり私の玉当たり調整が甘くガタが出ていました。分解してみるとダブルナットが緩んでる。調整しなおして再組み付け。その他、各部グリスアップ、注油、調整して走れる状態になりました。

 でも、私の肩が走れる状態ではないンですよねぇ~。少なくとも、このDHを押し上げるのは無理。ってことで、1×1から拝借してたハンドルバーと、DMRから借用してたリアブレーキを返して貰います。
 哀れにもジャイアントDHは、走れるようになった途端に、ブレーキとハンドルバーを取られてしまうのでした。

Dh_060527_02s でも、DH用に頼んでいたグランジのDHハンドルバーが入荷していたので、着けときました。これでクラウンとシフターの干渉も解消します。
 それにしても、ダイレクトクランプのハンドル廻りって、オートバイみたいですね。もう少しハンドル低くしたいから、スワロウハンドル(今時無い?)でも着けちゃいますか。

 ところで、重量的にジャイアントDHに乗るのは無理ですけど、DMRなら問題無さそうです。と言う訳で、DMRの組み上げに入りたいのですけど、ヘッドパーツを「バァ~ン」とやって、ベアリングの玉を一つ無くしてしまったンですね。
 簡単に手に入ると思っていたンですけど、この異様に小さいベアリングは「輪娯館」さんにも東京サンエスさんにも在庫がないとのこと。と言う訳でベアリングの入荷待ちで、DMRの組み上げはストップ。

 1×1は、直ぐ組めるけど、さすがにフルリジットは肩にキツそう。

 最後の望みはP7。「重力技研」さん。ブラックプラチナの修理完了、心待ちにしております。

 こんだけバイクを持ってるのに、これで、とうとう乗れるバイクが無くなってしまいました。


DHへのチェーンデバイス取り付け

2006年05月26日 | MTB[GIANT DH]
 またもや古い記事です。何せバイクに乗ってないし弄ってないもんで、新しいネタがありません。体は鈍るは、体重も増える一方。怪我はするもンではないと思う今日この頃です。
 これだけ治りが悪くて骨に異常がないとなると、じん帯を痛めちゃったのかもしれません。

 さて、今回は今更ながらですが、ジャイアントDHに、MRPチェーンリングを組み付けたTRUVATIVハッセフェルトのクランクセットを取り付けます。

Dh_crankmrp_03s その前にチェーンです。ダイバーに使っていたチェーンでは長さが足らなかったのです。駒を継いでもいいのですが、このチェーン継ぎ痕が6箇所もある。何時から使ってるンだ?多分伸びきっていると思います。(自転車屋さんでチェーンチェッカーを借りれば良いのですけど、一度もチェックした事はありません。)
 この際だから、新しいものにしましょう。って事で買っちゃいましたXTR!XTとそんなに値段は変わらないしね。DHはそんなに乗らない(保管期間が長い)だろうと思って、錆び難いXTRにした訳です。

 で、ビックリしたのは、新品のチェーンてのは、こんなに変速がスパスパ決まるンだってこと。殆ど調整なしでシャキシャキ変速してくれます。チェーンが伸びれば変速に支障をきたすのは知っていましたが、今まで特に苦労もせず調整のみで問題無く使えてたのです。でも、新品のキレとは大違いでした。馴れちゃうと分からないものですね。
 他のバイクも、後生大事にXTのチェーンを使い続けてますけど、一度チェッカーでチェックして伸びてたら新品のチェーンに替えよう。頻繁にのるバイクは一番安いチェーンで良いでしょう。

Dh_crankmrp_01s 先ずは、BBスペーサー無しでクランクを付けてみました。そのチェーンラインがこれ。カッセットの5速
に掛けてあります。写真にパースがついているので、ラインが出ているように見えますが、かなりリア側が中心に寄っちゃってます。

Dh_crankmrp_02s チェーンラインが通るように張るとチェーンは7速にきてしまいます。他に何処も弄れる所がないので、これで行くしかありません。まあ、ローにいれてもチェーンがデバイスに軽く擦る程度なので、これで良しとしましょう。
 DHバイクのチェーンラインの設定ってこんなモンなんですかねぇ?

Dh_crankmrp_04s お次はMRPのローラー。これではダメですね。
 ジャイアントのISCGモドキで固定できるように、前オーナーがMRPのアームをボルトで固定できるように削ってあったので、この位置になってしまった訳です。
 チェーンと位置が合わないのは、私が38Tという小さいチェーンリングを使っているせい。

Dh_crankmrp_05s 「輪娯館」さんに、電ドルに着けるエンドミルのような刃を借りて、MRPのアームを削ります。

Dh_crankmrp_06s この写真の一番右側が、新しく削ったところです。これで適正な位置にローラーがきました

 参考までに、このバイクはチェーンリング38T-カセットロー11Tを使っている訳ですが、このギア比はダウンヒルバイクとしては低過ぎるようです。
 富士パノAコースの殆どの直線で漕ぎきってしまいます(私は漕がないけど)し、草津のゲレンデだだ下りでさえ漕ぎきってしまいます。
 富士パノBコース、ローカルメインだとしても、40T程度が良かったかなぁと思っています。


ヘッドが、バァ~ン!                       (テクノグライドO/H)

2006年05月25日 | MTB[DMR トレールスター2]
 富士パノに行く前の古いネタを蔵出しです。
 別に、ヘッドパーツが割れた訳でも、フレームが折れた訳でも御座いません。
 また、私が間抜けな事をしてしまっただけです。

 場所は「輪娯館」さんの店先。古いDMRから、NEW DMRにパーツを移植する為、バイクからパーツを外していた時のことです。
 一通りパーツは外し終わり、後はヘッドパーツだけ。ヘッドパーツは贅沢にもテクノグライドです。

 お店に借りたヘッドパーツ抜き工具で、下側のワンをコンコンコン!カ~ン!と抜きました。ベアリングとアッセンブリーされた下ワンがゴトッ!とコンクリーの床に落ちた途端、ベアリングのシールが外れて「バァ~ン!」とベアリングの玉が四方八方に飛び散ってしまいました。
 固まったまま、「あ・・・・」と唖然とバラバラになったヘッドパーツを見つめる私でしたが、耳ではベアリングの転がって行く先を追っていました。お陰で19個のベアリングの内、18個を見付ける事ができました。凄いでしょ!って自慢するところではないです。1個無くしてしまいました。

Technoglide_oh_03s でも、テクノグライドのベアリングって仁丹みたいに小さいのですよ。18個見付けた時は「俺って偉い!」って思っちゃいました。

 で、上ワンを抜く時は、ウェスでヘッドパーツを包んで床に落ちないようにして抜きました。このぐらいの配慮は必要なんでしょうね。普通。

Technoglide_oh_01s バラバラになっちゃったので、強制オーバーホールです。
 シールドベアリングですが、結構砂粒が入っています。と言うことでアッパーも分解。完全トレールバイクなので、高圧洗車はしていないのですけど、自転車パーツのシールってこんなもんなんでしょうね。

Technoglide_oh_02s 何時ものように食器用洗剤で洗って、部位ごとに別けておきます。
 部位ごとに馴染みが出ている可能性を考慮しての処置です。

Technoglide_oh_04s ワンは摩耗も無く綺麗な状態です。
 この写真では、レール部分に圧痕があるように見えますが、廻りの景色の写り込みです。この写真を見て急いで現物を確認しちゃいました。現物は綺麗でした。

Technoglide_oh_05s ベアリング同士の間隔を保つ部品です。変形しやすいのでパーツクリーナーで汚れを吹き飛ばすだけに留めた方が良さそうです。

Technoglide_oh_06s シールです。手のひらの上で洗ったら変形してしまいました。洗う時は平らな所に置いて洗った方が良さそうです。

 後は組むだけなのですが、ジャイアントDHに使っているテクノグライドの上玉押しが編摩耗していたので、取り合えずこのテクノグライドのパーツを使っちゃいます。

 で、DH用のリプレースパーツを頼んだら、入荷は7月とのこと。そこまで生産予定はないらしい。いくらなんでも、そこまで待てないので、このテクノグライドは取っておいて、新しいヘッドパーツを買いましょう。

 新しいヘッドパーツには、テクノグライドの06モデルの「J-2」ってのが5、250円(予価)と値段もお手頃でよさそう。ってことで、これを頼んだらこれも未入荷とのこと。

 なんてことをやってたら、肩を怪我してしまったので、この件は保留と相成りました。


ウチの猫

2006年05月24日 | その他
 やった!猫ネタだ!
 「Risa’s Journal」さんの記事「Look What I Found いろいろな発見」に、猫の話題がありましたので、大分前から用意していたウチの猫ネタをトラックバックさせて頂きます。
 でも、リサさんの記事の後半は、「ゴミ問題」のお話。この記事の前の記事で環境保全について書いてますので、それで勘弁して下さい。また狭いトコロの話しなんですけどね。
 ゴミと言えば、私が時々走っている裏山の麓の不耕作地が、不法投棄場所になっちゃってます。麓でパトロールしてたおじさんが教えてくれました。(森からガサガサ出てきた私が、どうも不審者と思われたらしい。ので話しかけられました。) もっと深刻な犯罪の温床にもなりそう。実際、数年前に死体(自殺者ですけど)が出てきちゃったので、マジで怖いです。どうか成仏して下さい。


で、猫。

Cats_in_my_house_04s

 実家の猫、「みー」です。前にも写真だけのせましたね。
 おい!せっかく紹介してやるンだから、こっち向け!

Cats_in_my_house_05s

 こっち向いたけど、ボケェ~っとした顔してンなぁ。まあ、猫だから、しょうがないです。自分から何かしようとするとき以外は、常にボケェ~っとしています。後、メシの時以外はね。
 でも、なかなか美形でしょ。

Cats_in_my_house_02s 実はこの猫、後ろ足の片足が無いのです。「足がないので、このままでは死んでしまうだろう。」と、子猫の時にウチの母が拾ってきました。
 獣医さんによると、生まれつき足が無いのではなく、誰かに切り落とされたらしいとのこと。酷い事をする輩がいるものです。この事を考えると、怒りで悪い人になりそうなので忘れちゃいましょう。

Cats_in_my_house_01s うんしょ!どっこいしょ!って歩いているように見えますが、実はスッタカ歩いてます。
 走り出すと、足が無いのが分からないくらいのスピードですっ飛んで行きます。

 このミーが、これまたおてんばで、子猫の時に庭で遊びまわっている時に、小枝で片目を突き刺しちゃったンです。全く不幸な星のもとに生まれたとはこの事です。目玉が萎んでしまって、あわや失明かと思われたのですが、辛くも獣医さんの手で、失明を逃れることができました。
 でも、光彩が乱れているので、片目は殆ど見えていないと思います。

 そんなこんなで、「おお~可哀想!」「ああ~可哀想!」「まあ!カワイイ!」って猫っかわいがりに可愛がったら、すっかりイイ気になって今ではご近所の猫達の大将になってしまいました。後から気が付いたンですけど、ミーは雄だったンですね。元気な訳だ。

 ご近所中に種をばら撒いてしまったら迷惑この上ないので、かわいそうですが去勢してあります。それでも元気です。雌と言わず雄と言わず猫とみれば追っかけまわしています。本人としては遊んでいるつもりなんでしょうけど、他の猫は迷惑このうえないです。体は小さいのに、よく反撃されないもんです。もともと怖いもの知らずの性格なのでしょう。
 もう7歳は過ぎていると思うのですけど、まるっきり子供っケが抜けないガキ大将な猫です。

Cats_in_my_house_03s そして、隠れ家をのぞかれて不機嫌な顔をしているのが、「ゴン太」。18歳の雌です。また、名前付け間違えています。
 18歳といえばかなりの歳。もう化け猫の領域に入る歳ですが、このゴン太はまだまだ元気です。

 この猫も不幸な過去があるンです。まだ、若い頃交通事故に遭って、2ブロックも先の民家の納屋でブルブル震えているところを、ウチの母が二日かけて探し出してきました。よく見付けたもんです。母の執念に敬服です。
 で、それ以来、すっかり臆病になって人や他の猫にも寄りつかなくなっちゃったンですねぇ。

 そこに、猫の天敵の姪が誕生。ゴン太は散々追っかけまわされることになります。ところが、この前実家に帰ったところ、ゴン太と姪がすっかり仲良くなっているではないですか。ゴン太も歳をとって人恋しくなったのか?姪の執念が実ったのか?今では、姪以外の人間には寄りつきません。
 姪も、もう中学生。猫の気持ちが判るようになったのでしょうか?私は未だに判りません。って、もう中学生かよ!おいっ!月日が経つのは早い・・・。

 この他に、「もも」という雌猫がいるのですが、ゴン太よりさらに気難し屋なので、写真に撮れませんでした。気難し屋どうしで、ゴン太とももは仲良しです。

Cats_in_my_house_07s この猫は、前の家の「さくら」。雌猫でまだ若いと思います。
 このように「ナンかくれぇ~。かまってくれぇ~。」って誰彼構わず擦り寄ってくるので、こんな写真しか撮れません。黒猫ってのは、雄でも雌でも、もう少しクールに振舞うもんだと思ってたンですけどねぇ。

Cats_in_my_house_08s で、この凛とした猫は、野良猫の「のら」。多分、雌。なんともストレートな名前ですが、野良ですから「おい、のら。」としか呼びようがありません。
 さすが野良だけあって、緊張感が漂っています。最大望遠でやっと撮ることができました。


我々のトレールの現状について

2006年05月23日 | MTB[トレイルラン]
 「「LOVE our field!」のご紹介」の記事の続きです。関連記事なので、Lofさんの記事「みなさんありがとうございました!」にトラックバックさせて頂きます。

 先ず「我々の」と言っている時点で間違っていますね。トレールを弄っているのは我々ですが、土地自体は、地方自治体及び個人の地主さんのものです。

 また、ここに書く内容は、私個人の考えであって、ここのローカルライダーの総意ではありませんし、個人個人で考え方も違うと思います。
 
 ここいら辺の山は、我ローカル最年長の410さん58歳(もう59歳になられたのかな?)が、戦後現代日本の黎明期から、土の上での橇遊び(DHより怖いです)や、空気猟銃を使った戦争ごっこ(危険です)など、エクストリームな遊びをしていた里山で、その流れで410さんがトレールを開拓してきました。(その流れって訳ではないけど)
 トレールメンテは、殆ど410さん任せ。私はチョコチョコっと手伝う程度。反省です。そして、410さんに感謝です。

◎トレールの種類について

①DHメインのハードコア・トレール
 昔の里から里への山越えの道。廃道だったのを開拓して、走りやすさ、テクニカルさを主眼において、かなり弄っちゃってます。
 ハイカーの方は、殆ど入ってきません。入ってくるのは地元の方か、植物の盗掘者だけです。
 地権者は、地方自治体と個人の地主さん。

②ハードテール、初心者でも楽しい、なだらかトレール
 これも昔の里から里への山越えの道。ハイキング道に組み込まれていますが、尾根道ではないので景色が良いとは言えず草ボウボウの廃道状態でした。410さん陣頭指揮のもと我々で草刈りをして、走れるようにしました。道自体は弄っていません。
 ハイキングをするには、次の道に繋がらないので、今だハイカーの方を見たことがありません。
 地権者は地方自治体。

③ハイキング道
 北関東では名が通っているらしく、自治体も観光地としてアピールしているので、休日には、かなりのハイカーの方が通ります。よって殆ど走りません。走るとしたら早朝。もちろん、道も弄りません。倒木があったら退かす程度。
 地権者は地方自治体。

◎地権者の方への了承について

①個人の地主さんに対して
 410さんが地元の人と言う事もあって、410さんより話しを通して頂いています。

②地方自治体に対して
 行動の人、410さんが一度役場に申し入れたそうですが、音沙汰はなさそう。ですよね?見て見ぬふりなのかな?


◎トレール開拓に対するスタンス

①DHメインのハードコア・トレール
 地権者の方に話しは通したと言う事で、廃道を通れるようにするという延長線上で弄っています。でも延長線と言うには語弊のある改造が所々・・・。基本的にゲリラ活動です。(410さん。ゲリラ呼ばわりしてゴメンナサイ。ご意見があれば直接私まで。) でも、斜面自体を壊すような改造はしていません。
 しかし、トレールを造る事自体が破壊だと言う議論もあるので、そこンとこ、どうなんでしょうねぇ~って状態。
 まあ、廃道再生ってことで、よろしいのではないでしょうか。ってのが私の考え。

②ハードテール、初心者でも楽しい、なだらかトレール
 これこそ、廃道再生。そこを通行していると言うスタンスです。

③ハイキング道
 弄りません。


◎環境保全状態

①トレール、ハイキング道
 ハイカーのマナーが良いのか、殆どゴミを見かけません。それとも、何方かゴミを拾ってくれてる人がいるのでしょうか?
 道の状態も良好です。但し、トレールのガレ場はガレガレです。一度私が土を盛って整備してみた事があるのですが、1ヶ月もしないうちに元に戻ってしまいました。やっぱり、土だけじゃダメですね。でも、このガレガレがテクニカルで面白いという意見もあるので、整備するかどうかは難しいところです。

②山全体
 基本的に人工針葉林です。但し手入れはされておらず、下草は生え放題、倒木だらけといった状態です。
 数年前、地権者の方が間伐と枯れ松の伐採をしていますが、流石に植樹までは手が回らないようです。
 自生の落葉樹が育つのを待つといった状態でしょうか。


◎トレールのローカルルールについて
 「新しい人は、410さんに紹介してから走って貰う。」という緩やかなルールで走っています。閉鎖的に写るかも知れませんが、こちらも地元の方の理解を頂いて、走らせて貰っている身の上。無尽蔵にMTBが増えて、地元の方の反発をかうようなことは防ぎたいのです。
 ハイカーや地元の人に挨拶する、ハイカーの前では派手なライドをしない、ポイ捨てをしない、トレールを外れない、タイヤを故意にロック、スライドさせない、自動車で麓の道を無謀な運転をしない、等、一般的なマナーを守れる人なら問題無く走れます。

◎トレールの解放について
 「MTBの活性化の為に、ローカルトレールは解放(公開)した方が良い。」との意見もありますが、私達はトレールを占有している訳ではなく、他人の土地を走らせて頂いてるだけです。よって、解放する立場にありませんし、上記のような事情で公開はしがたい状況です。

◎トレールを走るには?
 他の記事にも書きましたが、お店などでトレールを知っているお客さんを紹介して貰うのがよろしいかと思います。


◎ローカル・トレールでできるLof活動は?
 今のところ、ゴミ、不法投棄等は見当たらないので、ゴミ拾いは不要でしょう。
 植林や間伐、下草刈りなどの山全体の保全に関しては、私達には荷が重過ぎますし、地権者の方にとっても余計なお世話でしょう。土砂崩れが起きそうな状態でもないし。
 
 私達が出来ることといえば、廃道を通した事以外は、走る前と同等の状態を保つ。つまり、現状維持です。いたってシンプル。当たり前と言えば当たり前。具体的には下記の通り。

①既に個々が心がけていることではありますが、

・基本的にグリップ走行。故意にタイヤをスライドさせない。
(アクシデントやテクニック不足等によるスライドは、致し方ないと考えています。あまりキリキリ占め付けると、初心者の方が走りにくい雰囲気になってしまいます。掘れてしまったら埋めればイイのです。)

・ゴミ、タバコのポイ捨てをしない。
(当たり前ですね。枯草、落ち葉の時期には、山の中でタバコは吸いません。山火事になったら大変ですからね。麓で吸うときも、吸殻は携帯灰皿かポケットです。)

②ガレ場の整備
 前記しましたけど、これは以前トライしたっきり未着手です。
 ここのガレ場は、「他にはなかなか無いテクニカルなトレール」とエリートの方にも評判な程、良いガレ具合なので弄りたくないってのが本音。でも、台風が来ると一気にトレールの土が流れてしまうので、そこは如何にかしないといけなさそうです。

・テクニカルなガレ具合はそのままに、土嚢で土の流れを抑える。
 土だけでは直ぐ流れてしまうので、土嚢を埋め込み、富士パノBのような水切りを作るってのは如何でしょう?これは、佐藤@電線屋さんのアイデアです。

※ 410さんへ
 肩が治ったら時間の有る時に、私が1コーナーだけ試験的に弄ってみたいと思います。(まだ、肩が動かないので、何時になるか分かりませんが)
 土嚢は既に用意してあります。PVCよりはローインパクトと思えるPP製です。麻等の自然素材の土嚢は見つかりませんでした。
 ご意見等あれば、コメントを下さるか、今度会った時に直接聞かせてください。

・複数のトレールを通し、年単位でかわりばんこにトレールを休ませる。
 これは、SJさんの提案で、神奈川ローカールで採られていた手法のようです。
 「廃道を通しただけ」と言うスタンスからは外れますが、「DHメインのハードコア・トレール」に関しては自己防衛の屁理屈に過ぎませんので、実を取ってトライしてもいいかと思います。
 しかし、土木工事が大変。私としては、先ず上記の土嚢作戦をトライしてみたいのですが、如何でしょうか?

 410さんの方で、何か計画があるようなら手伝います。でも、前に410さんが示してくれたガレ場エスケープは、十分ハードコアだと思いますよ。あのコースを通すとしたら、もう少し面白くしてメイントレール養生時のトレールとしては如何でしょうか?
 初心者の方をいきなりガレ場に連れてくると、怖くて嫌になっちゃうかもです。「ハードテール、初心者でも楽しい、なだらかトレール」でも、十分楽しめると思います。


 以上、何時もの通り長々と書きましたが、ご意見等御座いましたらコメントください。


映画「ニュースの天才」

2006年05月22日 | 映画、小説
 連休2日目で肩を怪我して、連休はなにも出来ずじまい。レンタルDVDを観まくりました。その中でも面白かったのが、この映画です。

 いやぁ~これは面白い映画ですよ。
 日本でもTVでとりあげられた、ニュー・リパブリック誌の若きスター記者、スティーブン・グラスの記事捏造事件を扱った映画です。
 主演は、「スター・ウォーズ エピソード2、3」のアナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセン。監督・脚本は、「ジャスティス」「ボルケーノ」の脚本家、ビリー・レイ。

 この映画は、徹底的に事実関係にこだわっているようで、登場人物、企業名等全て実名。脚色も極力廃しているようです。そのお陰かどうだか分かりませんが、妙に迫力があります。

 ノンフィクションですが、私はマスコミとは縁のない人間なので、お気楽に観ていられます。でも、事件の顛末を自分の職業に置き換えて観ると、結構怖いかも。
 サービス精神旺盛なグラスの特殊な性格が一因となった捏造事件ではありますが、別にグラスのような性格でなくても、追い詰められて、越えてはいけないある一線を越えてしまう状況って結構ありそうです。
 強度計算書の偽造、排ガス試験報告の偽装、クレーム、リコールの隠匿等、単独犯かどうかは別にして、「追い詰められて、やっちゃったンだろうなぁ」って事実の隠匿、捏造って事件は多々ありますよね。どうもこの種の事件は、捏造、隠匿に成功すると常習化する傾向があるようで、おまけに、罪を積み重ねつつも罪の意識は薄れていくようです。おっかないですねぇ~。

 時には晴天の霹靂とばかりに襲ってくる「ああ!如何しよう!」って状況。ここは一先ず頭を冷やして、自分で抱えず、自分で判断せず、上司に丸投げしちゃいましょう。その為の上司ですからね。上司の手に負えなかったら、更にその上に行くでしょうし。
 怖いのは、「法に背く」判断が上から下りてきちゃったら如何しよう・・・って想像。そんなことはないと信じていますが。

 なんて事も考えてさせてしまう、ある意味ホラー映画より、怖い映画です。


訳あって記事の一部を削除します。

2006年05月20日 | その他
 下記のような訳で、この記事この記事の一部を削除させて頂きました。

 ’06草津MTBフェスタ第1戦の記事と、このレースのリザルトから、私の名前が分かってしまうのですが、それは全然問題ありません。
 しかしながら、今までのブログの内容と私の名前から、私の身近にいる人達には、上記の記事で話題にしている人達が特定できてしまうんですね。人物が特定できる記事としては、内容が不適切です。

 つまり記事の内容が、事実であろうと無かろうと、実名を記述していようと無かろうと、名誉毀損が適用できる記事になってしまった訳です。
 これは社会モラルに反しますし、訴訟問題にまでならないにしても、自分から人間関係のトラブルを呼び込む必要もありません。(もう、こりごりです。)

 てな訳で、人物が特定できてしまう部分を削除させて頂きます。記事自体を削除してしまえば良いのですけど、一度公表した記事を削除するのは、潔くありません。こんな言い訳記事を書いているのも、全然潔くないのですけれどもね。

 滅多な事をweb上に書くもんではないですね。 


’06草津MTBフェスタ第1戦レポート(3)

2006年05月19日 | MTB[トレイルラン]
2006kusatsumtb1st_14s
 今回は、華やかな表彰式のレポートです。華のある写真が出たとこで、もう一度宣伝を打っておきますか。

 この「KUSATSU MTB FASTA 2006」は、とてもアットホームな大会で初心者の方も気兼ねなく参加できるレースです。レースという言葉に抵抗があるならイベントと言っても良いかもしれません。
 コースは安全な設計で、転倒しても大怪我をするような岩、根っこ等はありません。しかし安全でありながら非常に面白い上、上級者にとってはタイムアップが難しいコースです。さすが内嶋亮選手の設計!
 だから「レースに出てみたいけど怖い。」って人には最適なイベントです。
 また、シングルトラック部分は、山のトレールに似ているので、「トレールってどんなところなんだろう?」って思っている方も、参加してみては如何でしょうか?レースは二の次で、練習走行で思いっきりトレールランを楽しむってのもありかと思います。
 第2戦は10/15。秋の観光シーズンなので、「なにやってるンだ?」って立ち寄る観光客の方も多いかと思うので、今回よりも更に盛りあがるかと思います。
 「面白そう。」って思った方は、是非、秋の第2戦に参加してみて下さい。

 私は、もう申し込みました。
 また、豚に真珠の出走順一番狙い。後ろの人ごめんなさい。でも、次回こそ鍛錬して脱万年初心者です。後ろの人にも迷惑かけないぞぉ!

 この記事は、SJさんのブログ「チャリンコ三昧で行こう!」の記事「草津攻略法!?」と、佐藤@電線屋さんのブログ「物欲エントロピィ」の記事「草津MTBフェスタ2006」にトラックバックさせて頂きます。
 
 それでは、表彰式のレポートを書きたいと思います。

◎女子クラス
2006kusatsumtb1st_12s
 今回は、バイクの故障や怪我などで参戦者は、なんとYukkiyとSTさんの二人だけ。クイーンYukkiyと、脅威の成長をみせているSTさんとの一騎打ちです。お互い「やだなあ~。」と言ってますが、外野には面白い対決です。さて、結果は。

 一位: Yukkiy  3:18.72
 二位: STさん  3:41.79

 これは、二本目のタイム。一本目はYukkiyが転倒して、STさんが一位。二本目はSTさんが転倒して、Yukkiyが逆転でした。転倒しても、私の転倒してないタイムより35秒も速い。私、カッコ悪過ぎ。
 バイクは、Yukkiyがサンタクルズ・バレット。STさんがサンタクルズ・V10
 ちなみに、お二人とも「Jungle Bikes」のTシャツを着ていますが、STさんは、「B.C.porter/JB」でのエントリーです。

2006kusatsumtb1st_11s 「やったぁ~。もらっちゃたぁ。」
 
 
 
 
2006kusatsumtb1st_13s おっ!内嶋選手から、チャンピオンジャージの授与です。
 
 

2006kusatsumtb1st_15s このチャンピオンジャージは、「SUSIE DIGITS」さんがデザイン、製作したもの。かなり気合が入っています。それにカッコイイ!
 特別価格かもしれませんが、内嶋選手によると、このジャージで一万円前後とのこと。こんなに沢山の色が入って、この価格ならイイですねぇ~。オリジナルジャージを作りたくなっちゃいます。
 ちなみに、後ろのバーナーというか布壁も、SUSIE DIGITSさんの製作です。
 
◎男子ビギナー
2006kusatsumtb1st_17s
 草津初参戦の佐藤@電線屋さんが二位。タイムは、3:28.10。バイクはアイアンホース・SUNDAYエリート

2006kusatsumtb1st_16s 内嶋選手から、盾の授与です。いいなぁ~。
 内嶋選手の右隣(こちらから見て)にいらっしゃるのが、柴田選手です。
 
 
◎男子スポーツ
2006kusatsumtb1st_18s
 新潟ローカルのM-04さんが二位。なんと0.00秒単位で同着で二位が2名。よって盾は後日送付となりました。バイクは、ジャイアント・AC。失礼ながら結構設計が古めで、しかもフリーライドバイクです。ライディングは、機材じゃなくて人だ!ってのを具現化したような人。漢だねぇ~。

◎男子エキスパート
2006kusatsumtb1st_20s
 SJさんは惜しくも二位。一位の方とは、2.52秒差!ペダル二漕ぎ、或いはライン取り1、2本分、または失速1回分、はたまたプッシュ1、2回分程度の差!惜しい!
 SJさんも、「Jungle Bikes」製のTシャツを着ていますが、「B.C.porter/JB」でのエントリーです。

2006kusatsumtb1st_19s 内嶋選手から盾の授与です。2位でも晴れの舞台に立てるってのは、羨ましいです。
 
 
 以上で、私らのお仲間の入賞者はおしまい。皆さんおめでとうごさいました。
 残念ながら、410さん、Kさんは入賞ならず。次回がんばりましょう!
 言わずもがなですが、私は問題外のブービー賞(賞は無いけどね)。鍛錬します。

◎プロ・クラス
 せんえつながら、会場を沸かせてくださったプロ選手の方々を紹介させて頂きます。申し訳ありませんが、河合良紀選手が見切れてしまいました。ごめんなさい。
2006kusatsumtb1st_21s

 こちらから見て右から、内嶋亮選手、安達靖選手、柴田幸治選手、三宅和之選手、丸山由紀夫選手、河合良紀選手(見切れちゃってます。ごめんなさい。)です。右からの並び順が順位になっています。
 華麗な走りを披露して下さった上、参加賞、景品まで用意してくださり、大変有り難うございました。私の冷蔵庫は、重力技研さんの三宅選手が持ってきてくれた小岩井乳業㈱さんの「小岩井コーヒー」で一杯です(いや、常温保存可能なんですけどね。私の冷蔵庫空っぽだから。)。


 以上で、やたらと長かった「’06草津MTBフェスタ第1戦」レポートはおしまいです。あらためて主催関係者の方々、有り難う御座いました。
 それから、また誘っちゃいますけど、この記事を読んでくださった皆さん。秋の第2戦に参加してみては如何でしょうか?(別に初心者の方を誘って、ブービー脱出しようって魂胆ではないですよ。今度はもっと上を・・・なんて、また恥をかくから言わない方がいいか?)


’06草津MTBフェスタ第1戦レポート(2)

2006年05月18日 | MTB[トレイルラン]
 「’06草津MTBフェスタ第1戦レポート(1)」の続きです。
 今回も前回に引き続き、私自身の情けない参戦記をグダグダ書いていきます。華やかな表彰式の模様は、また別の記事で。

◎決戦当日は晴天

○兎に角シェラフを乾かす
 テントの中で目が覚めました。決戦当日の5/14日です。日がさしているようで、結露でびしょびしょだったテントの内壁もすっかり乾いています。
 風が相当強いようで、私が中で寝ていてもテントが風に飛ばされそうです。すると「折れたぁ!」と外からKさんの声が聞こえました。どうやら隣に張っていたKさん、Yukkiyのドーム型テントのポールが折れたようです。それなりのブランドのテントだったと思ったのに・・・こりゃあ相当風が強そうだ。
 さて、如何しましょう。テントから出た途端にテントが飛んでいっちゃいそうです。まあ、買い置きのお握りを食べながら考えましょう。
 時計を見ると、もうそろそろ試走開始の時間です。肩も動かないし、試走は止めて決戦一発勝負にするかなぁ~。などと思いながらお握りを食べていると、SJさんが「試走の時間ですよ。」とフライシートを畳んでくれました。SJさん、ありがとうございました。
 それでも、テントの中でお握りを食べ続けます。皆は試走に行った様子。朝飯も食べ終わったので、そろそろテントの外に出なければいけません。1、2の3でテントの外に出て、急いでポールを抑えます。そして、2箇所でポールに固定されてるテントを急いで外して、テントを潰してしまいます。こうすれば、もう風に飛ばされる心配はありません。

2006kusatsumtb1st_03s 廻りを見まわすと、前日と打って変わって晴天です。こりゃあ、試走はパスして、濡れた物を乾かさなきゃ。なにせ乾いているものは、ビニール袋に入れといた下着だけなのですから。
 風が弱まったのを見計らって、テントから、シェラフから、ジーパンまで、ところ構わず干します。ダウンのシェラフも構わず日向に干しちゃいます。
2006kusatsumtb1st_04s 濡れたテントとシェラフを持ちかえり、狭いアパートで干す事を考えるとウンザリしてしまいます。だから、びしょびしょだった封筒型シェラフも、汚れるのも構わず地面に直接干しちゃいます。

○やっぱり試走する
 一通り干し終わったので、決戦に向け着替えます。すると「試走最後の搬送です。」と言うアナウンスが・・・。コースコンディションは大分変わっているだろうし、轍も相当深くなっていそう。やっぱり、下見だけでもしておきたい。
 急いで支度をして、搬送トラックにバイクを積み込み、搬送バスに乗り込みます。肩を痛めないように、ゆっくり走ってコース状況を確認するだけに留めましょう。っと廻りを見まわすと 「ゲッ!エリートというかプロ選手っばっか!」 そうなんです。搬送バスに乗っていたのは、内嶋亮選手を始め、プロクラスの選手ばっかりです。ビギナークラスの搬送は、一番最初なので、最後の試走に行くのはエリート選手ぐらい。「こりゃ参った!」って状況です。
 普通ならエリートの方々に先に行って貰って、後からゆっくり下るところですが、決戦搬送までの時間的余裕がありません。そこで、スタート地点まで行かず、コースがジープロードを横切る所から先にスタートさせて貰います。コースは、まだマッド状態ですが大分水分が抜け、上手い人には漕ぎが重くなって嫌な路面なんでしょうけど、初心者の私としては前日より走り安い状況。でも、轍は大分深くなっています。
 コース途中からスタートしたにも拘わらず、2回も休んでしまいました。結局、一度も通しで走っていません。私、体力無さ過ぎです。こんなんで、決戦は走れるのでしょうか?

○午前決戦
 ベースに戻り、急いで医者に処方して貰った強力な痛み止めを飲みます。この薬はかなり強力で即効性があるのです。スタート時刻には効いてくれるでしょう。
 それからシューズを、念の為に持ってきていたクロカン(足で走る方の)シューズに替えます。一朝一夕にマッドコンデションの走りが出きるようになる訳はないので、轍に嵌ること前提の選択です。轍に嵌ったら両足で地面を蹴って漕ぐのです。兎に角バイクを止めないことです。
 後は人が見てる所だけ頑張る。その他はなりふり構わずです。スタートの2コーナーは、スタート地点から見えるので他の人のラインが盗んで、如何にかカッコはつきそうです。実際STさんのライン取りが良かったので、それをそのままパクらせて頂きました。
 以上、この作戦で行きましょう。

 さて、いよいよスタートです。もうレースは投げているので緊張はしていません。その代わりアドレナリンによる気分の盛りあがりもありません。今後の参考にタイムさえ測って貰えればイイやという、ナンとも失礼な態度。
 更に勿体無いことに、私がスタート一番手。豚に真珠、ネコに小判、馬の耳に念仏です。速い人に譲りたいです。
 後ろに並んでいる人に「追いついたら早めに「抜きます」って言って下さい。直ぐ退きますから。」と頼んでおきます。ナンとも覇気のない発言ですが、やる気のない人間に邪魔されたら後ろの人が可哀想です。

 スタート係員の無線が「ジッ!」と鳴り、「○○○番、スタート準備完了ゥ。」「ガガァ・・・了解ィ。」「ジッ・・・スタート一分前ェ」 さすがに身が引き締まります。
 「ピィン!」「ジッ・・・スタート30秒前ェ」 おおっ!なんか盛りあがってきたぞぉ・・・「ポン!ポン!ポン!ピ!ピ!ピ!ピィ~ン!」 コレを聞くと、やっぱりアドレナリンが吹出します。
 「ピ!」の2番目で跳び出すと、「行け!行け!行けェェ!」「漕げ!漕げェ!」と声援が聞こえます。声援を貰うとやっぱり燃えます。ありがたいです。1、2コーナーは狙ったライン通りにクリアー。しかし、3コーナー目で見事に轍に嵌り、両足で地面を蹴って漕ぐも、次々に轍に嵌り続け、ジープロードを渡る頃にはすっかり失速。その後の登り返しはバイクを降りて走って押し上げることになります。ここで既に息は完全に上がっています。

 ゲレンデのダダ下りを、ダウンヒルバイクの本領発揮とばかりに漕ぎまくりますが、ここでコースの監視員から「後ろから来てるぞぉ!」との声が。うわっ!もう追い付かれた。「はぁぁい!」と了解の返事をしながらシングルトラックに飛び込みます。
 来るぞ、来るぞぉ~と後ろの気配を警戒しながら走っていると、見事に転倒。急いで起きあがって後ろを見ると、後続の選手が5mまで迫っています。急いでバイクをライン外に引き上げ、道を譲ります。もう、ここで息が続かずバイクにもたれて15秒程休んでしまいました。

 ヒイヒイ言いながらバイクをコースに戻し、ヨタヨタと再スタート。最後のスイッチバックまでたどり着きますが、ここの2コーナー目でまたもや転倒。起きあがると同時に視界の隅にまたもや後続選手をとらえたので、バイクをライン外に押しやります。これで、2台に抜かれてしまいました。でも、後続選手の2台のタイムには影響は与えていないと思います。ここまで、情けないレース展開だと、こうやって自分を慰めるしかありません。ここでまた休憩。

 最後の急坂を下りてゴール。タイムは、午前ビギナートップの3:25に対し、5:13と余りにも情けないタイム。テクニック以前に体力なさ過ぎです。

○午後決戦
 午前のレースの余りの情けなさに頭に血が昇り、肩は動かなくなっていますが痛くはありません。今度は途中で休まない事が目標。目標はそれだけ。体力が無いのは分かりました。途中で酸欠になっちゃうのです。それでも無酸素でもゴールする覚悟を決めます。

 スタートの2コーナーは午前より良くありませんでしたが、その後の失速は最小限に抑え、ジープロードの登り返しを登る事ができました。これで午前より大分楽になります。
 ゲレンデのダダ下りで思いっきり漕ぎますが、ここで既に酸欠状態。「ヒィィィン・・・ヒィィィン・・・」と気管から、「ちきちきマシン猛レース」の「ケンケン」が笑っているような音がしています。
 その後は、潜水の気分で酸素を渇望しながら、必死で転倒しないように精神を集中します。如何にか転倒はしませんでしたが、タイムは、4:15。ビギナートップは、3:09。遅過ぎです。これでも、気管から血を吐きそうな勢いで来たのです。ホント!体力無さ過ぎ!

○万年初心者脱出ならず
 つくづく後悔されるのが、以前このブログに「今の俺ならソコソコの成績が残せるンじゃないか」って書いてしまったコト。ハズカシ過ぎます。
 辛うじてペケ3で、ブービー脱出と思いきや、いざ発表されたリザルトを見るとまたもやブービー。午後決戦で抜かれたようです。これまたハズカシ過ぎ。

 おまけに、気管を痛めたらしく次ぐ日は38.8℃と、平熱35.2℃(新陳代謝低過ぎ)の私としては高熱に相当する発熱。3日も寝込む始末。怪我もしてないのに会社を休んでしまいました。これも情けなさ過ぎ。

 この情けない気持ちをバネにして生きていきましょう。

○万年初心者脱出に向けて
 この屈辱感が薄れないうちに、今後の対応を書いておきましょう。

①「タバコを止めろ」
 ごもっともなご意見でありまするぅ~!レース直後はマジで止めようって思ったくらい。禁煙治療も保険が効くようになったしね。でも、これはちょっと保留。なんで止められないのって、申し開き様が御座いません。

②土曜は登り
 P7のFサスが直ったら、土曜日は一周2時間半の裏山コースを走るようにしましょう。チタニシモを持ってた頃は走ってたンですけどね。コレをやらなくなってから体力ガタ落ちです。

③下りトレールを通しで走る
 下りトレールは、一気に下るのが勿体無いのと、楽しいところは体力を温存して望みたい為、休み休み下っていました。
 体力的に安全性が確保できたなら、1日に一本は休まず通しで走しるようにしたいです。

④富士パノBコース後半を走る
 マッドコンデションを走る機会はなかなか無いものですが、何時もマッドなところがあります。富士パノのBコース後半です。
 何時もは避けていたBコース後半ですが、避けずに何本かは走るようにしましょう。

○写真色々
 緊張していないといっても、レース前は気分的に余裕がなかったのか、余り写真は撮っていませんでした。私のレースが終わった後、何枚か写真を撮ったので、貼っておきます。

 決戦終了後のジャイアントDHです。試走一本、決戦二本走って、泥はこの程度のコンディションでした。
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 スポーツクラス午後決戦のKさんのスイッチバックの映像。デジカメ最大望遠です。黄色の丸の中がKさん。
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 大会本部です。
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 ウチらのベースです。しっかり固定してあるSJさんのイージーアップ以外のテントは風で飛んでいってしまいました。じゃなくて飛ばされないように畳みました。
2006kusatsumtb1st_06s_1

 皆レースが終わって、バイクの整備や片付けをしています。
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’06草津MTBフェスタ第1戦レポート(1)

2006年05月17日 | MTB[トレイルラン]
2006kusatsumtb1st_07s
 行って来ました「KUSATSU MTB FASTA 2006(第1戦)」。いやぁ~楽しかったぁ!レースを運営して下さった内嶋亮選手を始めスタッフの方々、スポンサーの方々、運搬のトラックやバスを提供、運転して下さった方々、草津町の関係者の方々、とっても楽しい大会でした。有り難う御座いました。

 参加賞やくじ引き大会で頂いた景品だけで、エントリーフィーの元が取れてしまった状態で、レース運営が赤字になってしまうのではと心配になってしまう程でした。

 コースも改良されており、初心者にはより走りやすく、上級者にはよりタイム差をつけるのがシビアにと、今まで以上に絶妙なレイアウトになっていました。とても楽しいコースでした。

 さて、レース結果の方ですが、予想通りウチらのお仲間から入賞者続出でした。おめでとうございます。表彰台の写真を撮ってあるのですが、顔がモロ写りなので載せていいものかどうか・・・。
「載せちゃ嫌っ!」って方はコメント下さい。

 と言う訳で、今回の記事は華のない私自身のレポートを、何時ものようにネチネチ書いて行きたいと思います。もう、私自身は反省点盛り沢山、火が出る程はずかしい結果なのです。

 この記事は、SJさんのブログ「チャリンコ三昧でいこう!」の記事「速報。。」にトラックバックさせて頂きます。

◎雨に祟られた練習走行とキャンプ

・草津にGO!
 私は今回も人の車におんぶに抱っこ。SJ、ST夫妻の車に同乗させて頂きます。SJさん、STさん、どうもありがとうございました。それにしてもフルキャブ1BOXってホントに広い!やっぱり1BOXを買うならフルキャブがいいよなぁ~。(別に車買い替えの予定はありませんです。)

 我々は地元を金曜夜に出発、夜中に現地に到着。どうも我々が1番のりのようです。早速イージーアップとテントを立て、後から来る仲間の分の場所取りをします。そして軽くお酒で乾杯をして、その日はおやすみなさいです。

・雨の公式練習走行
 翌朝は雨。練習走行は午後からなので、のんびりバイクの準備をします。
 暫くすると重力技研の萩原さん、続いて内嶋亮選手もやって来たので、お二人に挨拶します。
 重力技研さんのブースの場所が決まったようなので、重力技研さんのブース立てを手伝いに行きます。「手伝い」の名を借りた「特価品漁り」です。結局2万円近く使ってしまいました。漁りにいったのか、重力技研さんの販売戦略に乗ってしまったのか・・・。でもイイのです。ホントに特価品ばかりだし、使うモノばかりなのですから。
 買ったモノの中には、このレースで使うマッドタイヤと、シューズカバーもあります。私は雨合羽以外はマッドコンデション装備は持っていなかったのです。なにせ、雨が降ったら乗らない人間なもんで。
 それから、重力技研さんには、チャックが故障したシューズカバーに対応して頂き、有り難う御座いました。

 Kさんと、Yukkiyも到着し、皆さん準備完了。私は富士パノで怪我した肩の具合が良くないので、皆が走ってきたコース状況を聞いてから試走することにします。
 雨は降り続いているので、ドロドロなのは分かっていたのですが、帰って来た皆のバイクを見ると相当な泥だんご状態。最初に帰って来たSJさんに状況を聞いてみると、どうやらこの人、この状況が楽しいらしい。ダメだ、レベルが違い過ぎる。その他の人に聞いても、ソツなく走れてる様子。考えてみれば皆レベルの高い人達、万年初心者の私レベルの状況判断とは異なります。

・打ちのめされたマッドコンデション走行
 仕方がないので自分で走ることにします。初めてのマッドタイヤ体験なので、1本目にドライ用タイヤを履いて、2本目にマッドタイヤでその効果を確認。その衝撃的な効き具合を精神的な余裕にするという手もありましたが、今回は肩が1本で終わってしまう可能性が大なので、1本目からマッドタイヤで行くことにします。

 入念に準備運動をして、1本目走行開始です。最初のシングルトラックの2コーナー目で早くもライディングが破綻。コース状況はもちろん泥。雨を含んでドロドロですが、サラサラ状態にはなっていません。このまま雨が降り続ければ、上級者には走行抵抗が少なくなって走り易いのでしょうが、私には有り難くない状況です。

 皆は、マッドタイヤがかなり効くコース状態と言っていますが、マッドタイヤ初体験の私は「これでマッドタイヤを履いてるの?」って思えるような滑りっぷり。ちなみにマッドタイヤは、マキシスのウェットスクリーム 2.5 40Aです。漕ぎよりもオールマイティーなグリップを優先(泥、根っこ、岩等)した、初心者の私に適したタイヤのようです。

 ドライコンデションで使う予定だったホワイトタイガーだったら、更に滑り、登り返しも登れない状況だったでしょう。何せ完全なマッドコンデションは4、5年ぶり。転ぶのが嫌で体かガチガチです。スピードが遅いので怪我の心配は少ないのですが、転んでから再スタートまでに異常に体力を消耗するのです。
 既に轍が深くなっている状況で、轍を避けたラインを取りたいところですが、視線が近くなってしまっているので、ことごとく轍に嵌り、後手々々のライディング。中盤のゲレンデだだ下りの漕ぎで完全に私の体力は尽きてしまいました。惰性でその後のシングルトラックを抜け、リフト下手前の広場で、一休み。リフト下を抜けた平地で一休み。最後のスイッチバック手前(一番上の写真です)で一休み。コレではレースになりません。
 結局、私が、ライテクと体力を持ち合わせていないという事実をマトモに突き付けられ、体力的にも精神的にも打ちのめされた試走でした。肩も完全に動かなくなっている為再チャレンジも出来ず、私の廻りには「ドヨぉぉ~ん・・・」という擬音が漂っている状態です。 

・マッドタイヤの効果再考
 メタメタの試走でしたが、マッドタイヤがグリップするという場面もあったのです。
 足をペダルにおいて荷重をキチンとタイヤに伝え、肘、肩を柔かくして、ハンドルを固定しなければ、タイヤはキチンとグリップしてくれるのです。コーナリングも、タイヤのグリップを信じてタイヤのエッジにグイィィと加重しながらリアステアで曲がってやれば、キチンと曲がります。つまり、何時も通りの乗り方が出きればグリップするのです。
 私はコレを、比較的路面が安定していた、リフト下への進入路となる急坂&オフキャンバーコーナーで体験できました。

 でも、分かっていても出来ないのが万年初心者たる由縁。ついついビビって、ブレーキを掛けては滑る。足を出した途端滑る。ハンドルをガチガチに握っては滑る。ダメですねェ~。やっぱり、体で覚えるしかないです。
 
 考えてみれば、マッド・コンデションで走れるのは、今回のようなレースの公式練習か、雨の日の富士パノくらい。雨のトレールは路面の保全上、頻繁には走りたくありません。となると今回の練習走行は、とても貴重な機会であった訳です。(マッドタイヤは、トレイルでの使用は厳禁です。)
 今回は、肩がダメなので最小限しか走れませんが、これからは、もう少し積極的に雨レースや雨富士パノを走るようにしましょう。

 兎に角、マッド・コンデションは落ち葉と比べ物にならない程滑るというのは、分かりました。

・410さん、佐藤@電線屋さん、ご到着
 確か練習走行が始まる頃だと思いますが、410さんが到着しました。奥さんと娘さんも一緒です。なんて理解のあるご家族なのでしょう。
 何時ものように410さんの奥さんが沢山の料理を持ってきてくれました。何でも徹夜で料理してくれたとか。何もそこまでして頂かなくてもいいのに・・・ありがたく頂きます。お握りから、お赤飯、筍の煮付け(410さんちの竹林の採れたて)、漬物に、あと何だっけ?兎に角沢山です。とても私達だけでは食べきれないので、廻りの人達に配りまくります。それでも余っちゃった分は、私が夕飯用にお持ち帰りです。410さんの奥さん、ありがとうございました。
 午後も半ばになって、佐藤@電線屋さんも大分ごゆっくりのご到着。
一緒にくる予定だったFさんは、風邪でダウンのとのこと。残念です。

・テント浸水
 1回の練習走行で肩が終わってしまった私は、翌日の本戦に向け肩を休めることにします。先ずはビショビショのウェアーを着替えて、一心地つけましょう。その前にビール(発泡酒)っと(また、昼間から飲むンかいッ!)。いやいや、地元トレールでは、走った後車で帰るので、こんな時しか走った直後にビールを飲むコトができないのですよ。
 さて着替えましょ。とテントの入り口を開けると、浸水しているッ!!テントの床面は水浸し。マットの上にあるシェラフは辛うじて濡れていませんが、マットからはみ出したシェラフは水を吸っちゃってます。

 アスファルトの上だし、水溜りにならない場所を選んでテントを張ったのですが、グランドシート代わりに敷いたブルーシートに水が溜まって、その水がテント地を浸透してしまったようです。
 兎に角、汚れた格好ではテントの中に入れないので、先ずは着替えてから被害状況を確認します。着替えはビニール袋に入れてあったので無事でした。

 まだ草津の夜は寒いので、封筒型の綿入りシェラフの中に、昔から使っているダウンのシェラフを入れていたのですが、ダウンのシェラフは濡れていないようなので、一先ず安心。綿入りシェラフの方は端っこの方から水を吸ってしまったので、タオルで出来るだけ水を吸い出し、大きなビニール袋でシェラフとシェラフの間とシェラフ外側を覆い防水しておきます。
 これで、この日の寝床は無事確保できました。

・夜の宴会
2006kusatsumtb1st_01s
 一通りバイクの整備も終わり、風呂にも入って来たので、夕食と軽めの宴会です。
 イージーアップの下でやる予定でしたが、佐藤@電線屋さんの寝床であるリビング型テント(床がない)がとっても暖かそう。ってことで、佐藤@電線屋さんのテントを占拠です。
 佐藤@電線屋さんは、このテントに簡易ベットで寝ています。生活空間が広くて、とっても快適そう。雨の日には、バイク整備の作業部屋にもなります。
 上の写真は、そのテントの中。SJさんと佐藤@電線屋さんが見切れてしまいました。ゴメンナサイ。ってこの写真も顔がモロ写りですね。今までも顔写真は載せてたし、確か掲載の了解もとっていたような・・・。まあ、いいや。お立ち台の写真は、皆のブログの様子をみながらアップしよう。

 410さんご一家は、宿がとってあるので宿に帰りました。夕食は味噌風味の鍋物。寒い夜には温まります。
2006kusatsumtb1st_02s ここで、佐藤@電線屋さんのooタ一号炉のご登場!今時買い求めると警戒される練炭ですが、そこいらの練り物の練炭とは違います。珪藻土の削り出し物を焼き固めた物らしいです。何でも、練り物よりもメルトダウンし難いとか。流石です。
 で、グルメな佐藤@電線屋さんが持ってきたのが、内陸ooタでもマトモな魚を売っているという魚屋さんから買ってきた、ほっけと、鯛の粕漬け、何かの(忘れた)西京漬け、マグロの味噌漬け。どれも肉厚で、新鮮。美味くて、しかも安い。○りせんで売っているものとは大違い。お店の場所は教わったので、今度買いに行こう。私も缶詰ばかり食べてないで、マトモなものを食べなければ。
 それからもう一つ、佐藤@電線屋さんが家で作ってもってきてくれたのが、野菜とそれをスティック状にしたものに付けるソース。名前は「ペジュ・・・」じゃなかった。忘れてしまいました。佐藤@電線屋さんのブログで紹介してくれるかもです。今まで味わった事のない不思議な味。濃いけどサッパリしている。もちろん美味しい。この人ただ者ではありません。

 その後、宿から出向いてきた410さんも加わり、軽く飲んでこの日はおしまい。翌日はいよいよ決戦です。

 と、やっと区切りがついたので、一先ず記事は締めます。
 何時もの事ながら、気軽に読んで貰うには明らかに長すぎる記事。どうして、こうなっちゃうンだろ?


「LOVE our field!」のご紹介

2006年05月10日 | MTB[トレイルラン]
Fuji_06042930_01s
 時は、4/29の午後。場所は富士見パノラマリゾートの駐車場。早くも右肩を怪我をして走れない私は、酒浸りの日々(日々じゃないだろ)。そこに救いの女神が!

 って、ビールを飲みつづけ口の中がネバネバして「何か他のモノを飲みたいな」と思っていた丁度その時、「こちらでハーブティーを配っています。どうぞ飲みにきて下さい。」と爽やかなアナウンスが。早速、ハーブティーを頂きにあがりました。

 このアナウンスをしていた方々が「LOVE our field!」の皆さんです。ハーブティーの他にケーキまで頂いてしまいました。美味しかったです。ありがとうございました。

 その上、黒髪の紫系MXジャージ&パンツの背の高い綺麗なお姉さんが、上の写真のパンフと携帯灰皿を渡しながら「LOVE our field!」の活動の説明をして下さいました。ブログを立ち上げてらっしゃるとのことなので、「ケーキのお礼のコメントを寄せさせて頂きます。」とお別れの挨拶をして、ベースに戻りました。

 お陰で酒浸りの荒んだ気分が爽やかになりました。そうそう!こういった小さな幸せを大事にして生きていこう。
 ところで、失礼ながら「p-chic」のメンバーの方に疎いので(それに、エリートライダーの方々についても良く知らないのです。)、私と話してくださった方が何方か分からないのですが、もしやエリートライダーの池田恭子選手では?雑誌の写真を見れば見る程そんな感じが・・・多分そうかな?もしそうだったら、今頃気が付くなんて申し訳ないです。

 と言う訳で、ブログ「LOVE our field!」の記事「「LOVE our field!」を体験しよう」にトラックバックさせて頂きます。こんなフザケタ文章の、やたらと長い記事を書く、オヤジ臭漂うブロクからトラックバックを受けてご迷惑でしょうが、よろしくお願いします。

 さて、マジメな話し。先ずは「LOVE our field!」の活動について、紹介させて頂きます。

◎「LOVE our field!」の活動について

 詳細は、「LOVE our field!」のブログを読んで頂けば分かるのですが、こちらのブログの「Lofって?」を引用させて頂きます。

「このサイトはMTBを通じて自然や身近な環境の保全を考えていく「LOVE our field!」の活動情報や、共感してくださる皆さんの声を集めて紹介するスペースです。まだ立ち上がったばかりの活動ですが、これからずっと継続していきます。出来ることから一つずつ、環境に対するやさしさを行動に置き換えて行きましょう!」

 まだ立ち上げたばかりのようですが環境保全について、具体的な行動を起こそうと言う活動のようです。って書くとプレッシャーになりますか?なりますよね。でも既にブログを立ち上げ、実際に行動されている。素晴らしいです。
 Lofの活動が、ローカルレベルでも広がって行けば、効果のある実際的な活動になると思います。
 ここで、Lofのここが素晴らしい!ここに共感したって点について挙げてみたいと思います。

①Lofを立ち上げた
 先ず、この活動を公に立ち上げた勇気に敬服致します。

②「これからずっと継続していきます」と宣言
 何事も継続するって大変なことです。日記にしたって、ダイエットにしたって、運動にしたって、禁煙にしたって、通学学童の保護活動にしたって。
 確か他の記事でも「継続します」って書いていましたよね。意気込みと、気概を感じます。

③「出来る事から一つずつ」というのが実際的
 いきなり、「環境保全について具体的な行動を起こす」と言っても、「課題が大き過ぎて何を如何していいやら」ってなってしまいますよね。大き過ぎる課題は、出来る事からってのが現実的。
 今回の富士パノの活動だけでも、大変だったかと思います。でも、出来る事から続けて行けば、やるべき事も見えてくるかと思います。(って既にやるべき事が見えてて、具体的行動計画等が立ってたらゴメンナサイ。)

 なんて評価できる立場でもないのに、評価のような小生意気な事を書いてしまってゴメンナサイ。
 この活動が、各フィールド、トレールに広がっていくとイイですね。(って、他人事のように言ってないで、オマエもやるのッ!)

 えっ!私もやるの?って、ここまで書いたからには、やらない訳にはいかないでしょう。

◎私の活動って程でもない活動について

 先ず私が何者だかハッキリしておいた方が良いでしょう。
 得体の知れないブログから「黒髪の背の高い綺麗なお姉さん」なんて書かれた記事がトラックバックされてきたら、気持ち悪いでしょうからねぇ。

 私は、4/29のPM2前後、Lofのブースからハーブティーのアナウンスがあった直後にお茶を貰いに行った、チビの小太り、黒髪短髪、青系のFOXのMXジャージ、或いは黒のTシャツと、青のPUSHパンツの、酔っ払い気味の中年オヤジです。
 池田さん(かな?多分)とは、「私も、北関東ローカルで似たような活動をしています。」ってお話させて頂きました。
 ところが、コレが大ウソ。ウソをつこうと思ってついた訳ではないンですけどね。

 Lofは、「自然、フィールドを守っていこう。」というのが主眼だと理解しています。
 私の方は、「MTBの活性化」、具体的には「出来るだけ多くの人に、MTBの楽しさを知って貰いたい。」ってもの。
 で、私が何をやっているかというと

①このブログを通してのMTB啓蒙
 初心者の方がMTBを実際に走らせる時に障害となりうる事柄を取り除く方法を知って貰って、初心者の方がMTBに取っ付き易くなればなぁ~と思っている訳ですが、実施にはコレしか書いていません。申し訳ないです。

②実際に一緒にトレールを走ろう
 今までいきなりハードコアなトレールに連れて行って、貴重な3人の初心者の方が来なくなっちゃいました。ってダメじゃん。物凄く反省です。B.C.porterのnoriさんに怒られそうです。でも、私が連れてきた人は、その後他の人達と山サイをやっているようなので、MTBer一人確保!ってことで結果オーライ。
 今では易しいトレールも開拓してあるので、初心者の方をもっと取り込みたいものです。(もちろんトレール開拓者の410さんの了解を取ってからです。)
 でも、「走りたいときは何時でも声掛けてよ。」って言ってあるのに、一向にお声が掛かりません。オジサンと遊ぶのが嫌なのかしら?

 以上、活動とは言えない活動でした。

 記事が長くなりすぎたので、この続きは後日。
 今度は少しマジメに
  ①こちらのトレールの現状
  ②トレールランと山斜面の破壊
  ③こちらのトレールにおけるLof活動
 について書いてみたいと思います。